感想や、評価、誤字修正等、とても感謝しています。遅筆ですがちまちまと書いていく予定です。
立花みおに続いて、高梨ここのシーン撮影も順調に終わらせた。最後は主人公である絢音ひかりの部分だけだ。
あまりの順調さに琴音は浮かれていた。内心はかなりのウキウキである。お猿さんかな?
(後は、ひかりの部分の撮影だけだな。)
とはいえテンションが普段に比べて高いのは事実だ。
わざわざ準備してお金をかけている事から分かる通り、今回の撮影は単純明快でやりたいと思ったからだ。琴音は勿論、放課後ノイズガールズのファンである。
だから、キャラクターへと適応した際の行動も楽しかった。
例えば画像加工込みの容姿で完成されたコスプレイヤーが、原作通りのキャラクターの声と性格で現実に生きていると考えたら分かりやすいだろうか。中には生ものが受け付けられないと感じる人もいるだろうが、琴音は別に気にしないタイプなので関係なかった。
ただ、テンションが高い原因に告白ラッシュの件で無意識に心労が溜まっていたというのもあるのかもしれない。徹夜明けのテンションという奴だ。
着替えを終えて適応すれば、此処にいるのはまごう事なき絢音ひかりだ。
「よーし!バリバリ演奏しちゃうよ!」
琴音は絢音ひかりとしてスタジオへと向かっていった。
◆ ◆ ◆
琴音自身は順調であったが、皆が皆、万事上手くいくとは限らない。
琴音がライブブースを通り過ぎようとした際に、とある声が耳に飛び込んで来た。声の感じからして揉め事だろうか。
「いや、だからうちら次の時間で名前書いてたんですけど……。」
「その、字が掠れてて消した後かと思って。それに、時間になってもいなかったので、空いてるのかなって……それで準備始めちゃってて……。」
「機材運ぶのに手間取って確かに遅れたのは、確かにそうだけど……。」
壁際には使用順を書くためのホワイトボードが立てかけられており、そこを囲むようにして数人のレイヤーとカメラマンが集まっている。
耳に入ってきたのは、少し困ったような声だった。どうやらライブブースの利用順で揉めているらしい。
スタジオ側のルールでは、使用したい時間帯をホワイトボードに書く形式になっている。そこでトラブルが起きたみたいだ。
片方は更衣室で少し交流のあった電子歌姫合わせの女性グループで、もう片方はバンド系作品の合わせだろう、楽器ケースを抱えたレイヤーと男性カメラマンがいる。
怒鳴り声こそないが、空気は微妙に張っていた。
(近寄らない方がいいか……。)
琴音は一瞬で逃走を決めた。君子危うきに近寄らずである。それに琴音のへなちょこコミュ力では野次馬が一人増えただけになるだろう。琴音もそれをよく理解していた。
お互いに事情があって、どちらの言い分も理解できる状況。そういう曖昧な押し問答は、琴音が最も苦手とする空気だった。
琴音は見なかった事にして通り過ぎようとした。その時だった。
「え、なになに?どしたんですか?」
しかし、琴音の意思に反して身体は勝手に前へ出て、人混みの中へと突っ込んでいた。琴音はこの身体がひかりに適応していたことを甘くみていた。
琴音は完全に失念していた。今の自分は絢音ひかりへ適応している。適応中は、行動原理そのものがキャラクターに引っ張られるのだ。
(ちょっ!?)
突然やって来た琴音へと視線が突き刺さる。これでは適応を止める事も出来ずに成り行きを見守ることしか出来なくなった。詰みだ。
琴音の内心なんて、身体は一切気にしていなかった。
ギターケースを背負った少女は、眩しいくらい自然な笑顔で人混みへ入っていく。それはまるで、本当に絢音ひかりがそこに現れたみたいだった。
◆ ◆ ◆
【電子歌姫レイヤー視点】
電子歌姫の合わせで来ていたスタジオでちょっとしたトラブルになってしまった。
ライブブースを利用する際の順番で揉めていた。話を纏めると、記入していた文字が掠れてしまっていたからか消したのかと勘違いされてしまったのだろう。それに機材の搬入で手間取って利用時間に少しだけ遅れてしまった事も相まってより相手グループを誤解させてしまったみたいだ。
あちらの言い分も分からなくもないけど、こっちが十割悪いという訳でもない。
お互いにグループのリーダー同士で会話していたけど、容易に引き下がることも出来ずにやんわり言葉を交わすことしか出来ずにいた。
お互いに引いてくれないかと考えている感じだ。
(どうするかなあ……。ややこしい感じになっちゃったな。……え?)
