ポケモンSPECIAL―グーパンでポケモンマスター― 作:YEX
レッド達は、次なる島『グレン島』に向けて、海を渡っていた....
「あれがグレン島か....ん?なんだありゃあ!?」
「....火事?」タタタッ....
レッド達が見かけたのは、崖の上から炎が立ち上っていたのところだった。
「ライム、見に行ってみようぜ」
「うん」タタタッ...
そう言い、レッド達は崖の上に何があるのか確認しに行き、覗いてみるのであった。
「よいしょっ.....と」
「....っ!ロケット団だ」
「いたぞ!カツラのウインディとギャロップだ!!やれぃ!」
ゴォォォッ!!
如何やら、あの炎はウインディたちのせいだったらしい..だが、そのポケモンのトレーナーらしき人物が見えない。何処にいるかと探してみると、ほのおがこっちに来る。
「うわちちっ!?」
「!だれかいるぞ!」
「カツラだ!引きずり出せ!!」
(しまった....うおっ!?)
熱くて思わず口を開いたレッドに急に何か引っ張られる....その先には、崖の横に空間があった。如何やらレッドを引っ張ったのは、ライムであった。
「お、おい。このくぼみって....」
「うん、レッドの声でバレた時、今さっき作った」
「作った」
「うん。崖の壁をくりぬいて」
「.....すげぇ」
レッドはライムのごり押しの姿にそれしか言葉が出なかった。
「ところで、これからどうするんだライム?」
「とりあえず.....邪魔なロケット団は奇襲をしかけるか」
「奇襲....そうだな、どうせなら
「賛成」
「...くそ、いない!どこに隠れている....」
「―――ん?」
ドコォォン!!
『うわぁぁぁ!?』
「な、なにぃ!?」
突如、地面からサイドンが現れ、その場にいたロケット団を吹き飛ばす。
「っ!」バッ
「な、地面から人が―――」
「
『ぎゃあああっ!?』
「いけ、フッシー!『つるのむち』!」
「フシー!!」ビュンビュンッ!
『うわぁぁぁっ!』
その隙に二人は周りに飛び散った岩を技を使って、ロケット団に当て、全員崖の外へ吹き飛ばした。
「これで、ロケット団はいなくなったね」
「だな!」
「君たち....」
『!!』
二人は後ろを振り向くと、そこにはサングラスと鼻髭をしたはげたおじさんが立っていた。
「えっとあなたは?」
「私の名はカツラだ。君達は?」
「レッド」
「ライムです」
「そうか.....まずはお礼を言った方がいいかな?―――ありがとう助かった、実は私はわけあってロケット団に追われていたのだ」
「なんで追われてたんですか?」
「ああ...私は元ロケット団の科学者だ」
『っ!?』
カツラはなんと、元ロケット団の科学者だった....そのことに二人は驚きの表情を見せる。
「もしかして...団を抜けたから追われていたんですか?」
「うむ...っ!どうやら...敵はあれだけじゃないらしい」
「?...おっ」
「な、なんだあ!?」
すると、ライム達の周りには炎の塊が現れる。そして、その炎は段々と鳥の姿に形が変わっていく....
「こ...これは...!この姿は!!――――伝説の鳥ポケモン...『ファイヤー』!!」
「!」
「なんだって!?」
ライム達の目の前に、伝説の鳥ポケモンの一人『ファイヤー』が現れる。
「ふっ...ふふふ...カツラめ....我々を裏切ったことを後悔させてやるぞぉ....いつつ....セキエイで捕獲したあの伝説のファイヤー!一度狙った相手は全て燃やし尽くすまで攻撃するのをやめんぞ!!」
「ギャロップ!『ほのおのうず』!!いけーっ!」
「ヒヒンッ!」ボォォォッ!
カツラのギャロップがほのおで出来た渦をファイヤーに向けるが....簡単に破壊される。
「くっ...」
「なら、ニョロ!『なみのり』!」
「っ!」ドドドドドドド
「~♪」スカッ
ニョロボンの波の水で攻撃するが、ファイヤーの素早さで回避される。
「は、はやい!」
「っ!」コォォォォッ――ドドドド!!
『!』
今度はファイヤーの火炎攻撃がライム達を襲う。
ドガガガッ!!
