そもそも番外編どっちも何故かホラーにしたから平和回書けてない…
本当に何でホラーにしたんだろ……
時計仕掛けのパヴァーヌ編
ブルーアーカイブ
タイトル もう一人、もう一つのあまねく奇跡の始発点
第20章 全ては生徒のために
先生「と、トア?」
トア「………」
トアは無言で歩き出すと刀を抜き奥の扉の方の床に刀で線をつけ先生達の方にも歩き出し床に線をつけ元の位置に戻る、
トア「……奥の線は壁、リオさんとの約束です、自分が立っている限り先生であろうと通しません、」
トア「そしてそこの線は最終警告……そこを超えるのなら本気で迎撃します、」
モモイ「え、そんな、」
トア「ですから、早急に立ち去って下さい」
ネル「ふざけやがって、その上からの態度も気にくわねぇ」
トア「………」
先生「…トア、君はリオが何をしようとしてるのか知ってるの?」
トア「……アリスさんの破壊」
先生「知っているんだね…」
トア「………」
先生「私達はアリスを助けたいだけなんだ、頼むからそこをどいてくれない?」
トア「無理です」
先生「そう……」
モモイ「どうしちゃったのトアさん…」
トア「………」
モモイ「なんでトアさんもアリスを破壊しようとするの!?」
トア「約束ですから」
モモイ「約束って何!?アリスの命よりも重いの!?」
トア「………彼女は正確にはロボットです、故に命という概念はありません、」
モモイ「そんな屁理屈を聞いてるんじゃ無いの!!!」
トア「………」
モモイ「一緒に冒険したじゃん!ゲームしたじゃん!!」
トア「それとこれは別です……」
モモイ「そんなの!」
パン!!
トアが手前の線の境目より少し後側に威嚇射撃をする
トア「五月蠅いです、」
ネル「あ゛?」
空気が重くなる、
先生「………聞きたいんだけど、」
トア「……」
先生「なんで、トアはそっちについているの…」
トア「………貴方は良くも悪くも皆にとって善い人、だからみんなにとっての敵には味方になれない、」
トア「だったら自分だけでも孤独につく、その人の、多数決の正義をに押し潰され悪と断定された正義を尊重する、それだけです」
先生「………そう、」
ネル「それでてめぇは良いのかよ」
トア「……」
ネル「お前はそいつが死んでも本当に良いのかよ!」
トア「……その他多数をそれで助けれるなら、致し方ない場合もあります」
ネル「そうかよ、これが英雄視されてた副顧問様かよ、」
トア「………」
ネル「ゴミが」
トア「…」
ネルが線に近づく、
トア「警告はしましたよ…」
トアがシャーレの上着を脱ぎ捨てる、
ネル「潰す」
ネルが線を踏んだその瞬間
ネル「(消え…)」
すこし遠くの前方に居たはずのトアの姿が消えた、
ネル「がっ!?」
その瞬間下からアッパーカットと正拳突きが放たれる
ネル「(いつの間に、)」
先生「(瞬間移動!?ありえない、いや、トアならしかねないか…)」
トア「正直英雄って言うのも気に食わないです、ただ、力で少数派を断罪して、多数派に正義のヒーローだの何だのもてはやされて、いい気になって」
トア「はっきり言って不愉快です、それは人の、少数派の気持ちが考えられない人の言う言葉です」
その瞬間、戦争の火蓋が切られた、
その瞬間何かが投げ込まれる
トア「(手榴弾…)」
トアが少しそれを目で追った瞬間
ガギン!
カリン「なっ!」
トアはノールックでカリンの狙撃を防いでいた
トア「弱い……これならヒヨリさんの方が強かった」
トアは先程瞬間移動して殴った時の踏み込みで生じた瓦礫を拾い、それを手榴弾に投げつけ遠ざける、
ネル「弱い?てめぇ、いい加減にしろよ!」
ネルが銃弾を容赦なく放つ
トア「(火花?、ドラゴンブレス弾的な感じか…)」
トアは一歩も動かず刀で全て受ける
当たる度火花が舞い、煙が立ちこめる、
射撃がやみ、煙が晴れる、
トア「今のでワンマガジンですか、」
ネル「(こいつ一歩も動いてねぇ、動きが訓練の時と違いすぎる)舐めやがって」
アスナ「突撃~」
アスナがトアの横に現れる
トア「(先に潰しとくか…)」
トアはハンドガンを抜き引き金にかけている指を狙う
ネル「余所見してるんじゃねぇぞ!」
ネルがリロードを終え突っ込んでくる
トア「(……先にアスナさんだな)」
トアはネルを気にも留めずアスナに向け引き金を引く
そして狙い通りに弾丸は飛んでいく
アスナ「いたっ、」
アスナは予想外の部位への攻撃と痛みに一瞬動きが遅れる
トア「(ガラス割れない程度に…)」
トアはアスナに回し蹴りをしガラス張りの方へと吹き飛ばす
アスナはガラスに打ち付けられる…
アスナ「うっ、」
トア「(流石リオさんの強化ガラスだな)」
トアはネルの方を向く
ネル「(こいつ1対1を徹底してやがるな)」
ネル「上等だ!」
トア「(ブラフだな…)」
ネルが姿勢を落とした瞬間トアも同じくらい姿勢を下げる、
すると頭上を弾丸が通過する
カリン「くっ(読まれてる!?)」
トアはそのままネルに蹴りを放つ
ネル「こんなので怯むかぁ!!」
その時ネルとトアの間に手榴弾が投げ込まれる、
ネルも流石に下がり少し防御の構えをとる
が、トアは手榴弾に向け突っ込んだ、
トア「この程度」
バギィ!!
