『剣聖』の英雄譚   作:れむぷれあです

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第二話 悪辣なる強襲

 

《耳郎響香side》

 

「一かたまりになって動くな!」

 

奇しくも、誰かの命を救うための訓練時間にそれ(・・)はウチらの前に現れた。プロヒーローが何と戦っているのか、何と向き合っているのか。

 

「あれは(ヴィラン)だ!」

 

答えは途方もない悪意。

初めての未知(ヴィラン)との遭遇だった。

 

 

  × × ×

 

 

「へえ、花が好きなんだ」

「幼い頃から……特に椿が好きなんです」

「いいじゃんいいじゃん。そういうのもっとアピールしてたら良いと思うよ」

「が、頑張ります」

 

雄英高校は国内有数のヒーロー育成機関だ、その教育も設備も最高峰である。ただそれによるデメリットもある。

 

それは敷地が広すぎて移動の際にどうしても時間がかかってしまうのだ。よって今日は訓練場まではバスで移動となったわけだ。そんなこんなでウチは今、先日から少し仲良くなったツルギとの談笑を楽しんでいた。

 

曰く、人と話した経験が極端に少ないらしい。本人的には誰かと話すことは嫌いではないらしいが、話をしようとするとどうしても怖くなってしまうようだ。ウチもコミュ力が強いとも言えないけれど流石にツルギのように深刻に拗らせてはない。だから相談にのっていたというわけだ。

 

「そんな感じで趣味で話題作りをするのはやりやすいよ、ウチの場合はやっぱ音楽かな」

「………三味線くらいならしたことが」

「いや、なんで三味線?」

 

というのもツルギはなかなかにクセが強い。本人に言うとすぐに謝り倒しそうなので言ってはいないがかなり世間離れしているような節がある。

 

でもそんなツルギだからこそウチは話をしてる。辿々しく、でも密かに楽しそうに言葉を紡ぐツルギと話をするのはウチも楽しい。ウチの言葉に対して思いもしないような返しをしてきて面白いのだ。

 

 

「もう着くぞいい加減にしとけよ…」

「「「ハイ!!」」」

 

段々騒がしくなってきたバス内の雰囲気が相澤先生の一喝で引き締められる。そしてみんなの示し合わせたように揃った返事に加わりそびれたツルギは無表情のまま分かりにくくへこんでいた。

 

「そこそんな気にするとこじゃないでしょ…」

「うぅ……次は頑張ります………」

「頑張るのは次の訓練ね」

「はい………」

 

あまり顔には出ないけどツルギだけど少し関わると案外表情豊かで可愛くて笑みが溢れてしまう。なんで笑うんですか?と困惑する彼女が更にいじらしく思いながらウチはまた笑っていた。

 

 

  × × ×

 

 

「嘘でしょ……なんでこんなことに………」

 

 

数分前までの楽しい雑談が脳裏によぎらせながら狼狽えることしか今のウチにはできなかった。ふと周りを見ても一部以外はウチみたいに顔を歪めて困惑している。

 

冷静そうなのは轟やヤオモモ、爆豪あたり。

 

(ヴィラン)!? バカだろ!? ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ!!」

 

「先生侵入者用センサーは!」

 

「……何にせよセンサーが反応してねぇのなら、向こうにそういう事が出来るヤツがいるって事だ。バカだがアホじゃねぇ。これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

 

轟の言う通りだ。

 

先ほども述べたがここは国内有数のヒーロー育成機関、当然だが警備も超厳重だ。それを掻い潜ってまでこんな大人数を引き連れてくるなんてとてもじゃないが衝動的な犯行なはずがない。

 

何かしらの計画がある。

 

「13号避難開始! 学校に連絡を試せ! センサー対策も頭にある(ヴィラン)だ。電波系の個性が妨害している可能性もある。上鳴お前も個性で連絡試せ」

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん」

 

 

相澤先生はそう言うと緑谷の注意を気にも留めずに単身で(ヴィラン)の群れの中に突っ込み、『抹消』と捕縛布を上手く使いながらやつらを蹴散らし始めた。

 

背後からの攻撃もまるで見えているかのように回避して打撃を加え、布で足を引っ掛けて、絡ませて転倒させる。まさに無双、プロヒーローに恥じない戦いぶり。

 

 

「先輩が時間を稼いでくれてる!今は避難です!」

「「「はいっ!」」」

 

先生の言う通り、今のウチらの仕事は逃げることだ。

13号先生の指示に従ってみんなが移動を始める。

 

そして─────

 

 

「始めまして、我々は(ヴィラン)連合。僭越ながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは」

 

「平和の象徴、オールマイトに生き絶えて頂きたいと思ってのことでして」

 

ウチらの目論見はいとも容易く瓦解した。

 

