ポケモンSPECIAL―グーパンでポケモンマスター― 作:YEX
ハナダシティについたレッド達は訪れたのは....でっかい豪邸だった。
「うわぁっ!!こ、これ全部キミん家?」
「そうよ」
「いや~すごい金持ちですな」モッモッ...
「...あんたなに食べてんのよ」
「バトル後のチョコ補充」
どうやら、この豪邸はカスミの物らしい....すると、メイドたちがあらわれ、出迎える。
「お帰りなさいませ、カスミ様。まぁ...!なんてお姿に!」
「紹介するわ、新しい友達の....レッドとライムよ!」
「おす」
「ども」
この後、三人はお風呂に入ったり、ポケモンたちを回復させてもらったり、ご飯をたべさせてもらったりで至れり尽くせりだった。
「なんだか落ち着かねぇな....」
「ホントだね」
「さぁ、食事にしましょう」
そうして、レッド達は食事をする。
「あむ...おいしい!」
「うめぇ~!!流石金持ちだ!」
「....ちょっとレッド、ライム。食事がすんだら話があるんだけど...」
「んえ?」
「む?」
するとカスミは今後の為の提案を出してきた。
「もうすぐポケモンたちの回復もすむわ。そうしたら、さっそく今晩からでもロケット団に対抗する特訓を始めようと思うの」
「「特訓?」」
「ええ、オツキミ山で出会った奴らが首領格とは思えないでしょ。彼らより強い敵が、まだまだいるはずだもの」
「必要ないよ、そんなの」
「...!どおして!?」
と、レッドは提案を断る。
「俺らの実力があれば、あんな奴ら敵じゃないってこと!」
「敵は強大よ!思い上がらない方がいいわ!」
「な。なんだよ急に!」
「....ねぇ」
「「なに!!」」
ますますヒートアップしそうな二人に、ライムは話しかける。
「食後のチョコ...食べていい?」
『ズコォ―――!?』
ライムの場違いなセリフに二人だけじゃなくその場にいたメイドもズッコケた。
「あんた何回目のチョコよ!もう十回ぐらい見てたわよ!!」
「どんだけチョコレートが好きなんだよ....」
「あ、あと...」
「今度は何!?」
「僕はカスミの意見には賛成するよ」
『!?』
カスミの強くなる特訓について、この場で
「な、なんでだよライム....お前の実力ならロケット団なんて大したことないだろ?」
「そうだね...でも―――なまっていたら、いざという時、動けないでしょ?」モッモッ
「!」
「....それに、ロケット団には色々といんねん?もあるし....」
「それってどういう?」
「んー...実は―――」
そうして、ライムの過去をカスミ達に話す....自分が捨て子だったこと、メメがメタモンで一生懸命に育ててもらったこと、ロケット団が襲われたこと、マサラタウンに引っ越したこと....ここまでの道筋を話すと、さすがのレッドも黙ってしまう。
「....知らなかった、お前がここまであんな目に遭ってたなんて....」
「―――でもだからってソニックブームを手で跳ね返すってなんなの?」
「んー...まぁ長くなったけど、カスミが言いたかったのは―――悔しかったんだよね?自分が何もできなかったことに」
「!」
「あっ....」
「そうだよね....親しい人がピンチの時何もできなかったら....もっと力があれば....って」
「....っ」
(そうだったんだ....だから、あんなに怒って....)
レッドは軽く見ていた事をライムの説明によって思い知る....そして、レッドもその思いを答えるように賛同する。
「悪い、カスミ...甘く見ていた。カスミの
「レッド!」
「よーしっ、そうと決まれば特訓だ!!」
そうして三人は強くなるために特訓を開始し始める。
「スピアーの『ミサイルばり』を『ミサイルばり』から『ミサイルばり』で繋げば多段攻撃できるのでは?」
「シンプルに頭おかしいわよあんた」
「がんばってスピアー」
「Boooo!!」(できらぁ!!)