トアは手榴弾の雷管が火薬に着火する前に無理矢理握り潰した…
ネル「は?(いかれてる…)」
トアの手から手榴弾の破片と火薬が落ちてゆく
ネルはその光景に一瞬呆然としてしまう
先生「ネル下がって!!」
この言葉を聞きネルは何とか後に下がる
先生「ここからは私が指揮をとる!」
トア「(本番戦だな…)」
先生「(正直トアはずっと心配してた……私みたいにバリアも無しに外を歩いて、何かある度怪我を大量につけて、時には死にかけて病院に運ばれて……)」
先生「(でも違った、敵になって分かった………)」
先生「(ただ理不尽なほどに強すぎる…)」
先生「みんな!取りあえず消耗を避けながら戦って!」
ネル「了解」
先生「(トアの動きを見極める…、動きの予測を……)」
数分後
先生「みんな一回引いて!」
トア「………」
トア「(あまり指揮をしてないな…まぁ見極めるための時間だったのかな…)」
全員が線から出ていった瞬間トアは元いた位置に戻った
ネル「あ?、何してんだよ」
トア「別に貴方達が線から出るなら戦う理由もありません、」
先生「(これはいい情報だな…最悪撤退したら策の練り直しも出来る…)」
先生「(けど動きが全く読めない………ネルが同じような動きに対して全く違う動きで対応してた……、技術が、技が多すぎる、そもそもこれが始まってから全く同じトアの動きを見てない…」
トア「はぁ、はぁ、(?、なんで息が切れてる?、動きは最小限にしたのに……、頭使いすぎてるのか……脳が酸素くいすぎてるな……)」
先生「(息が切れてる……いや、その程度だったら多分まだまだ動くな、行動の傾向は……)」
ネル「アカネ、爆弾少し控えろ、こっちまであたりかけてる、」
アカネ「あら、すみません、」
先生「(爆弾?爆発、そう言えばトア爆発だけは全部大振りの動きで避けてるな、)」
先生「(とりあえず爆弾中心の方がいいかな、)」
先生「(後何だかんだ刀持ってるときは皆に直接的な攻撃はしないで弾を防ぐのに徹してる、多分傷つけたくないんだろうな……)」
先生「よし、皆!行こう!」
トア「(やっぱり来るよな…)何回でも相手してあげますよ、」
再び線を超える、
先生「アカネ!」
アカネ「分かりました」
トア「(爆弾?ていうか量多くね!?)」
アカネが6個程手榴弾を投げてくる
トア「(対処は無理だな、)」
トアは後に下がろうとする
が、ネルがそのまま突っ込んでくる
ネル「逃がさねぇぞ!」
トア「(耐久力の差を突いてきたな、後に下がればその隙間に制圧される可能性もあるし相手にしたら爆発に巻き込まれる…)なら、」
トアは逆にハンドガンをネルに放つ
ネル「(反撃!?)」
ネルが一瞬怯んだ隙にトアはネルの腕を掴む
トア「お望み通り道連れだ」
ネル「なっ!(正気か!?)」
手榴弾が爆発し辺りが煙に包まれる
先生「ネル!!大丈夫!?」
ネル「あぁ、クソ、いてぇな、」
ネルが煙から出てくる、ダメージは負っているが流石最強格の言うのもありまだ余裕はありそうである、
アカネ「先生の読み通りでしたね」
カリン「だが、この爆発に巻き込まれてるなら死んでる可能性もあるのでは、」
アスナ「ん~、そんな簡単じゃない気がするけど、」
煙が晴れてくる
トア「あぁ~、いって、」
トアの姿が現れる、だがもろに爆発を受けたようで全身傷だらけであり右腕に至っては上腕辺りから下が無い
先生「っ…」
アカネ&カリン「(グロい…)」
ネル「そんな状態じゃ戦えねぇだろ、さっさとどけ」
トア「無理です」
トアは即答する、
ネル「死にたいのかよ、」
トア「自らの命とキヴォトスに生きる全ての命、天秤にかけたらどちらが重いかなんて明白です、」
先生「トア、もう、良いから、本当に死ぬよ…」
トア「なら立ち去って下さい」
先生「………」
ネル「……死んでも文句言うなよ」
トア「それより自分の身を案じてください」
トアが大人のカードを取り出す
先生「なっ!?」
ネル「あ?なんだそりゃ」
トア「もう使わない理由も無い、」
大人のカードを使う
ネル「…は?、なんだ………そりゃ、」
トア「これで完全復活です、」
トアの傷が全て消え腕も戻る、
トア「確かにさっきは負けました、まぁ判定負けと言った所ですね、なので、ラウンド2ではKO勝ちさせて貰います」
