全肯定合法ロリ娘の本性を誰も知らない   作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。

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前回の投稿から五ヶ月、ハーメルンにてわたなれ二次創作が盛り上がりを見せることはありませんでしたとさ。
え?私?そこはまあ、ほら、協力でしょ?助け合っていこうよ。だから皆も書いてね♡書け♡書ーけ♡


不公平な勝負が始まる

学校からの帰り道。

 

真唯ちゃんはリムジンがあるから別だけど、紫陽花ちゃんと紗月ちゃんと香穂ちゃんにれなちゃんと私の五人は駅まで一緒に帰ることが多い。その後はそれぞれ方向が違うから別れちゃうんだけど、私とれなちゃんは家が近いから一緒に帰ることができるのだ!

 

つまり、登下校の時間はれなちゃんと二人きりの時間になる!しあわせ。はっぴー。毎日れなちゃんを堪能できる時間が確保されてるとかそれどんなオプション?誰か私の人生に課金した?

 

今日も今日とてれなちゃんはかわいいのですよ。いくらでも見ていられるね。美少女って素晴らしい。

 

そう思いながら最寄り駅から家までの道をれなちゃんと一緒に歩いていると、ついさっきまで静かに歩いていたれなちゃんが突然大きな声を上げて私の右肩を掴んだ。

 

「美羽ちゃん!助けて!」

 

「えっ?急にどうしたの?」

 

なんか鬼気迫ってる感じでちょっと怖いよ。あと私の右肩を両手で掴むのはやめてね。非常に歩きにくいです。というか体の向きこっち向けながら歩くのよくないと思う。前見よ?前。転んじゃうよ?

 

「あ、あの、少しくらい止まってくれてもよくない?この体勢すっごい歩きにくいんですケド……」

 

「歩きながらじゃダメなの?それならあとちょっとでお家に着くからそこでお話しよ?立ち話はあんまりよくないと思うよ」

 

「あ、はい。それもそうですね」

 

「なんで敬語……?」

 

なんかれなちゃんの情緒が不安定なんだけども。いったい何があったというんだ!あれかな、私に何か言いたいことがあったけどみんながいる時とか電車に乗ってる時は言えなくて押さえてたやつが今になって爆発しちゃったのかな。今もウンウン悩んでる感じだし……。

 

よーし、少しでも力になってあげるぞー!私はれなちゃんの笑顔が見たーい!ということで、今日はお家に帰る前にれなちゃんのお家へそのままれっつごー!

 

「ささ、入って入って!」

 

「おじゃましまーす」

 

勝手知ったる我が家!みたいな感じでもう間取りも知ってるれなちゃんのお家。脱いだ靴を揃えて前を歩くれなちゃんの後ろをついていくと、案内されたのはれなちゃんのお部屋。いつも通り。遥奈ちゃんはまだ帰ってないのかな?

 

取り敢えず部屋の端に荷物を置いて座布団代わりのクッションの上に座ると、れなちゃんは突然私の両手を取ってズイッと顔を近付けてきた。

 

「美羽ちゃん!助けて!」

 

こーれガチ恋距離です!!れなちゃんのビューティフルでキュートなお顔が視界いっぱいに!!なんならふわっていい匂いもしてきた!!しかも私の両手をれなちゃんの両手がぎゅっと包み込んでるんだよ!?れなちゃん成分が過多すぎる!!

 

ふぅ、日頃かられなちゃん成分を摂取していなければこの量のれなちゃん成分に耐えきれず爆散していたかもしれない。れな子、恐ろしい女!

 

私の幼馴染が魔性の女すぎる件について。誰か議論しよう。真唯ちゃんを呼ぼうかな。多分小一時間は……いや、一日中話せるかもね。

 

「それさっきも言ってたけどどうしたの?何かあったの?」

 

「真唯と謎のゲームが始まるんだよぉ!」

 

「ゲーム?れなちゃんはゲーム好きじゃないの?」

 

そもそも真唯ちゃんがゲームしそうな感じしないんだけどどうなんだろう。もしかしてれなちゃんに合わせてゲームを始めたとか?もしそうなら健気すぎて萌えなんですけども。

 

というか、れなちゃんって真唯ちゃんのこと真唯呼びしてたっけ。

 

「そういうゲームじゃなくて!」

 

「違うの?」

 

「なんか親友か恋人かを決める対決っていうか、そういうやつ!」

 

