エーテル・スペアの処生術   作:くりぢゅん

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『残光の境界線、あるいはかりそめの訣別』

 

 

 

ガタガタと激しく揺れる大型車両の荷台。

旧都の荒れ果てたアスファルトを蹴立てて進むその車内には、重苦しい沈黙と、僅かな安堵が混じり合っていた。

 

「……はぁ、……はぁ……」

 

アキラとリンは、互いの手を握りしめたまま、疲れ果てて毛布に包まっている。

雅はといえば、俺のシャツの裾を離さないまま、じっとライアー小隊の面々を観察していた。

そんな俺たちの様子を見て、向かい側に座っていた銀髪の女性――小隊長のカロンが、煙草を咥えようとして思い直し、それをポケットに仕舞いながら声をかけてきた。 

 

「……災難だったわね、あなたたち。私は防衛軍ライアー小隊を率いるカロン。こっちはアケロン、ステュクス、レテ、コキュートス、そして狙撃手のトリガーよ」 

 

彼女が指し示す通り、隊員たちがそれぞれ短く会釈を返す。

突撃兵のアケロンは、泥に汚れた髪を気にしながらも、アキラたちに優しく微笑んでみせた。 

 

「私はアケロン。おしゃれな服が好きなんだけど、今はこんな格好でごめんなさいね。……大丈夫、もうすぐ安全な場所に着くわ」 

「ヘッ、アケロンのファッション談義より、俺の特製レーションの方が元気が出るぜ! ほら、ステュクス特製だ、食え!」 

 

砲兵のステュクスが、明るい声で子供たちに携帯食を差し出す。衛生兵のコキュートスも、彼と同じように快活な笑みを浮かべ、リンの擦り傷を丁寧に手当てし始めた。 

 

「あ、ありがとう……おまわりさん」

 

リンが少しだけ表情を緩める。

そんな光景を、金髪をポニーテールに結った少女――トリガーが、大型のボルトアクションライフルを抱えたまま、静かに見守っていた。

彼女の瞳は、今はまだ清廉な光を湛えており、俺の全身を品定めするように見つめている。 

 

「……レンさん、と言いましたか。……あなたの、戦場での動き、素人とは思えませんでした。……どこかで訓練を受けていたのですか?」 

 

トリガーの、軍人らしい凛とした丁寧な問いかけ。

俺は、自分の「死に戻り」による最適解の動きを悟られないよう、努めて平坦な声で返した。 

 

「……死にたくなかっただけだ。……あなたたちの連携こそ、見事だった」 

「あら、謙遜しなくていいわ。……私たちは、あなたに救われたんだから」 

 

カロンが微笑む。

こうして名前を呼び合い、言葉を交わすことで、彼らは俺の中で単なる「救うべきデータ」から、血の通った「戦友」へと変わっていく。

だが、その親愛が深まるほど、脳裏を掠める「失敗したループ」の残像が、俺の心を重く沈ませた。

 

ドォォォォォンッ!!

 

突如、鼓膜を(つんざ)くような爆発音が轟き、世界が激しく傾いた。

 

「な、何っ!?」

 

カロンの叫び。

巨大な漆黒の剛腕が、車両の装甲を紙細工のように引き裂いた。

 

「!?」

「総員、展開! ターゲットを固定しろ! 民間人を死守するんだ!!」

 

横転した車体から放り出された俺は、反射的に三人を抱き寄せ、自らの背中を地面に打ち付けながら彼らを庇った。

 

「ウグッ……!……大丈夫か…!?雅、リン、アキラ!」

「うん…!」

「大丈夫!」

「い、今のは一体…!」

 

路地裏から現れたのは、これまでのとは格が違う―─大型のエーテリアス。

 

「隊長!!…こいつ……!?」

「…第4基地を襲った侵食体(エーテリアス)と同じ……!?」

 

彼女のこめかみから流れた一筋の冷や汗が、滑るように頬を伝った。

震える指先でそっと汗を拭うと、ゆっくりと後ろへ振り返った。

 

「…私たちが止めるわ!あとから追いつくからあなたたちは逃げて!」

 

その背中越しに、怪物の咆哮が空気を震わせる。

 

グォォォォォォォオオオオッ!

