俺達は案内された家に入り用意された座布団に座ると話される
1か月前に神が消え、魔物が活発になり牙狼族が攻めてきたと
牙狼族との戦いの話
神様っているのかと考えたが1か月前に何かが消えたとなるとヴェルドラが巨大な力の象徴でありそれが消えたってのは俺達が原因だ
「でも俺達ぶっちゃけ何ができるって程でもないぞ?」
「ご謙遜を、それほどのオーラを出されておいでて、何もないなどとは」
〈あっ、リムル。俺達まだヴェルドラみたいに魔素出しっぱだ!〉
〈ああ!?そうか、俺達ドラゴ〇ボールで言う気を全開にして歩いてたんだ!?そりゃ何も近寄ってこないわけだ...引っ込めるぞ!〉
お互いに引っ込める。リムルは体内に、俺は体内に引っ込めるのは難しいから額の宝石に溜め込む形で。吸収し続けてもらった
「ふっふっふ、そこを見抜くとは、見所があるじゃないか」
え、なんの?と聞きたかったがリムルから聞くなと言われた。あぁ、誤魔化してるのね。うん、自分も恥ずかしいから黙っておく
「おお、我々を試しておいででしたか」
「牙狼族との戦いだよね。わか〈待て〉あっ、ちょっと待ってて」
〈なに?リムル、困ってるんだから助けてあげないと〉
〈若いな、無償で助けたら頼られ続ける事になるぞ?〉
〈困ってるんだったら仕方ないんじゃ〉
〈じゃあお前は親に甘え続けるのか?〉
む、それを言われたら言い返せない。確かに家族には迷惑をかけないようにしてきた。けど、それだとなんか違うんだろうな。互いに助け合ってこそなんだ
〈でもどうするの?〉
〈まぁ見てろって〉
「村長、俺達が力を貸す代わりに、お前達は何を差し出せる?」
リムルからはこう言った体裁が必要なんだと言われた。何事も立てる必要があると
建前でもいいから言わないといけないって
「我々の忠誠を!リムル様、ルリ様に誓います!」
「え?あ、ああ」
リムルも予想してなかったみたいでとにかく受けたみたい。今条件反射だったよね?という野暮なツッコミは入れないでおく
リムルが怪我人の方を見ると、若いお前にゃきついだろうと言ってきたので俺は柵の方を作るように指示する事に
よし、知識有現!柵の作り方教えて!
と教えてもらった事をそのままゴブリン達に伝え、作らせた。まぁこの手足じゃあ作れないからね。みんなに話が行き渡ったのを確認したら歩きつつ困っていたゴブリンがいたので訊ねた
「どうしたの?」
「弓の弦が張りづらくて...」
ふむ、これはどうして張りづらくなってるの?
【解-弦ではなく本体の木、そのものが適していません】
他のだと作れる?
【一般的なのであれば可能です】
今度は大賢者から答えが帰ってきた。助かった。今の知識有現じゃ答えてくれなかったかも
「これ、弦は問題ないよ。ただ本体の木が適してないから別ので作ってみて。ダメだったらまた声掛けて」
「分かりました!ルリ様!」
おぼつかない感じだったゴブリン達だったが、問題なく動けてるな。俺達というジョーカーを手に入れた事で心持ちが変わったのかな
「そっちはどうだ?無駄にやりすぎてないだろうな?」
「大丈夫、指示だけしてる...指示厨になってる...ほら...手足がさ...」
「あ、まぁ、そこは気にするなよ?適材適所があるだろ?それに俺は手足がそもそもない。さっき大賢者から報告があった。しっかりと役割分担できてるみたいだな、良かった」
「怪我人は?」
「回復したが直ぐに動かすのはちょっとな...今の人数で戦うしかない」
そこで鳴き声がする。アォオーンと、犬種の鳴き声だ
「みんな怯えてるな...」
「よし、怯える必要はない!今日、この日を持って勝ちに行くぞ!」
そう言ったリムル、戦うって言ってもどうするつもりなのかと作戦を聞くとなんと、トラップを敷くらしい
夜、こちらからも牙狼族が見える。長と思われる大きな牙狼族、その他の牙狼族
走ってきてるのを弓矢でゴブリン達が撃ち、当てる。それでも牙狼族は攻めて来るが...リムルの張った鋼糸が牙狼族を切り刻む
い、痛そう...
「糸?....スライムだと?」
「悪くない手だろ?」
長とリムルが話してる。俺は柵内にいるため聞こえないが
俺が柵内にいるのは万が一越えられた時の最終防衛ラインとしている。これでも攻撃手段は一応持ってるからね
「うわっ、噛みちぎってる...鋼糸、あれ結構な硬さなはずなんだけど...あの牙狼族の長、相当な強さなんだな...あっ、捕まった。粘糸...あれはまぁ...四足歩行動物にはきついね...」
「こんな....ものっ!」
「...ルリ!お前が吸収しろ!」
「えっ?まぁいいけど...」
けど、消しちゃうのは悲しいな。まぁその辺ヴェルドラと同じ容量でできないかな?大賢者さん!そこんとこどう?
【可能です。しかし時間が過ぎれば吸収されてしまいます】
よし
「
「俺はこっちのを捕食!さぁ!お前たちの長は消えた!選択肢をやる!降伏か!死か!」
えっ
〈ちょっ!?ここから立ち去れって選択肢はないの!?〉
〈あっ...ヤケになられたら...俺達で対処するぞ〉
Q今からでも選択肢を増やすことは可能ですか?
【解-ありません】
くっころ!
「我らが一同!あなた様方に従います!」
「「え?」」
牙狼族との戦いは、呆気なく終わった。なんともまぁ...これなら話し合いすれば良かったのでは?