はい、併願合格したヤツです。
受験さえ終われば少しづつペースも上がっていくと思うので、頑張ります。
では、新章ミレニアム編をご覧ください。
ゆっくりしていってね
謎のオーパーツ
“…うーん、やっぱり情報は無しかぁ~…。”
〖そうですね…、目撃情報がやっぱり少なすぎるんですよね。〗
〖私もアロナ先輩に同意します。〗
ノワールヒナ及びノワールホシノ襲撃事件からおよそ三日後、先生はシャーレの休憩時間の合間にノワールヒナやノワールホシノの情報を片っ端から探していた。
先生が持つシッテムの箱のメインOSであるアロナとプラナも手伝ったが、それでも情報探しは難航し続けていた。
“あのヒナのそっくりさんが出現しているのは監視カメラにも映らない所ばかりらしいから、そこに待ち伏せれば……でも、必ずしもそこに現れるとは限らないしなぁ~…。”
〖う~ん…、どうですかプラナちゃん?〗
〖いえ、検索結果に該当はありません。〗
〖そうですね…。すみません先生、私達は力になれそうになさそうです。〗
“そっかぁ~…、でもありがとう、手伝ってくれて。”
〖えっへん!なんたって私はスーパーOSなんですからね!〗
そう威張るかのように宣言していたアロナに少し呆れ気味なプラナ、それを見守っていた先生だったが、突然シッテムの箱に一通の連絡がかかってきた。
“…?誰からだろう。”
〖確認しますね!え~と…連絡先はヒマリさんからのようです!〗
“…ヒマリから?”
連絡をかけてきたのはヒナでもホシノでもない人物、明星ヒマリであった。
どうやら何かあったようで、少し焦りが見えるような文章であったため、先生はすぐに連絡をすることにした。
──────────────
“ヒマリ?”
“何かあったの?”
[ようやく返信が来たようですね]
[こんにちは先生]
[少し困ったことがあったので直ぐに来てもらえると助かるのですが…]
[因みにですが]
[先生一人で来てもらえると助かります]
“わかった”
“直ぐにむかうね”
──────────────
“困ったことかぁ~…。”
先生はその困ったことが何か分からずにいたが、それでも大切な生徒の一人が困っていると言っていたので、直ぐに向かうことにした。
“アロナ、シャーレを留守にするから戸締まりはちゃんとしておいてね。”
〖むっ、何だか私のことを子供だと勘違いしていませんか?そのくらいお茶の子さいさいですよ!〗
“そうだね、じゃあ行こっか。”
そう言うと先生は、電車に乗ってミレニアムに向かっていった。
…だが、先生は知らない。
シャーレの屋上付近にて、一つの影が先生のことを見定めるかのような目で見ていたことを。
先生やアロナ達は知らない。
その影の姿は、名もなき神々の王女の姿をしていたことに…。
──────────────────────────
【ミレニアム自治区】
「…リオ、例のアレはどうですか?」
「えぇ、解析は順調よ。」
ミレニアム自治区の研究所らしき場所にて、ミレニアムの全知と会長の二人が何かについて話し合っていた。
二人が話し合うところから少し離れたところには、解析機に星形の何かが検査にかけられていた。
「一応先生にも来て貰う予定ですが、先生が来る前には解析が終わりそうですね。」
「そうね。……貴女が持ってきたアレはデカグラマトン関連であると予想してるのよね?」
「そうですね…。正直あの廃墟の調査をした理由はただ単にデカグラマトンの予言者の残骸が残っているのかを確認しようとしただけなんですけどね…。」
二人はそう談笑していると、解析機から解析が完了したのを知らせるアラーム音が響いた。
二人は談笑をやめて、解析結果が記された端末を見て……唖然とした。
「物質不明…?」
「…まさか、そのパラメーターが動くことになるとは思わなかったわ…。」
片方は少し困惑していたが、もう片方は少し頭痛がしたのだろうか、頭を抑えて少し苦悶の表情を浮かべていた。
「…どういうことですか?」
「前に、デカグラマトン関連の物質を調べても分からない物質が使われていてエラーが出たのはご存じでしょう?だから、その対策で不明な物だった場合はその表示になるようになってるの。」
「…なるほど。」
