アストラネットの異星群像(アザースターズ)   作:青いくら

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序幕Ⅰ 黒き剣のヴァンと凶星のアビゲイル③

 気絶していたヴァンが意識を取り戻すと、鼻先が触れ合うほどの至近距離に凶星の魔女の顔があった。通路の壁に背をもたれるようにして座るヴァンの上に、アビゲイルの肢体が覆い被さっている。

 

「アビゲイル、何、を」

「……じっとしてて。私に任せて」

「……ッ」

 

 ヴァンの目が動揺によって見開かれた。アビゲイルがさらに顔を近づけ、両者の距離がゼロになった。緩めのゼリーのような感触が唇に蓋をし、どす黒い熱が霊体の隅々まで行き渡る。失った血肉を闇が補填し、筋骨や内臓の損傷をかりそめに癒していく。

 重傷によって狭窄していた視界が広がり、健全な聴覚が戻ってきた。アビゲイルは唇を離し、恥じらいと罪悪感が入り混じった複雑な笑みを浮かべた。

 

「……ごめんね、彼女がいるのに。緊急時ってことで大目に見て。治癒の術式なんか持ってないから、直に霊体(からだ)を分けてあげるしかなかったの」

「……いや、助かった。礼を言う。お前のおかげで命を拾った」

「お礼なんて言わないで。そんな資格は私には無いもの。……私が大人しく諦めていれば、貴方をこんな目に遭わせずに済んだ」

 

 ヴァンは反論しようとした。アビゲイルは彼が割り込む前に言葉を継いだ。

 

「四人。……貴方の前に私と契約し、命を落とした人間の数よ。私に関わった者には例外なく凶運が訪れる。敵だろうと、味方だろうと。特に、契約によって私と繋がってしまった人間は決して助からない。災害、事故、あるいは外敵。その人間の手に余る凶運がある日突然やって来て、彼らの命を終わらせてしまう。……そして、五人目。貴方にとっての凶運は、銀の弾丸(あの男)だった」

 

 アビゲイルはぼろぼろと涙を溢した。それは己の罪に対する懺悔だった。ヴァンは口をつぐみ、彼女が苦悩を吐露するに任せた。

 

「貴方は私には殺されないと言った。でも、分かったでしょう? これが私。凶星の魔女、()()()()()のアビゲイルなの。私と繋がっている限り、貴方には絶えることなく凶運が降りかかる。……私が諦めてさえいれば、それでも誰かに手を取ってほしいだなんて望まなければ、貴方は……!」

 

 その先の言葉は嗚咽によって掻き消えた。ヴァンの両腕がアビゲイルの肩を掴んだ。契約者殺しの魔女は顔を上げた。

 

「聞け。……呪詛については知っているな。負の霊素によって相手を呪い、病魔や不運を起こさせる。お前のような闇霊(シャドウ)の得意技だ。この現象は、対象を取り巻く霊素の流れを乱すことにより生じるものと言われている」

「……?」

「何のことはない。お前の力は同族が持つそれの延長線上にあるものだ。強いて言えば、お前の呪詛はあまりに強すぎ、お前自身ですら制御できていない。無差別に周囲を呪ってしまうのはその為だ」

「……何? 何の話をしているの、ヴァン?」

「そう考えれば筋が通る、という話だ。お前のもたらす凶運とやらは理由もなく人を殺す不条理ではなく、霊術の原理に基づいた現象だ。いいか」

 

 ヴァンはアビゲイルの紅い瞳をじっと覗き込んだ。彼の眼差しが湛えているのは、嫌悪でも忌避でもなかった。

 

「お前はただ存在しているだけで周囲の霊素を掻き乱す。()()()()()()()()()()()()()()だろう。あれは2等級以下の星霊は問答無用で行動不能、微弱な者であれば即座に圧死すらあり得る代物だ。だが、秩序の紋章メトラですらお前を制することはできなかった。……分かるか。お前は、何が相手であろうと勝ち筋を生む鬼札(ジョーカー)だ」

「……!?」

 

 アビゲイルは息を呑んだ。ヴァンの言葉に熱が籠る。

 

銀の弾丸(やつ)がお前の呼んだ凶運だと? 断じて違う。お前が現れずともいずれ俺は奴と対峙し、そして敗れていただろう。俺に【秩序の法廷】を破る手立てはないからだ。だが、そうはならない。俺は奴に勝てる。ここにお前がいるからだ。分かるか、アビゲイル」

 

 アビゲイルは体を震わせ、涙を流した。先程までとは異なる、焼けつくように熱い涙。

 

「……でも」

「ああ。到底ノーリスクではない。だが、それがどうした。霊都(くに)や企業どもとは異なり、俺が持っているのはこの身一つ。危険を冒さずして願いを手にすることなど出来るものか」

