『誰が誰を相手する?』
『私があの白髪のおじいちゃん。剣技ならこの中で1番だと思うから...1番警戒すべき』
『え、でも』
『大丈夫。私は負けないよ。2人がくれた力があるから』
〈〈やばい!惚れそう!!〉〉
っと、さて、じゃあ俺は...
『あのデカいの相手にする』
『みんな対抗心燃やしてないか?』
『『そんなことないよ?』』
リムルは絶対燃やしてるなと思った
『なら俺は残りを相手にする。2人とも、無理だと判断したら直ぐに下がってくれよ』
『うん』『了解』
シズさんが消えたと思ったらおじいちゃんも消えた。そして遠くで金属音が
「じゃ、そっちの大っきいオーガさん。俺が相手をする。残りはご自由に」
「っ、舐められたものだな...」
赤髪のオーガ。恐らく当主とか首領といった所だろう。それらがリムルと対峙してる
「ずっと考えてたんだ。小さい状態だとノンダメージを心がけないといけない。じゃないと潰れちゃうからな。でもこの身体になって、どうだって...そしたら...」
デカいオーガは大きな槌を振り下ろしてきた
潰れたのだと一瞬オーガ側は思ったのか。いや、まだ浮いている
「受け止めるってのも考えられないかって」
手のひらで槌を止めた。だけじゃなくて握力で掴んでる
「!?」
引いても押しても動かなくなったのに驚いている様子。そこからそこから槌を持ち上げ思いっきり地面に叩きつける
痛みで立ち上がる事ができないのか、こちらを見てるが
「これ以上は何もしないよ。ま、俺の兄を見てなって」
そこからリムルは女性のオーガを糸で絡め、素早そうなオーガはワンパンチ
「そこまでするかなぁ...」
「くっ!
あー、それは悪手だよ、当主さん...だってリムルには...
「悪いな。俺に炎は通用しないんだ。さて、ルリも終わらせてるし」
笑顔でピースする
〈無駄に可愛いのムカつくからやめろ〉
〈えっ〉
「シズさんは...」
まだ金属音がする。戦っているのだろう
「まぁこっちが終われば終わるか。これが俺の力だ!」
ドンとワン〇ースの覇〇のようなものをだしたリムル。そして手を天にかかげイフリートから得たのだろう、炎を出した
「わお」
我が兄ながら凄い。アレリムル本体の魔素か
でもアレ少なくないか?
「これでも半分だ。そしてこれが俺の力の末端だ!」
ドゴンと黒い雷が落ちる。それやめて、心臓に悪いから
「くっ、せめて一矢報いて」
「待ってください!お兄様!」
「何をする!あの魔人の仲間なのだぞ!?しかも同じ顔...同族の無念を忘れたか!!」
「忘れておりませぬ...ですが、あの方から出ている力は周囲の魔素を使ったものではありません!純粋なあの方自身の魔素を出しています!それに彼らが本気なら私たちは一瞬にして倒されておりました!それこそおひとりでどうにかできるレベルで...それを殺さずにいて...悪い魔人ではないと思います!」
頷いてるが兄よ、化け物認定されてるのには変わりないよ?
「なら...貴様たちは一体...」
「俺か?俺はスライムのリムル」
「すら...いむ?」
「そ」
スライム形態になるリムル
「なら...」
「おれはカーバンクルのルリ。リムルとは兄弟だよ」
そう言ってジャンプして変身して地面に降り立つ
「なら先程の仮面のは...」
「ああ、あっちは流石に言い訳しないけど元人間、けど宝石魔人だよ。でもなったのは最近だし、なによりシズさんの優しさが君たちを襲ったりするはずがない」
「っ!少し...よろしいですか?」
近づいてきた桃髪の子。それにウルとランガが反応するがリムルが手で止める
「いいよ」
額の宝石部分を覗き込んでる
「凄い...貴方様もまた実力ある方なのですね...この額の宝石に魔素を全て溜めて....それでいて身体にも」
「うん。結構練習したよ。どっかの兄みたいに魔素をバカ食いしないし」
「おい、その兄とは俺の事だよな?俺の事だよな?最近生意気になってないか?ルリ」
キンキンとまだ続いてる二人、えっ。決着つかないの!?シズさんでも!?
「...一つだけ、先程の仮面を確認させてもらいたい」
「それはシズさんの了解を得てからになるが...それでもいいか?」
「ああ、構わない。爺!戻ってきてくれ」
「シズさん!もういいから帰ってきてくれ」
緊迫した空気がこちらにやってきた。なぜ止めたと言わんばかりの気配が...そして
「ただいま、スライムさん。カーバンクルさん」
「ぬぅ、まさかこれほどとは...儂も耄碌したものだ」
「そんな!おじいさんは強かったです」
「敵に褒められるとは...して、若。決断なされたのですな?」
「ああ、すまない。シズ...と、言っただろうか?その仮面を少し見させてもらえないだろうか?我々の里に来たものと同じか確認したい」
はいっとあっさり渡すシズさん。全員が見ている中
桃髪の子が
「これには抗魔の力が宿っています」
抗魔...って
【答-抗魔とは】
あー、名前から大体わかるから大丈夫です
【.....】
「すまなかった!追い詰められていたとはいえそちらのもの達を傷つけてしまった。どうか謝罪を受けてもらえないだろうか」
「その辺はお互いさまだ。ま、何はともあれお互いに死人は出なかっし良しとしないか?それよりお前達、うちに泊まっていけよ!今日はなにせ宴会だ!人数は多いに越したことはない!あと、話も聞きたいしな」
こうしてオーガ達との勘違いから始まった戦いは終わり村に戻った
シズさんが...シズさんが...