549物語   作:チイチイノファン

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EPを取り戻せ!

マスターはありったけのEPを溜め込み、意気揚々と声を上げた。

 

「今度こそEP交換所で褒美をもらうぞ!」

「お供いたしますぞ」

マスターとロロイは探索マップ交換所に行き、褒美を貰いにきた。

 

「強盗だーーー!!」

またもEPを盗みに来る強盗が現れた。

 

「ぐふふ俺は仕事も何もかも失敗した堕少年。引きこもり歴6年のベテラン堕少年よ」

 

堕少年が身を乗り出した。

 

「さあEPをよこしな!さもなくばこことテメェらを蜂の巣にしてやるぞ!!煉獄怒首領蜂《れんごくどどんぱち》!!」

 

堕少年は弾幕を撃ち放った。

 

ズドドドドドド!!

「キャーキャー!!」

弾幕の轟音と悲鳴が響き建物に無数の風穴が開けられる。

 

「ふっはっはEPがありゃどうでも良いやー!俺は無敵の人だからなー!!」

 

無敵の堕少年。真少年も恐れる相手だ。

 

そこにマスターとロロイも隠れていた。

 

「なんで奴がまたここに…」

「隙を伺って相手を捕らえるのですぞ」

「やるしかないか、わかった」

 

少しずつ近づくマスターとロロイ。

ふとマスターは仕事の事を考えてしまう。

 

(あ、そう言えばゴミ捨ててなかったっけどうしよう…来たら『マスターさん、ゴミ捨ててなかったですよね?』と詰め寄られたりでもしたら…)

 

他所の事をつい考えてしまいそれが粗相を招く。

 

ガタンとマスターは小物を転がしてしまったのだ。

ゴトン、ゴロゴロゴロ…。

 

玉のゴロゴロと言う音が騒音のように聞こえてしまう。

 

「そこに誰かいるなぁ!!?」

堕少年はトリガーを弾いた。

 

「マスター!!」ドンッ!

ロロイがマスターを突き飛ばし難を逃れる。

 

「ちい外したか…」

堕少年は弾切れのようだったので装填をする。

 

「何しているのですマスター!」

「ごめんロロイ」

マスターのADHDの悪い所がまた発揮された。

 

「二匹とも蜂の巣にしてやる!怒首領蜂!!」

弾幕を二人に向けて放つ堕少年。

 

「くっ、烈風アサルトカッター!!」

ロロイは弾幕を弾幕によって撃ち返した。

 

「ちいやるな!しかししかし俺には切り札がある!」

堕少年は魔物化した。

 

「しまった魔物化してしまったか!」と難色を示すロロイ。

 

ドラゴンババーン!!ロロイはぶっ飛ばされてしまった。

 

「ロロイしっかりしろ!」

「来るなマスター!其方は堕少年を捕らえる事だけに集中しろ!!」

 

怒号するロロイ。

マスターはロロイの言う通り堕少年に集中。

対象の堕少年はマスターを煽ってきた。

 

「お前のような青二才に何が出来る!俺の怒首領蜂の餌食となるが良いわ!」

 

「僕は負けないフェアリーテール!」

マスターと堕少年の弾幕の押し合いが始まった。

 

「うわあっ!」

マスターが弾幕を喰らいまくる。

 

「ふふふ…」「ここまで…なのか?」

 

とマスターは諦めかけるがカチンカチンと何かがマスターを知らせてきた。

 

(あ、剣だ僕は二つ剣を持ってたんだった忘れてた)

忘れっぽいマスターはここで二刀流の秘奥義を持っていた事を思い出した。

 

「負けてたまるかツイストスピア!」

「こしゃくな!」

 

堕少年はマスターを投げ飛ばすもマスターは華麗に着地。

 

彼の手には剣が二つ握られていた。

 

「二刀流だと生意気な!」

「今度こそアンタを仕留める!」

 

マスターは堕少年に向かい二つの刀剣で撃ちそえようとした。

しかし堕少年はそれを躱し弾幕を撃ち放つ。

 

「ビッグバン甘いわ!!」

「畜生っ!」

マスターの苦戦は続く。

 

『マスター!』

「君はマァム!」

そんな時そんな時、マスターの目の前がキラキラに覆われたかと思うとブレザー姿の少女が姿を現した。

 

その少女こそがマスターの分身であり、今は剣となっている真少女マァムである。

 

『絵が完成したわ。その子を使って!』

「うんわかった!」

 

マスターはマァムから紙を受け取り、現実に戻る。

 

ーーー

マスターはロロイと共に縄で拘束されていた。

 

「ふふふ最初からそう大人しくすれば良いのさ」

そして堕少年はその場から離れようとする。

 

『お姉ちゃんをいじめる奴は僕が許さないよ!』

そんな時マスターの持っている紙からボーイソプラノの効いた声が堕少年の耳に入った。

 

「お姉ちゃんだぁ?」

と後ろを向く男。

 

そこには一人のショタ娘が仁王立ちをして堕少年を睨んでいた。

 

あれは誰だ?誰だ?誰だ?

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