なんかジェイソンの見た目と能力持って転生したのでハッピーエンド目指して頑張ります 作:YONATSU
さて、久々の執筆で気合が入ったせいか、5000字くらいでまとめようとしてた話が盛りに盛られまくって8000字オーバーになっちまいました。
では、本編どうぞ!
とあるビジネスビルのオフィスにて
「くそっ!なぜこうも物事がうまく進まんのだ…!もうヘルメット団は使えん。主力戦車に大量の武器弾薬まで渡したというのにっ!……はぁ、こうなっては仕方ない、目には目を、生徒には生徒を……だ。専門家に依頼するとしよう。」
プルルルル、プルルルル、ガチャ
「"はい、どんなことでも解決します、便利屋68です。"」
「仕事を頼みたい、便利屋。」
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カタカタヘルメット団本基地
「はあ……はあ……。!?うわああっ!」
ダダダダダダ!!!!
「ぐうっ!!」
「あーあー、こっちは終わったよー。」
「こっちも完了だ、ボス。」
「くっ、貴様ら……、何者だ……。一体……なんの目的で……」
「ふふふ、何者か聞かれて正直に答えるお馬鹿さんがどこにいるのかしら?でもそうねぇ、目的くらいなら聞かせてあげなくもないわ。あなたたちは現時刻をもってクビになったのよ。アビドスは私たちが引き受けるから、そうね、前任者たちの後片付けってところかしら。」
「なんだと!……いや、そうだなこれだけヘマをしたんだ……。切られるのは当然、か。なら、前任者としてアドバイスをくれてやる。アビドスはそんじゃそこらのチンピラとは訳が違う。油断すれば一瞬で食われる。そしてこれが何より重要だ。シャーレと仮面を付けた大男が奴らに付いている。」
「話がわかる人でよかったわ。それにアドバイスまでくれるなんて。貰いっぱなしは私のポリシーに反するわ。そうね、私たちの正体だったかしら。いいわ、教えてあげる。私たちは便利屋
「そうか……。便利屋68……、せいぜい頑張るんだな。」
「ええ、じゃあゆっくりお休みなさい。」
ダァン!!
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次の日 アビドス高校 先生side
昨晩は大変だった。ジェイソンが時間を稼いでる間に何とかセリカをアビドス高校まで連れ帰ることができた。ただ、学校に着いた瞬間セリカが気絶してしまったのだ。何発もの対空砲弾の直撃を受けたのだ、無理もない。すぐさま保健室のベットに寝かせた直後、ジェイソンも帰ってきた。その後私とジェイソンで看病をしながら一晩を過ごした。
そして現在、まだ怪我は完治してないがセリカは目を覚ました。キヴォトス人の頑丈さは伊達ではないようだ。
数十分後
対策委員会の生徒たちが登校して来た*1が、セリカを見るや否や皆が目の色を変わった。特にホシノが。
「セリカちゃん!?大丈夫?」
「ねえ、セリカちゃん。それをやったのはどこのどいつ?(ガチャ)」
『全員落ち着け。セリカはさっき目を覚ましたばかりだ。話は対策委員会の教室でする。セリカはもう少し休んでおけ。先生、ここは頼んだ。』
「うん、ジェイソンさん、助けてくれありがとう。」
『気にするな。しっかり休め。』
そう言い、ジェイソンはセリカを除いた対策委員会の生徒たちを連れ、保健室を後にした。
「……」
「何か食べ物か飲み物いる?」
「ううん、今は大丈夫。あと……その……昨日の夜はありがとう。私をここまで運んでくれて、私を助けてくれて。」
セリカは頬を赤ながら礼を言った。何とも
「何ニヤニヤしてるのよ!」
「いやー、セリカは可愛いなって。はい、りんご切ったよ。」
「だーかーら!あんたにそんなこと言われても嬉しくないって!ていうか、いつの間に切ったのよ、それ……。いらないって言ったじゃない。………あーもう!食べればいいんでしょ、ありがとう!」
そう言いながらセリカはりんごを食べ始めた。
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対策委員会教室 ジェイソンside
よーし全員座ったな
「それで、ジェイソン。昨日の夜何があったの?」
『待て待て、一から話してやるから焦るな。』
そして昨晩起こった事件のことを詳細に話した
「ん、ちょっと出かけてくる。」
「うへー、ちょっとおじさんも出かけてくるよー。」
やっぱこうなったかー
彼女たちは人一倍仲間が傷つけられた時のキレやすさが尋常じゃないからな
『まあ待て。ノノミとアヤネもだ。セリカの仇はすでに俺がとっている。今は無闇に消耗すべき時じゃない。』
そう、この後にも大きな戦いがあるからね
「……分かった。やっぱり出掛けるのはやめる。」
「シロコちゃんが止めるなら私も止めよーっと。」
「はい、分かりました。」
「分かりました。今ドローンを戻しま、ん?すみません皆さん。これを見てください!」
タブレット?なんか映った?
