転生したらカーバンクルだった件について   作:おさんどんさん

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洞窟を抜けゴブリン村へ

ぴょんぴょん跳んでるリムル、俺も時々岩岩を乗り越えるように飛び越えてるけど基本走ってる

 

『器用に走るなぁ、四足歩行って不便じゃないか?』

 

「それを言うならリムルだって手足ないじゃん」

 

お互いにそれはそうと言い合いながら目的の外に向かっていく

 

「わわっ、コウモリ!?2匹...」

 

『よし!食ってやる!』

 

リムルが1匹食べたがもう1匹は俺に迫ってきていた。や、やばい!

 

『ルリ!!』

 

俺は目を瞑った。こんな所で終わるのかと、嫌だと、すると額になにか起きたようで

痛みがなかったため目を開けるとコウモリは消えていた

 

『何が起きたんだ?』

 

「さぁ... 知識有現、何が起きたか教えて」

 

【解-ユニークスキル《宝石収納(アブゾーブジェム)》によって額の宝石内に吸収しました。飛行化を獲得しました】

 

「俺の額の宝石に吸収されたらしくてコウモリが飛んでたから基本的な飛行ができるみたい」

 

『なるほど、俺の捕食者のようなものか...ってそういや喋れるようになったぞ!コウモリの音波を出す能力で!」

 

おお、というか俺の知識有現と会話してる時にいちいちリムルに報告を口でしなきゃいけないのは面倒だよね。そこのとこどうにかならないものか、方法考えないと

 

【個体名・リムル=テンペストに知識有現を接続可能。必要な情報やリムル=テンペストが欲した情報を検索する時に大賢者に情報を譲渡する事が可能になります】

 

どうしてそんなこと出来るようになったの?

 

【魂の同格化により個体名リムル=テンペスト、及び個体名ヴェルドラ=テンペストと繋がったのが理由です】

 

「おーい?」

 

「あっ、ごめん。なんか一々報告が面倒だなって思ってたら俺の知識有現をリムルに繋げられるみたい、そっちが許可さえしてくれれば」

 

「おっ、それはいいな!許可する許可する!」

 

【接続、大賢者と接続した事により魂伝達をリムル=テンペストと共に獲得。リムル=テンペストとのみ会話がしたい場合、お互いの魂に語ることで会話が可能になりました】

 

おお、なんという嬉しい誤算

ありがたい

 

「それじゃ、行くか」

 

「うん」

 

再び移動し始めた。蜘蛛を捕食したリムル、もう1匹いたのでそれを俺が吸収。うん、お互い便利な能力で意外と強いなこれ

 

「と、トカゲ...しかも硬そう」

 

「捕食!」

 

なんでも食べるんだなぁ、リムルは

 

「胃もたれしない?」

 

「そもそもスライムに胃は無いと思うぞ?」

 

それもそうか

しばらく移動し続けて分かったことがある。それはこの体、睡眠や食事はとれるが別にしないといけないという訳ではないらしい。なんでか聞いてみたら精霊に近い存在だからだという

 

つまりそこに存在してるか怪しいってことなのね

 

「...今何日経ったんだろ」

 

「長いこと陽の光浴びてないから分からないな。それこそ知識有現に聞けよ」

 

「い、いや、聞いて絶望するのは遠慮しとこうかな」

 

そう思いながら洞窟内を歩き回った結果、もう生息してる生き物がいなくなったとの報告が大賢者と知識有現のコンビネーションで発覚した

つまり今いるのは俺達だけとなったらしい。ほとんどを俺とリムルで食べ、吸収し尽くしたからなのか

 

「扉?」

 

「ヴェルドラを封印ってぐらいだから固く厳重に閉ざしてるんじゃないかな?つまり出入り口って事になるっぽい」

 

「よし、そうと決まれば水刃で切り刻んで」

 

そう言ったリムルだが、突如として扉が開こうとしていた

大きな音がしたため直ぐに俺とリムルは隠れた

 

「硬すぎでやんす」

 

「流石、300年も封印され閉ざされてただけある。錆びてやがった」

 

