ポケモンSPECIAL―グーパンでポケモンマスター― 作:YEX
「もっもっもっ.....」
「ライム....チョコ食べ過ぎです。虫歯になりますよ?」
「ごめん、けど毎日歯磨きはしてるよ?」
マサラタウンに来て一週間....ライムたちはすっかりマサラタウンの住人たちと溶け込んだ。
「そういえば、
「なんか見たことないポケモンを捕まえるって意気揚々としてた」
レッドちゃん....それはライムが初めてマサラタウンに来た時の話....
―――
――
―
「お前が、最近ここに引っ越してきたやつか!」
「....そうだけど君は?」
ついて早々、ライムは赤いキャップがトレードマークの少女に話しかけられる。
「俺はレッド!この町のポケモントレーナーで右に出るものはいない!」
「ポケモン.....トレーナー?」
「え゛!お前、ポケモントレーナーを知らないのか!?」
「うん....あっ、知識ならメメ姉さんから教わったよ」
「知識って....じゃあ、ポケモンは持っていないのか!?」
「うーん....もってはいないけど、友だちならいるよ。カビゴンとか、ポッポとか」
「......」
「え、何その目」
ライムはメメからポケモンの知識を貰ってはいるが、ポケモンを捕まえる道具などは教えてもらっていないのだ。これは、メメがメタモン故にあまりそういうのは触れてないのだ。
「ポケモンはモンスターボールに入れないとゲットできないぜ?」
「うーん...でも―――」ピュィー!
ライムは指笛でならすと、何処からともなく、鳥ポケモンが現れる。
「ピジョーンッ!!」
「ぴ、ピジョン!?」
「....こうして、僕の元に駆け寄ってくるからな....」
とりポケモン、『ピジョン』がライムの右腕に着地する。
「す、すげぇ!!ピジョンだ!げ、ゲットして―――」
「だめ。これはメメ姉さんの配達要因だって言ってたから.....『勝手にとったら泥棒だよ』って教えられたし...」
「捕まえていないんだから泥棒じゃないんじゃ....」
「メメ姉さん、怒ると『はかいこうせん』撃つから、ダメだからね?」
「お前の姉ちゃん『はかいこうせん』撃つの!?」
と、会話が弾み色々レッドからポケモンの捕まえ方を教えてもらっていた。
「いいか、ポケモンを捕まえるには、相手を弱らせてから捕まえるんだよ!」
「弱らせればいいの?」
「ああ、いまから手本を...」
「分かった」
「...え?分かったって何―――」
バキッ!!
「―――え?」
ドシャ!ゴロゴロ.....
「が....がほ....」ピクピク
「―――できた」
「いや...出来たって...それ....ニドランを、とびげりで?」
という感じで、色々無茶なこともあったが、それなりにレッドと仲が良好になっていた。
そして、メメにポケモンのゲットについて話すと....
「いいんじゃないかしら?」
「あら以外....てっきりメメ姉さん否定すると思ってた」
「...最初は否定しようと思ったけど....ライム、あなたずっと山籠もりだから、初めて人間の友達ができたんでしょ?」
メメはポケモンなのであまり人目につかない所で生活していたので、友がポケモンしかいなかったライムにとっていい刺激になっているとメメは分かっていた。
「うん....そうだね」
「なら、『郷に入っては郷に従え』....彼らのやり方に合わせてみたら?」
「....うん分かったよ、メメ姉さん」
「ええ♪....あ、だけどピジョンはダメだからね?あれ配達用だから」
「そこはレッドに言ってるから大丈夫」
「ならよし!」
―――
「『チー』は『チョコ』の『チー』♪.....『ョ』は『チョコ』の『ョ』♪.....ん?」
そんなこんなでもうすぐ日が暮れる頃、歌を歌いながら荷物運んでいると、レッドとおじさんの姿がいた。
「.....ピジョン、荷物をメメ姉さんのとこへ持ってって、僕はレッドがへんなおじさんと一緒にいたから様子をみてくるって伝えて?」
「ピジョーン!!」
「よしよし...おねがい」
ピジョンに荷物と伝言を伝え、レッドがいたところへ向かう。
「レッド~」
「あっ!ライム」
「むっ、誰じゃ?」
「あ、こんにちは。ライムです」
「う、うむ....わしはオーキド博士じゃ」
「オーキド....あ、町はずれの」
「そうじゃ」
「ところで、なんでレッドはそのオーキドさんと一緒にいるの?」
「じ、じつは....」
レッドは今日の出来事をライムに伝える....
「レッド....流石に勝手に入ったのはダメなんじゃ?」
「お主、こいつと違って中々利口じゃな...」
「うぐぐ...言い返せねぇ....」
如何やら、その幻のポケモンに負けて、もっと強くなると生き込んだのは良いものの、オーキド博士の家に勝手に入り、誤ってオーキド博士のとこにいたポケモンが全部飛び出してしまい、全てのポケモンを捕まえるため、レッドが向かうところらしい...
「...うん、なら僕もそのポケモンの捕獲手伝うよ」
「え?いいのか?お前には何も関係ないのに....」
「流石に困ってる友達や人を放っておけないしね...メメ姉さんだって『困っている人がいたら助けなさい』って言っていたし....」
「ふむ...なんとも素直な優しい子じゃ...どっかの奴たちに見習わせたいものじゃ....」
「う、うるさいな!」
「んで、どこまでなの?」
「うむ....外の方まで行ってしまっているからな....急がなければ日が暮れる....」
「....急げばいいんですね?」
「ん?」「え?」
すると、ライムはウォーミングアップをし始める。
「ライムよ...一体なにを...」
「あれ、何だろう....とてつもなく嫌な予感がする.....」
「時間がないことですし....まきで行きます」ガシッ
そう言うと、オーキドとレッドの腕を掴む。
「行きます」
「え?行くって何を―――」
ドヒュンッ!!