 

衝撃波が建物の残骸を吹き飛ばし、足元の地面が激しく波打つ。

 

「…あなたたち。こんな状況でも着いてきてくれる?」

「当たり前ですよ、隊長!」

「何年一緒にやってきたんすか!」

「1人だけ英雄になろうとしないで下さい!」

 

各々が武装して守るようにレンたちの前に立つ。

 

「レン!ちゃんとその子たちを頼むぜ!」

「今度お酒でも飲みましょう、レンさん!」

「あなたの英雄譚、楽しみにしていますね!」 

 

カロンたちの、死を覚悟した明るすぎる別れの言葉。

あの侵食体(エーテリアス)は今までの個体は全く異なる強さだ。勝てるわけがない。でも、彼らは…

 

「…っ!」

 

背後から聞こえる銃声を浴びながら、3人を連れて走る。

…俺はこの荒れ果ててしまった都市を甘く見ていたのかもしれない。

俺の胸の奥にある合理的(ごうりてき)なネジを、無残に叩き折った。

 

「……雅。リン、アキラ。……ごめんな」

 

三人を安全な防空壕(バンカー)の入り口へ押し込み、俺はもう一度、燃える戦場の方を向いた。

 

「レン……? どこに行くの!?」

「……俺は、もう彼らを他人だとは思えないんだ。……だから、助けに行く」

 

俺は、泣き叫ぶ三人の声を背に、地獄の真っ只中へと走り出した。

だが、辿り着いた戦場で俺が見たのは、既に事切れたステュクスと、血の海に沈むカロンたちの姿だった。 

 

「クソッ……! 間に合わなかったのか……!!」

 

視界を覆う、圧倒的な絶望。

俺は迷わず、手近な瓦礫を掴んで未曾有(みぞう)の脅威へと特攻した。

刹那、敵の尾が俺の胴を叩き割り、視界は瞬時に暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

――2回目。

(あの尾は、左から薙ぎ払うように来る。次は、右に――)

思考を切り替えた瞬間に、今度は頭上から降ってきた巨大な瓦礫に押し潰された。

 

 

――15回目。

「ステュクス、そこから動くな!」

叫びと共に彼の襟首を掴んで引き寄せたが、その直後、俺の首は背後から忍び寄った別の侵食体(エーテリアス)によって刈り取られた。

 

 

――57回目。

「カロン小隊長、右だ!」

指示を出し、一度は敵の猛攻を凌いだかに見えた。だが、圧倒的な物量のエーテルの波動が、逃げ遅れた避難民ごと俺たちを飲み込んだ。

俺の視界は、アケロンが絶叫を上げる直前で途切れた。

 

 

――100回目。

痛覚が、少しずつ遠のいていく。

死ぬ瞬間の衝撃も、内臓がぶちまけられる熱さも、もはや「データ」の一つとしてしか処理できなくなっていた。

どう動けば一秒長く生きられるか。どう指示すれば彼らの負傷を最小限に抑えられるか。

思考はもはや演算に近くなり、心は摩耗し、透明になっていく。

 

(……足りない。俺というスペア一つでは、この結末を書き換えるには足りないんだ)

 

失敗を、死体のように積み上げていく。

ある時は爆炎に焼かれ、ある時は凍りつくような冷気の中で身体を砕かれた。

アキラたちの泣き声。トリガーの、光を失っていく間際の丁寧(ていねい)な声。

それらが耳の奥で鳴り止まず、俺の精神を蝕んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――241回目。

トリガーの放った弾丸が敵の核を掠めた。だが、倒し切るには至らず、暴走したエネルギーが俺たちを焼き尽くした。

意識が消える直前、俺の視界に映ったのは、遠くで最後まで俺の名前を呼ぼうとして手を伸ばす、雅の絶望に満ちた瞳だった。

 

そして。

 

 

 

 

――242回目。

再び、俺は戦場へ走る路地裏の入り口に戻っていた。

脳が焼けるような劇痛が蘇る。

俺の顔はやつれ、瞳には消えない「死」の残滓がこびりついている。

 

「……あぁ………ダメだ。俺だけじゃ、……打破できない……!」

 

俺はボロボロの体を引きずり、絶望的な戦いを続けるライアー小隊の元へ辿り着いた。

視界が強烈に明滅し、脳の奥を焼くような劇痛が走る。

俺は、血の混じった胃液を吐き捨てながら、地獄の真っ只中へと舞い戻った。

 

 辿り着いた戦場。そこでは、カロン小隊長率いるライアー小隊が、怪物を前に全滅の瀬戸際に立たされていた。

 

「…………っ」

 

 俺はボロボロの身体を引きずり、敵の猛攻を紙一重でかわしながら、彼女たちの元へ辿り着いた。

 俺の、およそ生きている人間とは思えない凄惨な形相――死の淵を何度も往復し、やつれ果てた姿を見て、狙撃銃を構えていたトリガーが驚愕に目を見開く。

 

「……レンさん!? あなた、なぜ戻って……そのお姿、一体何があったのですか?」

「……救いに来た。一人も、死なせないために」

 

 やつれた俺の顔、そして執念だけで立っているような姿に、彼女は何かを察したようだった。

 この数分に満たない時間の中で、目の前の少年がどれほどの絶望を積み重ねたのかを。

 