「私……私は、貴方の助けになれる、の……?」

「お前は俺が探し求めていたものだ。お前を手に入れることができたのは、俺にとってこの上もない僥倖だ。……俺は『幽世の杯』を手に入れ、エリシアを取り戻す。邪魔する者は何であろうと斬り捨てるまで。既に契約は交わされている。俺に力を貸してもらうぞ、凶星のアビゲイル」

 

 ヴァンの眼に漆黒の火花が散った。少女は紅い目から涙を拭い、勇ましい笑顔を作ってみせた。

 

「……ええ。付き合ってあげるわ、黒き剣のヴァン」

 

◇◇◇◇◇

 

「……逃げたか?」

「いや、脱出してはいないのは確かだ。しかし正確な座標が特定できない。何らかのジャミングを行っているな」

「この距離でメトラの目を欺くだと……? いよいよ得体が知れないっスよ、あの闇霊(シャドウ)

 

 銀の弾丸ウィリーは領域内を慎重に捜索し、逃走したヴァンの行方を追う。彼にとってはこの状況自体が奇怪極まるものだった。彼の契約星霊たる秩序の紋章メトラはこの未踏領域全体をスキャンし、隙間なくアンテナを張っている。領域はさして広いものではなく、この条件下でメトラが標的をロストするなど本来あり得ることではない。

 

「全くの無名、2等級相当の霊体規模でありながら、我が【秩序の法廷】を跳ね除ける星霊か。まさしくイレギュラー。あれが黒き剣のヴァンと結んでいるという事実は看過できない。逃がすな、銀の弾丸(シルバーバレット)

「言われるまでもありません。紋章持ち(シギルホルダー)の末席を預かる身として、『法の紋章』に恥じぬ働きをお見せします。……っと、言ってるそばからお出ましっスね」

 

 ジャリ、と靴が地面を踏む音。通路の曲がり角から姿を現した黒炎じみた男を前に、白銀の銃手が得物を構える。男が携える二刀から暗黒の靄が立ち上り、通路の天井に滞留していく。黒衣の剣士の傍らに立つは、星空のようなドレスの少女。

 

「自分から出てくるとは殊勝なこった。切断(ログアウト)には十分な時間があったはずだ。自首して罪を償う気になったかよ?」

「ほざけ。貴様の方こそ、そのよく回る舌を斬り落とされる覚悟はいいか」

「一度負けた分際でよくもまあ大口が叩けるもんだ。……なあ、そっちの闇霊のお嬢さん。その男に脅されて、不本意な契約を強制されてるってんなら言ってくれ。当局には霊契犯罪の被害者を保護する用意がある」

 

 ウィリーはアビゲイルに水を向けた。凶星の魔女は紅い目に決意の焔を燃やし、秩序の防人の提案を退けた。

 

「結構よ。私は自分の意思でこの人の手を取った。この人の邪魔になるのなら、私は何が相手であろうと共に戦うまで」

「そうかよ。共犯、ってことでいいんだな? だったら話はここまでだ。深淵の書庫(裏サイト)の利用ならびに無資格者によるアストラネット未踏領域探索の容疑により、お前たちを逮捕する」

 

 白銀の断罪者が二門の銃口を掲げた。ヴァンはアビゲイルに目配せした。彼女は頷き、片腕を闇が滞留する天井へと突き上げた。

 

「固有術式実行。───【まがつひ】!」

 

 闇が渦を巻き、禍々しいコロナを纏う漆黒の太陽を生み出した。彼女を中心として有害な霊子線の放射が吹き荒れ、遺跡型の空間を構築する霊素を掻き乱して激しいノイズを発生させる。

 銀の弾丸ウィリーは動揺した。銃身が詰ま(ジャム)った。弾が出ない。その隙を突いてヴァンが前進し、黒い大剣をウィリーの首めがけて叩きつけた。ウィリーは腕で受けた。刃が装甲を喰い破り、肉を裂いて骨まで届いた。が、刀身は脆く、半ばで折れて砕け散った。剣士と銃手は不快げに顔を歪め、すぐさま次の攻防へと移行した。

 

 二人の霊術士が鎬を削る中、二柱(ふたり)の星霊もまた相争う。一帯の霊素を掌握せんとする秩序の紋章メトラに対し、凶星のアビゲイルは呪詛を全開にして彼の調律(チューニング)を掻き乱す。領域の支配権を奪い合う両者の戦いは、さながら全天を単色に塗り潰す白夜と、その暴威に抗う黒き太陽のごとし。

 出力面では比べるまでもなくメトラが上であり、象と蟻が戦うようなもの。にもかかわらず、メトラは領域の霊素を整理できない。広大な白いキャンバスの上から、ちっぽけな黒い染みを除去できない。

 

「……貴様、何者だ」

「さあね。そんなの、私が教えてほしいくらいだわ……!」

 