先生「………」
モモイ「あれ?」
ミドリ「どうしたの…」
モモイ「いや、ヘイローが、消えてる」
先生「!?、ホントだ、(ヘイローが消えてる!?何かあったのか!?)」
トア「(繕ってるけどキツいな、大人のカードの対価てして神秘込めて使えたのは良いけどガッツリ持ってかれたし…)」
トア「どうしたんですか?来ないんですか?」
ネル「減らず口もいい加減にしろよ、」
先生「カリン!ネルの援護して!」
カリン「了解、」
トア「その狙撃銃何発入ってるんだよ…」
トアは狙撃を避ける
ネルが銃撃しながら近づく
トア「(弾くか…)」
トアは刀を抜いて弾丸を切り裂く
先生「(刀を抜いた!チャンス!)アスナ!」
アスナ「は~い」
アスナが再び前線に現れる
トア「(まずいな、ショットガンで…)」
トアはショットガンを抜こうとするが二人からの集中砲火でショットガンを手に取ることが出来ない、
ネル「させるかぁ!!」
トア「……」
トアは奥の誰も居ない中陣辺りに刀をぶん投げ床に突き刺し両手を空け、無理矢理ショットガンを抜き構える
バギン!
トア「(ショットガンが!?クソ、弾かれた…)」
カリンの狙撃がトアのショットガンを狙い撃ち弾いた
ネル&アスナ「(チャンス!)」
先生「急所は避けて!!」
ネル「わーかってるよ!」
二人がトアの両手足に銃口を向ける
トア「(ガジェット使うか…)」
トアはガジェットからハンドガンを取りだし構える、そして銃口の先には……
ネル「(!?、ハンドガン!?いつの間に!と言うか狙ってんのは)」
銃口の先には先生がいた
アスナ「先生!」
銃声が鳴る、全員が先生を守ろうと動く、
トア「馬鹿だね…」
その隙にトアはショットガンを拾い上げネルに放つ
ネル「ぐっ…クソが」
トア「先生はバリアで守られてるからね…この位は何ともないよ………」
トア「(神秘も幾分か戻ってきたな…)」
トアの不完全なヘイローが再び戻ってくる
ネル「てめぇ……良くそんなこと出来るな…」
トア「勝つためには心も捨ててやりますよ」
ネル「じゃあなんでそんな悲しそうな顔してんだよ!」
トア「………は?(そんな…わけ、)」
ネル「てめぇ、何こんなことして被害者面してやがんだよ!!!」
トア「……こんなこととは、」
ネル「言わなきゃ分かんねぇかよ、」
ネル「なんで先生を狙いやがった!」
トア「それが最善手だったから……」
ネル「それで先生が死んだらどうするんだよ!!」
トア「先生にはバリアがある、この程度では死なない、」
ネル「万が一があるだろうが!!」
トア「それを言ったら自分は何回死んでるんですかね…」
ネル「屁理屈を聞きたいんじゃねぇ、なんで狙ったんだよ、なんで狙えたんだよ」
トア「…………」
トア「そもそも何故貴方達は特に関わりの無いアリスを助けようとしてるんですか」
ネル「あ?」
トア「ただ正しいことと思ってしてるんでしょうけど、」
トア「彼女は、いや、あれは世界を滅ぼす力を持ってる、」
ネル「そんなことはさせなきゃ良いだろうが、仮に一回壊しでもしたら取り返しもつかねぇ」
トア「あれが本格的に暴走しても取り返しもつきません、」
ネル「そもそもそんなことさせなきゃ良いんだよ、」
トア「先程貴方が言ったように万が一があるでしょう、」
ネル「さっきからペラペラよぉ!言いたいことがあるならハッキリ言えや!!!」
トア「では、言いますけど、貴方達の指針となってる正義は本当に正義ですか?」
ネル「あ?」
先生「………」
モモイ「なんか、トアさんが、リオ会長みたい……」
トア「貴方達は目の前の命を救うことだけを考えて今ここに居る、」
トア「それは正しいことです、命というのは大切であり、尊重されるものです、」
トア「ただ、見る所を広げればこの世を破壊するために造られた過去、暴走し人を傷つけた今、そして更に広げて未来を見れば本当に世界を破壊する可能性すらある、」
トア「そしてその戦いの過程で死んでいく生徒、そしてその苦しみ、最終的に世界が破壊された場合なんて目も当てられない」
ネル「………」
トア「破壊するのはキヴォトスじゃない、世界、先生が来た外の世界を含めたこの世の全て、」
