チート能力者(親友三人と元凶一人)が暇なので異世界旅行するそうです? 作:Lycee
まぁそんなこんなで幻想郷には行けるのかっ!!
頑張れ主人公たちよっ!
ラ「行けなかったら話進まねーよ」
作者「・・・」
では
ブ○リー「さぁみんな物語が始まると思っていたのかっ!」
ラ「スルーしやがった!あと話進まねーじゃねぇか」
と言うことで始まり始まり
しかし東方projectか…
面白そうではあるのだが俺の中の何かが行くなと警告を発している行けば何もかもを失うぞと何かが叫ぶ…だが同時に行くべきだと叫ぶ何かもいる。そしてそれが何か理解する。理性と本能だ。そして理性は叫ぶ何もかもを失いたくないなら行くなと、しかし本能も叫ぶ行かなければならないとあいつを、あいつのもとに行かないといけない!とだがそこで違和感に気付く。あいつとは誰だ?思い出せない。とても懐かしくとても大切なもののはずだった何か。だが思考にノイズが混じるように思い出すことを何かが阻害している。おそらくこの記憶を思い出すと俺は壊れるのだと直感する。だがそれでも俺は思い出そうとするだが…
「ライナ?どうかした?」
とても真剣そうな顔をして聞いてくる苗木がいた
「いや、ただの考え事だ。気にしなくてもいいぞ」
と淡泊に返す。
「はぁ~いいんだけどさぁ。あんまり無理はしないでね?大方この前のアレの事なんだろうけど」
アレとは記憶を覗いてもらった事だ。どうしてもたまに思考に混ざってくるあいつが気になった俺は苗木に記憶を覗いてもらうことにした。しかし結局は分からず仕舞いで苗木いわくあんなに封印がかかった記憶は初めて見たとの事だった。しかも苗木ですら解けないし理解できない封印で手の施しようが無いのだ。
「当たりだよ。どうしても混ざってくるんだあいつの事が…名前も何処にいたのかすら思い出せない。でも『異世界』に関連するような単語が出てきたときに必ずと言っていいほど出てくるんだ。まるであいつの事を忘れさせないように…」
自分で言っててあれだがどこぞの転生系の主人公みたいなことを言ってるな。すると苗木は
「そうかもね…と言っても僕がライナでわかることはほとんど無いからなぁ。案外本当に異世界からの転生者かもね」
「勝手に思考読むなよ、恥ずかしいだろうが」
そしてセリフからしてどうやら苗木にも思い当るところがあるようだ。すると突然
「で東方projectって?」
とキリトが聞いてくる。そういえば知らないんだったなぁ。
「ライナの話はどうでもいいけどさ。まじ?まじで東方?」
遊矢はサラッと酷い上に食いつき過ぎだ。
「はぁ…で言って何するんだ?異変でも起こすのか?」
悩んだが結局俺は行くことにした。めんどくさい臭がプンプンするがこいつらがいないと結局は俺が暇なのだ。
「いや、異変を起こすんじゃなくて本当に旅行をするだけだよ」
「嘘だな」
「嘘だろうなぁ」
「ゆかりんに会えるぅぅぅイヤホォォォォォォ!!」
ほら誰一人信用しない。日頃の行いが悪いからだ。
あと遊矢は落ち着け。
「大丈夫だって。起こさないから。最初の方は多分…」
「明らかに起こそうとしてんじゃねーか」
はぁちょっと見直しかけていたがやっぱりダメだこいつ早く何とかしないと…
「はぁ…俺はゲームしてたいから今回はパスでいいや」
このニートがっ!!まぁ俺も基本寝てばっかりだからあまり人のこと言えないか…
ん?なんだか苗木がゲスい顔してるな。大抵あんな顔してるときはロクでもないことしか考えてないんだよなぁ。
「ならさぁ向こう側でゲームすれば?」
「え?向こうにもゲームあんの?」
ちょろ…まぁここは援護射撃でもしといてやるか。
「そーいえばニートキャラいたな…蓬菜山輝夜だったか?しかもあっちならこの世界にないゲームもあるかもなぁ」
まぁこんなもんだろ
「ゆかりぃぃぃん!!ゆかりぃぃぃぃん!!今からあなたの為の榊遊矢が会いに行くYOOOOOOOOOO!!」
「うるせぇぇ!黙ってろ!」ゲシッ!!