妥協案も思い浮かばず悩んでいると目を疑うような光景が飛び込んで来た。
「えっ……うそっ、ひかりちゃん……?」
「わたしのこと知ってるの!?うーん、あっ!もしかして学園祭ライブを見に来てくれたのかな!!」
「ぅ、うん、そんな感じ、……かも。」
「本当に?すっごく嬉しい!あの時のライブも最高って感じでーー」
仲裁をするようにやって来たのは絢音ひかりだった。
嬉しそうに答えてくれた彼女に言い淀んでしまった。何故なら、絢音ひかりは『放課後ノイズガールズ』という作品に登場するキャラクターだからだ。彼女のライブを見たのはアニメの中でである。
つまり、創作上の人物で現実には存在していない、その筈だ。
(本当にひかりちゃんなんだけど?うそ、もしかして夢でも見てる……?)
容姿も、服装も、声だって絢音ひかりそのものだ。一目見ただけで彼女だって分かるくらなのだから。完成度が高いとか、似ているとか、そんな次元じゃない。キャラを真似している人間ではなく、絢音ひかり本人がそこにいる。
会話をしている時の表情や仕草も、テレビの画面からそのまま出て来たと言われても信じてしまうくらい同じだ。
「あれやばくない……?」
「本人、じゃないの?」
「声もまんまなんだけど……。」
誰もが同じ感想を抱いているのが分かる。周囲にいた人たちも自分と同じようにざわつき始めている。
音楽系のレイヤーがこの場に多い事もあって、彼女を知っている人も多かったのだろう。
理解はしている、コスプレイヤーだ。それなのに何度見ても脳が認識を拒否していた。
「あっ、ダメダメ脱線しちゃった……。それで、なにか困ってる感じ、ですか?」
「あ、えっと……。」
ひかりは自然な足取りで輪の中へ入っていく。年上と判断してですますくらいは付けたようだ。まるでクラスでちょっとした揉め事を見つけた陽キャそのものだった。けれど、嫌な感じがしない。人懐っこい大型犬みたいな圧だった。
突然現れたひかりに、全員の意識が向く。制服姿にギター、明るい笑顔。それにアニメキャラみたいな超絶美少女である。
そもそもこれがコスプレなのか判断するのかすら難しい。
突然現れた超新星みたいな存在感に、場の空気が一気に塗り替えられていた。さっきまでの険悪さが、強引に横へ押しやられていく。
「ライブブースの順番が被っちゃってて……。」
「ふんふん、なるほど!」
ひかりはホワイトボードを覗き込む。時間欄の下には撮影を始めていただろうグループ名と、その下にうっすらと別のグループ名が残っていた。
ただ、ホワイトボード自体が使い古されているからかこれまで何度も使われた痕で表面が擦れており、確かに文字が見えづらかった。
しかも、話を聞いた感じ片方は機材搬入で少し遅れたらしい。そのせいでキャンセルしたと勘違いされたのだろう。つまり、誰が悪いとも言い切れない。
「あー、これは見づらいですね。うーん、……この感じ、どっちが悪いとかでもないのかな?」
「……まあ、はい。」
「そんな感じです。」
ひかりの呟きを受けて、リーダーたちは互いに少し気まずそうに頷く。誰かを責めたい訳ではなかった。
ただ準備もあるし、着替えの時間も必要だ。引き下がってしまえば当然、予定が崩れてしまう。だからお互いに、はいどうぞとは譲り辛かったのだろう。
第三者の介入によって多少和んだ雰囲気から、後は何もしなくともお互い謝罪でもして話し合いで解決かとひかりの内でハラハラしながら見ている琴音は思っていたことだろう。
ひかりが琴音の思惑通りに動くのかと言われればそんな事はなく。ひかりは良い事を思いついたといった感じでぱん、と手を叩いて提案をした。
「そうだ!一曲だけセッションしませんか?」
おもむろにギターを取り出したひかりは笑顔でそう言った。あまりの突拍子の無さにレイヤー達は呆けた顔をした。
