IS 〈レプリカでも人生楽しみたいじゃん?〉   作:紅露雨

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 またオリキャラが出てきます、てか出てきましたね。
 そちらもまた、完結していない作品の主人公ですが、そちらは別サイトで上げている作品の本編攻略後、という設定です。例によって、そちらと関係ないのであしからず。


第八話――meeting to hero.

「ええとですね、今日はなんと転校生を紹介します!」

 

 自動ドアが開き、廊下から一夏と同じくらいの身長の黒い少年が入ってきた。

 壇上に彼が登ると、横にホロウィンドウが浮かび上がる。

 

五十嵐(いがらし)晴久(はるひさ)だ。えー……趣味はゲームで、特技は射撃。好きなものもゲームで、嫌いなものはあー……リアル。一週間遅いスタートだけどよろしく」

 

 場の空気が凍った。……あれか。耳をふさがねば。

 悟った俺はすぐに耳をふさぐ。同時に教室を衝撃波が襲った……ように感じた。織斑千冬が現れたあの時と全く同じ、女子たちの黄色い咆哮。聞けば、一夏や俺にはない大人の雰囲気を感じる、だとか。

 耳ふさいでんのに全然意味ない位だが、耳をふさいでなかった一夏は泡を吹いて机に突っ伏してる。場所的にセシリアは見えないが、篠ノ之はしかめっ面で耳をふさいでいた。腹立たしいことに、黒い少年は涼しい顔をして立っている。いや、よく見ると耳栓してやがる……いつの間に着けたんだ?

 

「静かにしないかバカ者共」

 

 ドアが開き、雲長もとい織斑千―「そのネタ好きだな、火神」

 

「おはようございます、織斑千冬先生」

 

 何かやらかしたらとりあえず挨拶、これ基本な。

 

「――っ! よく見たら男子じゃないか……って、俺と一夏以外の男子……だと!?」

 

 彼は今頃になって俺に気づいたらしい。まてまて、女子の情報だと俺と一夏しか情報公開されてないんじゃないのか? ってか、よく見たらってどういう事だオイ……こいつの目、節穴じゃねえか。確かに俺も、鏡を見たとき目を疑ったけどさ。中性的だからな。まあ、しっかりとアダムは付いてるから紛う事なき男だけど。

 

「……まあいいか。先生、俺の席はどこでしょうか」

「ふむ……そうだな、火神の後ろにでも座ってくれ。真ん中の列の女子は一つ後ろの席に座れ」

「了解、……かがみってなんて書くんだ?」

 

「Fireの火に、Godの神で火神。あと、次、女って言ったらぶちまけるよ、内蔵」

 

 元々、俺のモノじゃないし、基本的に何言われても気にしないけど、これだけは、譲れないし譲らない。無意識で俺の手に黒桜の武装の一つ、菊花を展開してたけど気にしたら負けだ。

 

散弾銃(ショットガン)は周りまで巻き込むからやめてくれないか? せめて拳銃(ハンドガン)とかさ。あ、鉛多いやつもやめろよ? 土壌汚染に繋がる」

 

 ぶちまけられるのはいいのか少年。俺のほうが身長低いけど。

 

「他には特に報告するようなことはない。SHRを終了する。FireGod(笑)は同じネタを使うなよ」

 

 聞かれていただと!? いや、知ってたけど。てか、(笑)つけんな。説明しただけだっての。どうせ神っていっても、紙とか、髪って言われるのは分かってんだから、Godって言うしかないだろ? 実際、Godもどき達に創られた存在だしいいじゃん。

 

 

 また、昼食でござる。え、授業? 全然わかんね。誰だよ、IS分野以外余裕とか言った奴。あ、俺か。

 

 

 という訳でいつも通り時門を使って食堂に来たわけだが……。

 

「おい、邪魔だ」

「ん? あんた誰よ。ってか、いつからそこにいたわけ?」

「今さっき来たばかりだが、それはどうでもいいだろ? 退けよ、食券が買えねえだろ」

 

