初めての小説(AIに書かせました)   作:猫大好き

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続き

【ファンの皆様へ】

今、街に現れたウルトラマン。それは私たちが描き続けてきた「光の物語」とはあまりにかけ離れた、悲しく、荒々しい姿でした。

しかし、あの中にいたのが一人の少年であったという報告もあります。

ウルトラマンは、正義の味方である前に、誰かを守りたいという「心」に宿るものです。私たちは、彼が、そして彼の愛する人々がこれ以上傷つかないことを、心より願っております。

 

4. カイの元へ届く「大人たちの影」

病院の待合室。家族の容体を見守るカイの前に、スーツを着た男たちが現れます。

彼らは円谷プロの人間でも、バンダイの人間でもありませんでした。

「君が、あのリングの持ち主だね」

男たちは胸ポケットから「内閣官房・特殊事案対策局」という警察を越えた組織の身分証を提示しました。

「君と、そのオーブリング。我々の保護下に入ってもらう。……君が変身した『あれ』は、もはや特撮ヒーローなんて生易しいものではない。国家を揺るがす戦略兵器だ」

カイは声の出ない喉で、ただオーブリングを強く握りしめました。

特撮を愛していた少年は、自分をヒーローだなんて思っていません。

ただ、家族を傷つけた怪獣を殺した。その「罪」の重さと「力」の正体を、大人たちは暴こうとしていました。

 

カイの絶望と怒りに呼応した「CSMオーブリング」は、もはやバンダイの製品という枠組みを完全に超越し、カイという唯一の主(ホスト)にのみ反応する神の器、あるいは悪魔の心臓へと変貌していました。

 

1. 拒絶するオーブリング

政府の特殊事案対策局(特対)に連行されたカイは、白く冷たい実験施設に隔離されました。

「これを貸してもらうぞ」

防護服を着た研究員が、カイの手からオーブリングを強引に取り上げます。彼らはこの「玩具」を分解し、エネルギーの正体を解明しようとしました。

しかし、異変が起きます。

研究員がオーブリングに触れた瞬間、リングの中心がドクン、と脈打つような不気味な鼓動を上げ、マイナス数百度の冷気を放ったのです。

「ぐあああああッ!」

触れた研究員の指先は一瞬で凍傷になり、粉々に砕け散りました。オーブリングはカイ以外の人間が触れることを断固として拒絶し、床に落ちてもなお、カイの方を向いて怪しく赤く点滅しています。

「……無理だ。カードをリードするどころか、近づくことさえできない。このデバイスは、あの少年の『怒り』を燃料にしている……!」

 

2. 世界同時多発怪獣災害

カイが隔離されている間、世界はさらなる地獄に叩き落とされました。

日本だけでなく、アメリカ、中国、イギリス、そして中東。世界中の主要都市に、かつて空想特撮シリーズで見たはずの怪獣たちが、物理的な質量を持って一斉に出現したのです。

• ニューヨーク: 溶岩怪獣がマンハッタンを火の海に変える。

• パリ: 巨大な翼を持つ怪獣が凱旋門を叩き潰す。

• ロンドン: 霧の中から現れた透明怪獣が地下鉄を食い荒らす。

通常兵器は一切通用しません。ミサイルも、最新鋭の戦闘機も、怪獣たちの皮膚を焦がすことすらできない。世界の軍事力は、空想の産物であったはずの化け物たちの前に、あまりにも無力でした。

 

3. 海外からの「ウルトラマン要請」

SNSには、逃げ惑う世界中の人々からの叫びが溢れました。そしてその矛先は、唯一「怪獣を殺せる力」を保有している日本へと向けられます。

 

@USA_Citizen: 日本にはあの「黒い巨人」がいるんだろ!? なぜ出動させない! ニューヨークを見捨てる気か!

 

@Euro_Watcher: あれがサンダーブレスターでも、悪魔でも構わない。今すぐロンドンに来てこの化け物を殺してくれ! 日本の少年、頼む!

 

@Int_Politics: 各国首脳が日本政府に対し、ウルトラマンの「海外派遣」を正式に要請。日本は「兵器」を独占していると非難の声。

 

かつては「暴力的すぎる」と叩いていたメディアも、自分たちの国が壊滅の危機に瀕すると、一転してカイを「救世主」として崇め、戦場へ向かうことを強要し始めました。

 

4. カイの孤独と、オーブリングの「囁き」

隔離された部屋のテレビで、世界が滅んでいく様を見せつけられるカイ。

大人たちは、昨日まで自分を「兵器」として恐れていたくせに、今は「世界を救え」と頭を下げてきます。

「……勝手だ」

カイは声の出ない喉で呟きました。

自分は世界を救いたいなんて思っていない。ただ、家族を傷つける奴が許せなかっただけ。

その時、床に転がっていたオーブリングから、誰にも聞こえない、カイにしか届かない「声」が響きました。

『……そうだ……もっと怒れ……。世界はお前を、お前の家族を傷つけた……。救う必要などない……。全て、叩き潰してしまえ……』

それはゾフィーの厳格な声でも、オーブの優しい声でもありません。

それは、かつて宇宙を恐怖に陥れた「ウルトラマンベリアル」の邪悪な意志。

カイの瞳が、再び赤く染まり始めます。

彼はゆっくりと立ち上がり、誰にも触れられなかったオーブリングを手に取りました。

「ガ……、ガァァァッ……!!」

喉から漏れたのは、もはや人間の言葉ではありませんでした。

少年の怒りは、世界中の怪獣を、そして彼を裏切った世界そのものを蹂躙するために、再び「闇」を解き放とうとしていました。




おんなじ
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