新幹線「こまち」みちのく田沢湖・男鹿殺意の旅 作:新庄雄太郎
そして、次の日。
高山が休暇から帰ってきた。
「おう高山、大変だったな。」
「ええ、田沢湖で殺人事件が起きるなんて予想もしなかったよ。」
「そうだな。」
「それで、どうでした男鹿線の旅は。」
と、小海は高山に言った。
「ええ、凄く楽しかったよおまけになまはげ見てきましたよ。」
「何しろ冬の名物行事だからな。」
「ああ。」
「行く時は、秋田新幹線に乗って帰りも秋田新幹線に乗って帰ったんだからな。」
「ただ、秋田から2人のアベックとあったけど。」
「田沢湖には来ていなかったのか。」
「ええ、仕事の関係で秋田から男鹿へ観光したそうだ。」
「事情で秋田から男鹿へ行っていたのか。」
「ええ。」
と、そこへ1本の電話が入ってきた。
「はい公安特捜班、何、鵜ノ崎海岸で死体!?。」
「えっ。」
「わかりました、さっそくこちらの方で調査いたします。」
と、高杉は電話を切った。
「おい、秋田県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、さっそく調査してみます。」
「そうか、じゃあ高山と小海は田沢湖の殺人の方、南と菅原は男鹿の事件の捜査をしてもらう。」
「早速、当たってみます。」
鵜ノ崎海岸で殺害されたのは、東京在住の松本京助さん37歳である。
秋田県警の話によると、被害者はなまはげ見物して次の日に男鹿温泉を出た後に鵜ノ崎海岸で死亡したと言う。
「ほう、なるほどすると彼は女と一緒に男鹿温泉へ行った後に友人と別れたんですね。」
「ええ。」
「まさか、あいつが殺されるなんて。」
南と菅原は高杉に報告した。
「何、彼は直接男鹿へ向かっていたって。」
「ええ、何でも会合で男鹿へは行けれるって言っていたからな。」
「ほう、当日は会合で男鹿へ行っていたのか。」
「はい。」
「ほう、なるほどね。」
「あっ、この男は。」
「高山、知っているのか。」
「ええ、丁度男鹿線に乗った時に彼女と一緒でした。」
「高山は、その男を知っているのか。」
「ええ、丁度秋田駅で男鹿線に乗った時に一緒でした。」
「そうか、高山もこの2人と一緒だったか。」
と、高杉は言った。
「ええ、丁度一緒でした。」
「高山はこの男に最後にあったのはいつ?。」
「ええ、なまはげを見物をして男鹿温泉で別れたのが最後でした。」
「ほう、という事は別れた後に殺害された可能性が高いな。」
「ええ。」
「田沢湖には行けれなかったから、会合を終えたら男鹿へ向かうって言っていたのか。」
「すると被害者は男鹿温泉へ行った後に鵜ノ崎海岸で何者かに殺害された。」
「それは考えられますね。」
と、高山は言った。
犯人はどんな列車トリックを使ったのか?