「すげぇ!針の雨みたいだ!!」
「できちゃったの!?」
「あっそうだ、さっきの『つのドリル』を応用して、敵の攻撃を跳ね返すだけじゃなく、身にまとえば攻防に完璧じゃ?」
「おお!いいアイデアだ!」
「できた」
「グッ...」
「はやっ!?」
「ライム...自分も水ポケモンと戦うかもしれないと言って、カスミのポケモンを生身で戦うことになったけど....」
「巨大なうずしおをブレイクダンスで相殺するってなによ....そうはならないでしょ....」
と、なんやかんやで数日経ち、三人はめきめきと上達し、レッドとライムは再び旅にでるのだった。
「んじゃ、まったなー!」
「また会いましょう」フリフリ
「いいんですの?お別れして?」
「ええ、この一週間でお互いの技はすべて覚え合ったし、ライムの無茶苦茶な戦闘で色々と上達したわ。あとはそれぞれ別の方法で鍛えないとね....次に会う時が楽しみだわ」
―――
――
ー
途中、ポケモン評論家のマサキと出会い、そのばにいたくちばしポケモン『オニドリル』と一悶着ありつつ、『サントアンヌ号』という船が見える所までついたレッド達....すると、『ポケモンだいすきクラブ』と名乗るおじさんがレッドたちを会員に認定される。*1
そうして、レッド達は流されるまま、『ポケモンだいすきクラブ クラブハウス』へ入る。
「当クラブは、わしが設立したポケモンをかわいがるクラブじゃよ」
「へー」
「はぁ....」
「会報もホレ、このとおり、さあ、君達にも一冊....」
「「.....」」
レッド達は内容を見てみると、『メノクラゲと入浴して感電』と何ともまぬけな内容だった。
「さぁ!みんな注目!注目!今日から我がクラブの名誉会員になった、レッドくんとライムくんじゃ」
「ちょっ...ちょっと、オレらは....」
「多分、あのおじいさんに何言っても無駄だと思うよ」
そうして、会員のみんながレッド達のポケモンを触りまくる。
「.....」イラッ
「スピアー、我慢して」
(スピアー、辛そうだな....)
「このニョロゾ、いつから飼ってるの?」
「ちっちゃい頃からいっしょさ!こいつがニョロモの頃からね」
「へーっでもこの慣れ方は凄いや!」
「そりゃあずっと一緒に旅をしてるもん!戦いの中で助けられたことも何度もあるよ」
シーン....
「!?」
すると、さっきまでわいわいだった様子が一気に静かになった....
「ポケモンで戦うとな?」
「だってー当たり前でしょ」
「いや、わし等は『ポケモンだいすき』クラブじゃから、戦わせるなんてことは....」
「えーっ」
「じゃあ、自分たちが戦えばいいのでは?」
「それお前だけだから!お前がすんごいパワー持ってる前提の話だろうが!?」
と、レッドがライムの天然ボケにツッコむと、1人の会員がバタバタと慌ててきた。
「大変だ~!僕のナッシーがいなくなったぁぁぁ!!」
ザワ....
「またか....」
「どうしたんですか?」
「会長のケーシィもね、一か月前に盗まれてしまったの」
「みんな被害にあっているんだ」
「それも、一匹や二匹じゃないんだ」
「わしらには、どうにもできないんじゃあぁ...うううう....」
どうやら、会員たちのポケモンが次々に盗まれる事件が続出しているらしい....
(ポケモンの盗難事件か...)
「レッド」
「ああ、この話くわしく聞かせてください!!」
そうして、みんなの話を聞くレッド達...聞いた話をまとめだす。
「つまり、その盗難事件は一か月に一度集中しておこってんだね」
「はい」
「でもさ、そんなに大量のポケモンを保管する場所なんてある?」
「そうだよな....飼い主じゃなけりゃ、ボールに入れるのも一苦労なのに....一気に運ぶ方法...か」
「ん?」
すると、ライムが窓から『サントアンヌ号』を見る。
「すみません、あの船ってどこに行くんですか?」
「サントアンヌ号ですね。クチバシティジムリーダーマチスが、グレン島に荷物を運ぶとか....」
「なんでジムリーダーが....?」
「....あ、そういえば」
「どうしたのレッド?」
「実はお前と別行動した時、一回あの船に乗ったんだ....そしたら箱が動いていたし、窓から何かのぞき込んでいたんだ」
「....となると――可能性があるね」
「よーしっ....俺達、ちょっといってきます!」
「まて!!」
サントアンヌ号に向おうとする二人を会長は止めだす。
「君にひとつだけ頼みがあるんじゃがの」ゴゴゴゴ...
「な...なんですか?」
「でかけるんなら、その間ピカチュウを抱かせてはくれんかのう」
「ありゃ!?」ガクッ...
「.....」
こうして、ピカチュウを『ポケモンだいすきクラブ クラブハウス』において、サントアンヌ号へ向かうのであった....