「……は?」
「いやだって、同じ音楽系で、丁度機材も出てますし!せっかくこんなに素敵なスタジオに来てるのにやらない何て勿体ないですよ!」
「急になんで……。」
「どうせなら、一緒に音出した方が絶対楽しいと思うんですよ!」
ひかりは満面の笑みだった。もしひかりに尻尾が生えていたらぶんぶんと振られていたことだろう。
中身の琴音は大混乱だ。何を言い出しているのかこの身体は。さっきまで順番の話をしていたのに、どうして合同演奏になるんだと話が繋がらない。
「一曲だけ!どうですか……?」
琴音がパニックになって内心で慟哭していた時、ひかりを知っている人たちには妙な納得感があった。彼女はこうだったな、と。
ひかりの性格は至極単純で好きな人たちとの時間を楽しみたいという考えがあり、その中心にあるのは誰かと楽しさを共有することだ。
だから原作では、ひかりにとって音楽は競争ではなく、人と繋がる為の楽しい時間なのだ。みんなで演奏して、笑って、それが一番だと思っている。
「えっと……でも、曲とか合わせてないし……。」
「大丈夫大丈夫!コード分かれば何とかなりますから!」
「いや、何とかならないでしょ……普通。」
「なります!音楽って勢いが大事ですから!」
押しの強さに気圧されて言い淀むと、ひかりが更に押し込む。
不思議と押し切る熱量だけはあった。気づけば利用順で揉めていた事から、ひかりという一人の少女のわがままに付き合わされるという構図に変化していた。
「……まあ、軽く合わせるくらいなら。」
ぽつりと誰かが言った。それを皮切りに、少しずつ空気が崩れていく。
「どうせ時間被ってるしなぁ……。」
「準備待ちの時間あるし。」
「一曲だけなら……?」
さっきまで険しかった表情が、困惑混じりの苦笑に変わっていった。
ただ、彼女があまりにも楽しそうに言うものだから、否定する方が野暮に思えてしまったのだ。
「やったー!決まりですね!」
ひかりは子供みたいに拳を握った。その瞬間、周囲から小さな笑いが漏れる。
本人に悪気が一切ないから厄介だった。さっきまで微妙な顔をしていた男性カメラマンも、気づけば苦笑している。電子歌姫側のメンバーも、しょうがないなぁという小さな子供を見る目をしている。
◆ ◆ ◆
ライブブースの中は、急ごしらえの即席セッション会場になっていた。
「じゃあ、簡単なコード進行の曲で!」
「いや、ほんとにやるんだ……。」
「やりましょうよ!絶対楽しいですよ!」
ギターを抱える姿まで妙に板についている。ストラップを肩に回し、軽く弦を鳴らす。
最初は「なんでこんな流れに……。」という空気だったのに、機材を触り始めると段々とその気になっていく。
会話が普通になっていた。さっきまでの微妙な空気が嘘みたいだった。
ひかりの内心で琴音は冷や汗をかいていた。さっきまで揉め事になっていたのに、今では一緒にセッションしようとしている。しかもその中心にいるのは自分(ひかり)だ。グループ学習で周りの人たちだけ楽しそうにしている地獄を味わされているみたいだった。
「よーし、じゃあ最初適当に合わせてみよっか!ワン、ツー、スリー、フォー!」
眩しい。コミュ力の塊だった。ひかりが勝手に軽くカウントを取る。
ギターが鳴り、ドラムが少し遅れて入り、ベースが慌てて追いかける。最初はぐちゃぐちゃだった。
「あっ、ごめんテンポ速かった!」
「ちょ、待って待って!」
演奏が一回止まる。誰かが吹き出した。
「ぐっだぐだじゃん!」
「いや急にやれって言ったのそっちだから!」
笑い声が広がる。さっきまでホワイトボードの前で気まずそうにしていた空気はもう無かった。
「よーしもう一回!今度はもっと勢いで!」
「だから勢いで何とかしようとするな!」
ツッコミすら楽しそうだった。二回目、今度は少し噛み合う。