 なんか、ちっこいのが食券販売機の前にたってたんだ。

 まあ、早く来すぎて並んでる奴はそんなにいなかったけど。

 

「さあどけ、今どけ、さっさとどけ。早く炒飯食いてえんだよ!」

「わかった、分かったか……あ、一夏!」

 

 ちっこいのよ、一夏はいいからさ、まじでどいてください。

 俺のちゃーはん☆たいむ! がなくなってしまう。

 まあ、振り向いたら本当に一夏いたんだけど、あと黒いのも一緒に。

 

(りん)? お前、鈴か? 久しぶりだな! 元気にしてたか?」

 

 一夏も食券販売機の前に立ちはだかる。いや、退けよ。

 

「一夏、邪魔だ、退け」

「お、おう。悪いな」

 

 潔く食券販売機から退く一夏。つられてちっこいのもどいてくれた。

 

「炒飯……炒飯っと」

 

 ここ一週間で既に炒飯の食券を買うのは流れ作業の如くさささっと終わる。「どんだけ炒飯すきなんだよ」とか聞こえてきたが気にしない。

 

「おばちゃん! 炒飯ね!」

「あいよ!」

 

 調理のおばちゃんは優しい、いつも大盛りにしてくれる。それどころか、頼んだら即出てくるのだ。基本的に作り置きはしないスタイルなのにも関わらず。

 

「ありがと!」

 

 炒飯を受け取ったらすぐにいつもの席に座る。そして5秒ほど崇めてから食す。

 

「いただきます」

 

 がつがつと、しかし味わいながら。なんか、「火神君?」とか音羽先輩の声が聞こえてくるし、肩を叩かれているが気にもとめない。そんなのに気を紛らわしていたら炒飯に失礼だ。

 

「もぐもぐ……っん。今日もご馳走でした」

「火神君ってば!」

「あ、音羽先輩じゃないですか。こんにちは」

「火神君、こんにちは……じゃない、あそこの転校生って火神君の知り合い?」

 

 いきなり話しかけてきたと思ったら、転校生の話題か。

 勿論答えはノーだ。あんなのが知り合いで堪るか。

 

「そうなんだ、さっき話してたから知り合いかなって思ったんだけど。違うのか~」

「食券が買えないからどいてくれないかって言っただけですよ」

「ふ~ん、でさでさ」

 

 おいおい、あんたの方から話題吹っかけてきてふーんはないだろ。まあいいけど。

 

「なんでしょう?」

「そろそろISに慣れた?」

「まあ、一応は。基本的にアリーナは使えてますんで」

「今度からは私が相手しよっかな。うん、そうしよう♪ じゃねっ」

 

 いきなり、話が終わったかと思ったら、すぐにどっかへ行ってしまった。なんだったんだ一体……。

 

 

 

 基本的に授業は飛ばす。

 授業という過程をとばし、イベントという結果を得る。キング・クリムゾン!!1

 

 

 

「かーがっみ君♪ あと、セシリアちゃんと箒ちゃん、織斑君と転校生君も、こんにち~」

「……なんでいるんですか」

 

 基本的に第一から第三アリーナは空いているため、その内のどれかにしているが……なんで、先にいるんだこの人。ほら見ろ、みんなフリーズしているじゃないか。

 

「あれ? 今度からっていってなかったっけ」

「まあいいか、最初は何をするんですか?」

「……いや、よくねえよ! この人だれ!?」

 

 さて始めようかというところで、フリーズから解けた一夏が叫ぶ。その声でほかの面子も起きる。

 こいつら、もしかして面識ないのか?

 

「だれ、ね。二年の美剣音羽よ」

「……はじめまして、俺は五十嵐晴久だ」

「ふふっ♪ よろしくね五十嵐君」

「で、その美剣先輩はなんでいるんでしょうか」

「君たちの訓練を監督しに来たの。早速だけど展開出来る人はISを展開して頂戴」

 

 目を瞑り黒桜を呼ぶ。呼応するように出現し、俺を包み込む。

 相変わらず、一夏は変なポーズを取ってから宣言(コール)している。一夏曰く、「こうすると集中できる」だそうだ。

 セシリアは授業と同様、すぐ展開を終えている。

 

「箒ちゃんは?」

「私は、今日は借りれなかったので見学です」

「なるほどなるほど、じゃあ私と一緒か。うーん、とりあえずそうだなー……火神君セシリアちゃん対五十嵐君織斑君で戦ってみて?」

 

 専用機持ちが少ないのは知っていたが、先輩が持っていないとは……。

 そういえば、黒助もISを展開していないが数にいれていいのか?