「そういうやつ……?」

 

れなちゃん、君は何を言っているんだ。親友か恋人?決める?そういうやつ?分からないよ。私には分からないよ。真唯ちゃんとれなちゃんの関係が親友なのか恋人なのかハッキリさせようみたいな感じなんだろうけど、情報が無さすぎて何も分からない。

 

それにれなちゃん本人も焦ってるのかおめめがぐるぐるしてるし。

 

「あの、なんでその話になったのかとかの説明がないとよく分からないかな」

 

「ああ、えっと……実際はゲームじゃなくて、なんだっけ、勝負みたいな感じで……髪型で日によって違って、それで……あ、その話が出たのは美羽ちゃんがいない時で、告白を保留にしてたせいで真唯が痺れを切らして……?それで、えっと……あー、ごめん。わたしも状況が状況だしさっきの帰り道はずっとこのことばっかり考えてて頭こんがらがっちゃってて……」

 

情報が時系列とか含めて行ったり来たりしてるなぁ。自分でもぐちゃぐちゃになってるのが分かるくらいだもん。相当きてるね。

 

こういう時のれなちゃんは情報で頭がオーバーヒートするか謎の判断力を発揮して暴走するかの二択になる場合がほとんどだから、しっかりと落ち着かせてあげるのが吉。

 

ということで、れなちゃんのすべすべぷにぷに国宝級ほっぺに両手を添えてしっかりと目を合わせてあげましょう!するとあら不思議!れなちゃんは話を聞いてくれるのだ!これでれなちゃんは落ち着けて私もれなちゃんのほっぺを堪能できる!つまり両者にとっての最適解!win-win!

 

「うんうん、ゆっくりでいいからね。ここには私とれなちゃんしかいないからね」

 

「そ、そうだよね、焦らなくても大丈夫だよね」

 

混乱してる時のおめめぐるぐる状態のれなちゃんもかわいかったけど、落ち着くためにふーって深呼吸してるれなちゃんもかあいいねぇ。ほっぺの手触りも最高だし。ちあわせ。

 

少し深呼吸したら落ち着いてきたのか、れなちゃんはゆっくりと話し始めた。

 

「えっと、じゃあ最初から説明するね」

 

「うん」

 

「あの、もう大丈夫だから手を離しても……この体勢、少しだけ前かがみになってて疲れるし……」

 

えー!やだやだやだ!れなちゃんのほっぺをもっと堪能したいー!れなちゃんのほっぺ……。でもれなちゃんがこう言ってるのに離さないのはよくないか。ちくしょう!せめて最後は思いっきり堪能してやる!くらえ!ほっぺもみくちゃ攻撃!

 

「んー、仕方ないなぁ。じゃあ最後に……うりうりうり〜!」

 

「うみゅ……ちょ、みうちゃっ……」

 

「うみゅ……」だって!!きゃわいい!!ほっぺも柔らかい!!なんだこの子ステータスをかわいいに振りすぎている!!延々とれなちゃんのほっぺを堪能できるプランとか無い?お金なら出すよ?

 

「ふふふふふ、れなちゃんかわい〜」

 

「もう!こっちは結構ちゃんと困ってるのに!」

 

「でも少しはリラックスできたでしょ?」

 

「それは……まあ、そうかも……」

 

うーん、れなちゃんが素直ないい子すぎてつらい。眩しい。もうちょっと怒ってもいいんだよ?適当な言い訳に納得しないでさ。なんか私が騙してるみたいで心苦しい。

 

「まあ、話を戻すけど――」

 

 

 

 

 

れなちゃん曰く、れなちゃんが真唯ちゃんに告白されて保留して、それで一向に返事をせず進展もせずにいたことに痺れを切らした真唯ちゃんがアクションを起こしてきたらしい。

 

れなちゃんは真唯ちゃんと友達ないしは親友になりたくて、真唯ちゃんは恋人になりたい。だからそのどちらもを交互に体験してどっちがいいかを決めよう!ということなんだって。

 

真唯ちゃんが髪の毛を結んでいれば親友、下ろしていれば恋人。それで相手に良さを認めさせれば勝ち。

 

なんとも、なんとも……

 

なんとも素晴らしい提案ですねェ!!

 

これはつまり、親友バージョンと恋人バージョンの二人のイチャイチャの様子を観察できるということだよね!?真唯ちゃんとの距離感にドギマギするれなちゃんを見れるということだよね!?