え!?何これ?壊滅した基地っぽいけど
『壊滅した基地だが……アヤネ、これはなんの基地だ?」
「はい、こちらはアビドス砂漠にあるカタカタヘルメット団の本基地です。」
「攻撃跡を見た感じ誰かに襲撃された感じだねー。」
「爆発跡もたくさんある。」
「ヘルメット団はお世辞にも強いとは言えませんが、それなりの数と支援でかなり厄介な相手のはずです。それを一晩で壊滅させたとなるとかなりの手練れな可能性がありますね。一体何が目的なのでしょうか?」
うーん……
単純にヘルメット団に恨みのある何者かによる襲撃か、
あと考えられるのはカイザーの口封じ……口封じ?
あ!便利屋か……
もうそんな時期か
戦闘せずにアルちゃん達を何とか味方に引き入れられないかな〜
いや……無理か
まあそれはそれとして、
『今は情報が少なすぎる。一先ず今日はセリカの看病をしつつ勉強するとしようか。分からんところがあったら聞いてくれ。』
「「「「はーい!(⭐︎)」」」」
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翌日 対策委員会教室 ジェイソンside
セリカ無事復活!というわけで今日は定例会議をしてくよ!
「本日はジェイソンさんと先生にもお越しいただいたので、いつもより真面目な議論ができると思うのですが……。」
「はーい⭐︎」
「もちろん。」
「何よ、いつもは不真面目みたいじゃない……。」
「うへ、よろしくねー、ジェイソン、先生。」
アヤネ……
苦労してるんだな……
せめて俺だけでも真面目に案だしをしてやらねばならないな!
「早速議題に入ります。現在、ジェイソンさんに利息を肩替わりしていただいているおかげで少しづつではありますが借金を返済できています。しかし、それでも現在の金額は6億9287万円と決して少なくはありません。よって本日は[どうすれば借金を効率よく返済できるか]について、具体的に議論します。ご意見のある方は、挙手をお願いします。」
一番手は俺が言っとくk
「最初に私からでいいかな?」
おうマジか……
原作だと聞き専だったはずなんだけどな……
「はい!先生お願いします!」
さてさてどんな意見が上がるかな?
「みんなはガラスが何からできているか知ってるかな?」
「えっと、確か珪砂でしたよね?」
「そう、珪砂は砂場や砂浜の砂と同じ成分なんだ。そして、ここアビドスは砂漠地帯。そこら中に材料がある。それに、キヴォトスでは銃撃戦が絶えない都合上窓ガラスの需要は常にあるはずなんだ。」
やっぱり最初に思いつくのはそれよねー
でもそれ問題があるんだよねー
「確かに……、先生の意見はすぐにでも実行したいのですが……」
「今の私たちにはそれを作るためのお金とか工場、技術がないからねー。」
その通りなんだよね
まあでも、
『それは借金を返済したあと、アビドスを復興していく時にすればいい。工場と技術はミレミアムにツテがあるからな。その時になったら言ってくれ。』
そう、いつぞやの依頼で会った子がエンジニア部だからな!*2
「!!本当ですか?ありがとうございます。何から何まで。」
「ホント、ジェイソンには頭が上がらないよー。こんなよくしてもらって、返せるか分からないのに。」
『いや、既に十分返してもらっているさ。お前達が笑顔で学校に通えているんだ。元々そのために仕事をしてるんだからな。だからこれからも見せてくれ。お前達が笑顔で学園生活を送る姿を。それだけで十分だ。』
これは俺の紛れもない本音だ
本編を知っているからこそ、彼女達にもできるだけ普通に近い青春を送ってほしい
だからこそカイザーは早く潰さねば
って何だこの空気!何でこんなしんみりしてんの?
俺のせいか……
先生も俺を崇めるような目で見るんじゃない!
あーもう!埒が開かないから強引に話進めちゃうもんね!