「よーし、今度は裏手からいこう」
「二手に分かれたほうがいいか?」
「そうだな...そうしよう」
そう言い、レッドとライムは二手に分かれ、裏道から侵入する....
「この部屋が怪しかったんだよなぁ」ギィ....
「....あれ?なにもないや。さっきのは気のせいだったのかな?―――あっ」
すると、レッドは地面にボールを見つける。
「ボールみーっけ!」
触ろうとした瞬間―――ボールから目が生えて、レッドに電撃を食らわせた!
「うわぁ!!な...なんだコイツ!?クソっ、ニョロゾ!!」
バシュ!!
ニョロゾの水攻撃で謎のポケモンを撃退した.....が―――
「ふーっ、あせったぜ。まぎらわしい形しやがって...おい大丈夫か?ニョロゾ....」
「.....」
バタンッ!
「!」
突然、ニョロゾが倒れてしまう!それをレッドは必死に呼びかける。
「お...おい、どうしたんだニョロゾ!」
「フフフ。ダメージが後からきたようだな」
「っ!」
声がした方向へ向くと....金髪で迷彩服を着たアメリカ人の『マチス』勝ち誇った顔でレッドを見ていた。
「水は電気を最もよく通すからなぁ。さあて招かざる乗客には厳しい罰を与えるのが、我がサントアンヌ号のしきたりでね。フフフ....」
「っ.....」
「いたずらのお仕置きにしてはちょっと厳しすぎたか。サントアンヌ号へ何しに来た?」
「...町から沢山のポケモンがいなくなっている。俺t――オレは....それを調べに来ただけだ!」
「それが俺達のしわざだってのか?いいがかりもいいところだ―――オレたちはなあ
と、隠し事のないセリフをマチスは言う。
「やっぱりお前らが....」
「オイオイ....イキがるのもいいが、そいつ一匹でオレたちにかなうと思ってるのか?」
「....」
「....」
「フフフ、ではとどめの一撃くらわせてやるか」
マチスが言うと、奥からとあるポケモンが出てくる....
「こいつはとりわけ凶暴でな。ボールに入れることもままならん。この特別室で侵入者を待つ番犬よ!」
「っ!」
そのポケモンはでんげきポケモン『エレブー』であり、鎖につながれていた。
「ゆけっエレブーッ!!」
「っ!!」ドッ!
「!!」
マチスがエレブーの鎖を外すと、いきなりレッドに『かみなりパンチ』を繰り出す。
「くっ!」サッ!
ドコォォン!!
レッドはニョロゾを抱えたまま、なんとか回避する。エレブーの攻撃の後を見ると、床がひしゃげていた....
「『かみなりパンチ』の底力をみたか!」
(くそっ、ど...どうしたら)
「....」チョロ....
「フフフ...今度は外さん―――ゆけっ、エレブーッ!!」
「ブゴォ!!」
「いまだ!ニョロゾ!!」
レッドはニョロゾが事前に床を水浸しにして、そのまま凍らせてマチスたちの足を凍らせる!
「うおっ!?」
「チャンス!」
バフッ!!
「なに!?」
レッドは煙幕で、この場から去ることに成功する。
「く...逃げたな。舐め腐りやがって...あのガキめ」
「危なかったぜ、よくやったぞ。ニョロゾ!ちっちゃい頃、ガキ大将に追っかけられると、よく、ああやって逃げたっけな....悔しいけど、ライムと合流して一旦退却しよう....っ!?」
すると、レッドが見たのは―――いたるところにコイルたちが迂回している場面だった。
(コイルだらけだ。きっとオレたちをさがしてんだな....よーし、なんとかこいつらをさけて....)
と、コソコソとコイルに見つからず進んでいくが....
「あれ?変だな、なんだか出口とは反対に進んでいるような....もしかして、誘導されて....」
「フフフ....」
すると、レッドの後ろにコイルの進化系『レアコイル』が背後を取った。
「!」
キィィィィンッ!!
「うわぁぁぁぁ!!―――しまった、ニョロゾ!」
「おっと!」
レアコイルの音波攻撃で迂闊にも手を離してしまったレッド....それをマチスが取られる。
「フフフ...」
「マチス!」
「....」スッ
マチスは掴んだニョロゾを船の外へ向かわせる。
「や...やめろ!!」
ブゥゥゥンッ....