 

〜〜〜ッ!!れなちゃんの幼馴染してて良かったッ!!幼馴染じゃなければッ!!ここまでの関係性を築けていなければッ!!私はこの一大イベントを知らずに呑気に日々を浪費してしまうところだったッ!!

 

なんたる損失!!なんたる失態!!だが、私はやり遂げた!!れなちゃんから事前に情報を得て、万全の状態で甘酸っぱい空気を吸うことができる!!

 

美少女同士のイチャイチャ……うむ、なんとも素晴らしい言葉の響き。私がれなちゃんを甘やかすだけでは得られない栄養素がたっぷり詰まっている。もう明日が楽しみだ。早く明日にならないかな。

 

「それで是非とも美羽大先生のお力をお貸ししていただきたく!」

 

「力を貸すって、どんな?」

 

できればあんまり力を貸したくない。素の二人を眺めていたい。

 

「えーーーーー、っと…………なんとか、現状を打破できる……やつ?」

 

「えぇ……」

 

ノープランやないかい。

 

「だって何も思いつかないんだもん!親友の時なら遊び行くとかゲームするとかいろいろあるし楽しませてやるぞって感じだけど、わたし恋人とかいたことないしどうすればいいか知らないもん!諦めさせるっていうか、親友の方が良いって思わせるような何かがさ!裏技みたいな!」

 

「うーん、人間関係に裏技なんて無いと思うけど……。やっぱりシンプルに親友の時の真唯ちゃんを楽しませるしかないんじゃない?」

 

「うへぁ……それは知ってるよぉ……でも、そうだよね。向こうは真っ直ぐわたしにぶつかってきたんだから、わたしも正面勝負で最っ高に楽しませてやる!てことで美羽ちゃん!ゲームしよ!」

 

切り替え早っ。なんかもうモニターとゲーム機の電源点けてるしコントローラーも準備してるし。

 

「対策考えたりとかはいいの?」

 

「いいの!友達とゲームって最高じゃん!真唯にそれを思い知らせるための練習!」

 

「そう言ってただゲームしたいだけじゃない?」

 

「それはそう!」

 

吹っ切れた、のかな?元気なれなちゃんもかわいいのでヨシ!

 

「ほらほら、コントローラー持って!」

 

れなちゃんから手渡されたコントローラーを受け取ると、今度はれなちゃんが私の後ろに回って座った。私のお腹の前に回されたれなちゃんの手はコントローラーを握っており、右肩にはれなちゃんのお顔が乗っていた。

 

最初は二人でゲームしてる時に私が悪ふざけというかちょっかいをかける感じでれなちゃんの膝の上に乗ったり寄りかかったりしてたんだけど、最近は二人でゲームをするときにれなちゃんの方からくっついてくるようになっちゃった。あったかいしいい匂いするし幸福度バク上がりだね。

 

幸せな気持ちでゲームができるというつよつよ環境。ストレスフリー。ゲームしてイライラしちゃう人の気持ちとか分かんないや。私にはれなちゃんのぬくもりがあるもん。

 

「今日はどんなゲームするの?」

 

「この間面白そうな二人用の協力ゲームを見つけてさ、それをやろうと思ってるんだよね。一人じゃできないし楽しみだったんだ~」

 

「あんまり難しいと足引っ張っちゃうかもだけど」

 

「だいじょーぶだいじょーぶ!わたしゲーム得意だし!」

 

「じゃあ頼りにしてるね」

 

「任せて!わたしにかかればこんなゲームちょちょいのちょいですとも!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――三日後。

 

「あの女一向に髪結んで来ないんですけど!?真っ直ぐさはどこに行った!!どこに!!勝負は!?ゲーム性が崩壊してるよ!!」

 

「あ、あはは……」




原作では告白したその後に親友恋人勝負が始まってますがこの世界線ではれな子が普通に保留しやがった(美羽に相談したかった)ので、ただただ告白の返事を数日間放置して普段通りに日々を過ごしてる悪い女になってます。なんなら二話時点でのセリフ通り一ヶ月丸々保留の線もあった。ヒドいや。

なお、親友恋人勝負を行うにあたり王塚さん呼びを真唯呼びに矯正した真唯がいたとかいないとか。これまでより友達っぽい!という認識でれな子も了承した模様。
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