「うわぁぁぁっ!!」
「~♪.....!?」
「―――っ」ギロッ
爆発が起こり、煙が晴れると...そこにはフリーザーがライム達を庇った。
「ふ、フリーザー!」
「なんと...君達、あのフリーザーを仲間にしたのか!?」
「助かったよ」
「...」コクッ
「よし...ここから反撃するよ。レッド、フリーザーに乗って」
「おう!...頼むぜフリーザー!」
「―――キェェェッ!!」バサッ!
フリーザーは雄たけびをあげ、背中にレッドとピカチュウを乗せ、ファイヤーへ突っ込む。ライムもジャンプして、一緒に突っ込んだ。
「なんと!待て、ライム!丸腰のままで一体何を―――」
「....」バタバタバタバタ.....
(と、飛んでる!?)
「ギャオ―ス!!」コォォォォッ―――ドドドド!
「スゥゥ―――」
ファイヤーの火炎攻撃にライムは息を吸い込む。
「息を吸い込んでなにを...」
(ノーマル
ブォォォォッ!!
「!?―――ギャース!?」ドガガガッ!
「な、なんと!たった一息であのファイヤーの攻撃を押し返して返り討ちにしたじゃと!?―――いや、そうはならんじゃろ!?」
「よし、いまだ!ライムが作ったチャンスを無駄にするな!ピカ、『10万ボルト』!!」
「ピーカー....ヂュゥゥゥっ!!」バリリリッ!
「キェェェェェ!!」ビィィィィムッ!
ファイヤーの攻撃をライムのごり押しで隙ができ、レッドは一気に畳みかけ、ピカチュウは『10万ボルト』、フリーザーは『れいとうビーム』でファイヤーを攻撃する。
「ギャオース!?」ドバババッ!!
「ま、マズい...一時退却だ!もどれファイヤー!!」
「あ!」
状況が不利と思ったか、ロケット団はファイヤーをボールに戻し、退却した。
「あ...あいつら....」
「よせ、レッド、ライム深追いはやめたほうがいい....クッ...」
「大丈夫ですか、カツラさん?」
「ああ、大丈夫だ...ありがとう。だが、私には
「使命?」
「そうだ。私が作り出してしまった、あの
「...カツラさん」
「....あっやべ、何か落ちた」
カツラの決意にライムは見つめていると、ふと、レッドのポッケからおじさんからもらった石が落ちる。カツラはそれを拾い上げると、驚きの表情を見せる。
「む.....!?こ、これは!―――『ひみつのこはく』!」
「ひみつの...」
「こはくだってぇ?」
「これは、ポケモンの化石じゃ....丁度いい、私の秘密の研究所に化石を復元できる装置がある...これで元の姿に戻せる」
「ふむふむ...化石を復元ですと」
「ほ、本当かおじさん!」
「ああ、早速試してみる価値はある」
そう言い、ライム達はカツラの秘密の研究所へ向かい、化石を復元するのだった。
ウィーン....
コポコポ....
シュゥゥゥッ....
「ギャオ―!!」
「きょ、恐竜!?すげぇ!!」
「これは『プテラ』じゃ...この子は君達にとって戦力になるだろう―――さて、この水道をぬければ、マサラタウンだ。ここでお別れだレッド、ライム」
「うん....カツラさんも気をつけてね」
「うむ」
そうして、ライム達はこの場を去るカツラの姿を眺めた後、マサラタウンへ向かうのであった。
「カツラを捕まえることはできなかったか....ミュウツー計画がついえた今、我々の切り札があと一つ....だが、
―――
――
―
8番道路 ヤマブキシティ 西側通用門
そこでは、ブルーと係官がなにやら揉めていた...如何やら中に入りたいが通行禁止だという...
「ここは通り抜け禁止だ!出て行け!」
「えーっ、そんなこと言わないで通してよ~ねぇ、お・ね・が・い♡」
「......ダメだ!」
と、ブルーの色仕掛けでも無理だった。
「ちょねちょっと。やーん、け、ケチー!イーだ!!....ここもだめ...か」
南側でも、如何やらグリーンも中に入りたかったが無理だったもよう...
