( ᐕ)そろそろチュートリアルに入る…ハズ…。
氷上メルルは死んだじゃない。なRPG、はーじまーるよー!
はいだんだんと話がややこしくなってきました。投稿者の足りない頭ではキャパオーバー…誰が禿げだ(幻聴)
メルルも一応人間なので今回の黒幕とは考えにくいですが、まあ本編で裏切られてますし…。
「メルルが生きている…?どういうことだよゴクチョー…!」
「私も事情は分かりませんが、牢屋敷の中から感じるんですよ、主の気配を。」
「本当かよ…。」
「まあ嘘を吐くメリットも無いですし。」
「ちょっといいかしら。」
「何でしょう?」
「メルル…っていうのがここにいた13人目の少女ってことよね?」
「ええそうです。」
「じゃあ、結局セナは何者なの?その子は牢屋敷に現れたらしいけど、あなたたちとは面識がなかったのよね?」
「まあそうでしょう。実際、今日現れましたし。」
「そうだよ(便乗)」
「…紫、何か知らない?」
「私は便利な検索ツールじゃないのだけれど。彼女自身が記憶喪失なことを考えると、確かなことは一つもないわ。」
「はーつっかえ。紫でも分からないとなると、今は考えるだけ無駄かもなぁ。」
「その点は保留すべきでしょう。彼女も少しずつ記憶を取り戻していくかもしれないし。」
「おうともさ。それまでは経過観察って言ったとこかね。」
あ、セナちゃんは相変わらずの容疑者扱いなんですね。
まあこの場の誰とも面識がないんだし、仕方ないね(諦観)
「ならそれは良いとして、メルルってやつの話に戻るわ。ある程度の経緯を教えてくれないかしら?」
「…え、また私ですか?」
「当然だろう。君はこの場にいる誰よりも付き合いが長いのだから。正確な情報を持つ者に説明を委ねるのが正しい行為だろう。」
「相変わらず鳥使いの荒いことで…。私の主である、氷上メルル様はかつてある大魔女が島で拾った人間でした。その後、まあなんやかんやあって魔女たちを脅威と見做した人間たちが魔女たちの住む島に襲撃をかけてきて、その大魔女が激怒してどのような行動に至ったのは先ほど話しましたかね。で、メルル様は魔女因子の実験台として使われた後、一人この島で人間に潜むようになった大魔女を捜すべく、こうして魔女候補を集めていたわけです。当の本人は、実験動物として扱われたという事実を受け止めたくなくて、自分も原初の魔女、まあつまり島にいたような種族としての魔女だと信じ込んでいたようですが。…この後の経緯はヒロさんの方が詳しいですよね。」
「そうだな、ここは当事者の私が話すべきだろう。」
「一応今までのこと整理すると、メルルは大魔女ってのに実験台にされた後に牢屋敷に魔女候補たちを集めてきたってことね?」
「でもよ、どうしてそんな七面倒くさいことしてたんだ?というか、そもそもどうして大魔女ってのは人間に紛れ込むようになったんだ?」
「大魔女であるユキちゃんは、魔女因子をばらまいたことで多くの魔法を失ったからだよ。」
「成程なぁ。にしても、それに巻き込まれて集められる側はたまったもんじゃねえな。」
「え、えーと実はそうでもなくて、メルルちゃんがおじさんたちを牢屋敷に集めてなかったら、おじさんたちは殺処分される予定だったみたくて…。」
「皮肉なことに、メルルの計画のおかげで延命できたというワケか。私だったらその魔女だか『なれはて』だかにはなりたくないし、大人しく死ぬ方を選ぶけどなあ。」
「でも、そのおかげで私たちは生きている。」
本編では冷凍保存されていた今までの少女たちも蘇ったみたいだし、結果よければ全てヨシッ!(現場猫)
ただしメルル、てめーは駄目だ(?)
「私たちは1月前、13人の魔女が儀礼剣に祈ることによって大魔女を降臨させる『サバトの儀式』を行った。ばら撒いた張本人なら、回収することもできるんじゃないかと思ったんだ。その後なんとか説得して、彼女は魔女因子を無害化する魔法を使用した。――そして、その時ユキは儀礼剣に貫かれて死んだ。」
「なんで辛そうな顔をしてるの?人間が襲撃をかけたのが悪いのは確かだけど、その大魔女ことユキが魔女因子をばら撒いた黒幕なでしょ。死んでも仕方がないと思うのだけど。」
「クッ…セナ、君は何も知らないから…!」
「ヒロちゃんストップ!今の話を聞いたら普通はこういう反応にはなると思うんだ。…でもねセナちゃん。ユキちゃんはボクらの友達だったんだ。本当は一緒に帰りたかったけど…人間に害を為す恐れのある魔女を見逃すことはしないだろう、って…。」
「…そっか。ごめん。」
「いや、良いんだ。私の方こそ激昂して済まない。…知らないからこそ、説明するのが正しい行為だというのに…。先ほどの話の続きだが、その儀礼剣に貫かれるときにメルルも間に入って一緒に消滅した…、きっと、唯一の家族であるユキと離れたくなかったのと同時に、ユキを一人にしたくなかったんだろうな…。だが。」
「氷上メルルは生きていて、私たちも魔法は使えるまま。きな臭い話になってきたわね。」
「で、メルちゃんの居場所は分からないままか~。これメルちゃん怪しくね?」
「確かにココちゃんの言うことも分かるけれど、私たちが牢屋敷ごと幻想郷に飛ばされたことに説明がつかないわ。」
「そもそも、私たちは魔女因子があったから魔法を使えたんだ。それはつまり…。」
「現在、少なくとも私たちの魔女因子は無害化されていないということ、か。」
「というよりも、何者かが再び活性化させたというのが正しいでしょうね。」
つまるところ、ユキちゃんやメルちゃんでは無く、他に黒幕がいると考えるべき…ッテコト!?