「魔物だらけだったり...するわよねぇ...」

 

〈人間だね〉

 

〈人間だな、話通じるのか?俺達魔物だぞ?〉

 

大賢者さんによると思念を伝って理解してもらえるそうだ。が、ところがどっこい今の俺達は魔物。つまり狩られる側の存在だ

 

〈ルリは額に宝石ついてるから俺より狙われやすそうだよな〉

 

〈怖いこと言わないでよ!?襲われたら怨むからね〉

 

と、言いつつもこっそり出た

 

「えっ?」

 

「どうしやした?」

 

「今魔物の気配を感じたような...」

 

俺達はヴェルドラのいた洞窟を出てしばらく進んでから....

 

「お天道様だぁああ!!」

 

「まぁ陽の光は浴びてたいよな。うんうん」

 

両手をあげられるならあげているだろう

 

「さて、どっちに行こっか?」

 

「まずは森を抜けようぜ?」

 

と、話は決まったので進む。リムルと一緒に歩いて進んでるが...こんなに森はシーンっとしてるものなのか。と、思いながら進んでると

何かやってきた。少人数だが魔素を感じるため魔物なんだろうと

見た感じゲームに出てくるゴブリン?体色も緑だし

 

「つ、強きものよ。この先に如何様な要件があってきましたか?」

 

声が震えてるな、スライムのリムルに怯えるのはおかしい。だってスライムだよ?ゲーム序盤で出てくる経験値狩りの対象。俺も珍しい存在とはいえ小動物だ。能力を見れば強いのかもしれないけどあんな複数いたら対処できるのかな

 

〈とりあえず自己紹介しとこっか〉

 

〈そうだな、向こうも何か訳ありで来たっぽいし〉

 

確か思念を乗せて...だっけ

 

俺は!スライムの!リムルと言います!

 

自分は!カーバンクルのルリって言います!

 

あら、なんか怯えるどころか座ってしまってる。やりすぎたのかな

 

「あ、あなた様方の強さは十分に分かりました!ですからどうか声をおさめてください!」

 

〈やりすぎたっぽいね〉

 

〈みたいだな、流石に全力で大声はうるさかったのかな〉

 

『で、俺達になんか用?』

 

「強力な魔物の気配を感じたため警戒に来た次第です!」

 

警戒って、別に俺達なんもされなきゃやらないのに

 

『強力って...俺達が?』

 

「はい!お二方から強き力を感じます!」

 

うーん、そうなのかな。なんで強いって思われてるの?

 

【解・個体名ヴェルドラ=テンペストと同格になったためリムル=テンペスト、及びルリ=テンペストの魔素量が大幅に増大化してます。更には互いに溜め込んだ力で他の魔物からそう確認できるようになりました】

 

〈なるほど、だって〉

 

〈ヴェルドラがとことこ歩いてるようなもんか。そりゃそうだ...ってあの洞窟の冒険者達、それに気づかなかったのか?〉

 

それには俺は苦笑するしかなかった

 

「お二方の強さを承知でお願いがあります!」

 

『お願い?』

 

「我々の村に来ていただけはもらえないでしょうか!?」

 

〈行くだけならタダだしいいんじゃないかな?〉

 

〈厄介事に巻き込まれそうだが、まぁいいか。ルリはどうせ俺がここで断ったら一人で行くつもりだろ?〉

 

〈もちろん〉

 

やれやれと言うリムル、そして

 

〈なら俺も行かないとな!なんせルリは俺と家族なんだから!〉

 

家族...いいな、それ

 

『分かった。案内してくれ』

 

こうして俺とリムルはゴブリン?達が案内されるがまま森を進んだ




カーバンクルと家族....
大賢者先生がwi〇iを手に入れた。もう既になんでも知ってるような存在になりつつある....
獣だからってカーバンクルですから雄雌あるかって言われたらありませんよ
いつかこういう基本情報をまとめたのを出さないと
基本的にスマホやパソコンで調べた時みたいな解しか飛んできません
大賢者と繋がったからといってそれは変わりません
やや遊戯王に近い会話....
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