「ここからでも入れないか....ヤマブキは東西南北に道が通じた町だが、どこからも入ることができない。後はこの町だけなんだが....仕方ない、上空から見てみるか」
そう言い、グリーンはリザードンを出し、上空から観察することにした。
「町に異常はないようだが....ん?」
「...あら♡いい男発見♡―――こんにちはーっ、デートしない!?」
「な、なんだあの女!?....無視だ無視!」
と、途中シルクスコープをかぶったブルーを見つけたグリーンは無視しつつ、Uターンするが....
「っ!あわてちゃ駄目よー!バリアがあるわ!」
「何!?」ガガガ!!
と、グリーンは見えない壁に激突してしまう。
「オイ!おまえ!それならそうとはやく....」
「!.....このバリア....エスパー系のポケモンが発生させたものだわ」
「!!」
「でも、町全体をおおってるなんてただ事じゃない....」
「....リザードン!」
と、リザードンのかえんほうしゃを放つが...全然歯が立たない。
(だめか...)
「ねぇ、あなた!どうしてもヤマブキに入りたいか、知らないけど、ここはアタシと手を組まない?」
(おじいちゃんなら、何か知っているかもしれないな)
「.....」
と、ブルーの言葉を無視し、グリーンは一度マサラタウンへ戻る。
一方そのころ...ライム達はマサラタウンへ戻ってきたが、静かだった。
「?...誰もいない」
「おかしいな....昼間なのに」
「とりあえず、僕はメメ姉さんに会いに行くから、後で合流しよう」
「ああ!おれは博士のところへ行くぜ!」
そう言い、ライムとレッドは一旦別れ、ライムはメメのところへ戻っていく。
ガチャ....
「メメ姉さん?ただいまー」
そこは、誰もいない静かな空間が支配していた....
「....?どっかに出かけてるのかな?」
「....もしかして、ライムなの?」
「っ!メメ姉さん?どこ?」
「ここよ」ウネウネ...
と、メメは椅子に化けていて、人間体へ姿を変える。
「メメ姉さん、なんで椅子に化けて?」
「...いいかい、ライム。時間がないから手短に話すわ....まず、町中の住人がロケット団にさらわれてしまったわ!」
「!?」
「それに、オーキドさんもロケット団に連れて行かれてしまったわ...私はメタモンだったから、変身して何とか隠れたけど....」
「だから町が静かだったんだ....ハッ!?レッドが危ない!」
「ライム!?」
「メメ姉さんはその場で待ってて!」
ライムは急いで、家から飛び出し、レッドが向かっているオーキドの家に向かう。
「....っ!レッド!」
「う...うう...」
ライムが全速力でオーキドの家に着くと、そこにはレッドが倒れていたのを見つける。
「大丈夫、レッド?」
「うう....すまねぇ、油断してしまった....クソッブイが...ブイがロケット団の幹部に連れ攫われてしまった!」
「!!」
「あいつ、町の人間を救いたきゃヤマブキに来いって....ごめん、ライム...俺がいたばっかりに....」
「.....」
ライムは無言で何も言わない....そして、レッドに心配がないように声をかけた。
「大丈夫....ここから取り返せばいいだけ。そして、それ以上にボコボコに撃ちのめしてあげますよ」
「ライム....っ!」
「おっ」
すると、上空からグリーンが降りてくる。
「もしかしたらと思っていたが....やっぱりな...」
「グリーン!ま、マサラタウンが大変なんだ!」
「ああ、知っている。これを見ろ」
そう言い、グリーンは当る一枚の写真をレッド達にみせる。
「これって....」
「ロケット団!?」
「上空からとったヤマブキの写真だ。シティ全体にバリアがはられていて、上空からの侵入も不可能。ここがやつらの本拠地ってことだ」
「つまり、ヤマブキに来いっていうのは....」
「その通りだ....やつらと俺たちの最終戦が始まるってことなんだよ!」
「っ....」
「ゴクリ...」
グリーンの一言でより、一層空気が緊迫な状態になる。
次回、シリアス数分も経たず死す!デュエルスタンバイ!
ライムのヒロインにいいのは?
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メイン(予定)のTSレッド
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イエロー
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ブルー
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ナツメ
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シロナ
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カルネ
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サナ
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コルニ
-
カガリ
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エリカ
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その他(コメント)
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穴場のTSグリーン(!?)
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いっそ皆で一緒に暮らす