トア「分かっているのですか?この重さが、これは仲間内の揉め事じゃない、部活単位の問題じゃない、学校単位の不祥事じゃない、この都市の危機程度の単位じゃない、この世界の全ての命運を握ってる」
トア「ただ、この事実を知る人は少なくここまで考えることが出来るのはミレニアムでもごく一部の自分達だけです、」
トア「けど、これら全てを加味した時に、本当に助ける事が正義と皆が思うのでしょうか、その多数決で決められた正義が変わった時、貴方達はまだその選択をとれますか?」
トア「全てから否定され、味方も殆どおらず、ただ信用できるのは自分だけの状態で世界を敵に回せますか?」
辺りに重苦しい沈黙が流れる、
トア「仮にそれで揺るぐ程度ならそれは正義じゃない、正義とは言えない、ただの正義感の暴走です、」
トア「そしてそんな人間にこの決断をしたリオさんを弾圧し、否定する権利もありません」
トア「そもそも、正義とは定義が曖昧です、自分は正義しかないか正義はそもそも無いかの2択だと思ってます、」
トア「自分にとっての…リオさんにとって正義は世界から否定されようと、批判されようと、自分を犠牲にしてでも世界を守ることです、」
トア「貴方達は自分の正義を持ててますか?、そしてそれは本当に正義と呼べますか?」
モモイ「……い、」
モモイ「そんなことどうでも良い!!!」
トア「………」
モモイ「私はそんな難しい事は分からないけどアリスが居なくなるのは嫌だ!!」
ミドリ「お姉ちゃん…」
モモイ「アリスはゲーム開発部の部員で、私達の大事な友達だから!!兵器でも何でも良い!!アリスはアリスだから!!!」
ネル「だってよ、」
トア「そうですか、残念です」
ネル「じゃあ何でそんなに安心した見たいな顔してるんだよ」
トア「…………、安心して潰せると思っただけです」
ネル「そうかよ、」
先生「トア、」
トア「……」
先生「モモイの言ったことはここに居る皆の総意だよ、」
トア「そう……でしょうね、」
先生「トアはさ、本当は何をしたいの?」
トア「………先生、何を言っても自分はやめるつもりはありません、やめれません、これ以上リオさんを傷つけれない、いや、傷つけたくない、約束を破りたくない、」
先生「そう、」
トア「でも、自分に嘘をつくのもやめます、先生、本気で自分は敵になります、」
トア「ですから、さっさと本気で自分を潰して、アリスさんを…リオさんを助けにいって下さい、」
先生「………分かった」
トア「その前に一つお願いが、」
先生「…どうしたの、」
トア「絶対にリオさんも助けて下さいよ」
先生「勿論言われなくともだよ、」
トア「まぁ、別にそこまで心配はしてませんでしたけどね、」
全員が線を踏み越えた、
その瞬間トアが突き刺さっていた刀にワープする
ネル「読めるんだよぉ!」
ネルが銃弾を放つ
トアが避けながら銃弾を放つ、
ネル「(避けるか…)」
が、その瞬間トアがその弾丸にワープしてくる
トア「(これは読めないだろ)」
トアが蹴りを入れようとした瞬間二つの銃弾が飛んでくる
トア「あっっぶな!(その方向誰か居たっけ…)」
モモイ「私達もいるからね!」
トア「(空気過ぎて忘れてた)」
ネル「だから余所見すんなぁ!!!」
トアはネルに蹴り飛ばされる
トア「いっつぅ、」
トア「(今隙晒してるよな、)」
トアが嫌な予感を感じ刀を前方に構えるとカリンの狙撃により刀が折れかける
トア「危ないなぁ、」
カリン&アスナ「(私だけなんも出来てない……)」
そして手榴弾が再び複数個投げ込まれる
トア「ホントにやめて欲しい…」
トアは通路の部屋の中に入り爆発を凌ぐ
ネル「ドアなんてぶっ壊してやるよぉ!」
そう言いネルがドアに銃を向けた瞬間、
トア「晴れたかなぁ天気予報晴れ時々爆発だからなぁ、」
トアが軽口を叩きながらドアを蹴り飛ばしネルにぶち当たる
ネル「ぐっ、」
トア「ドンマーイ」
トアがネルを出口の方へ蹴り飛ばす
トア「(全員中距離か、苦手な距離だな)」
トアが大人のカードを取りだす、
ネル「(あれは全回復したときの!けど怪我負ってない筈だが、)」
大人のカードを使う
トアがカードを使うとトアの両腕に光の粒子が現れ形になっていく、
そしてそこに現れたのは
ネル「は?」
