549物語   作:チイチイノファン

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それからそれからー

マスターは帰ってからも開拓に急ぎまくっていた。

 

「朝っぱらから何回おでかけさせる気よ!」「スー眠いよう…」

乙女達がそれぞれ愚痴る。

 

「ピコーン、私学校行かなきゃなのに…」

「学園乙女までつきあわせちゃってごめんね」

マスターが乙女達に詫びる。

 

親密度が上がったのでめちゃくちゃEP(エスコートポイント)につぎ込む。

 

するとすると一気にEPが貯まった。

 

「ようしこれで精霊石が貯まるぞ!!」

「「そこかいっ!!」」

目を輝かせて心の声を放つマスターに対し盛大なツッコミを入れる乙女達。

 

ガッコンガッコンガッコン!

そしてそしてマスターは出撃してガラクタを沢山集めてきた。

 

乙女達はただそれをボーゼンと見守る。

「飽きずによくやるわね」

「それが楽しいんですって…」

と乙女達はぼやき合っていた。

 

そしてそして夜の10時に恒例のGB《ギルドバトル》が始まるわけだがその前にあるギルドの面々がマスター達の元に訪れる。

「あ、あなたがたは!」とマスター。

 

それはそれは、夢の世界で出会ったエミナー達マベアクのキャラクター達だった。

 

「こんにちは、ここでギルドを立ち上げていると聞いてやって来ました。魔法乙女達もはじめまして、私はエミナーです」

「上野飛華流《うえのひかる》です」「俺、ワンダだぞ!」「菊谷茂だ」「三島永戸だ」「花崎凛《はなざきりん》です」

 

それぞれの個性的な面々だった。

ヒカルンはオズオズと気恥ずかしそうに、ワンダは無邪気で、菊谷と永戸は不良ぽく、凛は礼儀正しくて大和撫子な感じだった。

 

「初めましてラナです」「カトレアです」「スーだよ!」「プルプルですわ」「ふん、ロザリーよ!」

乙女達もそれぞれ挨拶する。

 

「実は私達、MARVELOUS ACCIDENT(マーベラスアクシデント)と言うギルドを立ち上げましたの、確かギルドバトルが当たるのあなたがたのギルドでしたわ」

とエミナー。

 

「え?何故わかるのですか?」

目を見開くマスター。

 

「言っただろエミナーさんに出来ない事は無いって!」と菊谷は自慢するかのように腕を組んで言った。

そうエミナーは過去のことも、未来のこともわかるのだ。

 

エミナーは魔法使いである。

その魔法の力でヒカルンや凛も助けたし、菊谷達にも居場所を与えた。

 

そしてそして、せっかくだからとマスター達も一宝町にあるMARVELOUS ACCIDEN

Tのギルドに招かれる。

 

「うわぁおっきい!」スーがはしゃぐ。

「僕のギルドより大っきいですね!」とマスター。

 

「俺達イナズマ組にかかりゃそんなもんよ!な、ヒカルン♪」「は、はい(チッ僕に振るなよ)」

 

菊谷に言われ肩を叩かれるヒカルンはオーバーリアクションで返事しつつ心の中で毒づく。

 

「このヒカルン弱そうだけどゲームはとっても強いんだぜ!俺達何回やってもヒカルンには勝てなかったんだよ!」

「えへへ(ぐへへ、もっと褒めろよー♪)」

 

永戸がそう褒めるとヒカルンは照れる。しかしそれでも、心の中では有頂天になっていた。

 

「僕たちも負けられないな」

「ちょちょっと、本気にならないでよ!」

マスターに勝負の炎が灯《つ》きはじめたと知ったロザリーは慌ててマスターを止めようとする。

 

「スーも受けて立つよ!」

「スー!良い子は寝る時間よ!!」

スーも本気になっていたので乙女達は止める。

それからそれからーーー

 

ギルドバトルの時間は刻々と近づいて来た。

「緊張するなぁ、寝落ちしちゃわなきゃ良いけど…」

マスターに緊張と眠気が同時にやって来る。

 

「スー眠いよう…」「ふえぇ寝ちゃ駄目ですぅ!寝たら死んじゃいますぅ!」スーが寝かけるとルチルチがスーの頬をペチペチしながら叱咤する。

 

「んなわけないない」と魔法乙女達。

 

それから待って30分くらいーーー。

「お約束どおり来ましたのね」

とその時、マベアクのメンバー、マベメンが現れた。

 

「エミナーさん達も…」

マスターの目がキリリと引き締まる。

 

「僕は夜には強いほうです。ですからですから、夜の10時は僕の独壇場です!」

ヒカルンはそう放つ。

 

「俺達もYOASOBIは慣れてっからなぁ」

と菊谷と永戸も。

 

深夜になってもスケルトンバイクで出かけては物を盗んだりと不良をやってるだけあって夜は強い。

 

「すぅすぅ…」一方で良い子の凛とワンダはすっかり寝ていた。

 

「僕もあなたがたと戦う時を楽しみにしていました。だからだから、僕一人になってもこの戦いは負けません!」

 

なんとマスター以外の乙女達は寝ていて残るはマスターただ一人となっていた。

 

「あらあら大丈夫ですの?残ってるのが貴方だけだなんて…」

「僕は救いの鍵の少年!だからだから、僕は負けません!」

エミナーが目を細めて見下すように言うもマスターはこう放つ。

 

「では行きますよ」

「ぐへへへ喰らいやがれオタッキーメッダーソー!」「イナズマ拳!!」

 

マベアクキャラが猛攻を仕掛けた。

 

「一緒に行こう!!」

マスターは乙女達の翼を背に羽ばたかせながらマベアク達に戦いの空へ挑んだ。

 

飛翔《とべ》!戦いの空へ!

 

第二章、チイチイを救え完結!

 

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