ポケモン最強トレーナー・サトシ、バレンタインで好感度が限界突破している件 作:寝て起きたら異世界じゃなくて会議室だった
学園バトル大会は、ついに決勝を迎えた。
オレの対戦相手は、シゲルだ。
予選を危なげなく勝ち上がってきたシゲルは、バトルフィールドで不敵に笑っている。
「サトシ、ここでオレに勝てなければ、ワールドチャンピオンの座はいつか崩れるぞ」
「望むところだ、シゲル! オレは負けない! いけ、ピカチュウ!」
オレは、シゲルとの決勝戦に、最高の高揚感を感じていた。
バトルは、オレたちの絆と、シゲルの緻密な戦略がぶつかり合う、ハイレベルな展開となった。
オレがピカチュウをでんきタイプにテラスタルさせると、シゲルは対抗してブラッキーをフェアリータイプにテラスタルさせてきた。
タイプ相性を意識しつつも、予測不能な動きでオレのテラスタル戦術を攪乱してくるシゲルは、やはり強敵だ。
オレは、激闘の末に、オレの全力をぶつけ、なんとかシゲルに勝利した。
歓声が湧き上がる中、ブリアー先生がオレの優勝を宣言した。
(やった! 勝った!)
オレはピカチュウと抱き合い、喜びを分かち合った。
表彰台に上がるオレを見て、観客席のヒロインたちは様々だった。
セレナは、遠くからオレをじっと見つめ、涙を流していた。
その涙は、オレの頑張りを理解し、心から勝利を喜んでくれているのが伝わってきた。
(セレナは、オレの気持ちを一番わかってくれる。オレの強さを認めて、泣いてくれるなんて、本当に最高の仲間だ!)
カスミは、腕を組みながらオレを睨みつけていた。そして、ボソッとつぶやいた。
「フン、ワールドチャンピオンなら、当然の勝利でしょう。もっと、あんたらしい最高のバトルを見せなさいよ!」
(カスミは、オレがもっと圧倒的な強さを見せるべきだと、ジムリーダーとして厳しい評価をしているんだ。オレの成長を期待してくれてる証拠だ!)
観客席では、ライバルたちも静かに見守っていた。
シンジは、オレの勝利に一切の感情を見せず、ただ黙ってバトルデータを記録していた。
彼はオレの勝利を評価するのではなく、「なぜオレが勝てたのか」という非合理的な要素を分析しているようだった。
アランは、オレの全力のバトルに満足したように、静かに拍手を送っていた。
「流石だ、サトシ。その情熱は、私も見習わなければならない」
ホップは、興奮のあまり立ち上がっていた。
「すげえ! やっぱワールドチャンピオンは違う! 俺も絶対、あの熱さに勝ってみせる!」
ヒカリは、タッグバトルでの連携を意識するように、オレの動きの一つ一つを真剣に追っていた。
「今のピカチュウの動き、私とポッチャマならもっとうまくできたのに! 次は私と組んで、あの感動をもう一度見せて!」
ヒカリは、タッグパートナーの座を虎視眈々と狙っている。
グラジオは、少し離れたところで腕を組み、オレのバトルを無言で見守っていたが、オレと目が合うと、小さく頷いた。
「悪くない。だが、まだ足りない」
オレは、グラジオがオレを認めてくれたことに感動した。
シゲルは、オレに近づくと、手を差し出してきた。
「おめでとう、サトシ。お前の諦めない心は、やはり本物だ。だが、次はオレが勝つ」
オレはシゲルと固く握手をした。この学園生活は、最高のライバルたちと切磋琢磨できる、修行の場だ。
オレの優勝は、みんなの期待と応援のおかげだ!