散らして嬲り殺す、黒いモヤモヤの(ヴィラン)がそう言うのを聞きながらウチは真っ黒い闇の中に飲み込まれた。

 

  × × ×

 

 

「───くっそ、何なのこれ!?」

 

吐き出されるように闇から出されたウチがいた場所はUSJの山岳ゾーン。幸い、あの黒いのの中に入っただけでお陀仏なんてめちゃくちゃ理不尽なことはなかったが結局理不尽なことには変わりはない。

 

何故なら─────

 

 

「キタキタ!ガキが四人もだ!」

「悪く思うなよ、そう言う指示だ!」

「コロス!コロス!!コロス!!!」

 

ウチらが放り出された山岳ゾーンにはご丁寧に三十人くらいの(ヴィラン)の方々がお出迎えしていた。そのおかげで上鳴のやつがさっきからワーワーとうるさい。

 

「ありがと、マジでありがと橘!

今俺割と死ねたから!普通にあの世見えてたから!」

「……………いえ」

「上鳴さんお静かにしてください!」

 

ここに来て真っ先に襲われて間一髪のところでツルギに引っ張られて助けられていた上鳴と、すぐに大きめのナイフを作ってウチに渡してくれたヤオモモ、そしてツルギ。

 

この四人で背中を任せあい(ヴィラン)達と相対していた。

 

 

一応これでもヒーロー科の実技試験を合格してきた身だしある程度の護身くらいなら心得はある。先ほどからクラスの中でもかなり冷静で既に戦う準備を始めているヤオモモはきっと大丈夫だ。上鳴はまあ…自分で何とかするだろう、多分。

 

問題はツルギだ。

 

 

『───それはつまり、ツルギは個性を人に向けることが慣れてないってこと?』

『…はい、お恥ずかしい限り…です………』

『そう、だからあの時木刀振り切れなかったのね』

『つまりもし橘が個性に慣れてたら……』

『常闇ワンパンってことか、やっぱ強……!』

『…………やはり俺はまだ未熟』

 

先日のツルギが倒れた訓練の後の反省会のウチらの参加メンバーの時、大勢に囲まれてしどろもどろになりながらツルギは自分の個性と共にそう説明した。

 

ツルギは人に個性を向けるのに抵抗があるらしい。

 

口にはしなかったけど、じゃあなんでヒーロー科来たんだって内心思ったし今も思ってる。

 

閑話休題。

 

要するに自衛くらいは任せられるが、攻めの戦力としてツルギの力はあまり期待できない。聞いて実際にその力を見た身としてはかなりもったいないしあてにはしたかった。でも無理なもんは無理って割り切るしかない、ここで友達(ツルギ)を責めるのなんてロックじゃない。

 

 

「どうするヤオモモ?ウチとしては戦うのはいいけど勝つとまでは高望みすぎると思うんだけど」

「ヤオモモとは私のことですね?私も同感ですわ。すぐに切り抜けるのは難しいと思います。ですが、一つとっておきの作戦がありますのでそれまでは防衛戦が望ましいです」

「マジか!戦うのかよ!?」

 

流石にこの数の包囲をすぐに削り切る戦力なんてウチらに無いし、それをしようとして誰かが怪我をするようなリスクも背負えない。ならここは誰か助けが来るまで戦い、救援を待つのが定石。まずは安全を第一にだ。

 

ウチらを囲む(ヴィラン)の中に手強そうなのはぱっと見いない。ウチもヤオモモも既にやる準備はできてるし上鳴とツルギも個性は強いからきっと大丈夫なはず。

 

 

「作戦会議は終わったか?そろそろいくぞ!」

 

その分かりやすくキザなやつのセリフを合図にやつらが動き始めた。まずは出鼻を挫いてこの悪い流れをこちらに手繰り寄せて(ヴィラン)の士気を下げる。その後も上手く躱しながらどうにか隙を探る。

 

そんな風にあれやこれやと頭を回しながらウチはこの戦いに身を投じた。

 

そして───────

 

 

「………離れていてください」

 

 

この場の戦いは一瞬で幕を閉じることになった。

 

 

「私が相手です。まとめてかかって来なさい」

 

 

  × × × 

 

『いいか?ツルギは大きくなったらその力を誰かのために、今のお前みたいに困って泣いている人を助けるために使うんだ。ただ強くなればいいってわけじゃないんだぞ?』

 

『いつかきっと………報われる日が来る』

 

それは、あまりに柔らかな記憶。

在りし日の僅かな幸せの残滓。

 

辛いと、苦しいと泣く私をあの人はいつも励ましてくれていた。明るい未来を信じようと、きっとこの暗闇の先に楽しくて輝かしい日々が待っていると。

 

 

その言葉があったから、何とか耐え切れた。

 

 

