アストラネットの異星群像(アザースターズ)   作:青いくら

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序幕Ⅳ 異なる星の祥真と開拓王カイン②(序幕最終話)

「……ちょ、ちょっと待って! 話を聞いて……!」

 

 稀戸祥真は部屋に踏み込んできた者を手で制し、呼びかけた。宇宙服のような装備を身をつけており、顔の部分が黒いガラスに覆われてはいるが、恐らく相手は人間だ。訳も分からず彷徨い続け、ようやく見つけた話が通じそうな相手。

 

「◼️◼️◼️、◼️◼️◼️◼️!」

 

 が、その者が発した声は祥真を愕然とさせた。外部スピーカーから出力されたのは全くもって理解不能な音声。どう考えても日本語ではない。さらに悪いことに、この相手は祥真を敵視している。顔が見えず、言葉が分からなくとも、構えたままの物騒な湾曲剣(ぶき)がそれを物語っている。

 

 噛まれた腕の傷を自然回復によって塞ぎながら、祥真は拳を構えた。相手はやる気だ。怪物どもならともかく、人を殴るのには強い抵抗感を覚えるが、身にかかる火の粉は払わなければ。

 

「───◼️◼️◼️!」

 

 宇宙服が叫び、一歩踏み出した。今のは理解できた。「行くぜ」とかその辺だ。

 祥真は拳を握り固め、力を込めた。周囲の変な色の空気には強いエネルギーが満ちている。腕の傷を癒したのもこの力だ。それを呼吸し、拳に集める。

 宇宙服が燃える湾曲剣を振りかぶる。祥真が光り輝く拳を引き絞る。そして───

 

「◼️◼️◼️!!」

 

 両者はびた、と立ち止まった。二人の間にもう一人の宇宙服が割って入り、彼らを制した。二人目の宇宙服が祥真の方を向き、何事かを話しかけてくる。少なくとも戦意はなく、コミュニケーションを取ろうと試みているようだ。祥真はほっと胸を撫で下ろした。

 

 ……が、そこからもまた大変だった。何しろ言葉が全く通じないし、宇宙服のせいで表情も読み取れない。ボディランゲージを交えて意思疎通を図り、それらが悉く徒労に終わった後、二人目の宇宙服がポンと自分の掌を叩いた。これは分かる。何か閃いた時のポーズ。

 

 二人目の宇宙服の指先に、PC画面のウインドウのようなものが出現する。空中タッチ型、もしくは非接触型ディスプレイというやつだ。二人目が何やらディスプレイを操作すると、スピーカーから出力される音声が変化した。すなわち、祥真が理解できる言語への同時翻訳機能。

 

「……え、何これ? 日本語? 遺失した神代言語か何か? ……まあいいか。えー、こちらネオ・アストラ所属『暁の隊』……なんて言っても分からないか。とりあえず……いきなりごめんね。敵意はないの。もしよかったら、ちょっとお話しない?」

 

◇◇◇◇◇

 

 ……それからしばらく後。「何言ってんだお前」と言わんばかりの怪訝な顔に囲まれながら身の上を語り終えた祥真は、黒紫の大気が満ちる異常空間をようやく脱し、トレーラーに揺られていた。

 無理もないことだ。何しろ祥真自身も困惑の渦中にある。星界(ステラ)。それが地球とは異なるこの世界の名だという。()()()()()とやらを扱った創作作品については多少知っているが、まさか自分がその当事者になってしまうとは。

 

 トレーラーは「暁の隊」および祥真を乗せて果てしない荒野を走っている。宇宙服その2ことミカエラ隊長によると、ここは星界(ステラ)外縁部、人類生存圏の最も外側に当たる地域らしい。星界において人類が住める地域は限られており、その外側には先程のような危険極まる異常空間が広がっているのだとか。

 

「人類生存圏の外はほとんどが重度の霊障に汚染されてて、常人が装備も無しに入ったら一時間と保たずに死んでしまうの。だから生身でピンピンしてたキミを見てびっくりしちゃったみたいなんだ。本当にごめんね」

 

 ミカエラ隊長の横には橙ソフトモヒカンの青年、宇宙服その1ことフランベの不服そうな顔。ミカエラは彼の後頭部を掴んで無理矢理頭を下げさせた。祥真は慌てて彼女を制した。

 

「だ、大丈夫ですよ。おれみたいな変なやつ、警戒されて当然なので……」

「そーですよ、ミカさん! なんで俺らがこんな怪しいガキに対して下手に」

 

 スパァン。快音と共にミカエラの平手がフランベの頭を張った。

 

「ガキ呼ばわりしない。彼は我が社の賓客なんだから丁重に扱うよーに。折角の臨時ボーナスをふいにしたいなら話は別だけど」

 

 フランベの目の色が変わった。ミカエラは彼に何か耳打ちした。

 

