目は口ほどに物を言う   作:豆腐メンタルの化身

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 え!?評価がついている!本当にありがとうございます!こんな駄文に付けてくれるなんて……嬉しすぎて泣きました

 アンケート……世の先生方は大体助けるか作者はほっとかないだろって思ってるのはわかっていました。

 でもね?原作時系列が割と引き延ばされすぎてていつ干渉できるんだ?って考えてるんですよね~

 委員長になって一年ちょっとで失踪するのはわかってる。一章のユカリが百花に入る頃だから10か月前発言で……
 あれ?んじゃあの時何月なのよ?え?一年生組が高校に入ってくる頃にはもう手遅れ?そっかぁ……


 ほんと百花繚乱の人達さぁ?アヤメは先生じゃないんだからさぁ……おい!トリニティ!お前らもだぞ!先生がいてよかったな!ゲヘナ!お前もだ!どこもかしこも……




第四話  キーホルダー

 

 

 

「イズナちゃん? いつでもいいよ」

 

「わかりました」

 

 

 

 雪がちらつく冬のある日……私たちはいつもとは違う空気感で相対していた。

 月日が流れ二年生の後半に差し掛かり、今、私は視覚以外のすべてを利用し確認しようとしていた。一年にも及ぶ修業の成果を──

 

 目を閉じ周囲の音を確認する。木々を揺らす風の音、遠くで鳥のさえずりが聞こえてくる。こうしている間にもイズナちゃんはゆっくりと確実に近づいてきているのだろう……しかし全くといっていいほど足音が聞こえない。

 

 ……流石だねこれだけ頑張ってたんだ。もう音を聞くだけじゃいるかどうかもわからないね?一体どれくらい近付いて来ているかな?もう目の前にいたりしてね?

 

 なんて変なことを考えていたら変な感覚を感じた。暖かさのような光のような変な感覚だ。

 いや……実際に暖かいわけではない。しかしそうとしか言えない感覚に戸惑っていたものの、その正体は恐らく──

 

 

 

「イズナちゃん? ここでストップ!」

 

「わわっ! まだまだ上手くいきません……」

 

 

 

 この感覚の原因を何となく察した私は目を開けてイズナちゃんの姿を確認した。その距離はおよそ5mにまで迫っていた。

 

 

 あぁ、耳がへにゃってる……すごい落ち込んでる。わかりやすいな?可愛い!っとと、そんなこと考えてないでフォローしなきゃね?

 

 

 

「落ち込まないでイズナちゃん? 足音は完全に消せてたよ? 忍び足は完璧だね!」

 

「ほんとですか?」

 

「ほんとだよ! わかった理由はね? ぬくもりっていうの? 実際に温度を感じてるわけじゃないんだけど……近づかれたときに何となくわかったんだよね。例えるなら、松明が近づいてくるような……?」

 

「ぬくもりですか? うむむ? 感じたことがないです……」

 

 

 

 また耳がへにゃっとしちゃった……可哀そうなんだけど、だんだんもっと見たいって気持ちになっちゃう……

 ナニコレ?これが嗜虐心とかいうやつ?いやいやいや……そんなこと考えちゃダメだって!

 

 

 

「落ち込まないで? 私もこれが何か分かって無いのもあるからね……? これ何なんだろうね? これは私も知りたいからなぁ……そうだ!」

 

「へ?」

 

「街に出よう!そうすればいろんな人で試せるからこれの正体がわかるかも!」

 

 

 こういうのは不特定多数の人間で確認したほうがいいと思うの。そう思った私は半ば強引にイズナちゃんを連れて街に繰り出した。

 

 

────────────────────────────────────────

────────────────────────────────────────

 

 

 実は百鬼夜行連合学院の自治区は和風の建築だけではない。大半は和風建築なのだが、現代建築...高層ビルなどもしっかりと存在している。景観を崩さないためなのか、チェーン店などの看板は和風建築に合った色合いに変わっており、観光地としての価値を落とさない配慮がされている。

 

 そんな街に繰り出した私たちですが、ただ確認するだけだったらすぐ終わるわけですよ。ちなみに変な感覚の正体は掴めませんでした!人の気配なのか何なのか……まぁ考えてもしょうがないですね?なので!せっかくここまで来たのでイズナちゃんとデートです!

 

 正直こっちがメインです!ふふっ!イズナちゃんは騙されたんだよ☆

 

 

 

「結局わかんなかったけど、イズナちゃん! せっかくここまで来たし遊んでこうよ!」

 

「いいですよ! サリちゃん!」

 

「やったね! デートだ♪デート♪」

 

「デッ...」

 

 

 

 うん?イズナちゃん急に尻尾と耳がピーン!って立って赤面してるぞ?恥ずかしがってる?嬉しい気持ちもありそうだしまぁ……大丈夫か!

