転生したらカーバンクルだった件について   作:おさんどんさん

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死にませんよ?


ガビル死す.....デュエルスタンバイ!

俺は今日、シュナの作ってくれたカーバンクルモードでの服装を着てみている

 

「可愛いです!」

 

そ、それは喜んでいいのだろうか...一応俺、心は男なんだが

でもまぁせっかく作ってくれたんだ。着ないと勿体ない

 

「ありがとう、シュナ。大事に着るよ」

 

「いえ!リムル様にも作りますね!」

 

「スライムの状態のにか?」

 

「はい!」

 

想像する。スライムが服を着てる所を....うーん?

 

「ま、まぁリムルも喜んでくれると思うし頑張ってくれ!俺はみんなに見せてくるよ」

 

「行ってらっしゃいませ!」

 

さて、町を歩いてるとみんなから素晴らしいお召し物ですと褒められる。恥ずかしいんだが元の世界での動物達が服着せられてたの、人間と同じ思考があったらこういう気持ちなのか

 

「カーバンクルさん、こんにちは」

 

「こんにちは。シズさん」

 

今日は先生の日じゃないのか

 

「あっ、カーバンクルさん服作ってもらったんだ。可愛いよ」

 

やっぱり複雑な気持ちになる。が一応お礼を言わないと

 

「ありがとうシズさん」

 

抱きかかえられる

 

「みんなに見せに行くんだよね?行こっか」

 

こうして歩いてるとリグルドが走ってきた

 

「おお、素晴らしいお召し物です...はっ!ルリ様!蜥蜴人族(リザードマン)からの使者がやって参りました!今リムル様が対応しております」

 

「使者?俺も行った方が良さそうだ。シズさん、行こう」

 

「うん。リグルドさん、お願いします」

 

案内してもらい、今なんかベニマルが指をパキパキ鳴らして歩いてる

 

「ちょーっ!ストップ!」

 

「どしたの?リムル」

 

「あっ、ルリ、シズさん」

 

「なんとこの村は人はおろか愛玩動物(ペット)までも飼ってるのか!牙狼族なら分かるが...そのようなちんけな小動物など」

 

小動物...まぁ俺だな。コイツの反応はごく当たり前...なんだよ、当たり前だがこの町でその常識は俺とリムルに関して通用しない。なにより俺とリムルが主だから

 

「カーバンクルさん、ちょっと降ろすね」

 

ん?降ろされるのか。なんか残ねシズさんなんで剣を抜いたの!?

 

「シズさんもストーップ!?」

 

戻ってきてくれたけど、シズさん結構珍しく殺気を出てたよ?それこそイフリートと変わった時のように

 

「なぁ、リムル。ウルやランガ達に話させた方が早くない?」

 

「そうだな、ランガ。ウル頼んだ。お前たちに話があるそうだ」

 

そう言うとリムルの影からランガが、俺の影からウルが飛び出る

 

いつ見てもウルはデカイなぁ、ランガも相当な大きさだよ

 

「我が主達から話を聞くように仰せつかった。言ってみるがいい」

 

「おお、その美しい毛並み、そして王と言わんばかりのオーラ。そちらが牙狼族の王と呼べる存在でそちらが纏めている長であるか?我が名はガビル」

 

〈なんかアイツ意外と見る目あるくない?割と合ってるし〉

 

〈確かに、ウルは牙狼達を纏めるというよりは見守る王様だし、ランガが指揮を取ってるからそうだな〉

 

「しかし主がスライムとは些か拍子抜けですな」

 

「あん!?」

 

「リムル、落ち着こう?」

 

「もう一人はまさかそこなペットではあるまい?まぁそのような事であればこの村はおしまいであるな」

 

〈〈あいつ死んだわ〉〉

 

そう、俺とリムルは魂で会話ながらも揃えて言った

 

物凄い殺気を放ってるウル、今にも食べんとせんランガ

 

「お前達は吾輩が飼い慣らしてやるからくるがいい、このガビル様に、な!」

 

煽り厨としか思えない言葉、凄い、ある種の天才だ。そしてこちらに残ってるみんなも殺気を出している。シズさんでさえも

リムルと俺はそれをいざと言う時止めないとだから、内心ヒヤヒヤとしてる

 

「お?みんな集まってなにしてるんスか?」

 

「ん?ゴブタか。まぁ会談中...かな?」

 

「難しい話っスか。だったらおいら「ちょうどいい」うわっ!?」

 

「トカゲ、この者を倒せたならその話一考してやろう」

 

「ならばその戦い、この真牙狼(ウル)の名において見届けよう!」

 

カッコイイ!俺もアレくらいかっこよく慣れたらいいのに...こんな小さな身体だから無理がある

 

「部下にやらせば恥はかきませぬからな」

 

でもゴブタって、部隊長になるくらいは強いんだよなぁ。まぁその上が多すぎるってだけで順位が定まらないのがちょっと問題点

 

「始め!」

 

「吾輩のやりさばきデェェ!?」

 

突然投げられた槍に驚いたようだ

 

「得物を投げるとは!!なに!?いなああああああああああっ」

 

ゴブタ、見事に影移動を使ってガビル...だっけ?の背後に回り込んで踵で頭を蹴り恐らく脳震盪を起こさせたのだろう。まぁ脳震盪の方は計算に入れてないと思うが致命傷になるとはわかってて頭を狙った一撃かな

 

「そこまで!勝者ゴブタ!」

 

〈決まったな。で、これなんの話?〉

 

〈オークと戦うのに風下に入れてやるってよ。まぁ受けても良かったがアレがな〉

 

ああ、ガビルがなんとも言えないお調子者ってこととこちらをなめてたのがリムルも嫌だったのか

 

「今日のとこはソイツを連れて帰れ!リザードマンとの共闘はいいが、配下になるのは断る!」

 

覚えてろと帰っていった。なんという....悪役感満載。いや別に本当に悪いやつじゃないんだろうけど...ねぇ

というかガビル、脳震盪起こしてるならあの運び方してたら危険な気が...ま、いっか!




元ネタは城之内死すですが別段逆転しそうな展開は起こさせない
そしてなんかシズさんのキャラがブレ始めた。いや好きな人達を貶されたら静かに怒りそうな人だからね。名前の通り
流石にペット呼ばわりしたら町のみんなブチ切れ案件
見た目はそうにしか見えないんだけど
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