ポケモンSPECIAL―グーパンでポケモンマスター― 作:YEX
「まてー!!」
「こんちくしょーっ!」
「「?」」
西の町、『ニビシティ』についたライムたちは、何やら住民たちが何かを探している場面に遭遇する。
「何をあんなに必死になってんだろう?」
「ん?」
すると、レッドはとある張り紙に目を向ける。
『ピカチュウ イタズラ電気ねずみ ~~~~』
....如何やら、このポケモンが悪さをしているので捕まえようと住人たちが必死になっていたようだ.....
「ははーん、さっきのさわぎはこいつだな.....いっちょ手伝ってやるか」
「そうだね」
「~♪」トテテ....
意気揚々と住人たちから逃げているねずみポケモン『ピカチュウ』....すると、上からライムが飛び足してきた。
「おっと、逃がしませんよ」ドスンッ!!
「!?――ピカッ!!」バリリッ
上から人が降ってきたことに驚くピカチュウだが....咄嗟に『10万ボルト』を放った。
普通ならあっけなく感電してしまうのだが.....だが、あくまで
「おっと」スカッ
「ピッ!?」
「すげぇ!あのピカチュウの攻撃を
「なんという反応速度!?」
「ごめんね。悪いけど、少しは反省して」
「ピッカァ!?」
そう言い、一気にピカチュウに近づいたライムは渾身の技をくらわす。
「
「ピー!?」ピューン
ライムの至近距離からの連続張り手でピカチュウを吹き飛ばす。そして、ライムはレッドに指示をだす。
「レッド、今!」
「ああ!行けっ!モンスターボール!!」ビュンッ!!
「!」
ポーン!―――ポンッ
レッドが投げたボールで、ピカチュウはあっけなく捕まった。
「おおお!」
「ナイスコントロール。レッド」
「お前もナイスパワーだぜ、ライム!」
と、お互いの手をガシッと掴む....その後、ライムたちは住民たちからピカチュウを捕まえたお礼にご飯を食べさせてもらっていた。
「いやー助かったよ。こいつのせいでいくつ商品をダメにされちまったことか!」
「まったくたいしたものだ....
「どっから来たんだ?」
「マサラタウンだよ」
「なぜこの町に?」
「何故って...これを作ってんだ」
レッドは食べながら、『ポケモン図鑑』を取り出してさっき捕まえたピカチュウを検索する。
「モグモグ....どうやらトキワの森の野生ピカチュウがやってきて、この町に住みついたみたいだね」
「そうみたいだな」
「にしてもすごい機械だな」
「でしょ?この世界に存在するポケットモンスター、通称『ポケモン』の百数十種のデータをこいつにかき込んで、完璧な図鑑を作る!これが俺達の目的さ!...ん?」
すると、レッドは後ろのポッケに違和感を感じ、探ると―――さっき捕まえたピカチュウが暴れていた。
「暴れんなよ、おい」
「どうやら、相当怒りん坊みたいだね」
「そうだな....そのせいでこいつ、ちっとも大人しくならないなぁ...よぉし」
レッドたちは一旦町から離れ、捕まえたピカチュウを仲良くしようと奮闘しているが....
「いっつ!?」
「大丈夫?」
「あ、ああ....にしても強情なやつだなあ。ちょっとは仲良くなろうぜ~なっ、ピカチュウ♡」
「.....」ビリッ!
「うあっち!?」
「....前途多難ですな」
「く――っかわいくねぇなあ~」
悪戦苦闘しているレッドを見守っているライム...すると、何者から馬鹿にしているようなセリフを耳にする。
「ずいぶんとのんびりしたもんだな、レッド」
「?」
「!」
その人物は茶髪で紫色の長袖シャツと黒いズボン、茶色いブーツを履いており首元にペンダントが装備されているキザな感じを醸し出していた。
「グリーン!」
「....誰?レッドの知り合い?」
「あ、そうか...お前は知らないんだっけ....こいつは『グリーン』、俺のライバルだ!」
「ふん...まぁおまえと同じく図鑑を作っているライバルとして恥ずかしいがな」
「むっ...」
「それより、お前がライムか?...どんな奴かと思えば、パッとしない奴だな」
「えー....なんかいきなり初対面でひどいこと言われた.....」
と、いきなり毒舌をはくグリーンにライムは引いていた。
「ふっ...良い事を教えてやろう」
「「?」」
「この町のポケモンジムのリーダー、タケシが今、挑戦者を募っている。俺はヤツに挑戦してグレーバッチをいただくつもりだ」
「グレーバッチ?」
「......えっと、確かバッチを持つと自分のポケモンの力が上がる...って言ってたっけ?」
「ほう、そこの
「くっ...悪かったな!知らなくて!」
と、顔が真っ赤になったレッド...それを抑えるライム。
「そこでだ。俺とお前達....どっちがさきにバッジを手に入れるか勝負しないか?...まぁ、ライムはともかく、そんな電気ねずみ一匹手なずけられないやつとは、勝負にならないかもしれないな」
「~~~(# ゚Д゚)」
「ストップ二人とも―――いい加減にしないと二人共殴るよ?」
「すんませんでした」
(あの馬鹿がすぐ謝ったな....相当つよいのか?ライムって....)