カリン「それは、」
アスナ「まじで言っちゃってる……」
アカネ「あれは、確か……」
ミドリ「ゲヘナの風紀委員長の…」
モモイ「銃、」
トアの両手には二丁のデストロイヤーが握られていた、
先生「(あれはヒナの!?!?なんで!?いや、それより滅茶苦茶まずい!!!)」
先生が大人のカードを取りだす
トア「イシュ・ボルテ」
トアが引き金に指をかけ力を込めて引く
放たれた弾幕は二丁とは言え一人とは到底思えない物量で独特の銃声を鳴らしながらビームかのように放たれる
数秒後
トア「(弾が切れた、というかこれ以上は肩が外れる、)」
トアがデストロイヤーを投げ捨てると粒子となり消えていく、
辺りには煙が満ちている
トア「(風を感じない、つまり壁やガラスが壊れてない、ならそこに当たるまでに何かに当たっている………つまり全弾が皆に当たったか、もしくは先生が大人のカードでバリアを張ったな…)」
コロン…
トア「?」
トアが下を見ると手榴弾が転がっている
トア「………?」
トア「危ねぇよ!」
一瞬思考停止しかけたがトアはなんとか反応しギリギリで蹴り飛ばす、そしてそれと同時に
アスナ「やっほ~」
煙からアスナが突っ切って来た
トア「(まずい…)」
トアはコンバットナイフでなんとか弾丸を弾くが数発逃し右腕と右脚の太もも辺りを貫く
トア「クソ、」
同時に煙が晴れるがそこにはやはり無傷で全員がいた、
大人のカードを使う
トアがカードを使うとドローンやタレットが無から出現してくる
ネル「なんだよそれ!」
モモイ「ズルい!何でもありじゃん!」
トア「これが大人の力だよ!」
先生&カリン&ミドリ「(トアも大人じゃない)」
先生も対抗し同じ量の同じ兵器を出現させ相殺させてくる、
トア「先生は使わないでくださいよ、寿命減るでしょ」
トアと先生以外の全員「(え?)」
先生「トアが使ったらその分使うから」
トア「分かりましたよ、」
アスナ「私のこと忘れてる?」
アスナが横から銃撃する
トア「(やべ、)」
トアは全員からの集中砲火をなんとか避ける、
トア「(疲れた、痛い……思うように動けない)」
ネル「そろそろ降参するか?」
トア「降参はしません、」
トアはそう言いガジェットから何かを取りだすとベルトなどを体に付け装備していく
ネル「次はなんだ?」
モモイ「(強化パーツみたい)」
ミドリ「(ロックマン?)」
先生「(かっこよ、)」
トア「使うつもりはありませんでしたが、確か……アビ・エシェフ protocol2起動」
アビ・エシェフ protocol2
リオがトア用に造ったトア専用のアビ・エシェフ、
トキの物とは違いトアの機動力を失わせないために極限まで装甲の軽量化、関節部の装甲を無くすなどとにかく動きやすさに重点を置いたカスタムをされている、
装甲は基本急所のみでありその他の場所はベルトなどで固定、
足、脚部、腕、背など至る所にブースターを装備しており本人の意思、及び自動でブースターを稼働させ加速することが可能
両腕に防御も兼用した薄い長方形の銃口をつけており左腕は散弾、右腕は機関銃となっている
因みにしっかり演算能力は受け継いでいるため勝手に全てを避ける事が可能
そして元の物の欠点を補うため自動演算のオンオフが可能になっている(トア以外は基本オンの方が圧倒的に強い)
欠点としてはまだ名の通りプロトタイプであり装甲などが不十分でありバッテリーもあまり長くは続かない(長くて20分)
ネル「んだよそれ」
トア「まぁ、すぐ分かります、」
トアが銃口をネルにむけ、銃弾を放つ
ネルは当然のようにそれを避け反撃する
が、トアもブースターを使用し当然のように避ける
ネル「(今のところはそんなにかわらねぇな)」
先生「アスナ!カリン!」
アスナ「りょうか~い」
カリン「分かった…」
アスナとカリンが援護射撃しながらネルが突っ込んでくる、
ネル「これは避けれねぇだろ!!」
四つの銃口から絶え間なく弾丸が放たれる、
が、トアは全て避ける
ネル「(全部避けやがった、あのブースターが厄介だな、あちこち風穴空いてる癖に滅茶苦茶動けてやがる)」
トア「……」
その時トアが突然動いた、
先生&ネル「?」
するとトアがいた場所に跳弾した弾丸が突き刺さる