ドラムがリズムを支え、ベースが乗り、ギターがその上を走る。決して上手い訳じゃない。プロみたいな演奏でもない。けれど、その場の全員が音楽を楽しんでいた。
「いいじゃんいいじゃん! めっちゃバンドっぽい!」
「バンドなんだよこっちは!」
また笑いが起きる。気づけば、初対面同士だったことを忘れそうになっていた。演奏中、ひかりは自然に周囲を見る。視線を合わせ、身体を揺らし、音をぶつける。
誰かがミスれば笑って誤魔化し、誰かが良いフレーズを弾けば「おー!」と声を上げる。
最後、勢いのままコードを掻き鳴らして曲が終わる。残響が広がった。
「っはははは!何これ!」
「めちゃくちゃだったんだけど!」
「でもなんか楽しかったな……。」
演奏を終えた全員が笑っていた。肩の力が抜けたような、そんな笑いだった。ひかりは満足そうににぱっと笑う。
「じゃ、後五分だけ使わせてもらって、そのあと交代でいい?」
「あー、それなら全然。」
話がするすると纏まっていく。琴音は内心で呆然としていた。
琴音はあまり理解していないが、彼らがしていたのは本気の口喧嘩ではない。ここは趣味の為に集まった人たちがいる場所だ。だからこそ、ひかりのみんなでやれば楽しいよ!が浮かずに成立している。
スマートな解決法じゃない。そもそもひかりは最初から上手くいくとも思っていないし、解決することが目的でもなかった。
ひたすら明るくみんなを引っ張って、みんなで一緒に転がって笑うんだ。
それで転んでも、また立ち上がって引っ張っていく。それが、ひかりである。
「ひかりちゃん、ノリ良すぎでしょ!」
「またなんか合わせたいねー!」
「じゃ、次使う人いるし一回片付けるかー!」
「おっけー!」
わいわいと片付けが始まる中。琴音だけが一人、心の中で盛大に悲鳴を上げていた。
アニメみたいにテレビ越しなら楽しめても、現実で輪の中心になって青春を直接浴びせられるのは琴音には致死量の猛毒だった。光に弱いとか、実はアンデットなのでは?一回死んでるから間違いでは無さそうだ。
最終的に琴音のやりたかった撮影は順調に終わった。
ただ、眩し過ぎる青春の一ページと琴音の現実の落差を叩きつけられたことで言いようの無い悲しみに暮れた琴音がいたとか、いないとか。
◆ ◆ ◆
とある日、一つの動画が投稿され界隈を賑わせていた。
その動画は動画投稿サイト『Connect』に投稿され、たった一週間で一万再生を超え、やがてダブルミリオンを超えるまで長く親しまれる事になる。
それは動画制作者にも考えの及ばないことだっただろう。
『【まるで実写】放課後ノイズガールズ / 未完成シグナル【K10s】』
ギターを抱えたひかりが、カメラへ向かって振り返る。
「よーし!いくよ、みんな!」
その声と同時に、ギターが鳴った。勢いよく掻き鳴らされたコード。
少し荒削りだけど真っ直ぐで、勢いだけはやたら強い音。引っ張られたみたいに続いてドラムが入り、少し遅れてベースが追いかける。入り方が変則的ではあるけど、どこか彼女たちらしかった。
「ひかり!またテンポ走ってるよ!」
立花みおが呆れたように声を上げる。ベースを弾きながら、困ったみたいに眉を寄せていた。
「えへへ、ごめーん!でもちゃんと合わせてくれるし、すっごく楽しいよ!」
ひかりは悪びれた様子もなく笑いながらギターを鳴らす。その横で、高梨ここが静かにドラムを刻んでいた。
「良くないよ!ほら、ここちゃんも何か言って!」
みおが助けを求めるように視線を向ける。小さく息を吐いた。
「……ひかり。」
「なに、ここちゃん?」
「今の、嫌いじゃない。」
「分かってるぅー!」
ぱっと顔を輝かせるひかり。それからここは、みおへと視線を向けた。
「それに、……みおがいるから、大丈夫。」
「……っ、ダメダメ甘やかしちゃ!……もう、絶対あとでテンポ確認するからね。」
