青と黒
《とある場所》
「こんにちはゾラさん!」
自然が豊かな森に一人の少女が何かに挨拶をしていた。
少女の目線の先にいたのは人でも無ければ動物でも無かった。
それはとても大きな機械であった。
だが、その機械には魂が宿っておりちゃんとした生命として生きていたのである。
«今日も来たのか?いつも来てくれるのは良いが疲れるのでは無いのか?»
「えへへ…でもね、いつも独りぼっちなゾラさんのためだと思ってるんだ!」
«…そうなのだな。では、今日も聞かせてくれるのだな?»
「うん、じゃあ今日は通るおとぎ話をしようかな。それは遙か昔…」
半生命体である機械に少女は自分が住まう地、キヴォトスに古くから伝えられているおとぎ話を話し始めた。
半生命体は何処か楽しそうに少女が話すおとぎ話を聞いており、話し手である少女も楽しそうにしながら話していた。
これが少女と半生命体の日常であり、一人と一体のちょっとした楽しみであった。
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«…アオよ。少し話があるのだが良いか?»
「ん?どうしたのゾラさん。」
«この私とアオの二人だけのエアライドマシンを創ってみないか?»
「え?どういうこと?」
«私がこの地に住まう民が乗るエアライドマシンを創っているのはわかるな?»
「うんうん。」
«そのエアライドマシンの中でもこの世界に一つしかないものもあるのだ。»
「…え!?」
«実際あの2台は自我が少しあるような状態だから、知られていないもの無理は無いだろうな。»
「…それで、私はどうすれば良いの?」
«話が早くて助かるな。アオが持つ神秘を私がエアライドマシンを創る最中に少しばかりだが抽出して欲しいのだ。»
「えっ、それだけ?」
«そうだ。そうすれば私とアオの友情の証ともいえるエアライドマシンができるだろう。»
「わかった、じゃあ早く始めようよ!」
«そう焦るでない。少し準備をするから待っておれ。»
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«…よし、できたぞ。それでは始めるとするか。»
「オッケー!」
«…アオよ、そろそろだが準備はいいか?»
「うん、大丈夫だよ。」
«ならば良い。…今だ。»
「了解っ!そりゃっ!!」
«ふぅ……ハッ!»
コォォォォォォッ……!
「わっ…!?」
«…ふむ、成功のようだな。»
キラキラキラ…
「…キレイ。」
«アオよ、これが私とお前の友情の証だ。名前はアオが付けても良いぞ。»
「えっ本当?うーん…そう言われると悩むなぁ…。」
«ほれ、早く付けぬとせっかく創ったのに消滅してしまうぞ。»
「ちょっ!?それ先に言ってよ!えーと、うーんと…!…あっ。」
«む?思いついたのか?»
「…うん、とってもいいのがね。」
«では、マシンに触りながら決めた名前をいえ。そうすれば存在は安定するからな。»
「うん…。」ピタッ
「…貴方の名前はforever Blueだよ。」
キィィィィン……!
«良い名前だな。コイツも喜んでいるぞ。»
「それならよかった。じゃあ大切にしないとね!」
«そうだな。»
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遠い過去にいた少女と半生命体の友情の証として生まれたエアライドマシン。
このエアライドマシンには他のエアライドマシンとは違う点があり、それはヘイローがあることである。
それ以外では何かの紋章が八つありそれぞれ違う形をしていると言うくらいである。
・少女
半生命体と友達に当たる人物。
服装は何処かの制服をしており、その中でもそれなりに地位が高かったそうな…。
半生命体のことは話し相手でもあり大切な親友だと思っている。
・半生命体
少女と友達に当たる機械。
体の大きさは少女と比べると十数倍の差はあるが、それでも大切なともだと思っている。
友情の証として創り出したエアライドマシンは少女と自分だけしか知らない場所に無くさないように保管しておいている。
《追記》
この過去は今後に大きく関係するため先に上げました。
ミレニアム編及びノワールアリス戦は明日までには投稿するつもりなので少々お待ちください…。
最初に出てきて欲しい伝説は?
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ドラグーン
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ハイドラ