『先生はもう意見はないか?ないなら俺も意見があるんだが。』
「あっ、もう大丈夫だよ。」
『よし、で俺の案なんだが、何でもアビドス砂漠の北側でオーロラが観測されるらしくてな。それを観光資源にするのはどうかと思ったんだが。』
「そうなの!?初めて知った……。オーロラか〜、私も見てみたい!」
「私も初めて知りました。確かにそれならいけるかもですね!」
「いや、これも無視できない問題がある。」
「どう言うことですかシロコちゃん?」
「仮に私たちがガイドでついて行ったとしても砂嵐が起こった時に安全が保障できない。そうなったら賠償とかでまた借金が増える。」
「んーちょっとズレてる気がするけど、確かに砂嵐は無視できないよねー。」
ほんまやん
砂嵐の存在忘れとったわ
やっぱ意見交換って大事だよホント
こういうことがあるから
「となると、ガラス案も観光案も一旦保留ですね。では他に意見のある方はいらっしゃいますか?」
「はい!はい!」
「はい、セリカちゃん、お願いします。」
「工業とか観光とかで効率を狙うのもありだけど、でっかく1発狙うのもいいと思うの!」
おっとこの流れはまずいぞ!
「でっかくって例えば?」
「(ピラッ)これこれ!街で配ってたチラシ!」
「これは……!?」
「どれどれ?[ゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金]……ねぇ……?」
案の定である
今度詐欺に遭わないための授業でもしようかしら……
「そうよ!これでガッポガッポ稼ごうよ!」
「……。」
『……ちなみにだがセリカ、そのチラシは貰っただけか?何か説明会に参加したりそのブレスレットを買ったりしてないよな?」
「? うん、このチラシは貰っただけ。こう言う系のチラシを貰ったら報告しろって言ったのはジェイソンさんじゃない?」
よかったーー!
予防線張っといてよかった……
「セリカ、ジェイソンのお陰で命拾いしたね。」
「え?どう言うこと?」
「セリカちゃん……それ、マルチ商法だから……。」
「儲かるわけない。」
シロコよ……直球すぎるぞ……
「セリカちゃんまた騙されかけちゃいましたね。可愛いです⭐︎大丈夫ですよ、現物を買わなかっただけ成長できてますから⭐︎」
『はあ、今度詐欺に関する授業をするとしよう。』
「うぅ……ノノミせんぱぁい、ジェイソンさぁん……。」
「えっと……それでは、セリカちゃんからの意見はこの辺で……。他に意見のある方……。」
「は〜い!」
「えっと……はい、ホシノ先輩。ちょっと嫌な予感がしますが……。」
上に同じく……
原作通りならおそらく、
「うむうむ、えっへん!我が校の一番の問題は、全校生徒がここにいる数人だけってことなんだよねー。生徒の数イコール学校の力。トリニティやゲヘナ、かつてのアビドスみたいに、生徒数を桁違いに増やせば、毎月のお金だけでもかなりの金額になるはずー。」
「え……そうなんですか?」
「そういうことー!だからまずは生徒の数を増やさないとねー、まずはそこからかなー。そうすれば議員も選出できるし、連邦生徒会での発言権も与えられるしね。」
「鋭いご指摘ですが……でもどうやって?」
「簡単だよー、他校のスクールバスを拉致ればオッケー!」
「はい!?」
やっぱりかーーー!!
「登校中のスクールバスをジャックして、うちの学校への転入学書類にハンコを押さないとバスから降りられn」
『ホシノ』*3
「うへ!?」
『正座4時間コースをご所望なら付き合ってやるぞ。』
「ナンデモナイデス。」
全くこの子は!
「ん、私にいい考えがある。」
「……はい、シロコ先輩……。」
あっ、一番の地雷きた……
「銀行を襲うの。」
「はい!?」
はい、ノルマ達成
それはそれとして
『シロコ』*4
「ん?」
『お前も正座4時間コースをご所望か?いや、今なら6時間に増やしてやるぞ。』
「ナンデモナイ。」
これ以上はアヤネの胃が爆発してしまう……
「流石に却下です!犯罪はいけませんっ!今の所まともな意見が先生とジェイソンさんしか出てないんですけど……。先輩達はもうちょっとまともな提案をしていただかないと……。」
「あのー!はい!次は私が!」
「はい……ノノミ先輩。詐欺と犯罪は抜きでご意見をお願いします……。」
「はい!犯罪でもマルチ商法でもない、とってもクリーンかつ確実な方法があります!アイドルです!スクールアイドル!」
「ア、アイドル!?」
「そうです!アニメで見たんですけど、学校を復興する定番の方法は、アイドルです!私たち全員がアイドルとしてデビューすれば……。」
「却下」
「あら……これもダメなんですか?」
「何で?ホシノ先輩なら、特定のマニアに大ウケしそうなのに。」
「うへーこんな貧相な体が好きとか言っちゃう輩なんて、人間としてダメっしょー。ないわー、ないない。」
ぐふっ
言えねえっ
前世の俺の守備範囲内だということを!