「ひでぶっ!」ベチャッ
コイツこんなにBB…紫のこと好きだったけ?なんかコイツは連れて行かない方が吉な気がしてきた…
「うーんあっちのゲームもしてみたいがここのゲームも捨てがたい…うーんどっちがいいんだ。うーん」
向こうではキリトがうんうん言いながら迷っている。だが突然俺の中に一つの疑問が生まれてきた。
「なぁ苗木、思ったんだがわざわざ異世界の幻想郷に行かなくてもこの世界の幻想郷に行けばいいんじゃないか?」
「まぁできればそうしたかったんだけどこの世界には幻想郷が無かったんだよねぇ」
「ふーん、そうなのか」
「そーなのだー」
苗木が言うには前の土曜日を使って幻想郷が無いか探していたらしい。まぁ結果は見つからなかったから異世界に行こうという訳らしい。
「とにかくだ!ゆかりんに会えるんだろ?なら早く行こうぜッ!」
はぁ本当にコイツ紫好きだな
「紫目当てかよ…ほんと好きだな」
「ああ!たとえ世界が終ろうと世界が紫を否定しようと俺は紫が大好きだぜ!!」
「まぁ何でもいいや。みんなで行こうぜきっと楽しいからさ!!」
「俺は行くにしても妹に連絡入れないと…」
「あっそれは俺もだ」
「あれ?ライナはいたっけ?連絡しないといけない人」
「遊矢…いくらなんでもそれは酷いぞ。まぁ孤児院の奴らには一応言っとかないとって思ってな。一人暮らししてても私たちは家族だからねなんて言われると一応は報告しないといけねぇだろ」
「お・おう、予想よりかなり重かったわ」
「まぁ、気にしなくても大丈夫だからさ。だからまた後でいいか?」
「「「おう」」」
ということで俺たちは自分の家に帰って行った。
そして俺は俺の育った孤児院に着いた。週一で来ているのにとても懐かしく感じる。
「ただいま~」
と言って扉を開ける。やはり懐かしい。むかし走り回った廊下があり毎度俺たちが遊んだ広間がある。だがそこにいないはずのあいつが立っている。顔はよく見えない。なにか靄のようなものが顔を覆っている。だがそれでもそこにいるのがあいつなのだということがわかる。なぜかわかる。
「久---だね。---会-た、私-----てい--だよ?□□□」
だがよく聞き取れない。ノイズがはしる。するとなぜか俺は喋りだす。まるで自分の口ではないように。
「う-、--ぶり。------がこ-に?と--------生-て----?ボ-はあの-----で----死-----…」
音が途切れ途切れ聞える。何を言っている?わからない…どんどんわからないことが増えていく。俺はいったい何なんだ?あいつは?そもそもなんで俺に?わからない。しかしあいつは俺の動揺など気にせず何かを言う。
「あ--は。君が死----じゃ--。無と------君--変、輪-や---念といったモノから外れた--------じゃない」
しかし俺には何を言っているのか聞こえない。しかしあいつが笑っているのは分かる。嘲笑うかのように。蔑むように。憐れむように。あいつは…彼女は嗤う笑う哂う。
しかしそこで誰かが俺を呼ぶ声がする。それはとても優しい人の声で…
「んーもう呼ば-----たか。今-----にするよ。--------いで、必---------るから…」
分からない何を言っているのか聞き取れない、しかしここで俺の意識は途切れて…
「大丈夫?!ライナ!ライナ寝てるの?」
とても喧しい声が聞こえる。でもどこか懐かしい…
「ライナッ!!いい加減に目を覚ませぇぇぇ!!」
「グェ!」
いきなり腹部を殴られ潰されたカエルのような声が出る。
「ゴホッ!ゴホッ!何しやがるッ!千歳ェェェ!!」
「あんたが廊下のど真ん中で倒れてるからでしょうがッ!!…というかあんたどんな夢見てたのよ。いきなり大きな声で俺は男が好きなんだ!誰かこの衝動を止めてくれェェェなんて叫んだ瞬間私は泣きそうになったわよ」
「誰もそんな夢見てねーよッ!!気色悪いこと言うのやめてくれ!」
こんなふざけた事を言っているのは折神千歳。俺の家族で不肖の姉でありながら俺の良き理解者でもある。ちなみに武術全般がチートレベルで能力を使ってない状態の俺なら瞬殺されてしまう。というか能力を使って無い状態でも俺は熊五頭くらいなら無傷で倒せる。しかし彼女はそんな俺を瞬殺。一体何処を目指しているのだろうか…いつか鬼にでもなってしまいそうな勢いである。ちなみに容姿は美人の分類で男たちによくモテている。
「まぁ冗談だけどね。…で本当は何の夢だったの?尋常じゃない位うなさていたけれど」
「…千歳には関係ねぇよ」
「…はぁ、一言いい?私を呼ぶときは千歳姉かお姉ちゃんって言ってるでしょうがぁぁ!!」
黄金の右ストレートが俺の腹部をまた容赦なく打ち抜く。
「ぐほっ?!」
「それに前から思ってたけどあんた無理してるのが見え見えなのよ。だから前にも言ったでしょ。私たちは離れてても家族なのだから遠慮なく頼っていいのよ」
とても涙が出そうになる。まるで俺の心を見透かしたように俺の望んだ言葉を彼女は言ってくれる。でも…
「…千歳「千歳姉」…千歳姉、ゴメンやっぱりこれは俺の問題なんだ。だから…」
「あぁもう!!わかったわよッ!!もうこの話は終わり!!私はこれから料理作るから真那さんと子供たち見ててちょうだい。」
ほんと優しいな千歳姉は…ん?料理?
