キヴォトスを駆ける黒き光   作:夏乃生ナツメ

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はい、ブルアカでケイが実装されたと聞いてブルアカ勢に復帰しようとしているハイドラです。

石が約12000あるのですが、足りますかね…。

そんな中ですが、この小説を読んでいってくれると嬉しいです。

では、本編へどうぞ。



ENCOUNTER-03

 

«………!»ダダァンッ

 

「おっと、今だよシロコちゃん!」サッ

 

「ん、了解!」ダダダッ

 

«……ッ!»バッ

 

「全弾発射~♣」ドドドドドッ

 

«………!?»ドドスッ

 

「喰らえっ!」バンッ

 

«………。»ゴンッ

 

「チッ…あの盾厄介ね…。」

 

「ん、ホシノ先輩ほどの動きはしてないけどホシノ先輩以上の力を持ってるから物凄く厄介。」

 

「うへ、確かにこれじゃあ委員長ちゃん達もあんなにボロボロになるわけだよねぇ~。」

 

ノワールホシノは助っ人としてやって来たアビドス高校の生徒達の連携に苦戦しながら攻撃を避けたり反撃をしていた。

対するアビドス生徒は、生徒会長でもあるホシノよりも戦闘センスが劣る物の、本家以上の力を持つノワールホシノにこちらも苦戦していた。

 

“凄い、ヒナたちでも一撃しか入らなかったホシノのそっくりさんをあそこまで追い詰めてる…。”

 

「…やはり、あっちには本物の小鳥遊ホシノがいるから相手の戦い方に慣れているのかしら…?」

 

“多分そう考えた方が良さそうだね。…それで、怪我は大丈夫なの?”

 

「うっ…、少し痛みは治まってきたわ。でも、これ以上は動けないわね…。」

 

“それでもよく頑張った方だと思うよ。後はホシノ達に任せて休んだらどう?”

 

「…本当は今すぐにでも向かいたいけど、こればっかりは仕方ないわね。」

 

そう言うと、ヒナは渋々と腰を下ろして楽な態勢を取りながら今の闘いに目を通していた。

戦況はアビドスが押していると思われるが、ノワールホシノが持つ本家以上の力でその差を縮めているため、どちらが優勢かすら分からない状況になっていた。

 

「う~ん、取り敢えずその盾は壊した方が良さそうだね。」

 

「ん、でもあの盾はホシノ先輩が持ってる盾よりも頑丈かも。」

 

「ありゃ、シロコちゃんがそこまで言うってことは壊すのは愚策だね~…。」

 

「なら、あの目が付いてるバイクを破壊するのはどうでしょうか~?」

 

「確かに盾が無理でもあのバイクさえ壊せれば機動力を落とせてこっちも有利になれるかも…。」

 

「よし、じゃあ私達が狙うのは盾じゃなくてバイクってことでいいね?」

 

「「「了解(です~♣)!」」」

 

ノワールホシノと少し距離を取って作戦会議をしていたアビドス生徒は、バイクを狙って攻撃することで機動力を落として倒すという作戦にでたのである。

ノワールホシノは離れたところからアビドス生徒の様子を探っていたが、アビドス生徒が散開したことを確認すると、その中でも厄介なノノミを一点集中で攻撃を仕掛けた。

…だが、その間にホシノが入ったことにより攻撃はノノミには当たらずにホシノが構えていた盾に攻撃が命中しただけであった。

 

「今だよノノミちゃん!」

 

「はい!お任せください~♣」ダダダッ

 

«…!»バッ

 

攻撃を繰り出したことで隙ができてしまったノワールホシノを確認したホシノはノノミに向かってバイクを撃つように指示をした。

その指示に従ってノノミは攻撃を仕掛けたが、ノワールホシノが持つ盾によって防がれた。

…だが、ノワールホシノがノノミの攻撃を受けきり、縦を横にずらして目の前にいた敵に銃を構えようとするが、横から飛んできた銃弾によって自身が持つ銃をはじかれてしまったのである。

 

「よしっ、当たった!」

 

「ん、セリカ、お手柄。」グッ

 

«………ッ!»ブォンッ

 

「おっと、銃がなくなったから随分と動きが単調になってるね~。」サッ

 

ノワールホシノが持つ銃目がけて撃って弾いたセリカは少し嬉しそうな表情をしており、そんなセリカを見たシロコはセリカに向かってサムズアップをした。

銃がなくなったことで大幅に攻撃手段がなくなったノワールホシノは今持っている盾を使った物理攻撃を仕掛けるも、動きが単調になりすぎていたため、あっさりと避けられてしまった。

 

«………ッ。»ジャキッ

 

「…へぇ、私のそっくりな姿だからといって、私と同じ銃しか使えないとは限らないんだねぇ~。」

 

「ホシノ先輩、あれって…。」

 

「多分委員長ちゃんの持ってる銃だろうね~。…でも、意外だよね。」

 