「決めポーズも考えておいたのに……。ジャーン!水着少女団のクリスティーナで〜す♧」
「どう言うことよ……。何が「で〜す♧」よ!それに「水着少女団」って!だっさい!」
シロコで霞んでるけどこの子も大概直球タイプよな……
「えー、徹夜で考えたのに……。」
「あのう……議論がなかなか進まないんですけど、そろそろ結論を……。」
「それはジェイソンと先生に任せちゃおー。2人とも、これまでの意見で、やるなら誰がいい?」
『俺は拒否権を発動する……。』
「えー、じゃあ先生よろしくー。」
すまん先生
犠牲になってくれ……
「ええと……今までのやつだよね。まあ、やるならアイドルじゃないかな?」
「うへっ、マジ?」
「きゃあ〜⭐︎楽しそうです!」
「ほ、ホントに?これでいいの?」
「ん、先生が決めたんだからオッケー!それに、計画は大胆なほどいい。でしょ、アヤネ?」
さて、そろそろかな?
とりま机の上のお菓子は避難させとくか
「……い……。」
「い……?」
「いいわけないじゃないですかぁ!!」
ドンガラガッシャーン!!
本日2度目のノルマ達成(白目)
「出たー!アヤネちゃんのちゃぶ台返しー!」
「……。」
「きゃあ、アヤネちゃんが怒りました!非常事態です!」
「うへ〜キレのある返しができる子に育ってくれたねえ。ママは嬉しいよーん。」
『よし、お前達正座だ。覚悟は出来てるな?』
この後みっちり説教した
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柴関ラーメン ジェイソンside
『お前はよく頑張ってるよ。ほら、好きなもの頼みなさい。今日も俺が支払うから。』
「……ありがとうございます。」
「ごめんね、アヤネちゃん。私のチャーシューあげるからさ、怒らないで、ね?」
「怒ってません……。」
「はい、お口拭いて。はい、よく出来ましたねー⭐︎」
「赤ちゃんじゃありませんから。」
「……何でもいいんだけどさ。何でまたウチに来たの?」
「アヤネ、煮卵食べる?」
「(もごもご)ふぁい。」
アヤネの丼にドンドントッピングが追加されてるな
ガタッ、ガララッ
ん?こんな時間にめずらし…い…な
「……。あ……あのう……。」
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
ハルカ!と言うことはやはり便利屋か!
「こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」
相変わらず貧乏生活やってんだな、あの子達
「一番安いのは……、580円の柴関ラーメンです!看板メニューなんで、美味しいですよ!」
「あ、ありがとうございます。」
ガララッ
「ん?」
ガララッ
「えへへっ、やっと見つかった、600円以下のメニュー!」
「ふふふ。ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ。」
「そ、そうでしたか、さすが社長、何でもご存知なんですね……。」
「はあ。」
おー
便利屋68フルメンバー!
「4名様ですか?お席にご案内しますね。」
「んーん、どうせ1杯しか頼まないし。」
おー、やってるやってる
やっぱどの世界でもこうなるのね……
まあ、結果はわかってるけどここで動かなければ大人が廃る!
『大将』
「ん?何だジェイソンさん。」
『セリカが相手してる4人に一番でかいのを頼む。お代は俺に付けてくれ。』
「あいよ!」
「大将!5番席*5なんですけど……。」
「おう、すでにジェイソンさんから注文入ってるぜ!任せときな!」
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数分後 カヨコside
はあ、うちの社長は相変わらずね。大方この前のヘルメット団員の言葉が影響してるんでしょうね。
それにあの奥の席の生徒、アビドスの生徒か。と言うことは顔は見えないけど手前にいる男性がシャーレの先生で、奥でメガネの生徒と話してるのが例の大男ね。ムツキも気づいてるらしい。
「どうする?社長に話す?」
「くふふ、面白そうだし黙ってようよ。」
はあ、ムツキもこんな調子だし。まあ、向こうにはまだバレてないようだし今の所は順調、なのかな?