「はーい!」
笑い混じりのやり取り。けれど演奏は止まらない。
低音が曲を支え、ドラムがリズムを押し出していく。
映像はMVというより、本当に軽音部の練習風景を偶然切り取ってしまったみたいだった。
『窓の向こう ノイズ混じりの空』
ひかりの歌声が響く。ギターを鳴らして、身体を揺らして、音に飛び込む。
『言えないまま 飲み込んだ言葉』
みおが小さく息を吐く。呆れているのに、視線はどこか優しい。
『放課後のチャイムが
胸の奥で まだ鳴ってる』
「……ほんと、楽しそうに弾くんだから。」
みおの呟きは音に溶けたけれど、その口元には確かな笑みが浮かんでいた。
『イヤホン越しの心拍数
触れそうで 触れない距離』
サビのタイミングでひかりが一歩前へ出る。この歌はみおが作詞を担当したものだ。だからだろうか、無意識にいつもより力が入っていたのかもしれない。
『未完成のままでいい
途切れたシグナル 拾って』
ギターを強く掻き鳴らした。
『名前のないこの衝動
ボリューム上げて』
その後ろで、みおがハモリを重ねる。短いコーラス。
けれど、それだけで三人の距離感が伝わってくる。
『ノイズだらけの日々でも
きみがいるなら それだけで』
演奏が終わる。コードの残響が、静かに空気へ溶けていく。
本来は別々に撮影した映像なのに、まるで違和感が無かった。
もし、この動画が一人の手によって生み出されたものだと知られたらさぞ驚かれることだろう。
視線、呼吸、身体の動き、まるで本当にそこに三人がいるみたいだった。それはコスプレ動画というより、放課後ノイズガールズが現実に存在していた記録映像みたいだった。
「っはぁー!楽しかったー!」
ひかりが満面の笑みでギターを抱きしめる。ここも満足気にスティックを置いた。みおは呆れたようにしながらも、どこか満更でもなさそうだった。
ひかりがふと申し訳なさそうに眉を下げた。
「ほんとごめんね、みお。いっぱい合わせてもらっちゃった。」
その顔が妙にしょんぼりしていて、みおは毒気を抜かれたみたいにため息を吐く。
「もうっ、それ以上謝らなくていいよ。……次はちゃんと合わせてよね、ひかり。」
「もちろん!」
即答だった。たぶん次も走る。みおもここも、それを分かっている顔だった。でも、それでいいのだろう。
そのまま映像がゆっくりフェードしていく。
そこからは、未完成シグナルのピアノアレンジ版が流れた。柔らかな旋律と共に、三人のオフショット写真が流れ始める。
最後には机の上のノートが映された。書かれていたのは譜面と、三人が書いただろう落書きや提案、訂正だった。
ノートが閉じられた所で動画は終わった。
◆ ◆ ◆
『【まるで実写】放課後ノイズガールズ / 未完成シグナル【K10s】』感想スレ
名無しの視聴者:
なにこれヤバすぎるんだが
実写化ってレベルじゃねぇ
名無しの視聴者:
サムネで釣りかと思ったらガチだった
名無しの視聴者:
ひかりの「よーし!いくよ、みんな!」で鳥肌立った
声も動きも完全に本人、というか声優なのか、後付けなのかどうなってんだ?
名無しの視聴者:
流石HENTAIの国、日本
ガチの中学生にコスプレして歌って貰いながら楽器の演奏も……って、書いてて何だこれってなったわ
なんだこれ
名無しの視聴者:
いや待ってこれコスプレ動画なんだよな?
脳が理解拒否してるんだけど
名無しの視聴者:
動画タイトルの【まるで実写】が良い味出してる
やかましいわwww
名無しの視聴者:
うおおおおおおおK10マジでやべえwww
キャラクターの再現度たけぇwww声も完全再現じゃねーかwww
てか、これオリジナル曲だよな。作詞も作曲もしてらっしゃる?
名無しの視聴者:
異常過ぎて正気に戻ってて草生える
異常なのはワイらの頭か?集団幻覚では?