「……俺の早とちりで迷惑をかけて済まなかった、兄弟。これで償いになるかは分からねえが、お前は俺たち『暁の隊』が必ず霊都(レクシオン)まで送り届ける。大船に乗ったつもりでいてくれよ」

 

 問答無用で奇襲を仕掛けてきた宇宙服その1は真剣な顔で祥真の手を取り、言った。祥真は若干イラッとした。

 

 ミカエラの説明によれば、彼ら「暁の隊」の上司の上司のそのまた上司に当たる大ボスが祥真をいたく歓迎しており、霊都のネオ・アストラ本社まで連れてくるように、という命令を下したらしい。

 

 些か不気味な話ではあるが、祥真に拒否する選択肢はなかった。何しろ、異世界人である彼には寄る辺も行く宛もない。あのまま霊障地帯を彷徨っていても野垂れ死にが待つだけだったのだから、ここは渡りに船と思って身を委ねる他ないだろう。……とはいえ。

 

「…………おれ、何されるんでしょう………?」

 

 祥真は青ざめた。今の自分の立場を例えるなら、地球に不時着した宇宙人……みたいなものだろう。実験動物とか、解剖されて云々とか、その辺の末路が待ってやしないだろうか。

 

「だ、大丈夫だって! 賓客だって言ったでしょ! 大事なお客さんに乱暴な真似はしないよ! ……多分」

「多分!?」

「まあ、不思議な体をしてるみたいだし、ちょっとデータを取らせてもらうことにはなると思うけど……そんな酷いことはしないよ。少なくとも、CEOがキミにそういうことを求めてるわけじゃないのは確かだと思う」

「……じゃあ、何を?」

「んー、正直私もあんまり理解できてないんだけど……()()()がライフワークなの、あの人」

「……はい?」

 

 詳しいことは本人に聞きなよ、とミカエラは言った。祥真は首を傾げた。結局、その疑問は霊都のネオ・アストラ本社に着くまで解消されることはなかった。

 

◇◇◇◇◇

 

 ネオ・アストラ本社、応接室。金髪蒼眼の美男子は、テーブルの上で手を組んだ姿勢で語り出した。開拓王カイン。最大最強の冒険者。夜の時代の第一人者。仰々しい異名の数々を誇る彼は、大企業グループのトップとしては異様に若い30そこらの男だった。

 

「この星界(ステラ)において、生きとし生ける者は星のもとに生まれてきます。運命、と言い換えても良いかもしれません。その者が何を為し、星界(せかい)に対してどのような影響を及ぼすか。それらは全て、その者がいかなる星のもとに生まれたかによって左右される。それが私の持論です」

「…………はぁ」

 

 祥真は生返事をした。なんか言い出したぞこの人、というのが率直な印象だった。

 

「『暁の隊』の者達は随分と私を持ち上げていたようですが、私自身にさしたる能力はありません。ただ、ほんの少し見えるだけです。私と相対した者が、いかなる星を背負って生まれてきたのかが。私は生まれつきそのような目を持っています」

「……?」

「ですので、貴方についても見えています。貴方は他に類のない色の光、異形の星をお持ちです。貴方が星界を訪れたことを起点として、良きにつけ悪しきにつけあらゆる物事が動き出すような。……何をさせたいのか、と仰いましたね。具体的に何かを行わせたい、というわけではないのです。私はただ貴方を傍に置いておきたい。貴方という台風の目が、星界に何をもたらすのかを特等席で見てみたい。それだけです」

 

 カインは微笑んだ。祥真は眉間に皺を寄せた。……分かるような、分からないような。

 ミカエラは星集めがカインのライフワークだと言った。星というのはその者が持って生まれた運命、のようなもの。カインは己の目で相対する者の星のカタチを見極め、これはと目をつけた者をネオ・アストラに引き入れている……ということか? だとすると。

 

「……おれを傍に置いておくことで何が起きるか、()()()()()()()()()ってことですか?」

「仰る通り。その予測不可能な揺らぎこそ私の求めるものです。私の目に見えるものは限られており、予言や予知と呼べるような精度はありません。ただ漠然と、この人は何か大きなことをやってのけるかもしれない、ということが分かるのみ。ですから私は星を集めているのです。星界を揺るがす重要な局面、それらに立ち会うことができるように。……私はあまたの星々を見てきました。その中でも貴方は極上のものをお持ちです。異なる星の稀戸祥真」

 

 掴めない人だな、と思う。彼は計算ずくで何かを組み上げているわけではなく、種を蒔いているだけなのだ。この先どんな花を咲かせるか分かりもしない種を。となると、いよいよもって分からない。

 