 

「5秒後にスタートね♪ ごー、よーん」

 

 いきなりすぎる! だが、セシリアは既に距離を取っている。俺も急ぐか。

 

「いーち、スタート! 私たちは……」

 

 ハイパーセンサーで強化された聴覚が始まりの合図を捉える。

 

危険(デンジャー)―敵IS急接近―》

 

 それと同時に、目の前でどう考えても黒いエネルギー翼の生やした黒助が剣を振り上げていた。

 

展開(オープン)―秋華―》

 

 秋華を展開し、速い上に重い一撃をなんとか受け流す。

 とりあえず打ち合いするときの合言葉は――

 

「「レッツ、パーリィ!!」」

 

 上下左右、虚実を織り交ぜた斬撃。それら全てに反応し受け流す。

 フェイントにも一々反応しないと、切り込まれる……。

 正直、黒桜じゃなかったら2、3撃で負けてるね、うん。

 

「いいねぇ! 最っ高にhighってやつだ!」

〈セシリア一夏を頼む〉

 

 銃撃なら兎も角、俺でも危うい相手にセシリアが近接で勝てるわけないだろう。

 黒助と打ち合いながら、セシリアにプライベート・チャネルをつなぐ。集中力を削ぐわけにはいかないため早口だがそこは仕方がない。

 

〈かしこまりました真由様、白式はわたくしにお任せあれ〉

「織斑さん! 貴方の相手はわたくしです!」

 

 蒼い雫(ブルーティアーズ)は一夏に向けてスターライトMk.Ⅲを放ち、俺と黒助から更に遠くに離れる。

 

「打ち合いはなかなかできるみたいだな! だが防戦一方じゃあ、勝てないぜ!」

 

 任せろとはいったものの、黒助の言うとおり、防ぐので手がいっぱいおっぱい僕元気! な状態だ。

 余り試合では使いたくなかったが、力量の差がでかすぎる。見た目は翼が生えただけなのに。

 

 映るモノ全てが灰色の世界――時門。運動中で息が続かないが、とりあえず離れる。

 アリーナの隅まで移動し、息を吸う。

 

「っは……スゥーハー!? もう来るのか」

 

 だが、数秒後に俺を視界に捉え、命を刈り取らんとする黒助が亜音速で向かってきていた。

 

「瞬間移動か、最高だぜ……最ッ高だぜお前!! それでこそイレギュラー! それでこそ俺の敵! この均衡した実力差、燃えるぜ火神ィィ!!!」

 

 亜音速なら逃げ切れるか……目覚めろ、桜花。

 桜花にエネルギーを流すと、充填率に比例し、桜色に発光する。

 溜まったら数分は動かせるが、充填中は少々反応が鈍る。

 だが、平時は全機導入でようやく亜音速飛行。この戦いじゃあ遅すぎる。

 

「スキル【韋駄天翔】! 詠唱中でも関係ねェぞ!!」

 

 ただでさえ数秒で迫る間合い。黒助の翼が光った瞬間、もう目の前にいた。

 

「っ速すぎるんだよ!」

「はッ瞬間移動できるやつに言われる筋合いはねェ!」

 

 再び打ち合いが始まる。幸い、黒助のスピード上昇は移動だけに効果があるらしい。だが、そのせいでより一層攻撃に転じれなくなったが。

 いや、まだ勝機はある。俺は打ち合いながら、徐々に充填を始める。

 案の定、防ぎきれずに吹っ飛ばされるがそれも計算のうちだ。

 

「くっ……全身装甲(フルスキン)舐めんな!」

 

 勢いよく壁に突っ込む、だが、充填はできた。

 