名無しの視聴者:
K10sってどちらさん?チャンネル名もこれだけど、K10スタジオ的な感じで流石にどっかの企業が作ってんのか
いや、一企業が作ってても怖いがwww
名無しの視聴者:
おまいらもっと動画の内容について語れよww
名無しの視聴者:
みおの「またテンポ走ってるよ!」の言い方解釈一致すぎる
名無しの視聴者:
ここちゃんの「今の、嫌いじゃない。」で死んだ
一時停止してみると、ほんのちょっとだけ笑顔になってるのくそ可愛い
名無しの視聴者:
分かる
それはそれとして三人とも美少女過ぎる
どこから捕まえて来たんだよ
名無しの視聴者:
空気感が良すぎる
MVっていうよりマジで軽音部の練習風景
名無しの視聴者:
K10「歌えて、楽器も演奏出来て、キャラの声も出せて、演技も出来て、キャラとまったく同じ容姿の子にコスプレさせて動画を作りました。ほめて。」
視聴者「うおおおおおおおおおお!!??」
名無しの視聴者:
ちゃんと荒削りなのが逆にリアルなんよな
名無しの視聴者:
K10が石油王だったらワンチャン
いやノーチャンだろ
名無しの視聴者:
ドラムとベースがひかりに振り回され慣れてる感あるの笑う
名無しの視聴者:
K10は狂ってる(褒め言葉)
名無しの視聴者:
「それに、……みおがいるから、大丈夫。」
↑
ここ、完全に夫婦仲を認めるお母さん
名無しの視聴者:
この三人、会話のテンポ自然すぎるんだよな
演技感がない
名無しの視聴者:
人間本気を出せば実写化もいける事がわかったわね
名無しの視聴者:
やめやめろ!K10が異常なだけだろ!
アニメの実写化だけはやめてチョーダイ
名無しの視聴者:
言われて実写だったかってなったわ
まじで違和感なくほかノイ見てる気分だった
名無しの視聴者:
おれもソーナノ
名無しの視聴者:
……なあ、これもしかして三人別撮りか?
名無しの視聴者:
?????
名無しの視聴者:
そんなわけw
名無しの視聴者:
やりとりがめっちゃ自然なのに一回も同じ画角に収まってるシーン無くね?
名無しの視聴者:
は?マジで別撮りなの!?
名無しの視聴者:
マジやん、気づかんかったわ
名無しの視聴者:
普通にハイタッチなりしてるイメージあったけど、触れ合ってるシーンも無かったわ
名無しの視聴者:
尚更意味分かんなくて草ww
ガチで意味わかんないんだけど
名無しの視聴者:
一体俺たちは何を見せられたんだ?
名無しの視聴者:
こんなの撮ってるくらいだから日程なんて合わせられるだろうし、別々で撮る理由なんてないし、謎すぎる
名無しの視聴者:
なんか怖くなってきたわw
名無しの視聴者:
K10sって何者なんだよマジで
名無しの視聴者:
もしかして、一人しかいないのか?
名無しの視聴者:
怖い話やめてくれ
名無しの視聴者:
こんだけ多彩な人を三人も集められるかって思ってたけど、逆に考えてさ
一人見つけたからその子に三人分撮らせられたとか
名無しの視聴者:
なんでウキウキでネタ動画かと思ってみたら、ガチで、都市伝説みたいな説が出てくることになるんだよww
名無しの視聴者:
しっ、消されるぞ!
名無しの視聴者:
もし本当なら化け物すぎるだろw
名無しの視聴者:
流せ流せ
名無しの視聴者:
え、これって一人でやってんのか?
三人分の掛け合いまで入ってるんだけど、マジでどうなってんのw
名無しの視聴者:
動画の好きな所言ってけ!
名無しの視聴者:
ひかりの動きがずっと可愛い
名無しの視聴者:
みお役の呆れてるけど嬉しそうな顔が上手すぎる
名無しの視聴者:
ここ役の全部が好き
台詞少ないけど、ドラム叩いてる姿だけで“ここちゃん”なんよ
名無しの視聴者:
最後のオフショットで泣いた
名無しの視聴者:
ノートの落書き細かすぎるだろ
停止して見ちゃったわ
名無しの視聴者:
テンポ確認って書かれてて笑った
めっちゃ丸で囲われてて目立つww
なお本場ではスルーされる模様
名無しの視聴者:
落書き見たとき、本当に三人がここにいた感出てて鳥肌立ったw
名無しの視聴者:
これ深夜に見るとダメだわ
学生時代思い出して死ぬ
君はw一人でいるのが好きなフレンズなんだねwww
名無しの視聴者:
伸びるだろこれ
名無しの視聴者:
軽く一万再生超えてるぞ
名無しの視聴者:
放課後ノイズガールズ知らない友達にも見せたけど普通にハマってた
名無しの視聴者:
原作知らんけど最後まで見ちゃった
これから原作も見てくる
名無しの視聴者:
見る価値しかない動画
名無しの視聴者:
これたぶん数年後も定期的に掘り返される動画だわ
名無しの視聴者:
なんかもう、実在してたんだな
放課後ノイズガールズって
K(琴→こ→K)
10(琴→と→10)
s(音→sound→s)