 アビゲイルとメトラが霊素の綱引きを演じる中、ヴァンとウィリーの激突もまた熾烈の度を増していく。弾幕の密度が薄い。霊術式が不具合(エラー)を吐き、断続的に弾詰まりを起こしている。一方、ヴァンが生み出す刀身も安定しない。輪郭が乱れ、意図した形状に変化させられない。

 それだけではない。荒れ狂う霊障が両者の皮膚を侵し、気道を灼く。アビゲイルが放射する呪詛の嵐は霊術式の挙動を狂わせるだけでなく、それ自体が心身を脅かす猛毒であった。

 

自分(てめえ)ごと霊障に巻き込む奴があるかよ、イカれ野郎が……!」

「怖気付いたか。なら尻尾を巻いて逃げ出すがいい。負け犬を追いかけ回して悦に入る趣味はないんでな」

「減らず口を。捜査官(おまわりさん)は多忙なんだ。ごろつきの回りくどい自殺に付き合ってる暇はねえんだよ!」

 

 互いの武装が十全に機能せず、立っているだけで命を削られる(まさ)しく死地。が、両者の勢いは些かも減じない。黒き剣と銀の弾丸(シルバーバレット)は技の限りを尽くして戦った。ヴァンの鋒はウィリーの喉元を撫で、ウィリーの弾丸はヴァンのこめかみを掠め、そして───(つい)ぞ決着はつかなかった。

 

「潮時だ。撤退せよ、銀の弾丸」

 

 メトラの一声が戦闘を中断させた。ウィリーは目を剥き、怒声を上げた。

 

「……何を言ってんですか、メトラ! こいつらは危険です。野放しにしたらこの先何をしでかすか……!」

「承知している。しかし、その腕はもうまともに動かせまい。たかが犯罪者二名と任命して間もない()()()を引き換えにするような真似は許可しかねる。ここは退け」

 

 メトラはウィリーが腕に負った傷の深さを指摘した。ただ刃を受けたというだけでなく、浸透した呪詛が腕全体を侵しつつある。早急に処置しなければ命に関わる状態だ。

 

「ッ……ですが……!」

「冷静になれ。この勝利によって彼奴らはさしたるものを獲得しない。小領域一つを深淵の書庫に献上するのと引き換えに、保安局の警戒レベルを引き上げる結果を招いただけだ」

 

 ウィリーは無念を噛み殺し、反論を諦めた。彼の背後に座す三面六臂の半神が、黒衣の剣士と闇霊の少女を威丈高に見下ろした。

 

「前言を撤回しよう、黒き剣のヴァン。そして凶星のアビゲイル。君たちは我々にとって無視できない脅威だ。ゆえに機会を改め、総力を挙げて対処する。我が最優の使徒たる八つの極星が君たちの相手をする。首を洗って待つことだ」

 

 アビゲイルはメトラの睥睨に身震いしつつ、彼のガラス玉じみた巨眼を見返した。八つの極星。すなわちANPが誇る八人の一騎当千。メトラより「法の紋章」を与えられし一等捜査官たちのことである。

 

「上等だ。いくらでも弱兵どもを寄越してこい。御自慢の手足をすべて喪った後で、己の見当違いを後悔しろ」

 

 霊障を撒き散らす漆黒の太陽を背に、ヴァンは傲然と言い放った。秩序の紋章メトラは鼻を鳴らし、一等捜査官の末席たる若者に退却を命じた。ウィリーは宿敵に向けて銃弾のごとき視線を投げ、背を向けて領域より退去した。

 ヴァンの長身がぐら、と傾いた。アビゲイルが駆け寄り、よろめいた彼を受け止めた。極限の緊張状態から解き放たれ、彼女は長い長い安堵の息を吐き出した。

 

「……はぁ。一難去ってまた一難、ね。ANPとメトラを本気にさせちゃったわけだけど、本当に後悔してないわけ?」

「していない。紋章持ち(シギルホルダー)を正面切って相手取り、勝ちを拾った。これは俺たちにとって大きな前進だ。メトラの奴は何か負け惜しみを言っていたがな」

「それは向こうが一人だったからでしょ? あんな化け物が他に七人もいるなんて先が思いやられ……ん?」

 

 アビゲイルは訝しんだ。空中にウインドウが出現し、音声通話の着信を通知する。発信者の情報を確認し、ヴァンは目を見開いた。

 

「……これって?」

「……まさか」

 

 ヴァンは低く呟いた。アビゲイルはその声色に隠し切れない高揚のニュアンスを感じ取った。

 彼が応答ボタンを押下すると、目の前に闇色のローブを纏った人間の立体映像(ホログラム)が出現した。アストラネットを通じた霊界通信である。

 

『初めまして、黒き剣のヴァン。かねてより君の活躍ぶりは聞き及んでいるよ』

「運営……司書(ライブラリアン)