「そうでしょうね。一応聞くけど、あなたたちはメルルを再び見たことはあったかしら?」
「ないと思います。あったら全員で共有しているでしょうしね。」
「となると…メルルもまた、巻き込まれた側ということね。」
「何を根拠に言っているんだい?」
「状況判断もあるけど…まあ私の勘ね。」
「は?てめーよくもまあそんなことで断定できるな?」
「異変解決時のこいつの勘は甘く見るのは駄目だぜ。なんせ勘に従っていれば異変がいつの間にか解決されてんだからな。…さっき思いっきり外してたけど。」
「う…、別にまだ間違いと決まったわけじゃないし…。」
「ともかく、牢屋敷を探索する必要があるわね。」
「紫さん、でしたわよね。牢屋敷の部屋は私たちは全て把握しております。今更捜すところなんてないと思いますわ?」
「…いや、待って。一か所だけこの1月の中で行っていない部屋があるんじゃないかしら。」
「えー?1月も生活してきているんですから、流石にそんなことないと思いますけど。」
「…もしかして、地下の冷凍室?」
「でもでも、ナノカさんがお姉さんを迎えに行ったじゃないですか。」
「あ。」
「あ?」
「いや、伝えるのを忘れてしまっていたことを思い出したの。あそこには確かにお姉ちゃんがいた。冷凍室としての機能が弱まっていて、氷が溶けていたの。ただ、お姉ちゃんは他に閉じ込められていた子たちの対処をするって言って後で迎えに来て、って言っていたわ。」
「そういうことって忘れるべきじゃないよね。」
セナちゃんの記憶喪失で尚且つ周りの事情知らないから放てる火の玉ストレート。
大丈夫?デッドボールになってない?
「…面目ないわね。」
「それじゃ、その冷凍室ってとこに行けば何かわかるかもね?」
「よーし、とっととこんなこと終わらせてはよ帰ろ帰ろ。」
「だから事を急ぐなって。」
「んだよさっきからネガコス魔法使い。」
「略すな。言ってるだろ。準備が必要だって。」
「あら、この後何が起こるか予想のついているような言い草ね?」
「経験則だがな。こういうのは一筋縄ではいかない。長続きするようなら、幻想郷について知っておく必要があるだろうしな。」
「一理あるね。何より、私たちも牢屋敷で快適とは程遠い暮らしをしていたし、幻想郷に順応する必要はあると思う。」
「…そうだな。飯はどこだかに隠されていた保存食で幾分マシにはなっていたが、ベッドはかてーし、ハンモックは雨が降ると使えねえ。沢渡、てめーの言う通り早く帰りたいのはうちもだが、準備は念入りにした方がいいんじゃないか。」
「う…。確かにそうかも…。」
「そうと決まれば、霊夢、魔理沙、紫、案内を頼めるかい?」
「もとよりそのつもりよ。…でもこの人数を一気に連れるのは流石に目立ちすぎるわね…。」
「目立つのはむしろかんげ…」
「レイアは黙ってくれ。」
「13人…、もう一人案内役が欲しいわね…。ちょっと待っててちょうだい?」
【紫はおもむろに境界に手を入れると、次の瞬間白髪の男がひっぱりあげられてきた。】
「痛い痛い痛い!誰の仕業だ…って、例の大妖怪サマだろうが。」
「霖之助さん!?」「こーりん!?」
「…ああ霊夢に魔理沙か。…それに見慣れない女の子たちが大勢いるんだが、これは一体どういう状況だ?」
「あ、霖之助さん、私はちょっと忙しくなるから代わりに案内してあげてー?あ、ついでに宿の確保も、お願いね!」
「ちょっ紫さん!?僕はまだ店の営業中で…」
【霖之助と呼ばれた男の呼びかけ空しく、紫は瞬く間に境界に消えていった。】
「…。」
「…なんか、お疲れ、おっさん。」
「…はぁ…。」
霖之助は中間管理職のイメージ。
まあ実際人間と妖怪の中間で寿司。