転生したらカーバンクルだった件について   作:おさんどんさん

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まぁ、はい。ちゃんと魔王らしい所も見せないとなので
ミリムだけで何話も使うんだな、さすがメインキャラ。下手したら会話量が...


怒ったミリム

今日もミリムと共に行動している。別に嫌じゃないからいいんだが、まぁ仕方ないか

コレからはこう言った仕事も増えるだろう

この街の印象を良くするためにもだ

 

「ミリム、次はどこに行きたい?」

 

「アレ!あの樽のような館はなんなのだ?」

 

「あれは酒を作る醸造所。いわゆる酒蔵だな。失礼ながらミリムも長生きしてるんだろ?酒は嗜むの?」

 

「うっ、酒か...」

 

あれ?酒なら喜んできそうなのに

歩いてる中、ミリムが突然

 

「なぁなぁ」

 

「なに?」

 

「お前達は魔王にならないのか?」

 

「もうこれ以上上に立つのも大変だからね。俺はなろうと思わないし、リムルもそういう考えはないと思うよ」

 

「威張れるのだぞ!?」

 

「他にいい事ある?」

 

「うっ...強いヤツと戦える!」

 

「戦いは好みじゃないかな、ミリム...ここにきた時の反応から分かるんだけどさ...暇じゃない?」

 

あっ、顔が虚無になった。っと、知らない魔素を出してるやつが来たな。行かないと

 

「ミリム、待ってて。お客さんだ」

 

「おう!待ってるのだ」

 

俺は走ってる中ソウエイを呼び出す

 

「ソウエイ、リムルに伝えてきて」

 

魂で会話できるとはいえ対応してる間にボロが出て変な話になると大変だから集中する事にした

 

「承知」

 

影移動、本当に便利だよね。それ系に特化したタイプじゃないから俺は素では出来ないけど、影からものを出す程度だ

 

「ッ!」

 

リグルドが殴られるのが分かりカーバンクル形態から人間形態になり、更には加速の宝石を辺りにばらまいて相手の前に移動する

 

「...ッ!」

 

「それ以上は見過ごせないな、ルリ=テンペストの名において...リグルド。大丈夫か?」

 

「はい!助かりました!」

 

「なら良かった。それよりさ?この拳退けてもらえない?」

 

目の前の男は黙って拳をさげてくれた...と、思ったが先程と同じ速さで上から殴ってきたためまた受け止める

 

「一応ここ国だからさ。ルールがあるんだよね...揉め事を起こさないって...それが守れないならつまみ出すよ?」

 

チッと舌打ちした男は今度こそ殺気も収めて下がってくれた....が、その殺気がまずかったのだろう。ミリムがやってきた。それも殺気、怨、邪気、怒り、色んな負の感情を孕んだものを周りに撒き散らしながら

それでも約束は守ってくれてはいる。周りのものを壊さないようにってのを

恐らくだがミリムなら地面すら抉り、周りのものを暴風のように吹き飛ばしながらやって来ることだって出来たはず

それをしないって事はつまり力をセーブしてゆっくりと歩いてるのだろう

 

「なっ、魔王ミリム!?お前、こんなのと一緒にいたのか!?」

 

「そんな言い方ないんじゃない?ミリムは優しいし今も多分だけどアレ、君がやった事に対するものに激怒してるだけだよ?一緒にいる時は楽しく過ごしてるし」

 

「イカれてやがる...!?」

 

そんな言い方しなくてもいいんじゃないかなとは思った。そしてミリムが

 

「お前、今、ワタシの友に手を出したな?それも2度」

 

「なっ、くっ!」

 

男は抵抗しようとスキルか魔法か使おうと動いた。が、ミリムはそれを発動させる事なく、一瞬で目の前に立つと首を掴んで持ち上げた。メキメキといってるよ?

 

「エらベ、肉も残らずキエルか、シんだ方がマシだと思うコロされ方か」

 

「ミリム、ちょっと落ち着いて。俺は大丈夫、あとでまた色んなとこ回ろ?」

 

「...」

 

そう言うとミリムが掴んでいた男を投げて離した。ミリムさんや、ちょっとうちの国のみんなみたいになりつつあるよね?