「おッら、止めd―!? スキル【鬼神化】!!!」

 

 超音速で向かってくる黒助に、おおよそ音速の4倍の速度で突撃する。

 だが、それに反応し、その威力を真っ向から受け弾く黒助。

 ええぇ……強すぎでしょ。てか、超高感度ハイパーセンサーよりも動体視力が良いって、どんな集中力してやがる。

 

「これだよこれェ! 俺が求めていたのはこういう真剣勝負!!」

 

 それで喋りながらだもんな。

 しかも臆するどころか、テンション鰻登りだよ黒助。俺はダダ下がりだっつうの。

 

「っハッハッハ!! 簡単に潰れてくれんなよ!!」

 

 桜花をフル稼働で突っ込んでんのに腕力で押し切られる。どの角度から攻めても、全て反応されどちらかの刀で弾かれる。

 そんな時、一筋の光が飛んで来た。蒼い雫(ブルーティアーズ)のエネルギー弾だ。

 ……向こうは終わったのか、これなら勝てる。

 

〈セシリア、助かった!〉

〈援護に向かいますわ!〉

〈いや、来なくていい。セシリアが落とされたら負ける。3秒後にミサイルを撃ってくれ〉

〈わかりました。ご武運を〉

 

 セシリアのミサイルが来るまで、あと5秒ほどか。4、3、2、1――

 

格納(クローズ)―秋華―》

展開(オープン)―菊花―》

 

「これでもくらえ!」

 

 直撃寸前まで、打ち合い爆破と同時に少しだけ離れ、爆風を無視して菊花を乱射する。全身装甲(フルスキン)舐めんな。

 

「やりましたか?」

 

格納(クローズ)―菊花―》

展開(オープン)―秋華―》

 

「いや、まだだ。桜花!」

 

 桜花を全て、黒助に焦点を合わせる。

 

「闇時雨流――篠突雨(しのづきあめ)!」

 

 煙が晴れる前に待機していた桜花から、高出力エネルギー弾を照射、俺もそこに突っ込み残像が残るほどの刺突を繰り出す。

 ハイパーセンサーが煙の中でも新たに剣を出した黒助の姿を捉える。

 黒助もそうだったのだろう、戸惑うことなく反応し、刺突を全て二本の剣で受け流していた。

 だが、それも計算のうち、桜花の攻撃が届くまでの時間稼ぎだ。黒助は笑って打ち合っている。そして、桜花が黒助を吹っ飛ばした。

 

「そこまでー。勝者、火神君、セシリアちゃんチーム」

 

 超音速で地面に突っ込み、クレーターを作る。

 

「っだぁ! 俺じゃなかったら死んでるぞ!」

 

 打ち合って、桜花が当たる直前にもう一本の剣をだし、秋華ごとその剣が吹っ飛んだ。【篠突雨】が防がれてからの、その刹那とも呼べる時間で、桜花を斬りダメージを軽減した。

 いやまあ、軽減できてなかったら死んでるけど。むしろ殺す気で行ったけど。

 

「じゃあ、箒ちゃんはあれを目指して頑張っていこうか♪」

「無理です!!」

 

 

 ◇

 

 

「はい、一夏お疲れ様飲み物はスポーツドリンクでいいよね?」

「あぁ、鈴か……ありがとう。ってずっと待っててくれたのかよ」

「えっへへ、まあね」

 

 何故、ここに女子がいるんだ?

 たしかに、女子更衣室ではあるが……着替えにくいじゃん? 俺が。

 一夏に用があるみたいだし、俺はフェードアウトしましょうか。

 

「着替えたいから俺は向こう行ってるからな」

「おう」

 