ネル「そこまで分かるのかよ、」
トア「………」
先生「(おかしい、今のはトアの完全な死角、トアだから計算してた可能性もあるけどあの量を全部捌くことは出来るのか?)」
トア「(大分楽だな、これ、情報もバレてないし、暫くこれで休むか、情報を与えないために喋るのもやめよ…)」
その後も銃撃戦が繰り広げられるが依然としてトアは銃弾が掠りもしない、
ネル「おかしいだろ、(最初の方も言ってもある程度掠ったりはしてたぞ!?)」
アスナ「(全部避けてる、なんか違和感凄いなぁ、)」
カリン「(反応の速度が格段に上がってる、元から中々当たらなかったのにこれは勝てるのか…)」
アカネ「爆弾まで完璧に避けられてますね…」
先生「(違和感が凄い、トアがたまに簡単に避けれる弾をブースターで大きく動いて避けたりしてる…、トアが追い詰められたとしてそんなことするか?イメージ的には逆に更に動きを抑えそうだけど、……もしかして避けてるのはトアの意思じゃない?だったら死角からの攻撃を避けたのも納得できる、)」
先生「(…、トアがあれを出すとき確かって名前をあまり覚えてないような感じだったな、だったらあれはリオ辺りからの貰いもの?だったら演算を可能にする技術力も納得できる、)」
先生「(だとしたらどこか付け入る隙があるはず、どこかに必ず、それを見つければ…)」
モモイ「う~ん、」
ミドリ「どうしたのお姉ちゃん?」
モモイ「いや、なんか、トアさんからの攻撃が減った気がして、」
ユズ「弾が少なくなってるんじゃ?」
モモイ「……そうかも、」
先生「(攻撃回数が減った?)」
先生「皆!もう一回攻撃仕掛けて!」
再び銃撃戦が始まる
ネル「クソが!!あたんねぇ!!」
カリン「(今のとこ私の攻撃ほぼ全部避けられてる…)」
先生「(攻撃を確かにしてない!、後は条件を、)」
ネルが近接戦をしかける、
トアはブースターで近接戦の範囲外に逃げ機関銃で反撃する、
アスナが横から銃撃する、
トアが銃口でそれを弾きながら下がり射線を逸らしてからショットガンを放つ、
トアが近づいてくるネルに照準を合わせるがカリンの狙撃を避けるため少し前に動き射線から外れてから再度ネルを狙う、
先生「(トアがカウンターをしてない……というか動きがカクカクしてる?なんというか、同時に二つのことが出来てない、動いてから狙うみたいな………ん?同時に二つのことが出来てない?今のトアカウンターどころか回避しながら攻撃してない……つまり回避か攻撃どっちかしか出来ない?)」
先生「(これが本当なら…)」
先生「皆!一回引いて!ネルとアスナとカリンは一回リロードして待機!アカネのミドリとモモイとユズはトアに弾幕を張って)」
モモイ「え?あ、分かった!」
アカネ「了解しました」
トア「(?、二チームに分けた?そっちも疲労が溜まってるのか?)」
そして中距離で弾幕を張り続ける
トア「(近づけない……アビエシェフが回避をずっとしてる、)」
先生「(やっぱり!トアが攻撃まで手が回ってない!!)」
先生「今撃ってた人は全員リロードして!残ってる組は同じように一斉射撃!!」
ネル「わかったよ、」
カリン「了解」
アスナ「りょ~かい」
トア「(やばいな、本格的に攻撃できない、自動操縦切るか?いや、今切ったとして風穴だらけでしかも失血もやばくなってきてるこの体でこれを捌きながら攻撃できるか?)」
トア「(無理だろ、中途半端な攻撃じゃ絶対倒せない、いくら筋力補助もあるとは言え弾丸の威力は上がらない、神秘を込めるにしても使いすぎたら逆に動けなくなるしそもそも倒せるかも分からない、それに瞬間移動で距離をとるって言う保険も消えかねない…)」
先生「トア?攻撃できないみたいだね」
トア「そっちも攻撃は出来てないでしょう」
トア「それにこちらはあくまで時間稼ぎ、勝つ必要は無いです、」
先生「それはそうだね、でも、それ、バッテリーはそんなに持つの?」
トア「(バッテリー!?まずい!忘れてた!クソ!残りは!?)」
トアの画面には残り7%の表記がある
トア「(ブースター使いすぎたか…バッテリーを悟らせないために通知音を切ったのが間違いだった!)」
先生「動揺してるね、」
トア「……どうでしょうか、」