「……おれは、これから何をすれば?」

「傍に置いておきたい、とは申しましたが、文字通り肌身離さず囲っておきたいわけではありません。貴方という数奇な星は、様々な場面や場所に赴いてこそ真価を発揮するでしょう。より分かりやすく申し上げれば、貴方には弊社の冒険者として任務(クエスト)に当たっていただきたいと考えています」

「『暁の隊』の人たちみたいに、ですか?」

「ええ。勿論無償(ただ)でなどとは申しません。貴方が星界で何不自由なく生活できるよう、衣食住その他については弊社が保証いたします。業務報酬については固定給に加え、ご活躍に応じて臨時のボーナスもお出ししましょう」

「ッ……よ、喜んで!」

 

 祥真は一も二もなく首を縦に振った。彼はカインを警戒し続けていたが、流石にその話を持ち出されては前のめりにならざるを得ない。身元不明の一文無しで見知らぬ大都市に放り出される事態だけは絶対に避けねばならなかった。

 

「良いお返事を頂き幸甚の至りです。では、こちらにサインを」

 

 カインは空中に表示したウインドウを指で押し、祥真の方へと滑らせた。ウインドウは祥真の目の前でピタリと止まった。雇用契約書。祥真は目を細めて熟読を試み、断念した。自動翻訳アプリのおかげで文字を読むことはできるが、内容が小難しくて理解できたものではない。

 祥真の手の中に仮想のペンが生じた。それを使い、署名欄に名前を書き込んでいく。妙な緊張感。一画、また一画と丁寧に筆を走らせていると、カインが何やら話しかけてきた。

 

「先程はあのように申しましたが、具体的な目標が全く無いというわけでもありません。私はアストラネットの未踏を拓く傍ら、とある秘宝の情報を求めています」

「秘宝?」

「『虚無の碑文』。五大神秘(ゴッド・レリック)の一角にして、星界の真理が記されているという石碑です。それを読み解くことで、霊術の原理、現界と霊界とを繋ぐ法則、そしてアストラネットの本質……有り体に言って、星界(せかい)のすべてを識ることができると言い伝えられています」

 

 煩わしさを感じながらカインの話に耳を傾ける。集中しているのでできれば後にしてほしい。

 

「その手がかりを得るために、とある組織に探りを入れたいと考えているところです。───『深淵の書庫』。先程お話しした、違法回線(シャドウ・ネット)の裏サイトです。初仕事として、貴方にその調査をお願いしたいと思っています」

 

 ぴた。祥真はペンを止めた。そして大変渋い顔を作った。

 

「…………ド危険では?」

「ははは。危険を冒すと書いて冒険者(アドベンチャー)です。我が社の一員となるのであればその辺りは慣れていただきませんと」

 

 苦虫を噛み潰し、記入を再開する。どう考えても足元を見られているが致し方なし。創作の中の異世界ってこんな感じだったっけ、とげんなりした気分になる。

 

「それに、貴方にとってもあながち無関係な話ではありません。『虚無の碑文』には彼方の異なる星、すなわち地球(テラ)に渡る方法が記されているという説があるのです」

「……『碑文』を見つけたら地球に帰れるかもしれない、ってことですか?」

「その通り。あくまで可能性の話ではありますが、賭けてみる価値はあるのでは?」

 

 地球。祥真が生まれ育った球状の青い大地。そうだ。帰る方法を探さなければ。どうして真っ先にそれを考えなかったのか。故郷には祥真の帰りを待っている者達がいるはずなのに。家族、友人、そして───

 

(………………あれ?)

 

 名前を書き終え、カインの方へとウインドウを滑らせた直後。稀なる異星人(エイリアン)は慄いた。己の内に巣食う不自然な欠落に。

 

 自分は地球の日本で生まれ育った稀戸祥真だ。それは分かる。だが、()()()()()()()()()()。地球についての記憶や、地球人として最低限の教養や常識は残っている。……なのに、自分という人間がまるで分からない。

 祥真は思い出そうとした。頭に鋭い痛みが走り、思考に真っ黒な帳が落ちかかった。まるで、()()()()()()()()()()と警告しているかのように。

 

(■■■は■■れ■くる■■■■な■■た)

 

 誰かの声が聞こえた。祥真は思い出そうとするのをやめた。深入りしてはいけない。考えれば考えるほど筋が通らず、自分の中で齟齬が大きくなる。終いには壊れる。そう思った。

 

 やめておこう。きっと今考えるべきではないことだ。自分は地球の日本で生まれ育ち、どういうわけか星界に迷い込んだ稀戸祥真。今はそれでいい。帰りたくたって帰れはしないのだから、この星界でどうやって生きていくかが先決だ。……それに。

 

(……そうだよ。別に、()()()()()()())

 

 そもそもの問題として、地球(ふるさと)に帰るという言葉は祥真の心を何一つ動かさなかった。自分が異世界に迷い込んだと知ったとき、祥真はその現実をあっさりと受け入れた。ごく自然に、どうやってこちらで生きていくかを考えた。最初から思っていなかったのだ。帰りたい、などと。……なら、おれは、一体?