 にしても、あの黒助……五十嵐だっけ、強すぎないか? ……桜花、マッハ4は速度が出ているはずなんだが。

 充填した攻撃用エネルギーも使って、黒桜の対Gをもってこそなるスピードのはずなんだけどなぁ……。

 あいつはスキル? を宣言(コール)しただけで、黒桜と同じかそれ以上の速度まで一気に加速した。

 良くは知らないが、高機動型に当たるであろう一夏の白式ですら操縦者保護のせいでマッハ1も出ないのに……。

 それに、(黒桜は例外だが)現段階でISに搭載されているハイパーセンサーは超高感度のものでもマッハ2まで、それ以上の速さは素の反射神経、動体視力が超えていないと反応できないし脊髄反射レベルで反応しても音速以上の反応なんて無理だろ、うん。

 そのあとも鬼神化? 鬼人化? まあ、宣言(コール)しただけで腕力が増したし。

 能力持ちなのか、それとも今日授業で耳にした単一仕様能力(ワンオフ・アビリティ)なのか?

 

「火神」

 

 急に後ろから声が聞こえた……たしかこの声は……。

 

「!? ……五十嵐だったっけか……何か用か?」

「……単刀直入に言う――」

 

 先程の試合のときに感じた闘気なんかとは比べ物にならない殺気。

 なんとなく察した。

 

「お前は、何者だ?」

 

 明らかに異常なISの所持。そして本当の瞬間移動を行った。そりゃ、聞かれてもおかしくはないか。

 だが、俺もお前の存在には違和感しかないんだよなぁ……。

 そうなりゃ、答えは決まっているだろ。

 

「お前こそ何者だよ」

「先にこっちが聞いてんだろうが、先に答えろ」

「はぁ……(レプリカ)自身(オリジナル)がわからないからな……答えようが無いんだが」

「……そんなのが通じるとでも――」

 

 バシン!!

 

「……展開が早くないか? まあいいか。これだけは聞かせろ、お前は誰の敵なんだ?」

「さあね。強いて言うなら……今の俺の周りを壊すモノの敵……かな」

「……味方って事でいいんだな? 何があったんだ一夏!」

 

 いっちゃったか……。

 別に、俺は誰の味方でも敵でもないのにな……さっきのを正確に言うなら、俺の味方の敵か……。

 

 俺も行くか……。

 

「大丈b――」

 

 すぐに阻まれたね、うん。

 

「犬に噛まれて死ね!」

「なんで怒ってんだよ、ちゃんと覚えてただろ」

 

 一夏とチビがいがみ合ってる……いや、さっきめっちゃ仲良かったやん? だから俺抜けたんだし。

 

「どんな状況だよこれ……五十嵐、三行で頼む」

 

「織斑一夏が

 昔の約束を

 間違って覚えてた」

 

「おk把握……いや、えぇ……」

 

 大方、告白かなんかだろうな……。

 

「だから説明してくれよ……どんな意味があるってんだ」

「説明……なんて出来るわけないでしょうが……」

 

 これはもしかしなくても予想的中? 死ねばいいのに。

 いや、恋愛ごっこに興味ないけど。

 

「……じゃあこうしましょう。来週のクラス対抗戦、そこで勝った方が負けた方に何でも一つ、言う事を聞かせられる」

 

 ん? 今何でもって(殴)

 

「おおいいぜ? 俺が勝ったら説明してもらうからな?」

「……そっちこそ覚悟しときなさいよ」

 

 あ、走って帰ってった。

 

「あーうん、一夏」

「あれ、晴久居たのか」

「馬に蹴られて死ね! ……ま、精々頑張れよ主人公」

 

 罵ってから五十嵐も帰っていった……が、あいつ部屋どうなってんだろ。

 

「なんだったんだ……いや、なんで晴久にまで罵られたんだ?」

「俺に聞くな」

 

 それよりも主人公ってワードが気になるな……。まじで、あいつ何者なんだ……。




 どうも、こんにちはこんばんはおはようございます、紅露雨です。
 いやー、あれね。
 考える時間が長いといいね。ネットが止められてただけなんだけど。

 というわけで、謎の転校生晴久君降臨。
 なにこれISじゃねぇじゃん。って思った今日この頃。そしてこのあとがきを書いている日付は2/14っていうね。バレンタインネタかけなかったじゃん。

 超音速での戦闘しまくってる真由ちゃんと晴久がいれば福音戦も余裕じゃん?
 どうしましょ…。
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