学名:アビドスオジサンアルコールカラカラ 作:120% 天元突破!ハイボール!
ホシノを化け物にした責任をとって投稿します。
………ちなみにですが、日本の厚生労働省が発表している『一日の節度あるアルコール摂取量』は20gです。
なんならこれは平均男性の水準なので、未成年どうこうは置いておくとしてホシノほどの小柄な女性になると、その2分の1程が妥当です。
よってホシノは大体ウイスキー30〜40mlが適量となります。
…………前日のイかれた暴食と飲酒を経て、ホシノは今日も学校へ行か無ければならない。
…だが、そんな事はできる筈もなかった。
ホシノが昨日作ったハイボールの濃度が一般的な4:1のものだったとしても、それを軽く7杯飲んだホシノがまともに動ける訳がない。
むしろ急性アルコール中毒で、干された先輩の元まで逝かなかった理由が分からないレベルだ。
そんな常人であれば死にかけの状況でホシノは何をしていたか?
「ん、ん………」
………それは布団の中で温まる事である。
ホシノはヘイローを灯らせながら布団の中で深く目を閉じていた。
………もう一度言う。布団の中にいたのだ。
このキヴォトスには甘酒に酔う(?)とか言う気化したアルコールを吸い込んだだけで死にそうな生徒が存在するが、その生徒と比較するとその異常さが顕になる。
果たしてホシノという生徒はキヴォトス人なのだろうか?
ジャングルの奥地に向かう事があったら調べて見てほしい。
さて………ホシノにとって二日酔いは知らぬ存じぬの範囲なのだろう。
トイレに行って吐くと言う事もなく、ただ布団にて横たわっているだけだ。
別に体調に不良な点があるわけでも無い。控えめに言って人を辞めている。
ゴソッ…と音を立てて寝返りをうつ姿は、可愛らしい高校生にしか見えないのだが……
…………そんな中、ホシノの後輩が日課の如くホシノを起こしに来た。
「ホシノ先輩ー!」
「うんー」
朝の慌ただしくものっそりとした時間において、窓から聞こえる声はそれらを切り裂いた。
……ただ、それにより不快感を催すわけでもなく、むしろ落ち着きをもたらすその声は、その言葉を向けられていない相手でもちょっとした安心感をもたらして来る。
「起きてるー?」
「うんー」
………が、その声に対するホシノの返しは、録音機でそれをリピートしているかのように抑揚も同じだった。
それに感付いた後輩__黒見セリカは、その言葉に対してカマをかけた。
「………今さ、寝ながら話してない?」
起きているであるのならば、間違えようのない質問。それに対してホシノは___
「うんー」
相変わらず録音機のような返事をした。
……寝ている事がわかったセリカは、静かに強制的な手段をとる。
「……………(ピンッ)」
ピンを外す音と共にそれを上空に投げる。さらに、それに対して射撃を行った。
……そして数秒後、ホシノの家の上空にて手榴弾の爆発が起きたそうだ。
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「……うへー、酷いよセリカちゃん。おじさん最近耳が遠いんだから、無理させたらいけないよ〜?」
教材を入れた鞄を持ち、ホシノはのんびりと歩いている。
……その横でセリカは、呆れたようにため息をついていた。
「はぁ〜……起きなかったホシノ先輩が悪いでしょ?これで五連続よ?五・連・続!!」
プリプリと怒るセリカに、ホシノは「ごめんね〜」と返す。
百合百合しいと言うか、微笑ましい光景だ。
「あっ!そういえば……」
そんな中、セリカは鞄をゴソゴソと探って、何か布に包まれた瓶のようなものを取り出す。
「学校に着いてから開けようと思ってたんだけど、『これ』…なんでも凄いところのマイナスイオンを含んだ天然水らしくて!!」
その瓶は体感500mlほどで、ラベルはない。中身は透明で濁りのない水にも見える。
……が、それとは別にホシノには懸念点があった。
「……セリカちゃん、因みにいくらしたの?」
「え〜っと……本当は一万円だけど、初回限定で1500円くらい?…けど、この水の事をみんなに教えてあげれば次からはその代金の一部が紹介料として……」
そんな事を言い始めるセリカ。しかし、これは明らかに鼠講だ。
「……セリカちゃん、何回も言ってるけど鼠講は犯罪なんだよ?」
「で、でもコレはビジネスだから問題ないって……」
「関係ないからね?鼠講は関わっちゃったら本当にダメな場合もあるんだから……セリカちゃんが犯罪者になっちゃったらおじさん達悲しいよ?」
危うく犯罪に巻き込まれてしまいそうだった後輩を気にしつつも、優しく諭す。
鼠講、ダメ、絶対。
という事で優しい後輩から金をちょろまかした犯罪者に殴り込み……じゃなくてクーリングオフをする為にホシノは買った場所を聞き出そうとする。
「じゃあ、それ返して来るから買った場所を………」
そう聞くも、セリカは申し訳無さそうに頬を掻いた。
「ご、ごめんなさい、実はそれミレニアムで買ったヤツなんだけどどこで買ったか覚えてなくて……みんなが喜んでくれると思うと頭がその事でいっぱいで……」
次第に尻すぼみしていくその声に、ホシノは鼠講への怒りを余計募らせる。
……が、今怒りを燃やしても意味は無いと考えたホシノは、セリカのフォローに頭を切り替えた。
「そっかあ__まあ、おじさん達の為に買ってきてくれたんでしょ?それにセリカちゃんが買ってきてくれたなら、なんでも美味しいよ!」
そう言うとホシノはそのガラスのボトルをしまう様に促した。
その後、ホシノとセリカは他愛も無い会話を続けつつも学校に向かう。
___それから数時間後、大惨事がボトルによって引き起こされるとも知らずに。
長くなったので切ります。
もう少しかけるタイピング力と文章力がほしい………
因みに大まかなプロットは組んであるので、完結までは持っていけると思います。
こんな駄作を待ってくださる方が数名でもいるなら書くつもりなので悪しからず。