転生したらカーバンクルだった件について   作:おさんどんさん

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大鬼族(オーガ)達後編

『誰が誰を相手する?』

 

『私があの白髪のおじいちゃん。剣技ならこの中で1番だと思うから...1番警戒すべき』

 

『え、でも』

 

『大丈夫。私は負けないよ。2人がくれた力があるから』

 

〈〈やばい!惚れそう!!〉〉

 

っと、さて、じゃあ俺は...

 

『あのデカいの相手にする』

 

『みんな対抗心燃やしてないか?』

 

『『そんなことないよ?』』

 

リムルは絶対燃やしてるなと思った

 

『なら俺は残りを相手にする。2人とも、無理だと判断したら直ぐに下がってくれよ』

 

『うん』『了解』

 

シズさんが消えたと思ったらおじいちゃんも消えた。そして遠くで金属音が

 

「じゃ、そっちの大っきいオーガさん。俺が相手をする。残りはご自由に」

 

「っ、舐められたものだな...」

 

赤髪のオーガ。恐らく当主とか首領といった所だろう。それらがリムルと対峙してる

 

「ずっと考えてたんだ。小さい状態だとノンダメージを心がけないといけない。じゃないと潰れちゃうからな。でもこの身体になって、どうだって...そしたら...」

 

デカいオーガは大きな槌を振り下ろしてきた

潰れたのだと一瞬オーガ側は思ったのか。いや、まだ浮いている

 

「受け止めるってのも考えられないかって」

 

手のひらで槌を止めた。だけじゃなくて握力で掴んでる

 

「!?」

 

引いても押しても動かなくなったのに驚いている様子。そこからそこから槌を持ち上げ思いっきり地面に叩きつける

痛みで立ち上がる事ができないのか、こちらを見てるが

 

「これ以上は何もしないよ。ま、俺の兄を見てなって」

 

そこからリムルは女性のオーガを糸で絡め、素早そうなオーガはワンパンチ

 

「そこまでするかなぁ...」

 

「くっ!鬼王の妖炎(オーガフレイム)

 

あー、それは悪手だよ、当主さん...だってリムルには...

 

「悪いな。俺に炎は通用しないんだ。さて、ルリも終わらせてるし」

 

笑顔でピースする

 

〈無駄に可愛いのムカつくからやめろ〉

 

〈えっ〉

 

「シズさんは...」

 

まだ金属音がする。戦っているのだろう

 

「まぁこっちが終われば終わるか。これが俺の力だ!」

 

ドンとワン〇ースの覇〇のようなものをだしたリムル。そして手を天にかかげイフリートから得たのだろう、炎を出した

 

「わお」

 

我が兄ながら凄い。アレリムル本体の魔素か

でもアレ少なくないか?

 

「これでも半分だ。そしてこれが俺の力の末端だ!」

 

ドゴンと黒い雷が落ちる。それやめて、心臓に悪いから

 

「くっ、せめて一矢報いて」

 

「待ってください!お兄様!」

 

「何をする!あの魔人の仲間なのだぞ!?しかも同じ顔...同族の無念を忘れたか!!」

 

「忘れておりませぬ...ですが、あの方から出ている力は周囲の魔素を使ったものではありません!純粋なあの方自身の魔素を出しています!それに彼らが本気なら私たちは一瞬にして倒されておりました!それこそおひとりでどうにかできるレベルで...それを殺さずにいて...悪い魔人ではないと思います!」

 

頷いてるが兄よ、化け物認定されてるのには変わりないよ?

 

「なら...貴様たちは一体...」

 

「俺か?俺はスライムのリムル」

 

「すら...いむ?」

 

「そ」

 

スライム形態になるリムル

 

「なら...」

 

「おれはカーバンクルのルリ。リムルとは兄弟だよ」

 

そう言ってジャンプして変身して地面に降り立つ

 

「なら先程の仮面のは...」

 

「ああ、あっちは流石に言い訳しないけど元人間、けど宝石魔人だよ。でもなったのは最近だし、なによりシズさんの優しさが君たちを襲ったりするはずがない」

 

「っ!少し...よろしいですか?」

 

近づいてきた桃髪の子。それにウルとランガが反応するがリムルが手で止める

 

「いいよ」

 

額の宝石部分を覗き込んでる

 

「凄い...貴方様もまた実力ある方なのですね...この額の宝石に魔素を全て溜めて....それでいて身体にも」

 

「うん。結構練習したよ。どっかの兄みたいに魔素をバカ食いしないし」

 

「おい、その兄とは俺の事だよな?俺の事だよな?最近生意気になってないか?ルリ」

 

キンキンとまだ続いてる二人、えっ。決着つかないの!?シズさんでも!?

 

「...一つだけ、先程の仮面を確認させてもらいたい」

 

「それはシズさんの了解を得てからになるが...それでもいいか?」

 

「ああ、構わない。爺!戻ってきてくれ」

 

「シズさん!もういいから帰ってきてくれ」

 

緊迫した空気がこちらにやってきた。なぜ止めたと言わんばかりの気配が...そして

 

「ただいま、スライムさん。カーバンクルさん」

 

「ぬぅ、まさかこれほどとは...儂も耄碌したものだ」

 

「そんな!おじいさんは強かったです」

 

「敵に褒められるとは...して、若。決断なされたのですな?」

 

「ああ、すまない。シズ...と、言っただろうか?その仮面を少し見させてもらえないだろうか?我々の里に来たものと同じか確認したい」

 

はいっとあっさり渡すシズさん。全員が見ている中

桃髪の子が

 

「これには抗魔の力が宿っています」

 

抗魔...って

 

【答-抗魔とは】

 

あー、名前から大体わかるから大丈夫です

 

【.....】

 

「すまなかった!追い詰められていたとはいえそちらのもの達を傷つけてしまった。どうか謝罪を受けてもらえないだろうか」

 

「その辺はお互いさまだ。ま、何はともあれお互いに死人は出なかっし良しとしないか?それよりお前達、うちに泊まっていけよ!今日はなにせ宴会だ!人数は多いに越したことはない!あと、話も聞きたいしな」

 

こうしてオーガ達との勘違いから始まった戦いは終わり村に戻った




シズさんが...シズさんが...
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