『お!これが好きか!よーし、今度苗木でも買ってきてやるよ!こっそり二人で育てような!』

 

『ツルギお前!なかなか線がいいじゃんか!こりゃあヒーローじゃなくても食っていけるぞ!将来は案外演奏者か?マジでそんぐらい上手い、才能あるって!』

 

私の、本当に少ししかない暖かい思い出。

 

こっそりと私を部屋に招き入れては色んなことをさせてくれた。喜んでくれるから、嬉しそうな顔をしてくれるから色んなことに挑戦してみたくなって剣以外のことに触れられた。

 

 

束の間の平穏が楽しみで明日を望むことができた。

 

 

『……ごめんなぁツルギ。俺が代わってやれなくて』

 

本当に辛い時。もう限界って時は酷く悲しそうな顔をしながら手当てをしてくれていたのを鮮明に覚えてる。そんな顔しないでとお互いに抱きしめあって泣いた。

 

幸か不幸か身に余るほどに恵まれてしまった私とは正反対に何にも神様から与えてもらえなかったけど、誰よりも優しくて、カッコいい人。

 

 

あなたがいたから生きる希望を持てていた。

 

 

『………に、げろ……たのむ、から………』

 

『……つよく、いきろ、よ……つる、ぎ………』

 

 

呪いのように巻きついて、私を縛り付ける最期の言葉。言ってる意味がよく分からなくて、理解できなくて、理解したくなかった。

 

だってそれは地獄の底に行けと言うのと同義だから。

 

もう意味なんて何もないのに。何もかもを無くして、最後に残った何よりも大切な一欠片すらも取りこぼしてしてしまったのに。価値も、大義も、責務も、全部焼き殺されてしまったのに。

 

それなのに生きろと確かに言われた。

 

 

だからここまで生きてきてしまった。

 

 

『ツルギは!ウチの友達(・・・・・)なんだよっ!?』

 

そう言ってくれた彼女を失うと私はなんと思うのだろう、腫れ物として扱って石を投げてくる人達とは違うこのクラスメイト達を傷つけられると私はどんな感情を抱くのだろう。

 

また、あんな思いをするのだろうか。やっと抜け出せた地獄にまた戻ることになるのだろうか。

 

 

『おら!邪魔だからとっとと死んどけ!』

『まだ耐えられるさ。もっと負荷を強めるんだ』

『こっち来ないでよ、気持ち悪いのよアンタ』

 

ああ、頭が痛い。吐き気がする。

そうなることを考えるだけでこのザマ。

 

 

───もう、あんな思いはたくさんだ。

 

耳郎さんを守らなくては。上鳴さんと八百万さんを守らなくては。相澤先生を、蛙吹さんを、常闇さんを守らなくては。みんなを守らなくては。

 

 

そのためなら、もう躊躇わない。

大丈夫、お互いに死にはしない。

 

この前は上手くできなくて迷惑をかけた。

だから、今度こそ。私が守る。

 

 

「私が相手です。まとめてかかって来なさい」

 

 

  × × × 

 

 

 

「と、止めろ!相手はガキ一人だぞ!?」

「何だこのガキ!?動きがちが──い゛っ!」

「待て!一旦引いて体勢を立て直し、ぐぉっ」

 

それは一方的な蹂躙になるはずだったのだろう。入学したてのヒーロー志望の学生を痛めつけストレスを発散させる、あるいはそれ以上に下劣な行為をするつもりか。どちらにしろ低俗なことには変わりない。ウチはそうなりたくなくてあれこれ考えていた、ヤオモモも上鳴もきっとそうだろう。

 

それら全てを嘲笑うように『剣聖』は舞う。

 

 

「だ、ダメだ!こいつ強すぎ──ぎゃあっ!?」

 

 

今はもう(ヴィラン)達の蹂躙予定地が数多の悲鳴が響くただの狩場と化していた。やつらの見てて気分が悪くなるような笑みも、何が目的か分からない奇襲も、余裕も、ウチらの作戦も、必死に取り繕っていた恐怖や不安すらも。

 

何もかもをツルギは切り刻んでいた。

 

 

平気で人を殺せるような凶器や個性を持っているような集団の中に木刀一本で単身で突撃しては瞬く間にそれらを蹴散らす。ある時は舞を踊るような流麗な動きで首や頭に木刀を叩きつけ、ある時は体当たりや蹴りで強引に。嵐のように敵陣の中を駆け荒らしていく。

 

プロヒーローとも遜色ない奮闘ぶり。

ウチらの助けを必要としない圧倒的な強さ。

 

 

「ツルギってあんな凄かったんだ……」

 

ウチらはそれを少し離れた場所から眺めていた。

 

『………離れていてください』

 

