荘厳な建物の部屋、部屋は広々としており四方には人間の頭蓋と思わしき物が散乱し中には息絶えたばかりと思われる亡骸も幾つか見える。
そんな広間を進む1人の少年、髪は白く瞳は赤く全身豪華な装備で整えている。
「99回目でやっと辿り着いた…………今度こそ終わらせてやる」
そう言った少年は何処からとも無く身の丈以上の大鎌を取り出し迫り来る敵を倒していく。
そのエリアに居る敵を全て倒し終わり先に進む。
「
そう言ってそのエリアを抜けた先は巨大な神殿の様な場所、対角線上には扉がありその扉に近付いて見る。近付いた途端少年を囲む様に光の幕の様な物が展開する。
「いよいよか…………」
| 【ボスの間】 入場条件 1/5 |
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| 【ボスの間】に入場するにはプレイヤーが最低【5人】必要です |
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「………………………………は?」
| ボスの間の扉の前に辿り着いたプレイヤーが【1人】しか確認出来ません |
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| 条件を満たしていない為ここにいるプレイヤーは【5秒後】消滅します |
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そんな表示と共に少年を囲っていた光の幕が次第に縮小していく
「ふ、ふざけろ!!」
少年は脱出を計り大鎌を振り回すが光の幕は壊れる事は無く順調に縮んでいく。
| 5 |
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「こんなの聞いてないぞ!!」
叫びながら大鎌を振り回すがやはり破壊される事は無い。
| 4 |
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「嘘だろ…………嘘だって言ってくれよ」
絶望した様に光の幕にもたれ掛かる。
| 3 |
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次第に体が消え始め少年は誰も居ない扉を睨みつける。
| 2 |
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「……………………覚えてろ」
| 1 |
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意識が光りに包まれ全てが無に帰る。
| 貴方は死にました |
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| 逆行のルーンの発動条件を満たしました |
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| 逆行ポイントは【第1ラウンド】開始前です |
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| 逆行のルーン仕様回数100/100 |
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| 残りの仕様回数が0になりました 刻まれたルーンが消滅します |
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| 100回目の逆行を開始します |
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少年の意識が戻るとそこは見慣れた廃教会だった。
(また、還ってきた)
「あ、起きたかいベル君?」
懐かしくも見飽きた景色に辟易しつつも見回しているとそこには己の主神ヘスティアがいた。
「……………………神様」
「全く、無茶しすぎないでくれよ?君が死んだら僕は泣いてしまうかも知れないよ」
「…………はい、気を付けます」
「あれ?」
何時もと雰囲気が違う事に気付いたヘスティアは首を傾げるが気の所為だと思い立ち上がる。
それと同時にオホホホホと気味の悪い品のある笑い声が響き2人は外に出る。
『人間はなんて愚かなのかしら、ああ、驚かせちゃったかしら?誰も彼も品の無い猿みたいな顔しちゃって』
そこには天使の様な装いの1対の翼を持つ女がいた。