【プレイヤープレイス】に向かった数日後、ベルはショップを開き目当てのアイテムを買っていた
流浪人の弊衣 種類:鎧 クラス:エピック 防御力:1 効果:移動速度+30%・攻撃速度+30% 耐久値:1000/1000 使用条件:レギュラー以上 説明:ぼろぼろになりろくに機能していない汚い服 しかし利点もある |
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(防御力は文字通りゴミみたいだけど速度を大幅に上げてくれるエピックアイテムが2万Gで手に入るのはおいしいよな。とは言えこれ以降【ショップ】に頼る事は無くなる。【プレプレ】で売られる素材で作ったアイテムの方が性能が良いからだ)
それからベルは【ロキ・ファミリア】から【不死の皮膜】を買える時を持ったが連絡が来ることはなく第6ラウンドを迎える事になった。
ベルは早速買った流浪人の弊衣を着て立ったのは一面砂漠のステージ
「あ、ベル」
声が聞こえ振り返るとそこにはナァーザがおり2人は談笑していると天使が現れる。
『来たわね人間達、1ヶ月ゆっくり休めた?早速第6ラウンドを始めるわよ』
天使は指を鳴らしウィンドウが現れる
第6ラウンド メインクエスト 6時間以内にボスを1体討伐 全区域 参加者数:16120590 通過者数:0/8060295 この区域 C-ESKS007 参加者数:1010人 通過者数:0/505人 |
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「え?ボスを1体倒すだけ?」
「でもボスだろ?強いんだろうなぁ〜」
「ボスなんか1人で倒せるかよ」
クエストを確認したプレイヤー達は口々にそう言うのを天使は嘲笑いながら見る。
『あらあら、不安そうな顔しちゃって。でも安心して、ボスを1人で倒すなんて絶対に出来ないから今回は特別な物を用意したわ。それが【パーティーシステム】パーティーと呼ばれるグループを結成して協力する仕組みよ。パーティーメンバーは5人一組、パーティーメンバーに危害を加える事は出来ないわ』
その言葉にプレイヤー達は幾分か安堵の声を漏らす。
『それと倒したモンスターのゴールドも経験値は誰が倒そうと均等に分配されるわ、但し100m以上離れると適応されないから気をつけて、それとモンスターのアイテムは討伐の貢献度によって決まるわ、討伐に70%貢献したプレイヤーと30%貢献したプレイヤーでは貢献度が獲得出来る確率になるの。貢献度は戦闘だけでなくバフや支援などでも稼げるから安心して。このフィールドには101体のボスを放ってるから505人のプレイヤーが通過出来る筈よ、パーティーは5人が手を重ねて【パーティー結成】と言えば結成されるから、それじゃあ頑張って。参考までにサブクエストは無いから』
天使はそう言うと姿を消しプレイヤーだけが取り残される。
(取り敢えずナァーザさんは決定として後3人か)
「あの、ベル・クラネルさん、良かったら一緒にパーティーを」
「断る」
「え?はい」
(クソ、楽してクリア出来ると思ったのに)
(ハッズ)
(今までは人数合わせで適当に選んできたけど今回は第20ラウンドまで連れていきたいプレイヤーを選ばなきゃならない。後3人、慎重に決めなければ)
ベルは誰を仲間にしようかと考えていると2人の人物が話し掛けてきた。
「…………ベル…………さん?」
「あの…………」
振り返るとそこには【ロキ・ファミリア】の【剣姫】と【
「アンタ達は…………」
「私達と組んでほしい」
アイズの言葉にベルは考える。
(この2人なら戦力的にも地位的にも大丈夫だろうが…………)
ベルは2人を見て悩む。
「リヴェリア・リヨス・アールヴはどうした?」
「なっ!?リヴェリア様を呼び捨てなんて失礼な!!」
「リヴェリアは他のエルフ達と組んだ」
「彼女達にするの?なら後1人だね、ベルどうする?」
何ともカオスな空間の中ベルは誰にするか思考する。
(…………………………………………あの人が居ると良いんだけど)
ベルはそう思い顔を上げ目的の人物を探し始めた。