「ん?何が意外なの?」

 

「だって、私の姿を真似して私に少し似た戦闘スタイルをしてたのに、いきなり私の戦闘スタイルとは似合わない武器を使うとは思わなくてさ。」

 

「…確かに。」

 

ホシノがシロコにそう言うと、シロコは納得したかのようにノワールホシノの方を見ながらそう頷いた。

だが、そう思ったのもつかの間。

ノワールホシノの周りに黒い靄が出てきたかと思うと、その靄がノワールホシノの体を包み込んだ。

ホシノ達は何がおきたのかが分からずにいたが、その靄が晴れたと思うと、ホシノ達の表情は困惑から驚愕に変わったのであった。

何故なら、先ほど目の前にいたノワールホシノとは違い、今目の前にいる存在はヒナのそっくりさんへと姿を変えたのである。

 

「うへ…、マジ?」

 

「ん、これは予想外。」

 

«………。»スッ

 

「…ッ!皆、私の後ろに!!」バッ

 

ダダダダダダダダダッ!!!

 

ホシノがノワールヒナが何をしようとしているのかに気づいて、その場にいた先生やヒナを含む者達に自分の後ろに隠れるように言ったその瞬間、ノワールヒナが持っていた銃からは蒼白いオーラを纏った弾丸の嵐が押し寄せたのである。

 

「…うへ、皆無事?」

 

「ん、何とか。」

 

「はい、無事ですよ~♣」

 

「ギリギリセーフって所ね…。」

 

“うん、無事だよ。”

 

「私もイオリを引っ張ってきたから無事よ。…それよりも、私のそっくりさんは?」

 

「…それが、さっきの攻撃をした隙に逃げちゃったみたい。…それにしても周りが凄いことになってるね~。」

 

ホシノの盾に集まって攻撃をしのいだ全員は、目の前からノワールヒナがいなくなっていることから逃げたと言うことを知り、皆を盾で守ったホシノは自身の盾が蒼白い結晶のようなものに変質していることに気付いたが、その変質した部分はノワールヒナがいなくなったのと関係しているのかは分からないが、徐々に変質した部分が元に戻っていったため、少し引っかかるような感覚になっていた。

 

“…逃げられちゃったみたいだね。”

 

「そうね、正体を暴きたかったのに逃げられてしまったのは残念ね。…いつか、この借りは返さなきゃね。」

 

「うへ、ちょっと怖いよ委員長ちゃん?」

 

先生はノワールヒナが逃げてしまったことに少し悔しがっており、ヒナは自身のそっくりさんに復讐することを露わにし、ホシノはそんな様子のヒナに若干引いていた。

 

“…取り敢えず、このことはこっちでもう一度色々と調べてみることにするよ。今日はありがとね、皆。”

 

「そうね、今日は色々と付き合わせてしまって悪かったわね。小鳥遊ホシノも助けてくれてありがとう。」

 

「うへ、別に良いよ~。委員長ちゃんがピンチだって先生に言われたからこっちに来ただけだよ~。」

 

「ん、取り敢えず私達の自治区にも出る可能性があるから少しパトロールを交代しながら警戒してみるね。」

 

「…確かにシロコちゃんの案も良いけど、後輩はあんまり無理しちゃいけないから私がやっておくよ~。」

 

“…わかったよ。じゃあヒナ達を送ってくるからここで解散だね。”

 

先生がそう言うと、アビドス生徒に別れを告げた後、気絶しているイオリを背負ってゲヘナの自治区にヒナとそれ以外の風紀委員達と戻っていったのであった。

 

─────────────────────────

【とある水没自治区にて】

 

「…これは…?」

 

〖?どうかしたのですか?〗

 

とある自治区にて、水没した建物が続く場所に一人の生徒がいた。

その生徒が着けている通信機からはその生徒よりも大人びた声が聞こえいたが、その声に応えるかのように通信機を着けた生徒がその人物に向かってある物を報告していた。

 

「部長、これって何か分かる?」

 

〖これは…、オーパーツ?…でも、大きさが明らかに違いますね…。〗

 

「…取り敢えず、持ち帰るで良い?」

 

〖そうですね。じゃあお願いしますねエイミ。〗

 

エイミと呼ばれる生徒は、通信機の向こうにいる部長の指示に従って自身が持っているオーパーツらしきものを持って帰ることにした。

…そのオーパーツの形は、星の形をした何かであり、壊れたエンジンらしき物がついた謎の物であった。

 

 





はい、少し調子が良かったので連続投稿をしたハイドラです。

ということで、ENCOUNTER第一章はこれで終わりです。
次回からの舞台はミレニアムとなります。
ミレニアム編でのキーワードとなるのは最後にあった謎のオーパーツです。
…大半の人なら既に何か理解してるんでしょうけどね。

…では、次回もお楽しみに。

どれが良い?

  • ユメ先輩生存
  • プレ先生存(女先生)
  • どっちも
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