 

 ん……?何か変な感覚が……?

 

 

 

「何しようかな~? あっ!そうだ! アクセサリーとか買わない?」

 

 

 

 周囲を見渡して雑貨屋が目に入った私はそんなことを提案してみました。イズナちゃんなら何でも似合いそうだけど、可愛さが更にアップしたら超嬉しいよね?よね?

 

 

 

「アクセサリー! いいですね!」

 

「よーし! そうと決まればあそこの雑貨屋さんに行こう!」

 

 

 

 少し駆け足で目に付いた雑貨屋に足を踏み入れた。店内は和風の内装で広いとは言えないものの狭いとは感じないくらいの広さだ。

 棚にはいろんな雑貨が置いてあり可愛い物からかっこいいものまで色々あり店に入った目的は果たせそうだなと感じた。

 

 

 イズナちゃんに似合うアクセサリーは何かな~?クナイのキーホルダーとか良さそう?銃とかに付けれるように。あぁでもお狐さんでもいいかもなぁ~?と、自分の買うものを考えずに思っていたら?

 

 

 

「サリちゃん! サリちゃん!」

 

「はい、なんでしょう?」

 

 

 イズナちゃんに呼ばれた。買いたいものでも見つかったかな?と思いそちらの方を見ると、かわいらしい猫又のキーホルダーを手に持っていた。

 

 

 

「猫又のキーホルダー? 気に入ったの?」

 

「はい! サリちゃんに似ている気がしまして!」

 

 

 

 この猫又キーホルダー、確かに色合いが私にそっくりだけど。え?私にそっくりだから選んだの?

 

 

 

(え? それどういう意味?)

 

「え? それどういう意味?」

 

「ふぇ!? いえ! あの……深い意味は無いです!」

 

 

 

 声に出ちゃってた……

 

 

 

 最近お悩み相談稼業(?)のおかげで人のウソをついた時の感情の揺らぎが分かるようになってきたんですよ。

 なので分かります今の発言に嘘が含まれていることを。え?深い意味は無いって発言に嘘が含まれている?え?何?遠回しな告白か何か?

 ……流石に違うね?落ち着こう。

 

 そんな感じでわちゃわちゃしてたらふと近くの棚に置いてある狐のキーホルダーに目が留まった。赤いマフラーを付けたお狐様のキーホルダーだ。可愛いな……買うか。

 

 うん?イズナちゃんにも赤いマフラーって似合うんじゃないか?

 そういえば前に一緒に見た忍者作品*1に赤いマフラー付けてるのあったような?喜ぶかも?

 

 そう思い辺りを見渡してみたらちょうど一個だけ赤いマフラーがあった。ラッキーと思いイズナちゃんに内緒で購入して何食わぬ顔でイズナちゃんの所に戻ってきた。

 

 

 

「んじゃあ……私はこのお狐様のキーホルダーにしようかな?」

 

「おぉ! 可愛いです! ではレジに向かいましょうか!」

 

「……このお狐様イズナちゃんっぽいしぃ?」

 

「いっ、いきましょうか!!」

 

 

 

 さっきの発言のお返しと言わんばかりに少しニヤニヤしながら言ったら凄い顔真っ赤にして誤魔化した。かわいい。 

 

 ……?また変な感覚が

 

 

 

「お買い上げありがとうございました~」

 

 

 

 店員さんの挨拶を聞いて店を出た。お互いの銃にお互いを見立てたキーホルダーを付けて。

 

 

 さて……このマフラーいつ渡そうか?できるだけドラマチックに渡したいな?帰る前とかに渡そうかな?なんて思いながら時間を見るとまだまだ遊べそうな時間だった。

 

 

 

「まだ時間あるね? 何しようか?」

 

「うむむ……あ! 近くにゲームセンターがありますよ?」

 

「いいね! お金は大丈夫?」

 

「はい! 大丈夫です!」

 

「よ~し! んじゃああれだ! ニンジャクライシス*2をしよう! 最近新作が設置されたって聞いたし? イズナちゃんも好きでしょ?」

 

「ニンジャクライシス! 前作は近未来都市でしたが次は何処が舞台か気になります!」

 

 

 

 私たちは、ニンジャクライシスの話をしながら近くにあるゲームセンターに向かうのだった。

 

 

 

*1
アイエエエ!?なあれ

*2
元ネタは言わなくてもわかるよね?





あとがき

「サリちゃんは小悪魔的な笑い方が似合いそう」

 
 そろそろ戦闘シーンを描いてみたいしネームドも増やしたいところ……今の所イズナちゃんしか出てないからね。
 オリキャラを出すのも悪くないけどネーミングセンスが壊滅的でねぇ?

 変な感覚は別に恋じゃないからな?

 
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