「……あなたにこの数秒で何があったのかは分かりませんが、私たちのために必死に考えてくださっていることは分かります」

 

 トリガーは、まだ光に満ちた瞳で俺を真っ直ぐに見つめた。

 

「私たちは軍人です。皆、死ぬことを覚悟して日々訓練に励んできました。私たちにできることは、あなたにとっては造作もないことですか?」

「!」

 

 その真っ直ぐな言葉が、俺の脳内にこびりついた「効率」という名の呪いを打ち砕く。

 俺は一人で戦っているんじゃない。…この、誇り高い戦友たちと共に未来を掴み取るんだ。

 

「……ああ。お前たちの命、俺に預けてくれ。……カロン小隊長! 5秒後にアケロンと右翼へ展開! ステュクス、10時の方向へ榴弾だ!」

「……っ、分かったわ! 理由は聞かない、信じるわよレン!」

「おうよ! どっかーんと行くぜ、レン!」

 

戦場は、一人の少年の「予知」によって、精密な時計仕掛けのように動き始めた。

 敵の予備動作、瓦礫の崩れるタイミング、すべてを把握した俺の声が、死を待つだけだった小隊を「最強の牙」へと変えていく。

 

「レテ、3秒後に燃料タンクを爆破して視界を奪え! コキュートス、アケロンの退路を確保!」

「了解だ! 最高のタイミングでやってやるよ!」

「任せてください、怪我人は出させません!」

 

 ドォォォォォンッ!

 

レテが投げ込んだ焼夷手榴弾が放置車両のタンクを貫き、爆炎と黒煙が敵の視界を遮る。

その幕に紛れるようにして、アケロンが双剣を閃かせながら肉薄した。

 

「アケロン、低く! 1秒後に右脚の関節を薙げ! カロン小隊長は上から頭部へ!」

「ええ、見てなさい!」

「行くぞ、アケロン!」

 

 煙を切り裂いて飛び出した二人の攻撃が、エーテリアスの巨躯を激しく火花と共に切り刻む。

 敵が苦悶の咆哮を上げ、反撃のために腕を振り上げた瞬間、俺はすでに次の手を打っていた。

 

「ステュクス、全弾発射! 狙いは奴の左側頭部だ! 弾幕で挙動を固定しろ!」

「おうよ! 弾切れまで撃ち尽くしてやるぜ!!」

 

 ステュクスの放つ重機関銃の嵐が、敵の動きを強引に右側へと押し流す。

 隊員たちは、俺の指示が寸分の狂いもなく「正解」を導き出していることに戦慄しながらも、その声に魂を預け、命を燃やしていた。

 俺の脳内では、何百回と繰り返した「敗北の記憶」が高速で処理され、勝利への一本道を照らし出していく。

脳はオーバーヒート寸前。けれど、この高揚感だけが俺を現世に繋ぎ止めていた。

 

「体勢が崩れた…!全員離れろ!」

 

 度重なる波状攻撃に耐えかね、漆黒の怪物がついに路上の瓦礫に沈む。

 露出した胸部のエーテルコア()が、赤黒く明滅していた。

 

「トリガー、1時の方向。あの核が唯一の勝機だ。……仕留められるか」

 

 俺は背後で構える彼女へ直接声をかけた。

 彼女は、乱れた金髪のポニーテールを揺らし、その凛とした瞳で真っ直ぐに獲物を見据えた。

 

「了解しました。……あなたが作ってくださったこの機会、絶対に無駄にはしません」

 

 彼女が大型狙撃銃(ライフル)を構え、深く息を吐く。

 戦場の喧騒が遠のき、世界が彼女の指先に収束していくような静寂が訪れた。

 俺たちは勝利を確信した。カロンたちが、ステュクスが、誰もがその一撃で終わると信じて疑わなかった。

 だが。

「……っ!? トリガー、逃げろ!!」

 

 俺の視界が、真っ赤に染まった。

 死を目前にした怪物が、その残命をすべてエーテルへと変換し、全身の結晶を逆立てていた。

 敵は、自分を死へ追いやろうとしている最大の脅威を――狙撃地点のトリガーを、その怨念に満ちた瞳で捉えていた。

 

 グォォォォォォォンッ!!