と、二人のケンカを脅しで強制的に止めさせる。すると、グリーンは去る前に一つ忠告を入れる。
「そうだ、ついでに言っといてやるか。タケシは岩ポケモン使いだ。その電気ねずみじゃすくらきたえても役に立たないと思うぜ...せいぜい頑張るんだな」
「....一々忠告いれるのって―――ツンデレなんですか?」
「違う」
それだけ言い、グリーンは去っていく。
「ちぇっ、やなやつだ。....」
「あっこれグリーンが落とした奴」
そう言い、ライムはグリーンが落としたチラシを拾う....その内容はニビシティジムの告知だった。
「えっと...次のジム開放日は――明日の12時、だって」
「....よーっし!俺らもグリーンに負けないように頑張るぞ!」
「だね」
「おっと、そういえば....手持ちのポケモンは、みんなほとんどHPが尽きてたっけ。明日朝一番にポケモンセンターに行って、勝負の前に弱ったモンスターの体力を完全回復させとかなきゃな」
そうして....翌日、レッドたちはポケモンセンターへ向かうと―――なんとポケモンセンターが故障して利用できなかった!!
「あらま....」
「そ、そんなぁ、ということは.....体力満タンなのはこいつだけか....」
そう言いながら取り出したのは、まだボールの中で暴れているピカチュウだった。
「.....チョコいる?すこしでも回復させないと」スッ
「うう....ありがとう、ライム....」シクシク....
こうして、二人はニビシティジムへ急いで向かうことにした。
ワーワー!!
「すごい人の数だ...」
「わー...盛り上がってるなぁ」
ジムに入ると、リングを中心に観客たちが盛り上がっていた。
―――すると、レッドがリングの上にグリーンがいることに気付く。
「あ、グリーン!」
「やっぱり勝ち進んでいたね」
ピンポーン....
『Bブロックの予選を開始します』
「おっといけね」
「頑張ってね、レッド」
「おう!」
そう言って、レッドはリングに上がる。すると、どこからかコソコソと声が聞こえる。
「いやぁ毎回見に来てるが、予選を突破してタケシへの挑戦権を手に入れられるやつぁ、めったに出ねえな」
「ん?」
「まぁ、ニビジムの精鋭たちにかかっちゃなあな」
「へー....」
その言葉を聞き流しているライムはレッドの方を見た....二体のHPがすくないポケモンを使いながらも、何とか突破して、いよいよタケシへの挑戦が始まる!
「す、すごい速さだ!」
「あのイワークの攻撃を避けてる!」
(...全然懐いてないなぁ...)
タケシのいわへびポケモン『イワーク』とレッドのピカチュウの戦いが始まり、イワークの『いわおとし』を華麗に避けるピカチュウを見て観客たちは驚くが、ライムは逆にレッドの言うことを全然聞いてくれないピカチュウに哀れな目を向けていた。
「ピーカー....ヂュゥゥゥゥゥゥッ!!」バリリリリッ!!
「グワァァァ!?」バカッ!!
「おお、凄い」
その後、レッドがピカチュウをイワークの攻撃を庇い、そのおかげかピカチュウの『10万ボルト』がイワークに炸裂し、戦闘不能に追い詰めることに成功した....そうして、レッドは『グレーバッチ』を貰うことに成功した。
「お疲れ、レッド」
「えへへ...おう!お前も次、頑張れよ!」
「承知」スタスタ
レッドに応援されながら、ライムはスタスタとリングへ歩き始める。
「へへっ....かかって来いヤァ!」
「....」
「頑張れ!ライム!」
(....あいつの実力、見せてもらうか)
こうして、ライムのバッチ攻略の戦いが始まる。
「行くよ、スピアー」
「Booo....」
「見せてくれよライム!お前達のバトルを!」
「何っ!」(あのスピアー...色違いだと!)
