どう? タツミ。わたし、すごいでしょ?   作:原作改編

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あとがき

 

 

 チェルシーによるクロメ暗殺、その原作改変いかがでしたか。

 今回リクエストを受けて改変するまでに至ったわけですが、アカメが斬る!の『チェルシー』というキャラの魅力を再確認することができました。これは本当に収穫だったと思います。

 この世界線のチェルシーは、これからはナイトレイドのメイドさんとして生きていくのでしょう。殺し屋になる前、ガイアファンデーションを手に取る前の『玉の輿に憧れる要領の良いただの女の子』へと戻っていくのではないでしょうか。いずれにせよ原作で凄惨な死を遂げたチェルシーよりは幸せになれたと思います。

 今回、改変しやすかった要因はチェルシーが『殺し屋として経験豊富だったこと』です。挫折を知らない人間がつまずいてしまうと、自分のそれまで築いてきた自信の高さに比例して、崩れた時のショックが大きくなると思います。チェルシーは一流の殺し屋だったからこそ、殺し屋としては死んでしまいました。しかし逆を言えば、玄人だったからこそ引くことが出来たという見方もできます。人は引くことで勝つことができるのです。

 きっと原作のチェルシーは『クロメ暗殺から逃げたくても逃げられなかった』のだと思います。おそらくクロメ暗殺は失敗することも無意識的に気付いていた(逃げようかなーと思ってた)けど、『タツミに褒めてほしいから』引き下がることができなかったのだと思うのです。

 この結末の他にも『アカメとタツミの援軍が間に合った場合』と『チェルシーが骸人形にされた場合』も考えていたのですが、『チェルシーが暗殺を諦めた場合』の原作改変に落ち着くことになりました。

 インクルシオの進化にはすこし意味があります。アジトから出る時に足の速いアカメを置いてかないとチェルシーとの会話の邪魔になってしまうと思ったからと、チェルシーはあのタイミングでタツミに会わなければ、そのままどこかへ消えていたでしょうから『チェルシーを助けるために進化した』のです。

 書いててガイアファンデーションがどの程度変身できるのか、針を首に刺しただけでちゃんと殺せるのかなんてことを考えてしまいました。ボルスさんも即死ではなかったので、やはりあらかじめ八房は奪うべきだと思いました。

 原作におけるチェルシーの死の意味は『クロメの異常性をみせること』と『帝具使い同士の戦いにおける鉄則を守るため』だったので容易に改変することができました。

 書いててとても楽しかったです。

 ご精読ありがとうございました。

 

 2014/12/17

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