女子力の低いアストレア・ファミリア&転生ラディッツ   作:色々残念

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あまり長く続く話ではありませんが、以前書くと予告していたアストレア・ファミリアとラディッツな主人公の話となります



正義であっても女子力は低い

ドラゴンボールという作品にはラディッツというキャラクターが居る。

 

ラディッツは戦闘種族サイヤ人という異星人の1人で、ドラゴンボールの主人公である孫悟空ことカカロットの兄ではあるが、敵として現れる存在だ。

 

孫悟空を完全に圧倒し、1人だけでは勝てないと判断した孫悟空が敵だったピッコロに助力を頼んで、2対1でラディッツと戦うことになり、最終的にはラディッツを羽交い締めにした孫悟空ごとピッコロの魔貫光殺法という技によって貫かれて致命傷を負い、ピッコロにトドメを刺されて死んでからは全く登場しない影の薄いキャラではあった。

 

死んでもドラゴンボールによって生き返ることが可能な世界でも、悪人であると基本的には生き返ることがないドラゴンボールの世界。

 

サイヤ人編の序盤に登場したラディッツは、同じサイヤ人達の中でもあまり存在感が無く、もしかしたらラディッツ本人よりも「戦闘力たったの5か、ゴミめ」というラディッツが言ったセリフの方が有名かもしれない。

 

ラディッツを知らなくてもそのセリフだけは知っている人は居るだろう。

 

ちなみに何故こんなにもラディッツについて長々と語っているかというと、寝て起きたら何故か俺がラディッツになっていたからだ。

 

無駄に長い長髪で肩パット付きなフリーザ軍の戦闘服に身を包み、サイヤ人である証拠の猿のような尾まで生やしたこの身は、どう見てもラディッツにしか見えない。

 

ラディッツになっていたなら、この世界はドラゴンボールの世界なのかとは思ったが、それも違うような感じがする。

 

遠くから見た村の数々は文明がそこまで発展しているようには見えないし、家電製品や車なども使われておらず、長距離の移動手段が馬車だけに限定されていたからだ。

 

ド田舎だとしても文明があまりにも発展していないこの世界は、ドラゴンボールとは無関係な世界である可能性が高い。

 

ラディッツになってよくわからない世界に来たとしても、望んでこの世界に来た訳じゃないんで、とても困るな。

 

1人乗りの宇宙船で、この惑星に来た訳でもないようだし、スカウターも持っていないラディッツは、目的も不明だ。

 

とりあえず無駄に長い髪が鬱陶しいんで、気を刃に変えられるか試し、刃に変えた気でスッパリと長髪を切り落としていき、髪を整えて短髪に髪型を変えておく。

 

ついでに猿のような尾も根元から切り落としておいたが、月を見ると大猿となるサイヤ人はベジータのようなエリートなら理性を保てるが、ラディッツだと理性を保てずに暴れまわる可能性があったから、大猿にならない為に尾を切り落としておく必要があった。

 

短髪になってサイヤ人の尾もない俺を見て、ラディッツだと気付ける相手は少ないかもしれない。

 

さて、これからどうするか、と考えているところで、空から何かが落ちてきたところを発見。

 

何が落ちてきたのか確認しに向かってみると、そこに居たのは美しい女性。

 

女神アストレアを名乗る女性は、天界から降りてきたばかりであるとのことだが、どうやらこの世界にも神は存在するようだ。

 

この世界がドラゴンボールの世界ではないことが確定となり、女神アストレアから眷族に誘われた俺は、特に行く宛もないので、アストレアの最初の眷族となった。

 

それから女神アストレアと共に旅をしていき、少しずつ増えていったアストレアの眷族。

 

世界の中心とも言われるオラリオに到着した頃には、それなりに人数が増えていたアストレア・ファミリア。

 

正義のファミリアとして悪と戦うアストレア・ファミリアとまで言われるようになり、オラリオの治安改善に励んでいたアストレア・ファミリアの面々。

 

オラリオの治安は確かに少しずつ改善されているが、全く改善されないのは、アストレア・ファミリアの女子力の低さだ。

 

料理、洗濯、掃除などの家事が全く上達しないアストレア・ファミリアの女子達。

 

保管していた食材が無くなったんでちょっと俺が海まで行って、大量の魚介類をゲットして帰ってきたところで、野草と塩だけのスープのような何かを女神アストレアに食べさせようとしていたアストレア・ファミリアを止め、新鮮な魚介類を使った料理を用意した俺。

 

ちゃんとした料理を女神アストレアやアストレア・ファミリアに食べさせている間に、試しにアストレア・ファミリアの面々が作ったスープのような何かを味見してみると「不味すぎるっ!」と思わず言ってしまう程度には不味かった。

 

メタルギアソリッド3で悪食なネイキッド・スネークでも「食えるかっ!」と言いそうな程に不味いこれは、灰汁抜きもせずにただ塩入れて水で煮込んだだけのスープとは言えない何かだ。

 

こんなエグみも凄いものを主神であるアストレアに飲ませようとしていたアストレア・ファミリアの女子力は間違いなく低いな。

 

あえて、言葉にしておくとするなら「女子力たったの1か、ゴミめ」としか言いようがない。

 

5も無い女子力は、本当にどうにかしてほしいと思う。

 

おめぇらこの状態だと、お嫁に行けねぇぞ、とカカロットも言いそうだ。

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