「はい、お待たせしました!お熱いのでお気をつけて!」
まあ、一旦はお腹を満たしてこの後の戦闘に備えよう。
ダン
ん?なんか多くない?
「ひえっ、何これ?ラーメン超大盛りじゃん!」
「ざっと10人前はあるね……。」
「こ、これはオーダーミスなのでは?こんなの食べるお金、ありませんよう……。」
『そいつは、俺の奢りだ。』
声じゃない。脳内に直接語りかけてくるような不思議な感覚。言葉の主はさっきまでメガネの生徒と話していた大男だった。
「なぜ、初対面の私たちなんかに?」
これは純粋な疑問だった。普通なら初対面で人に奢るなんてことはそうそうない。何か裏があるのではないかと警戒レベルを上げる。
『別に意図したわけじゃないんだが、会話が聞こえてしまってな。金がなくてひもじい思いをしてる子供が近くにいるってのに何もしないのは大人が廃る。*6子供はよく食ってなんぼだ。だから遠慮せずに食ってくれ。」
「え?それだけなの?」
思わず本音が漏れてしまった。てっきり正体がバレててラーメンを取引材料に帰れとでも言われると思っていたのだけど。
『なんだ?何か不満があったか?もし、君たちの気に触るようなことをしたなら謝罪するが。』
「あ、ううんこっちの話だから。ごめん、紛らわしくって。」
『いいってことだ。しっかり楽しんでくれ。』
そうして大男は席に戻って行った。
「う、うわあ……。」
「よかったね、アルちゃん!親切な人に出会えて!」
「……ふふふ、流石にこれは想定外だったけど、ご好意に甘えて、ありがたく頂かないとね。」
「じゃ、食べよ!」
ズズズズズーッ
「「「「!!おいしい(です)!」」」」
スッ
「でしょう、でしょう?美味しいでしょう?」
「あれ……?あっちの席の……。」
その後は突如乱入してきたアビドス生徒とアルが意気投合して会話に花を咲かせていた。
ただその過程で今回の依頼のことをアルが漏らしてしまったため、依頼の難易度が上がってしまった。
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同時刻 ジェイソンside
いや、いいね!
学園の壁を越えて仲良く交流する光景
これぞ青春って感じだな
これで襲撃を止めてくれればいいんだけど、まあ原作通りに進むかな……
作戦を考えとかないとな
「ねえ、ジェイソン。」
『どうしたホシノ。』
「あの4人組の言ってる依頼のターゲットって私たちだよね?」
『話し方的にそうだろうな。ついでにヘルメット団の基地を潰したのも彼女達だろうな。』
「ならこの後始末しておく?」
『いや、ほっておいてやれ、今はな。だからこそ襲撃してきた時は丁重に彼女達を迎えてやらないとな。』
「……分かった。」
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食後 アビドス市街地 カヨコside
「あそこのラーメンとっても美味しかったわね!またいつか来たいと思うくらいには気に入ったわ!」
あのラーメンは相当社長を虜にしたらしい。まあ、かく言う私もあれはまた食べたいと思っちゃったけどね。
「それにあの生徒さん達や仮面のおじさんも見ず知らずの私たちにすごく親切にしてくれて、ここに来てからいいことずくめね。」
横を歩くムツキと目が合う。
"いつ社長に話すの?"
"くふふ、そろそろ種明かししちゃおうかな〜"
「はあ、ねえ社長。」
「ん?何かしらカヨコ課長。」
「さっきラーメン屋で会った生徒だけど、あれアビドスの生徒だよ。要するに彼女達が今回のターゲットだよ。」
「ええ!?」
「あはは、本当に気づいてなかったんだ〜!あっ、あとさ、あの子達と一緒にいた大人と仮面の人、ヘルメット団の人に警告されてたシャーレの先生と大男さんだよ。」
「な、ななな、なんですって〜〜!!」
やっぱアルちゃん落ちに便利すぎる……
ちなみにうちのアルちゃんは弊シャーレに最初期から所属してる古参で今も頼りにしてる相棒みたいな子です!
そいえば主人公君ちゃっかり食事してますが、彼は仮面が外せないのでテレポートを応用して食事してます。
次回、VS 便利屋68
そして帰ってまた呼び戻されるユメ先輩