トア「(まずいまずいまずい!さっさと策を考えないと!!クソ!やっぱ切るしかないな、駄目だ、正常な判断が出来ない!………これが、先生か、これが本当の大人か………強い、精神的に、色んな意味で、なんか、果てしなく遠い感じがする)」
トア「(もうやるしかない…、次で決めるしか…)」
先生「交替!リロードを!」
トア「(今!)」
トアは自動操縦を解除しブースターをフルにし一気に後陣側へ接近する
カリン「なっ!」
ミドリ「はや!」
トア「(リロードしてる組が攻撃出来ないうちにこっちを制圧してその後にネルさん達を制圧する!)」
先生「皆落ち着いて迎撃するよ!」
トア「(ある程度の被弾は覚悟の上!)」
トアは散弾の方の銃口で最低限度のガードをしながら機関銃で弾をばら撒くようにする……
が、やはり先生の指揮の下の生徒、一瞬で落ち着きトアを迎撃する、
トアの装甲の無い胴体部分に次々に風穴な空き元から少ない装甲も凹み始める、
トア「(痛い、痛みで上手く狙えない、失血のせいで平衡感覚もなくなってきてる)」
逆にトアの攻撃は正確性を失いダメージも下がっており制圧するにはほど遠い、
トア「(駄目だ!一旦引くしか!)」
その時後からも銃撃される、
トア「っ!?」
トアはブースターを使い何とか大部分を避けるが一部が胴体やブースターに当たってしまう、
トア「(囲まれてる!、誘われてた!!前後の二チームに別れてたのは俺が接近したときに前と後で挟めるようにするため!!そして前にc&cの3人を置いたのは偶然じゃなくてその方が訓練されててリロードが速いからその方が速く挟み撃ち出来るから!!)」
トア「(まずい!完全に読まれてる!はめられてる!)」
トア「(ていうか、死ねる、)」
トアはギリギリで奥の方に刺して置いたコンバットナイフに瞬間移動する、
モモイ「消えた!」
ミドリ「本当にチート過ぎるでしょ、」
ネル「もう終わりだな、」
トア「(アビエシェフと一緒にワープ出来なかった、)ゴホッ、クソ…」
トアは武器も持たず更には立つことも出来ず片膝を着き荒く呼吸をするのみである、
先生「トア、私達の勝ちかな、」
トア「……まだ、(カードを使えば先生も使ってくる……けどこれに頼らないと本当に勝てない、幸い皆はリロードしたりと油断してる、なら、カードを使って先生がカードで対抗できない位の速度で全員制圧する!!)」
大人のカードを使う
先生「(まずい!)」
ネル「は?」
モモイ「それって!!」
ミドリ「アリスの」
トア「この流れは二回目だけどね!!!」
トアが大人のカードを使うとそこに現れたのは、
持ち上げることも敵無いほどの巨大な最早兵器である、光の剣:スーパーノヴァがあった
トア「ゴホッ、ゴホッ」
トアが吐血し一瞬隙が生まれ先生がカードを取りだしてしまう
トア「(代償重いな、神秘と寿命のハイブリットの代償にしたのにこれか……けど!やるしかない!!)」
トア「光よ!!!」
通路が全て光で満たされる、窓が割れ壁が削れていく、
トア「(先生はバリアを展開してるはず!ならバリアが切れるまでやってやる!)」
先生「(長い!アリスのなら直ぐに終わるはず!)」
トア「(神秘を込める、込め続ける、駄目だ、神秘が枯渇して……いや、まだ!まだ!!)」
トアは神秘を使い切りかけヘイローも殆ど無くなっておりトアの体に力も入らなくなり失血も合わさり意識すらも消えかかる
トア「え?」
その瞬間金属を殴るような動きと共にスーパーノヴァが蹴り飛ばされる、
トア「(クソ!握力ももう無いか!)」
トアが顔を上げるとそこには丸腰で全身ボロボロになっているネルがいた、
ネル「(クソ!先生がバリアつけてくれたのにそれすら途中で切れやがった!)」
トア「(あの中突っ込んできた!?まじかよ!?)」
ネル「これで終わりだぁ!!!!」
トア「っ!!」
お互いの拳が交差し同時にお互いの顔面にストレートパンチがヒットした
ドサッ……
一人分の崩れ落ちる音が響く……
ネル「こっちの勝ちだな……」
ネルさんが俺を見下ろしているのだろう、視力も殆ど無くなってるから分からないが……
トア「負けた……か、」
足音が聞こえる、皆が近づいてきてるのだろう、