「はっ!何かと思えば『スピアー』か。色が違うが、虫タイプ....岩タイプの俺に勝てるかよ!」
「ラッシャイ!」
と、ライムはスピアーに対し、がんせきポケモン『イシツブテ』....当然、イシツブテの方が有利だが....
「行けイシツブテ!『いわおとし』!」ドドドド!
「えーっと技は....スピアー、『ミサイルばり』」
「Boooo!!」(死ね!!)
ドガガガガガガッ!!
スピアーの『ミサイルばり』で、イシツブテの『いわおとし』を完全に撃ち落とした。それだけではなく....
「なっ!全て相殺された!」
ドドドドド....
「ん?―――ゲッ!?」
チュドォォンッ!!
「ああああ!?」
「....スピアー、やりすぎ」
そのまま、残りの『ミサイルばり』をイシツブテ共々攻撃し、リングの外へ吹っ飛ばす。
「すげぇ!ライムのスピアー!一ターンだけで倒した!」
「ほう、凄い力だ....にしてもあのスピアー、相当なパワーなのに、当の本人はポケモンの素人....よく懐かせたな?」
その後なんやかんや敵を倒し、ライムもジムリーダータケシへ挑戦することとなった。
「まさかスピアー単体でここまでとは....本気でいかなければな!」
「行くよ、スピアー」
「Booo...」
「いくぞ、『ロケットずつき』!!」
バトルが始まると同時にイワークの渾身の『ロケットずつき』を炸裂する。イワーク自身が体を竜巻と化した攻撃、そのスピードは巨大な衝撃波を作り出すという突進がスピアーに襲い掛かる。
「スピアー、『こうそくいどう』」
「っ!」ダッ!!―――ビュンッビュンッビュンッビュンッ!
「なっ!は、はやい!!」
スピアーの『こうそくいどう』で一気にイワークの懐に入り、攻撃をかます。
「スピアー、『どくづき』」
「Booo!!」
スココココッ――――
高速で移動するスピアーから『どくづき』でイワークの体をつついた後、戦闘態勢をといた。
「?」
「どうした?何故やめる?....それとも勝てないから攻撃をやめたのか?」
「違いますよ」
「なに?」
「攻撃をやめたのは、もうイワークを倒したからスピアーは攻撃をやめたんですよ」
「何を!イワーク、もう一度『ロケット――――」
「!」ブルルルッ...
「なっ!」
すると突然イワークが震えだすと、イワークの体が爆散して、バラバラに倒れる。
「なっ!」
「っ!?」
「あ、ああ....」
「これで、僕達の勝ちですね」
皆、何が起こったか分からなかったが、グリーンは気づいた。
(あのスピアー....攻撃の瞬間、急所となる場所を正確に狙い撃ちして攻撃していた!あのライムとかいうやつ...相当な腕前かもしれん.....)
と、グリーンはライムとスピアーの実力を思い知る....実際は、素でスピアーの力が凄いだけで、ライムの指示ではないのは、ここだけの話.....
結局その後、グレーバッチをゲットしたのは、レッド、グリーン、ライムの産卵だけであった。
「ありがとうなピカチュウ。お前のおかげで勝てたぜ」
「....」ツーン
「にしても、お前のスピアー凄かったぜ!いつかお前と本気のバトルしてみたいぜ」
「自分でも結構強くて驚いてる」
「BOooo....」
「ははは...ほらピカチュウ、友情の握手だ」
そう言い、レッドがピカチュウに手を伸ばし、握手をしようとするが....
「...」ギラリ
「え?」
「あ」
バリバリバリィィィィッ!!
「うわぁぁぁ!?」
「ありゃりゃ....」
何故か、ピカチュウが『10万ボルト』が炸裂し、レッドを痺れさせる。
「こんのヤロー!ちょっとはなついたかと思えば...クソ!!」
「....なんだかんだで、結構お似合いだね、スピアー」
「BOoo」(しるか)
とまぁ、なんとか一つ目のバッチをゲットしたレッドたち....まだまだ旅は序盤だぞ!
ライム
へースピアーの技ってこうなってるんだー
レッド
バッチゲット!....なんだあのスピアー強すぎ!?
グリーン
ぱっとしない奴だと思っていたが、スピアーの戦闘をみて人は見かけによらないんだなと思った
タケシ
数秒で終わった人。哀れ
ライムのヒロインにいいのは?
-
メイン(予定)のTSレッド
-
カスミ
-
イエロー
-
ブルー
-
ナツメ
-
シロナ
-
カルネ
-
サナ
-
コルニ
-
カガリ
-
エリカ
-
その他(コメント)
-
穴場のTSグリーン(!?)
-
いっそ皆で一緒に暮らす