転生したらカーバンクルだった件について   作:おさんどんさん

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スキル詳細は大体揃ってから解説した方がいいかな、文章量的にも問題あるだろうし


同格化

『早く来ぬか!』

 

「はぃい!!」

 

恐らくドラゴンの声と思われるもので内心ビビりつつも走って行く。にしても四足歩行で歩くのに慣れてないはずなのに自然と歩ける...

 

『ぬ?見たことの無い種族だな』

 

いやぁ、自分でも分からないですなんて言えない

 

『お?カーバンクルじゃね!?』

 

カーバンクル....ってなんだ?

 

【解-南米の伝説、伝承の伝説上の小動物】

 

「うひゃぁっ!?他にも誰かいるのか!?頭に響いたような」

 

『お前も俺と同じようなスキルを持ってるんだな!』

 

スキル...つまり、そういうことなのか?今の身体も見るによくある転生ものってことか

でもよりによって小動物に転生って

 

『ほう?カーバンクルという種族なのか。初めて聞く種族だな』

 

「え、えっとどうもカーバンクルの笹川雄介です」

 

『ぬ?お主もそこなスライムと同じで転生者か』

 

スライムと同じ...あっ、さっきなんかスキルだっけ。の、言った通りならカーバンクルは地球上の話なはず

つまりそういうことか

 

『俺も転生したみたいなんだ。スライムに...三上悟だ!よろしくな!』

 

「はい!よろしくお願いします!悟さん!」

 

『お主ら、それは転生前の名前であろう?人間ならいざしらず、魔物に関しては転生前の名は通用せんぞ。まぁ本来魔物に自我を持ったまま転生するなど有り得ぬのだがな』

 

「えっとそれはどういう...えーっと」

 

『我は暴風竜ヴェルドラ!こうして相見えたことを光栄に思うがいい!クァアッハッハ!』

 

うぅ、笑い声で風が...吹き飛ばされそうになって、地面に強く爪を立ててどうにかしてるが

 

『わぁぁあああ!?』

 

「悟さん!?」

 

スライムであり踏ん張るのが難しい悟さんはヴェルドラさんの笑い声で発生した風で吹き飛ばされた

風が止んだ頃にポヨンポヨンと戻ってきた

 

『少しは迷惑を考えて欲しいものだ...それでヴェルドラはどうしてここに?』

 

『ぬ?それはだな...少し街ひとつを焼き尽くしてな...まぁ若気の至りというやつだ。それで勇者によって封印されたのだ』

 

街ひとつを焼き尽くしてって、そりゃ人からしたらはた迷惑どころか災厄でしかない。そんなのを放ってはおかないだろう...にしても勇者か

 

(スキルさん、勇者ってなに?)

 

一応理解してるけどこの世界と自分の世界の常識が通用しないかもしれない。見識を深めるため確認ついでに聞いてみる

 

【解-優れた存在で悪を倒し善なる者のことです】

 

つまり悪行を行うヤツを倒す存在なのか

 

「封印は誰か解いたりしてってのはないでしょうし自分達が解きましょうか?色々とお世話になりましたし」

 

『それは出来ぬだろう、この無限牢獄はそう簡単に破れぬ。出来るのであればとっくの昔にやっている』

 

『じゃあずっとここにいるのか?』

 

『ああ、お主らも気づいてるだろうがここら一帯は魔素が濃いであろう?我の魔素が徐々に溢れでてるからだ』

 

なるほど...魔素ってなに?

 

【解-魔素とは魔物、人間にある力の根源。魔物はこれが無くなると消えてしまいます。代わって人間は魔素を源に生きている訳ではなく扱う術があるというだけなので例え無くなったとしても全力で走った後のような程度ですみます】

 

「ってヴェルドラさん、このままだと消えちゃうのか!?」

 

『そうだな。魔素が漏れて補充する術もないから消えるな』

 

『いや大問題じゃねーか!どうにかできないか!?大賢者!』

 

大賢者?なんのことだろうか

 

【解-恐らく隣りのスライム種の保有スキル名です】

 

ふーん...あれ?じゃあえっと...あなたもスキル名があったり?

 

【解-スキル名『知識有現(しりうるもの)』効果は知りたいと思った事に関して情報が得られます】

 

なるほど、そういう世界なのか。意外と便利な能力だ。Wik〇pe〇iaみたいなものか!

 

【.......】

 

そこ黙らないでよ、教えてくれてもいいじゃん...