いやリムルだったらまた違う反応かもしれないけどさ

 

「ケホッ、ケホッ...この...」

 

「アァ?」

 

わぁ...冷たい目。俺も出会った時一歩間違えたらこうなってたかもしれないのかぁと黄昏れる

 

「ルリ!状況...は...何があったの?」

 

「俺が暴れてるの止めてたらミリムがよくも傷つけたなとキレて今に至る」

 

「なるほどな...」

 

本当にそれだけなんだけど...濃いよね。話が

 

「どうだ!私も中々できるだろう?」

 

「ああ、ありがとう。それじゃ行こっか」

 

「待て、コイツらに関してはお前たちも必要だろうから一緒にいてくれ」

 

「ん、分かったよ。リムル。そういう事だからお昼持ってこさせるから着いてきてくれる?」

 

「おお!昼ごはん!よしよし行こうではないか!」

 

何処に...行くのか分かってるよね?

所変わって執務室兼会議室

俺はミリムの隣の立ててあるテーブルにカーバンクル形態で寝そべっててミリムはサンドイッチを食している

 

「で、お前たちはなぜこの国に?」

 

「はっ、下等なスライム如きが」

 

「「「あ?」」」

 

後ろに控えてるベニマル達が今にもキレそう。やめて、それだとミリムと同じ事しかねん。しかも客人の魔王ミリムと違って君たちこの国の者だから面倒事が起きる

 

「下等なスライムと言うが、お前よりは強いぞ?そもそもお前、俺の弟に2発入れて1発も当てられなかったんだろう?それじゃ俺には敵わない」

 

「弟?....まさかそのちんちくりんなやつがかぁ?」

 

ちんちくりんで悪かったな。カーバンクルはそういう生き物なんだよ

 

「「「...」」」

 

爆発寸前だな、主2人を愚弄されてはそうなるのも無理はない。これまでがそうだったから

 

「ミリム、睨むのはこの国から帰ったあとにしてくれ。この国内でやられると面倒事になる。それは避けたい」

 

「む、ルリがそういうのなら分かったのだ。お前、ルリに感謝するんだぞ?今こうして生きてられるのはルリがワタシを止めたからだ」

 

「...チッ」

 

あからさまな舌打ちをどうもありがとう

 

「で、何かようがあったんだろう?」

 

「...カリオン様から強力な魔人をスカウトするように言われて来たんだよ」

 

リムルを見る、頷いてる

 

「恐らく俺たちの事だな。だがその話は出会い頭に破談になる1歩手前だったんだぞ?弟はこの国の第2盟主だ。それに手を出したんだからそっちと戦争だって有り得た話だ」

 

控えていた皆が頷いている。みんな俺とリムルを崇めすぎじゃない?いやまぁちゃんと仕事してるから文句は言わないけどさ

 

「まぁいい、日時を改めて決めてから出直して来い。話はそれからだ。今日は帰っていいぞ」

 

「なっ、いいのですか?リムル様!?」

 

シオンが驚いた声をあげリムルに訊ねた

 

「ここで殺す訳にもいかないし、それで戦争だなんてルリが怒る。な?」

 

「うん。話し合いって手があるんだしさ?」

 

「そうですか...ならば我らに口出しは出来ませんね」

 

「わかりました...」

 

そう言って帰したが帰り際にミリムと交戦しかけた男、フォビオと言うらしいが...が、俺...じゃなくてミリムに目を向けていたような気がしたが、まぁいいと思った

 

「面倒事が増えたな、そっちはこれまで通りで頼む。ルリ」

 

「うん。お役所仕事は任せたよ、リムル」

 

お互いの仕事を進めるのである




キャラがブレてますが暴走するとこうなりそうと思い
ただデート邪魔されたブチ切れ彼女みたいな反応なのが笑う。いやこれもうヤンデレの域に差し掛かってるか

でも恋愛感情ないってのがね
ミリムの最優先がルリやフレイになりつつある

あとやっぱカーバンクルを知らないとこういう反応になってしまいますよね。と

ルリの魔王化

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