トア「(負けた……、俺は結局何だったのだろう、結局何も為せない……)」
トア「(先生みたく皆どころかリオさん一人すら救えず結局先生に託してしまった)」
トア「(いや、きっと必然なんだ、俺はなんも努力してなかった、親の死をきっかけに、全ての事を逃げる理由にして…、色んな事に首を突っ込む癖にどこか一歩引いたような、傍観者見たいな心持ちで軽率に行動ばっかして、皆を、先生を心配させて)」
トア「(それどころか今回は先生の敵になって守るべき生徒を沢山傷つけた、もうシャーレの立場すら相応しく無いな…)」
トア「(とんだ喜劇だ、マエストロにあんだけ中身が大事だって話を偉そうに話したくせに俺が一番器と付属品に頼ってばっかで中身はずっと逃げ続けてた……)」
トア「(そうだ、きっと何の努力もしてなかった、そんなの皆を助けようとする先生の意思や日々努力してる生徒の皆に勝てるわけが無かった)」
トア「(痛い……苦しい……寒い寒い…凄く寒い、……もう、このまま消えたい)」
先生「トア」
トア「……なんで……しょう」
先生が手を差し伸べてくる
トア「(やっぱり、この人は先生だなぁ……凄く…あったかい……)」
トア「自分に……その手を取る権利は……無い…です………それよりアリスさんを……リオさんを助けて…下さい、」
先生「………そう、」
先生が悲しそうな顔をして遠ざかっていく
トア「(やっぱり、手…とれば良かったかな…)」
そして俺の意識はそこで途切れた
補足します、
最後ガジェットを使わなかったのは使えなかったためであり、ガジェット自体は最初の右腕爆破の時点でどっかに転がっていってます、
ですがある程度の範囲内なら念じれば物を取り出したりは出来るのでそれでアビ・エシェフはギリギリとれたのですが最後の方のシーンでは範囲外なので使用出来なかった感じです(オーパーツすげぇ!)
そしてカードでの武器が消えた描写についてです、
トアはネームドキャラの武器を創るときに技までコピーして創っていたため負担が大きく代償もえげつなくなるので完全に手を離してしまったら武器が消えると言う縛り的なのを結んで無理矢理創っていました、そして作中でも言及のある通りカードを使う際に寿命と神秘を込めて代償として使っており比率は3:7位でした
それとトアがあまり強く無かったのは神秘をあまり使えてないからなのですが理由としては先生を敵だと思えなかったためです、
正確に言うとトアは色彩を仲間にした際にした解釈はあくまでもこの方舟にとって害をなす相応しく無い者を粛清するための力、という感じで解釈していました、
ですが、トアは先生の事を敵どころか失楽園を楽園に戻すのに必要不可欠でこの方舟に相応しく居るべき存在だと思っているため実際は心からは最初っから敵対なんて出来てませんでした、
因みに色彩使えたとして先生に勝てるかは怪しい、何故なら主人公補正はトアより先生に強くかかるため(理由としてはあくまでもこの青く透き通る物語の主人公は先生のため)、なお、先生が居なければ普通にトアが圧勝して終わってます
小ネタ、没セリフ
トア「(そうだ、きっと何の努力もしてなかった、そんなの皆を助けようとする先生の意思や日々努力してる生徒の皆に勝てるわけが無かった)」
↓
トア「(そうだ、所詮俺は逃げ続けてた子供だ、どっかの風紀委員(クソぼけ)みたいに一つの目的のために努力してるわけでも無く、どっかの先駆者(正当化の色彩)みたいに中身が大人な訳でも無い、所詮何も為せない、いや、為す価値も無いような子供、俺が一番の子供だったな……)」
てな感じで変わってました、理由としては本編軸のトアはブルアカ原作を知らないのでじゃあ二次創作も知らんよな……って感じで没になりました、
因みにこの例の二人はどちらもハーメルンで投稿されてる方のキャラクターです!どちらの方も本当に面白くて私の大好きな作品のキャラです!読んでない方はぜひ読んでみて下さい!!こんな私のより本当に全然面白いです!!ていうか比べるのがおこがましいですが………
次回こそトアに平和を………多分ね…
気軽に感想よろしくお願いします!!
最後の後書きで出た二人が誰か分かりましたかね…
-
一人目だけわかった!
-
二人目だけわかった!
-
二人ともわかった!!