 

 咆哮と共に、敵の口腔から液化(えきか)したエーテルの奔流が、一筋の閃光となって放たれた。

 狙撃の反動に備えて身体を固定していたトリガーには、それを回避する術はない。

 

「あ――」

 俺の脳内に、これまでのループでは見たこともない「最悪」の光景がフラッシュバックする。

 因果が、彼女を飲み込もうと牙を剥いた。

 俺は考えるよりも先に、地面を蹴っていた。

 

 

視界が真っ赤に染まる。

 放たれた漆黒の液化弾(リキッド・シェル)は、大気を焼き、因果をねじ伏せるような速度でトリガーへと迫っていた。

 狙撃の姿勢を崩せない彼女には、それを避ける術はない。

 

(……救う。それ以外、考えるな)

 俺の肉体は、すでに限界を超えていた。

 けれど、脳に焼き付いた数百通りの「彼女が死ぬ光景」が、俺の背中を強引に押し出す。

 衝突のコンマ数秒前、俺は彼女の身体を横から突き飛ばすようにして抱き寄せ、盾になるように割り込んだ。

 ドォォォォォンッ!!

 直撃の衝撃。

 背中を焼くのは、火炎ではない。神経を直接侵食する、冷たくてどろりとしたエーテルの奔流だ。

 俺の意識が激しく火花を散らす。背骨を砕くような衝撃と、肺から絞り出される鮮血。

 

「あ……が、はっ……!」

「……っ!? レン、さん……!?」

 腕の中で、トリガーが驚愕に声を上げた。

 俺が盾になったことで、彼女は直撃こそ免れた。だが、至近距離で爆散したエーテルの飛沫が、無慈悲に彼女の顔を――その美しい瞳を飲み込んでいた。

「あ、……あぁぁぁ……! 目が、……熱い、……何も、見えません……!」

 彼女の指が、俺のシャツを必死に掴む。

 その光に満ちていた瞳が、瞬く間に白濁し、エーテルの毒に塗り潰されていく。

 救えなかった。

 どれだけ命をスペアにしても、彼女の光を奪うという「確定した絶望」だけは、俺の腕をすり抜けていった。

 

 

「………トリガー、聞け」

 

 俺は、血の混じった息を吐きながら、彼女の肩を強く掴んだ。

 周囲では、カロンたちが敵の追撃を防ごうと必死に叫んでいるが、その声も遠い。

 

「……敵のコアは、まだ生きている。お前が撃たなきゃ、ここで全員死ぬぞ」

「……ですが、私にはもう、……光が……」

 震える彼女の指先が、地面に転がったライフルを探して彷徨う。

 絶望に折れそうなその手を、俺は迷わず取って、ライフルのグリップへと導いた。

 

「……俺が、お前の目になる。……立て、トリガー」

「……っ」

 彼女は、光を失った瞳から涙を流しながらも、俺の言葉に応えるように立ち上がった。

 軍人としての魂が、その小さな身体を支えている。

 俺は彼女の背後に回り、その華奢な肩を支え、震える銃口を一点へと固定させた。

 

「……1時の方向。高度、15。……敵は今、最後の咆哮のために口を開けている。……そこが、唯一の入り口だ」

「……はい、……見えます。あなたの声の先に、……核が」

 彼女の声から、迷いが消えた。

 暗闇の中で、彼女は俺の声という「光」だけを頼りに、世界の気配を視ていた。

 

「……3、2、1……今だ!」

 パァァァンッ!!

 乾いた発火音が、戦場のすべてを黙らせた。

 放たれた一弾は、吸い込まれるように敵の喉奥を貫き、中心部で脈打つエーテルコアを粉砕した。

 

 グォォォォォ……ォ……。

 

 断末魔の叫びと共に、崩れ去っていく。

 変わり果てた旧都の空へと結晶化した身体が霧散していく光景。

 

「……やった、な。……トリガー」

 

 俺は彼女を抱きかかえたまま、その場に膝をついた。

 全身の感覚が、急速に遠のいていく。

 視界が狭まり、世界から色が消えていく。

 

「……はい。……レンさんの、声が、……導いてくれたから……」

 

 トリガーは、血と涙で汚れた顔で、力なく微笑んだ。

 その手は、今も俺の腕を、離したくないと言わんばかりの強さで掴んでいる。

「……すまない。……お前の、目までは……」

 俺の掠れた謝罪。

 すると彼女は、光を失った瞳をゆっくりと俺の方へ向け、その冷たくなった俺の手を、自分の頬にそっと寄せた。

 

「……いいえ。……暗闇の中で、あなたの声が聞こえていました。……その声が、私の新しい光ですから」

 

 遠くで、雅やアキラたちが駆け寄ってくる声がする。

 カロンたちが、奇跡の勝利に歓喜する声がする。

 そのすべてが、遠い海の底の出来事のように霞んでいった。

 俺は、腕の中の少女の温もりを感じながら、深い、深い眠りへと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 




ごめんなさい。ちょっとリアルが忙しくて今以上に投稿が遅くなってしまいそうです……。ごめんなさい!(>_<)どうか気長にお待ちください

今後の展開の方向って………

  • 原作開始前で救済と曇らせを書いてくれや
  • 原作ストーリーに沿った展開で愉しみたい
  • その他(感想待ってます)
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