覚悟を決めて個性をブッパなそうと全身に力を入れた瞬間、それまでほとんど喋っていなかったツルギの声が聞こえたと思ったらウチは空中に放り出されていた。

 

簡単な話だ。ツルギが投げたのだ。

 

右手は木刀を握ったまま空いている左手でウチの服を雑に掴んでウチらを囲む円陣の外へポイって投げた。その後当たり前のようにヤオモモと上鳴も。

 

 

「強え…!強すぎだろ橘のやつ………!」

「橘さん……………」

 

ウチら三人はただただそれを見ながら絶句することしかできなかった。ぶん投げられた後はツルギを助けに行こうとしたけど、普段のおとなしい彼女からの豹変ぶりに足が止まってしまった。

 

でも、止まってよかったとも思える。だって明らかにレベルが違くて行ったら足手纏いになっていただろうから。

 

現にもう立ってる(ヴィラン)はほとんど残ってない。

 

 

「死ねぇ!このクソガ───かはっ」

 

ツルギは背後から来ていた最後の(ヴィラン)の攻撃すら僅かに身体をそらすだけで避け、返しの回し蹴り一発で失神させた。

 

つまり、信じられないけれどこの場にいた(ヴィラン)約三十人はツルギ一人の手で完全に殲滅されたのだ。まさになす術なく、完膚なきまでに。

 

 

「う…………」

「あっ…………!」 

 

カラン、という音と共にツルギの手から木刀が滑り落ちてそれに付随するようにツルギ自身も膝から崩れ落ちた。先日の訓練みたいに、また気絶をしている訳ではないだけまだマシだろう。

 

(ヴィラン)がいないことを確認してウチはツルギの元へ走る。もし戦っている時に何かされていたら大変だったけど───

 

 

「良かった、怪我はないですわね」

「っし良かったぁ!俺マジで橘に助けられっぱなしだから怪我させたらホント合わせる顔がなかったぜ」

「いや十分醜態は晒してたと思うけど」

 

能天気な上鳴に釘を刺しながらゼエゼエと息を吐くツルギの背中をさする。驚いたことにあれだけの数の(ヴィラン)を相手にしておきながらツルギの服には傷ひとつついていない、若干砂で汚れているだけだった。

 

でも、やっぱり顔色は良くなかった。

 

 

「ありがとツルギ、大丈夫?」

「………いえ、平気……です」

「ん、良かった……」

 

口ではそう言ってるけど明らかに無理しているのが分かる。訓練の時みたいに凄い汗を流していた。常闇一人に力を使おうとしただけで気絶してしまったのに今回は実際に人に向けて大量に力を使っていると考えるとやはり相当な負担を背負わせてしまった、少し申し訳ない。

 

でもそれと同時に不満もあった。

 

何で頼ってくれなかったのだろう、

何で全部一人で片付けてしまったのだろう。

 

確かにこんな命が危ぶまれる危険な状況なら強い人に任せるのが一番なのかもしれない。でもウチらの立場は同じで、いくらツルギが強くても全部任せきりにするのはなんか違うしそんなのロックじゃない。

 

寂しさとも、悲しさとも言える複雑で嫌な感情が胸の中で渦巻くのを感じてしまう。

 

 

「……今は、出来るだけ多くの人の近くにいたいです。……その方が守りやすいし、安全かと」

 

落としていた木刀を拾いながらツルギはぽつりとそう呟いた。不安か、はたまた他の何かでまだ顔が青い。

 

ウチとしてはそれで賛成だ、心細いとまではいかなくてもやっぱり四人だけじゃ不安が残る。ウチらはツルギのおかげでどうにかなったけど他のみんなも心配だ。

 

「となると、やっぱ13号先生と合流か?」

「おそらく出入口にいるでしょう。あの黒いものに呑まれていない人達もあそこに居る可能性が高いです」

 

それはウチだけじゃなく上鳴とヤオモモも同じなようで、二人も13号先生との合流に異議はないっぽい。

 

 

「………よし、じゃあさっきの場所に戻ろう」

 

ウチがそう言うと三人が同時に首を縦に振る。全員の意見が一致して、特に反対意見も出ないこともあってウチ達は四人で山岳ゾーンを後にした。

 

 

 × × ×

 

 

ここで誰も怪我することなく切り抜けることができた。いや、切り抜けることができてしまった。だから、勘違いをしてしまっていたのだと思う。

 

現実を見れていなかった。

 

本物の(ヴィラン)と戦う、他者と命懸けで戦うということがどういうことなのか、プロヒーローの立つ世界がどれだけ残酷なのか。何もしらないままだった。

 

その世界がどんなものなのか。今まで生きてきた世界がどれほど甘く生ぬるいものだったのか。

 

ウチ達は何も理解できていなかった。

理解していたのはツルギだけ。

 

そう強く、ウチ達は分からせられることになる。

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