 

 ヴァンの声が僅かに上擦った。今か今かと待ちわびた機会を手にした者の声だった。司書(ライブラリアン)。深淵の書庫の運営、その最高位。違法回線に根を張る裏サイトの管理人とも呼ぶべき存在が、ヴァンの前に姿を現した。

 

『いかにも。私はカエルム。無明のカエルム。旧王国の時代は多少幅を利かせていたが、今や見る影もなく落ちぶれたしがない魔導師(メイガス)だ』

「…………ああ。知っている」

 

 アビゲイルは見逃さなかった。その短い一言を発した刹那、ヴァンの全身が憎悪の黒炎を燃やしたのを。しかし司書、無明のカエルムはそんな些細な機微には気付きもせず、感心した様子で言葉を続ける。

 

『おや、ご存知かね。だったら話が早い。君と紋章持ち(シギルホルダー)との戦いはモニターさせてもらっていた。端的に言って君には驚かされたよ。そちらの闇霊のお嬢さんにもね。あれを君たち一組だけで退けてしまうとは、まこと尋常の使い手ではない』

「長ったらしい前置きは不要だ。さっさと本題を話せ。俺たちに何を提案する気だ、無明のカエルム」

『ははは、若いね。そう焦ることはないだろうに。……が、よろしい。ご要望にお応えしよう。黒き剣のヴァン。そして凶星のアビゲイル。我ら深淵の書庫は近々行動を起こす。霊都議会によって接収・封印された旧深淵閣の(ゲート)を奪還するためにね。君たちにはその手伝いをしてほしいんだ』

「……!!」

 

 ヴァンを取り巻く空気がビリビリと帯電する。アビゲイルは困惑を露わに視線を往復させた。訪れた。ヴァンが待ち望んでいた「機会」が。

 

『扉は衛星都市アネス・ラミーナの跡地に存在し、霊都議会の監視下に置かれている。そこに攻め入るとなれば当然霊都の連中と真っ向からぶつかることになる。君たちにはとてつもない危険を強いることになるが、それに見合う報酬を約束しよう。私達が破産しないよう良識の範囲内で、という前提にはなるけどね』

五大神秘(ゴッド・レリック)。『幽世の杯』の所在」

 

 ヴァンはごく短く、しかし有無を言わさぬ調子で要求した。カエルムは顎先に指を当てて考え込む。彼の顔は不気味なシンボルを描いた垂れ布によって覆い隠され、その表情は窺い知れない。

 

『即決だね。最初からそのつもりで私達に近付いたのかな? ま、いいだろう。扉を奪還できた暁には君の望むものを提供するとも。……よし。交渉は成立だ。詳細については追って連絡させてもらうよ。それでは、また』

 

 カエルムの立体映像が掻き消えた。しばしの沈黙を経て、ヴァンが口を開く。ふつふつと内なる野望の熱を燃焼させながら。

 

「……アビゲイル。どうやらお前は、俺に凶運どころかこの上もない好機を運んできたようだぞ。銀の弾丸(やつ)との戦いが運営の目に留まり、連中を引きずり出す直接の契機となった。お前が運んできたものは、紛れもない()()だ」

「……い、いやいや……ただの偶然でしょ? たまたま結果的にそうなったってだけで……」

「あるいは、お前の呼ぶ凶運とは陥穽でなく、下振れの波長なのかもな。ひとたびは落ちるが振り戻しが来る。凶運(おまえ)に殺されず乗り越えた者は、それに倍する反動(リターン)を得る。……そんな飛躍した説を唱えたくもなるほどには、俺にとって出来すぎた話だ」

 

 アビゲイルは戸惑いながらも胸の高鳴りを抑えられずにいた。偶然だろうが何だろうが、ヴァンが銀の弾丸を退け、またとないチャンスを手にしたことは事実だった。……本当にやるかもしれない。この男なら。到達するかもしれない。敵対するすべてを退け、星界に君臨する五つの伝説、その一角へと。

 

「……でも、次はもっともっと過酷になるわよ。あいつも言ってたでしょ。霊都と真っ向からぶつかることになる、って。勝てば勝つほど私は貴方により大きな困難を引き寄せる。それでも、行くの?」

「何度も言わせるな。俺はお前には殺されない。───いくらでも凶運を運んでこい。俺は、そのすべてを逆手に取ってやる」

 

 ヴァンは歩き出した。戦いを終え、次なる死地へと。己を殺さんとする危険の渦中へと。アビゲイルはその後を追う。あらゆる障害を斬り伏せる黒き修羅の背を。彼らが足を止めることはない。己が欲するものを掴み取る、その時まで。

 

 

序幕Ⅰ 黒き剣のヴァンと凶星のアビゲイル

 

 

 ───彼らこそが、新時代に混迷と凶兆をもたらす″凶星″である。

 

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