 

『お、おい。お主ら、自分のスキルとばかり話しておらず我と会話せよ』

 

「あっ、ごめん。悟さんはまだなにか話してるみたいだし俺が話し相手になるね」

 

『うむ!しかし友か...』

 

「友?友達がいるんですか?ヴェルドラさんには」

 

そうか、ここに封印されてから1人だから寂しいのかな

 

『いやなに、そこなスライムと先程友にならぬかと持ちかけられてな。まぁ断る理由もないから受けたまでよ!...お主は...ならぬか?』

 

「えっ、ドラゴンと友達っていいの!?前世じゃいじめとかあったから友達ってのは大歓迎だよ!」

 

『なぬ?イジメだと?我がお主の世界にいけたのならそヤツらを食ってやれたものを』

 

あ、いや、俺の世界にヴェルドラさんが来たら自衛隊とか国が動くのでNGで。リアルゴ〇ラだよ

 

「気持ちだけ受けておくよ。せっかくこの世界に来たんだし、もう前の世界よりこっちを知りたいかな!」

 

『飽くなき探究心だな。悪くない』

 

『よし!決まったぞ!ヴェルドラ!俺の胃袋の中に入らないか?』

 

はい、空気が凍りついた。つまりあれか。食べるのか...

 

『俺の捕食者でヴェルドラを捕食。おれが解析してる間にヴェルドラは内側から無限牢獄を破る術を調べる!どうだ?』

 

「あっ、2人?ともちょっと待って」

 

知識有現、この作戦って安全なのかな?ヴェルドラさん消化されたりとかはない?

 

【解-消化はされません。また無限牢獄が堅牢な壁となってるためそこをついた作戦になっております。7割成功する方法でしょう】

 

残り3割はなに?

 

【解-外的要因でスライムが消滅した場合、ヴェルドラも同時に消滅してしまいます】

 

「ふむふむ、悟さんが消え...死ななきゃ成功する確率は高いって!」

 

『よし!どうだ!ヴェルドラ、この作戦、乗ってみないか?』

 

『ク...』

 

く?

 

『クァアッハッハ!面白い!その作戦に乗ってやろうではないか!導き出した答え、そして正確な計算!悪くないぞ!』

 

『それじゃ』

 

『待て待て!お前達に名をやろう、変わりにお前達も我に名をつけるのだ。これは魂が同格であるという証を作るのと同時にお前達は名持ちの魔物になる。嫌か?』

 

「いいね!それ!あっ、じゃあヴェルドラさんじゃなくて呼び捨てになるのかな?」

 

『そうだな、同格であるのにそれはよそよそしい。さ、考えろ。我も考える』

 

ふむ、としてた所を肩?をちょいちょいと叩かれた。見るとスライムの悟さんが器用にスライムボディを伸ばして叩いていた。これはアレだな、ツラ貸せやだな

 

「なに?」

 

『俺達地球人じゃん?名前って言っても子供とか持ったことないし...ま、まさかお前は経験』

 

「いや学生だったのでそれはないです」

 

『あっ、じゃあ年下なのか』

 

後で悟さんの年齢聞いとこ。にしても名前か

 

『風...エア?いやダサいな、ハリケーン?違うよな』

 

「暴風って言うくらいだから荒々しい風ですよね、うーん...『あっ』」

 

『「テンペスト!」』

 

俺達は揃ってヴェルドラの下に戻った

 

『考え終わったか』

 

『ああ、行くぜ?せーの』

 

『「テンペスト!!」』

 

沈黙が続いた。アレ?受けなかった?もしかして禁止ワードだったのかな。それとも安直すぎたとか

 

『なにぃいいい!!テンペストだと!!?なんという響き!悪くない!』

 

バカウケである。良かったと俺と悟さんはホッと胸を撫で下ろす。お互い撫で下ろせないけど

 

『ではスライムのお主には《リムル》を、カーバンクルのお主には《ルリ》を与えよう。それぞれで名と我に与えた名を名乗るのだ』

 

『リムル=テンペスト...』

 

「ルリ=テンペスト...」

 

『うむ、我はヴェルドラ=テンペストを名乗る。これで我々の魂は同格化された』

 

ヴェルドラが指を差し出し、悟さん...いや、リムルもスライムボディでタッチし、俺も立って手を乗せる

 

『それじゃいくぞ、ルリ、下がっててくれ』

 

言われた通り下がる

 

『捕食!』

 

リムルが、スライムボディが弾けてヴェルドラを無限牢獄ごと包み込むとそこにヴェルドラの姿は無かった

 

『...あっさりと終わったな。ルリ、行こうぜ?』

 

「そうだね、ってどこに?」

 

『決まってるだろ?外だ!』

 

そう言って俺達はヴェルドラのいた場所から立ち去った。この日、世界中でヴェルドラの消滅が確認され世界に激震が走った

 

 

 

 

 




普通に書いててこの長さなのか...いや短いのか?もうちょい詳しく書いたりした方が良かったのかな。でもあまり変に書きすぎるとおかしな所でるし...うーん...
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