 

 祥真の葛藤はごく一瞬の出来事だった。カインは署名を済ませた契約書に目を通し、頷いた。

 

「これにて契約は成立です。幾久しくよろしくお願いいたします、稀戸祥真さん」

 

◇◇◇◇◇

 

 ───異なる星の祥真と、開拓王カイン・アストレイア。

 絢爛たる開拓王にその手を引かれ、″異星″が夜の時代の舞台に立った。

 果たしてそれは、時代を次の段階(ステージ)に進める台風の目となり得るか。……あるいは。

 

◇◇◇◇◇

 

 かくして、夜の時代に異星たち(アザースターズ)は集い。

 ───第一の幕が、開く時が来た。

 

◇◇◇◇◇

 

 黒き剣のヴァンと凶星のアビゲイルは赤く錆び付いた闇の中を降下していき、やがて広い場所に出た。

 そこは、背の高い本棚が数知れず宙に浮き、三次元的に配列された空間だった。浮遊書架の列が果てしない螺旋階段じみて下方へと伸び、茫漠たる暗黒の渦を漂う浮き島へと続いている。

 

「ヴァン。……あれが」

「ああ。書庫の最下層だ。俺もここまで来るのは初めてだがな」

 

 ヴァンは浮遊書架を飛び石にして浮き島を目指す。アビゲイルがその後に続く。

 銀の弾丸(シルバーバレット)ウィリーとの戦いを経て、ヴァンはサイト管理人たる司書から最下層へのアクセス権限を与えられた。ここは謂わばVIPエリア。運営の招待を受けた者だけが立ち入りを許される、書庫の深層だ。

 

 最下層にはヴァンと同じ目的でこの場に立っているであろう裏社会の住人たちがひしめいていた。どれもこれも知らぬ顔ではない。罪業によって異名を冠した名付きの星々。恐怖と嫌悪をもって仰ぎ見られる邪悪の群星。

 

「……おい、あれは」

「ああ。凶星(まがつぼし)の……」

 

 アビゲイルが眉を曇らせる。

 どうやら、このアングラな世界においてすら、彼女の存在は不吉の象徴として忌避されているらしい。

 

「木ッ端共に取り合うな。お前は俺のものだ。胸を張っていればいい」

 

 ヴァンは言った。アビゲイルはぱっと顔を輝かせ、彼の腕に自分の腕を絡めた。ヴァンはすげなくその腕を払った。アビゲイルは頬を膨らませた。

 

『───お集まりいただき感謝する。星界に名だたる札付きの猛者たちよ』

 

 最下層に集まった者たちの視線が一点に集まる。広場の空中、闇色のローブを纏った人影へと。運営最高位、司書。無明のカエルム。

 

(……この期に及んで立体映像(ホログラム)か)

 

 用心深いことだ、とヴァンは内心で毒付いた。カエルムの霊体(からだ)はこの場にはない。ここはあくまでサイト利用者にとっての最下層であり、管理者のバックヤードはさらなる深部に隠されているということか。

 

『諸君にお声掛けしたのは他でもない。衛星都市アネス・ラミーナの跡地に封じられし、虚無領域(アビス)に繋がる(ゲート)の奪還。それが我々の目的だ。君たちにはその手助けをしてほしい』

 

 カエルムは奪還作戦の段取りについて説明を始める。その内容に意識を割きつつも、ヴァンは彼の立体映像を凝視し続けた。機会は得た。しかし、彼我を隔てる距離は未だ遠い。チャンスは必ず訪れる。司書(やつ)を表舞台に引きずり出し、「幽世の杯」に繋がる情報を手に入れる。その機会を逃してはならない。

 

 苛烈なる決意がヴァンの双眸を発火させる。彼一人だけではない。この場に立つ者、未だ姿を現さぬ者、それらすべてが各々の目的を胸に秘し、霊都を震撼させる大事件に身を投じようとしていた。

 

 ヴァンは知らない。この場に立つ者たちの中に、再誕の教団(リバース・オーダー)の象徴たる忘れ形見のサフィア、すなわちアズール・レクス・アストラリアがいることを。最大最強の冒険者、ネオ・アストラの開拓王が書庫の懐を探らんと手ぐすねを引き、彼方より来たる異星人(エイリアン)を送り込もうとしていることを。

 そして、ヴァンは知っている。この先彼が赴く戦場で、必ず銀の弾丸(シルバーバレット)ウィリー・ガン・ファルコが待ち受けていることを。

 

 ───かくて、群星は昏き深界に集結す。

 

 

序幕 集いし異星 完

第一幕 深界群星乱舞 に続く

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