突如空に現れた天使に唖然としている。
「何だアイツ、馬鹿じゃね?」
その中で再起動した人物の中で1人がそう呟く。
『あ?』
その声を聞いた天使は怒気の混じった声でそう言うと突如天使を馬鹿にした人物の頭が文字通り弾けた。その状況に驚いた人達は慌てふためくが天使は無理矢理黙らさ説明を始める。
『良い?今から
天使がそう言うと視界が真っ白に染まり目の前に自分が現れる。
『良い?ここは準備空間よ。転移先で過ごす体をデザイン出来るわ、但し種族の変更は出来ないし一度決めたら変えられないから注意して』
天使のそんな言葉を聞きながらベルも自分をデザインする。と言っても弄る所は無く服装だけが変化し気付くと草原に立たされていた。
『終わったみたいね、説明を続けるわよ。まずは『ステータスウィンドウ』と唱えてみて、頭の中で思い浮かべるだけで良いわ』
(ステータスウィンドウ)
ベルが頭の中で唱えると目の前にベルのステータスが現れる。
| 名前:ベル・クラネル ニックネーム:ベル・クラネル クラス:初心者 職業:無し 〈称号〉 無し 能力値 力+3 知能+3 素早さ+3 運+3 能力値ポイント:0 スキル 共通スキル:無し 専用スキル:無し ルーン 無し 追加機能 ??? レベル10到達時ロック解除 ??? レベル20到達時ロック解除 ??? レベル40到達時ロック解除 ??? レベル60到達時ロック解除 ??? レベル99到達時ロック解除 |
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(また振り出しか…………)
『どう?いかに自分がゴミ以下か分かったでしょう?特に冒険者とか呼ばれてる連中は神の恩恵?なんて馬鹿みたいな物は此方で取り上げておいたから。もし20ラウンドまでクリアしたらこのゲームから解放されるのは勿論のこと願いを叶えてあげるわ』
天使は嫌らしい笑みを浮かべ人間達は浮き足立つ。
『それじゃあ次は『インベントリ』と唱えてみて、贈り物を用意しておいたわ』
(インベントリ)
中に入る【ランダムルーンストーン】と銘打たれたアイテムが入っていた。
『ランダムルーンストーンは使い切りのアイテムよ、レベル1でしか使用出来ず中に入ってる力は完全にランダム、使う時は手に取って『使用』と唱えてね』
(使用)
ベルは唱えるとその力がベルに宿る
| おめでとうございます 逆行のルーンを手に入れました |
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| ルーンが自動で体に宿ります |
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| プレイヤーの精神に同一のルーンの力が残っています |
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| ルーンの使用に失敗しました |
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(まぁ、これがまた使えたら無限にやり直せるしね、ん?これは)
『そのルーンが貴方達の運命を左右すると言っても過言じゃないわ、それじゃあ本格的に始めるわよ』
天使がそう言い指を鳴らす。
| 第1ラウンド 〈クエスト〉 ゴブリン100匹の討伐(各自) 全区画:1801029290 通過者数:0/900514645 【この区画 ESKS 45-5】 参加者数:10286 通過者数:0/5143 |
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そんなウィンドウと同時にプレイヤー達の前にゴブリンが現れる。
『それじゃあ頑張って』
天使がそう言うと次々とゴブリンが現れやがて波のようにゴブリンが押し寄せてくる、プレイヤー達に武器は無くゴブリン達は武器を持ち押し寄せてくる為プレイヤー達はたじろぐ中ベルは1人ゴブリンに歩いて行き先頭にいたゴブリンを蹴り飛ばした。