「わあぁ!?」
レッドはニョロゾの元へ向かおうとすると、三体のレアコイルに囲まれ、バリアのようなもので閉じ込められる。
「ガハハ!有刺鉄線よりキツイ電気のオリだ!脱出は不可能だな。ホラよ」ポイッ
「ああ!!」
マチスはニョロゾを海へと放り投げた。
「ニョ...ニョロゾ」
「さて、我々をコソコソと嗅ぎまわる奴はどういう目になるか....思い知るが良い!!『10万ボルト』!!」バリバリバリィィィィッ!
「うわぁぁぁぁっ!!」
バリバリバリっ!!
「フフフ....」
エレブーの『10万ボルト』がレッドに炸裂し、悶絶する。
「がっ....うぅ....」ガクッ
「フン、そろそろいいだろ」
そう言うと、レアコイルたちはレッドを海へ落そうとし、バリアを解除する。
パチンッ
「....」
「グッバイ」
レッドは海へ落ちた.....
―――その瞬間。
ガッ!
「...?」
「っ!―――何ッ!」
「....ごめん、レッド。遅れた」
「....ら、ライム」
ライムが海へ落ちるレッドを受け止める。
「ば、バカな!まだ仲間がいやがったか!―――いやそんなことより、空中で受け止めるなんてあり得るわけ....」
「.....」バタバタバタバタバタ....
(なんか足....バタバタしてる!?)
なんと、ライムは高速で足を動かし、空中を移動していたのだ!
―――いやそうはならんやろ。
「っと....」トス....
「うう...ライム」
「もう大丈夫だから、レッド」
「くっ...だが、いくら増援が来たって....」
「BOoooo!!」
「!?」
マチスは鳴き声が聞こえる方へ向くと....そこにはスピアーがさっき放り投げたニョロゾ...いや、進化した『ニョロボン』を抱きかかえていた。
「何だと!あの状況で進化したのか!」
「さて...」ジロッ
「っ!」
ニョロボンを回収したあと、ライムはスピアーとサイドンを指示でレッドの護衛し、ニョロボンとともにマチスを睨みつける。
「僕の友達を傷をつけたんだ....取り敢えずお前、地獄行き」ズビシッ
「くっ...やれっ!エレブー!!」
「ブゴォ!」バッ
マチスはエレブーでライムたちに襲い掛かる。
「
「!?」
エレブーの攻撃を避け、そのまま返しの一撃をくらわす。
「
「ぐぺっ!?」
「なっ!?」
ドカァァァァァァァンッ!!
ライムの片手の高速連打パンチでエレブーをマチス共々吹き飛ばす。
「いつつ....ゲッ!?」
「ノーマル
「っ!」ググッ....
「『メガトンパンチ』っ!!」
ボコォォォォッ!!!
「ぎゃーーーーっ!?」
ニョロボンとのダブルメガトンパンチでエレブー共々、吹き飛ばすライム....こうして、サントアンヌ号に捕えられたポケモンたちは全て、元の持ち主に返した。
「....んで、マチスはあのまま行方不明...か」
「まぁ、ポケモンたちが無事に帰って来ただけでもよしとしましょう」
「さてと....問題は―――」
「おおーい」
すると、会長がこっちに向ってきた。
「あ、会長さん」
「いや、聞いたぞレッドくん、ライムくん!大活躍だったそうじゃね!」
「ハ...ハハハ」
「ども」
「ムォ?キ...キミのニョロゾ....!ニョロボンになっと....る」
「あ...ああ、進化しても可愛いでしょ?」
「う...ウム。と...ところで、わしのケーシィちゃんは?どこ?どこなんじゃ?」
「「......」」
二人は渋い顔をすると、会長に現在のケーシィの姿を見せる。
「そ....それが」
「会長のケーシィも捕まってる間にフーディンに進化しちゃたみたいで....」
「....」ババーン
「っ!?」ガーン
フーディンは通信交換で進化するのだが...どうやら、奪ったことも『交換』判定するらしい...その姿をみた会長は泡拭いてその場に倒れる。
「か...会長~~~!!」
『.....』
三人は会長の姿に居た堪れない感じになりながらも、レッド達は次の場所へ旅をすることになったとさ......
ライム
マチスボコボコにしました
レッド
ピンチになったけどライムが助けてくれたのでほっとした...なんか胸があったかいような...
マチス
なんだあの少年..怖っ
ライムのヒロインにいいのは?
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メイン(予定)のTSレッド
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ナツメ
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シロナ
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カルネ
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カガリ
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エリカ
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その他(コメント)
-
穴場のTSグリーン(!?)
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