「ちょっと待ったぁぁ!!突然料理がしたくなってきたなぁ俺!!だから千歳姉が真那さんと子供見ててくれよ」
何故かは知らないが俺が知り合った女の人は料理が下手なのである。いや下手っていうレベルではないと思う。
まず千歳姉は味を確かめずに見た目重視で作ってくるからすべての料理がマズい。
次に真那さんはレシピにオリジナリティーを出すためと称しとてつもないモノを混ぜる。やはりマズい。
挙句の果てに妹たちにキッチンに立たせると飯が奇声を発し始める。しかもどこぞの人体錬成でもしたのかという見た目になる。いつかあいつら賢者の石でも錬成するんじゃないかってレベルだ…
まぁという訳でここにいたときは絶対に女はキッチンに入れなかったのである。
「あら?代わってくれるの?ありがとう。じゃあ任せたわよ」
そして千歳姉は居間に向かっていった。
こうして俺たちの胃袋は守られたのである…
「ご馳走様でした」
「「「「「「「ご馳走様でした」」」」」」」
俺は箸を置いてお辞儀をするとすでに食べ終えていたのかみんな同時にお辞儀する。少しして食器をかたずけていると突然
「ねぇねぇお兄ちゃんどうしてお兄ちゃんが作るご飯は美味しいの?」
とシオンが聞いてきた。
「ん~まぁそうだな。何事にも創意工夫が大切なのだよワトソン君?」
ちなみに家族構成は真那さんがこの孤児院を経営していて俺たちの育て親みたいなものだ。で千歳姉が長女、俺が長男、そして妹二人に弟二人である。そんでもって妹の名前はシオンと胡桃で弟はアルアと蓮という名だ。
「誰?ワトソンって?それよりいつかシオンもお兄ちゃんみたいにご飯作れるかなぁ?」
「え?い、いや、まぁいつかできるようになるさ。きっと…」
俺は遠い目をしながら答えた。
「寝るしか能がないお兄ちゃんにも一つは取り柄があるもんだね」
「一言余計だ」
と言いながらシオンの頭を小突く、するとシオンはエヘへと笑って舌を出す。
「あ、あとでみんなに話があるから呼んどいてくれないか?」
「うん、わかった」
シオンは人懐っこい笑みで答えて居間の方にトタトタと走って行く。その光景を見てライナは一人息を吐く。
「はぁ…こんな日常が永遠に続けばいいのになぁ」
だがその願いはきっと叶わないのである。なぜなら俺は自分を知ったとき多分今の自分ではいられないだろうとそう予感していたから…
とまぁ説明には苦労したが報告を終え準備をすまし苗木の部屋に集合した。ちなみに刀祢と蓮が今日が最後の晩餐だったのかと呟いたときには爆笑して千歳姉にボコボコにされたのもいい思い出ちゃあいい思い出だ。
「準備できたね?それじゃあ行くよ!」
「待ってろゆかりんすぐに俺が行く!」
「異世界のゲームか…楽しみだ」
「はぁ…前途多難だな…」
こうして元凶一人と巻き込まれ三人の旅が始まった。
なんだこれは俺には文才がないのか髪龍(シェンロンw)よ頼む俺にギャルのパンティーおくれ〜
まぁこんなアホなことを言うのはやめてキャラ紹介に移りますっ!!
姿 苗木 誠
創造(想像)する能力
・全ての元凶。なんでもできる。
・あまりにチートすぎるからか、基本は以下の3つの能力を主として使う。
・ぶっちゃけ3つの能力が万能なのであまり使われていない。
摸倣する能力
・見たモノ、理解しているモノを摸倣できる。
理解する能力
・本人の処理能力で理解できることを全て理解できる能力
・本人が認識できない(存在を知らない)モノは理解できない。
・宇宙の法則とか人間に理解不可能なものは理解できない。
・強化の能力を併用すれば可能。しかし廃人になる可能性大。
強化する能力
・なにかしらのモノを強化(グレードアップ)する能力。
・威力等の強化の他に能力の強化も行える。
とまぁそのまんまですねwwはいと言うことでまた3話出会いましょう(笑)