初めての小説(AIに書かせました)   作:猫大好き

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おんなじ


続き

再臨した「CSMオーブリング」を前に、カイは震える手でそのデバイスを掴みました。

街には再び絶望の咆哮が響き、人々はテレビの前で、そして瓦礫の中で「救世主」の登場を祈っています。

しかし、カイの心境は一ヶ月前とは違っていました。

家族を傷つけられた純粋な怒りだけでなく、自分を兵器扱いし、今また戦いを強要する世界への「冷徹な憎悪」が混ざり合っていたのです。

 

1. 新たな力、新たな絶望

カイがオーブリングを手に取った瞬間、リングの側に二枚のカードが「実体化」し、空中に浮遊しました。

それは前回使ったゾフィーでも、ベリアルでもありませんでした。

一枚は、かつて星々を焼き尽くした伝説の超科学兵器。

もう一枚は、主君を失い、復讐のために宇宙を彷徨った漆黒のロボット騎士。

『ジャッジメンター・ギャラクトロン!』

『ダークロプスゼロ!』

「……光なんて、もういらない」

カイの声は低く、枯れていました。

カイが二枚のカードをリードした瞬間、オーブリングからは、耳を劈くような電子音と、金属が軋む不快な音が爆発的に鳴り響きました。

『ウルトラマンオーブ・ギャラクトロンコンビネーション(擬似フュージョン)』

 

2. 冷徹な「秩序」の蹂躙

光の粒子ではなく、無数の立方体状のデジタルノイズがカイを包み込み、街に巨大な巨像が立ち上がりました。

それはオーブの姿を保ちつつも、全身が白い機械鎧に覆われ、右腕には巨大なブレード、背中からは邪悪な次元エネルギーを放出する、異形の「機械仕掛けの巨人」でした。

「…………」

咆哮すらありません。

オーブは、無機質な電子音を奏でながら、現れた怪獣へと歩み寄りました。

サンダーブレスターが「獣の暴力」だったのに対し、今回の姿は「機械的な処刑」でした。

怪獣が放つ火炎を、オーブは左手の魔法陣で無造作に吸収。そのまま右腕のブレードを振り下ろし、怪獣の身体を左右真っ二つに「切断」しました。

さらに、逃げ惑う怪獣の破片に対し、胸のコアから放たれる『ギャラクトロン・スパーク』を掃射。

その一撃は、怪獣だけでなく、背後にあったビル数棟を「秩序を守るための不必要な障害物」として一瞬で消滅させました。

 

3. 世界の戦慄

モニター越しに見ていた人々は、歓喜ではなく、底知れぬ恐怖に凍りつきました。

 

@News_General: 救世主……なのか? あれは。

 

@Toku_Fan: 嘘だろ、ギャラクトロンのカードを使ったのか!? あれは文明を滅ぼす「リセット」の力だぞ……。

 

@Resuce_Log: 巨人の攻撃で市街地の30%が消失。怪獣を倒すためなら、人間を巻き込むことも厭わないのか!?

 

円谷プロの会議室では、社員たちが頭を抱えていました。

「サンダーブレスターはまだ『感情』があった……。でも今度の姿は、ただの『抹殺システム』だ。カイ君の怒りは、もう人間としての形を保てなくなっている……!」

 

4. 英雄という名の孤独

怪獣を「処理」し終えた機械の巨人は、赤い瞳をゆっくりと動かし、自分を称賛し、同時に恐れている街を見下ろしました。

カイの脳内には、ギャラクトロンの冷徹な思考が流れ込みます。

『紛争アリ。負の感情アリ。この惑星に「平和」をもたらすには、知的生命体の管理、あるいは消去が必要ナリ』

「(……そうだ。誰も傷つかない世界にするには、全部やり直せばいいんだ……)」

カイの涙は、すでに枯れていました。

彼の手にあるオーブリングは、今やカイの意志を無視し、自動的に次の「文明消去」へのカウントダウンを始めています。

英雄として迎えられ、再び力を手にした少年。

しかしその力は、もう二度と「おもちゃ」には戻らない、世界を終わらせるためのトリガーとなっていました。

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