片方がした説明をもう片方は受け入れるかのように納得してから、問題となっている物質に目線を移した。
「…となると、これはデカグラマトンとは別の何かになりますね…。」
「デカグラマトン関連でもないとなると、残るは名もなき神々の王女関係になるのかしら…?」
「その可能性は低いと思いますけどね。」
二人はその謎の物体に色々と仮説を立てていたが、一人の少女の端末から先生からの連絡が届いた。
「どうやら先生があと少しでこちらに到着するみたいですね…。」
「…結局、先生が来るまでには終わらなかったわね。」
「それは言わないでください、リオ。」
少女はジト目をしながらもう一人の少女に向けて恨むような視線を向けていた。
「取り敢えず、トキに先生を出迎えて貰うけど良いかしら?」
「構いませんよ。エイミはまだ廃墟の方で調査をしている途中ですし。」
「分かったわ。…トキ、先生を出迎えてきてくれる?」
〖了解です。パーフェクトメイドにお任せください。〗
少女は通信先の自分の従者に命令をしたあと、先生が来るまでは謎の物体の解析を続けるのであった。
「…そうだ、ついでにあの子達にも声をかけたらどうですか?」
「……そうね、確かにその方が合理的ね。」
──────────────────────────
【ミレニアムサイエンススクール校門前】
“えっと…ここで待っていれば良いのかな?”
先生は、連絡をくれた少女の指示に従って迎えが来るまでミレニアムサイエンススクールの校門の前でひたすらに待っていた。
先生はシッテムの箱に目をやりながら待っていると、後ろから複数の声が聞こえてきた。
「あっ、先生です!」
「あれ、先生もリオ会長に呼ばれたの?」
「ちょ…ちょっと待ってよお姉ちゃん…!」
「ま…待って…皆……。」ゼェゼェ
「王女…走ったら危ないですよ。」
“…あれ?アリス達も呼ばれたの?”
先生のそばに近づいてきたのはゲーム開発部だった。
意外な人物達が来たことに先生は少し困惑していたが、シッテムの箱に一通のメールが届いていたことに気づいた。
──────────
[先生、すみません]
[アリスちゃん達にも用があるため]
[一緒に呼ぶ形でもよろしいでしょうか?]
“わかったよ”
[ありがとうございます]
──────────
“(…どうやらアリス達も呼ばれたみたいだね…。)”
先生は送られてきた内容を瞬時に理解して、返信を送った。
返信を送った後、ゲーム開発部の皆に事情を大まかに話して一緒に迎えを待つことにした。
────────およそ15分後────────
「お待たせしました、先生。」
“…あれ?トキが迎えに来てくれたの?”
「はい。エイミはまだ廃墟の調査をしていて迎えに来れないため、手が空いていたこの私が直々に迎えに参りました。」
“…そっか、ありがとねトキ。”
「えっへん、もっと褒めてください。」
あれから15分後、迎えが来るまで先生はゲーム開発部の面々と色々話ながら時間を潰していた。
すると、送迎用の機械に乗ったトキが先生達の前に現れたのである。
「あれ?トキさんが乗ってるのってあの時のヒマリ先輩*1が乗っていたのに似てる…?」
「はい、リオ会長が言うにはあの後これを再現できないかをエンジニア部に相談したところ、アレよりは劣化版ですが、これができたそうです。」
“へぇ~…。”
「取りあえず、時間が時間なので早く乗ってください。…あ、先生は私の後ろでお願いします。」
“後の皆はどうするの?”
「他の機体には高性能なAIがあるそうなので大丈夫です。」
トキが先生達にそう説明した後、先生達はトキの案内の元、リオやヒマリが待つ研究所らしき場所に向かうのであった。
…だが、後ろからも先生達について行く影があったことは誰も知るよしがなかったのであった。
«………。»ブロロロ
はい、変な区切り方でしたが如何だったでしょうか?
最近お気に入りが付きすぎてこんな駄作の何処が良いのやらと思っていた時期があります。
…それだけ、この小説が面白いのであれば私の命がつきる限りは書き続ける所存です。
では、次回もお楽しみに。
《追記》
アンケートですが、結果次第でルートが分岐しますので、慎重に選んでください。
どれが良い?
-
ユメ先輩生存
-
プレ先生存(女先生)
-
どっちも