「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」」
地面がえぐる音と共に、ライムは走り出し、一気に隣町まで行くことになった―――
―トキワシティ―
「し....死ぬかと思った....」
「じゃ、じゃが彼のおかげであと一匹になったわい....」
「あと一匹って?」
ライムが全速力で駆け出して、トキワシティまで着いた三人は色々あって最後の一匹まできたのだった。
「あとは...フシギダネだけだったな....」
「うーむ、あれは....」
「あ――!いた!!」
「あ、ホントだ」
レッドが指を指したその先には、たねポケモン『フシギダネ』がいた。すると驚いたのか逃げ出す。
「っ!」ダッ
「あ、逃げた」
「あの建物に入っていったぞ!」
逃げたさきは―――ボロボロの建物だが、『トキワジム 閉鎖中』と書かれていた。そんなのはお構いなしに、三人はフシギダネを追うため入っていった。
「フシギダネはどこ行ったかな?」
「あ、あそこですね」
ライムが指した方向には、フシギダネがいた。....どうやら何か不機嫌な様子....
「おお,おったおった。さ、おとなしくこっちへ来.....」
ドカッ!!
「ぐほっ!?」
「あ」
すると、フシギダネはオーキドの腹に『たいあたり』を繰り出した。
「こんの!飼い主に向って.....!」
「怖がらなくていいぜ、フシギダネ」
「レッド?」
「....」
すると、レッドがゆっくりとフシギダネに近づき、語り掛ける。
「怖いんだな....そうだよな....外に出るの初めてだもんな。研究所で見た時、ほかのポケモンとは、別にしてあったよな....自分以外の生き物を見るの、初めてだったんだろう?」
「.....」
「よしよし、おなかへってんのか?」
レッドのやり取りを見て、オーキドは何かを思った....その時―――
メリ....
「?」
「!?」
後ろを振り向くと、そこには野生のかくとうポケモン『ゴーリキー』が現れた。
「あれは野生の....」
「格闘ポケモンの『ゴーリキー』じゃ!!」
「....っ!」ズォォッ!!
「わぁっ!」
「レッド!」
ゴーリキーが拳をレッド目掛けて殴りかかろうとした!
もう駄目とレッドは目を瞑ったその瞬間―――
パァァァンッ!!
「――――....?」
「な....な、な、な、なんと....」
「.....」ググッ....
「―――!?」
「ゴーリキーの攻撃をライムの片手だけで受け止めた!?」
「―――嘘....」
レッドが見たものは....ゴーリキーの拳を目の前にいたライムが左手で捕える場面だった。
「いきなり攻撃とは....危ないですね。とりあえず、僕の友達を傷つけようとした君は―――」グッ――ビキキッ!
「!!」
「一発、分からせてあげます」
そう言い、右手に力を籠め、ライムの技が炸裂する。
「ノーマル
ドコォォォォンッ!!
「――――!?」
ドスゥゥゥン.....
「なんと....」
「た、倒しちゃった....ゴーリキーを....」
「.....」プルプル
ライムの一撃が聞いたのか、ゴーリキーは腹を蹲りながら倒れていった.....
その様子に皆驚愕する。
「ふぅ....レッド、オーキドさん、それにフシギダネ....大丈夫だった?」
「....た、たいしたものじゃ、ハ...ハハハハ....ウハハハハハ!!」
「?」
その後、なんやかんやでレッドはオーキドから『フシギダネ』をもらい受けた。
「フシギダネは君にやろう。もうすっかり懐いてしまったようじゃしな」
「ほ、本当に?や、やった!」
「よかったですね」
「.....ところでレッド、ライムよ。君達は強さはどういうことだと思うかね?」
「「え?」」
「技がたくさんあることじゃろうか?
「......」
「.....???」
急に来たオーキドの質問に二人は悩み考える...すると、オーキドは大切なことを説明する。
「そうではない。大切なのは『心』なのじゃ!君が先程ポケモンと通わせた心...その心こそが、誰にも負けないポケモントレーナーとなるための道になるのじゃ....ホレ」
「これは....」
オーキドはレッドとライムに二個の箱型の機械物を渡される。
「これは『ポケモン図鑑』。君達がポケモンと出会うごとに、そのデータを記録していける」
「わー....」
「こりゃ凄い....これが所謂『ハイテク』ってことか....」
「その図鑑に全てのデータを記録するころにはレッド、ライム、お前達は究極のポケモントレーナーになっとることじゃろう」
「究極の....」
「ポケモントレーナー.....」
『究極のポケモントレーナー』....その言葉に二人は、『憧れ』を持つようになった。
「....なってやりますよ、究極のポケモントレーナーに――――グーパンで!」
「「え?グーパンで....?」」
こうして、レッドとライムの究極のポケモントレーナーへの旅が今始まりを迎えるのであった!
「あれ、そういえばライムと言ったかのぉ....あ奴、ポケモンを持っていなかったようじゃが.....まっゴーリキーを倒した男だ、大丈夫じゃろ」
え?ポケモンをどうやって捕まえるかって?決まってるだろ――――拳で。
ライムのヒロインにいいのは?
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