第3ラウンド メインクエスト 村の宝を3時間死守せよ 全区域 参加者数 856030200 通過者数 0/214007550 この区域 ESKS45-5 参加者数 4900 通過者数 0/1225 |
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「本当に減ってる…………」
「と言うか待て!!今回の通過者数!!」
「え?1225人!?4分の3も死ぬのか!?」
「天使さん!!今回の通過者数間違ってませんか!?」
『間違ってる?いいえ間違ってないわ、何を驚いているの?最初に説明したでしょ?【毎回半数が生き残れる】と、前回のラウンドではほぼ全員が生き残ったのだから帳尻を合わせないとね?』
天使は気味の悪い高笑いを上げながらそう言う。
『それじゃあ第3ラウンドの説明を始めるわね、この領域には4つの扉があり30分に1度そこからモンスターが現れるわ、計5回の襲撃から村の中心にある宝を守ること。クリアすれば報酬を、出来なければ恐ろしいペナルティーを与えるわ。因みにクエストをクリア出来ても出来なくてもランキングは倒したモンスターの数で決まるの、凄まじい数のモンスターが出てくると思うけど彼らは通常の3分の1位の力しか無いから難なく倒せる筈よ。獲得出来るゴールドと経験値も少ないのだけれど』
天使は説明を終え指を鳴らそうとした時思い出した様に告げる。
『そうだった、ここの区域代表はグラン・ウーティスだったわね、皆気になってると思うけど区域代表が死ねばどうなるか、そして何故ベル・クラネルに効かなかったのか』
その言葉に殆どが頷く。
『まず区域代表の命令権は10回しか使えないの。更に職業に就いているプレイヤーには効果が無いのだけど、今職に就いているプレイヤーはそんなに多くないから気にする事無いわね。次に区域代表がモンスターに殺されれば場合、新たな区域代表は選べないのだけれどプレイヤーに殺された場合、殺したプレイヤーが新たな区域代表になるの命令権を新たに10回分持ってね。説明は以上よ、後10分で扉が開くから頑張って』
天使はそう言うと有無を言わせず消えていった。
「ふ、ふざけんな!!このクソ天使〜!!!!」
グランは消えて行った天使を罵倒し周囲を見回す。そこには自身に武器を向けるプレイヤーが殆どだった。
「やろうってのか!!良いぜやってやるよ!!全員掛かってこい!!」
グランはナイフをインベントリから出す、そこにプレイヤー達を避けながらベルが近付く。
「ベル・クラネル〜!!てめぇもやろうってのか!!」
「別にそんなつもりはないが、提案はある」
「提案?」
「僕の言う事を聞くなら守ってやる」
「……………………何が望みだ?」
「別に、僕の言うタイミングで命令権を使ってほしいだけだ。それ以上は望まない」
「命令権で何させようってんだ?」
「それは言えない」
「………………………………」
「早くしてくれ、ここに居る全員がアンタの返事を待ってる」
グランは暫く考えるがベルが早くしろと急かす。
「その提案」
そこで漸くグランは自らの運命を決める言葉を口にした。