しかしその後、まいちゃんにも
そんなすれ違いが続き、
家に帰ると、ガレージが空いていてお兄ちゃんが
「ただいま」
「ああ、おかえりうさちゃん。」
お兄ちゃんはエンジンルームから顔を上げ答えた。そして、なにか思い出したように喋りだした。
「そういやぁまいちゃんが女のコ連れ込んでたぜ!」
「はぁ?!どんな
「えっとなぁ....無茶苦茶おしとやかそうな娘じゃ!」
その言葉を聞いて私は思わずハッとした。まさか.....松永さんじゃ...
「ありがとよろしくごめんねサンキュー!」
「今ありがとう2回言わなかったか?!」
そんな言葉も空回りし、玄関のドアを開け、急いで自分の部屋のドアに耳を当てる。そこに居たのは...
「ザクと言えばザクIIシュトゥッツァーだろうが!!」
「シンマツナガ専用ザクIIよ!」
「エゥーゴのZeon Aliveを否定するな!シン・マツナガなんて
「あァ?雑兵だとォ?ザクIIシュトゥッツァーはちゃっかり撃墜されてるじゃないの!シン・マツナガは最後まで撃墜されなかったのよ!」
「なんこれブレイキングダウンか何かか?私の部屋はいつの間にリングになった?
なんでガンダムファイトしてんの?!」
思わず自室の扉をバーンと力強く開けてしまった...!
驚いたのか、二人ともこちらを向いて固まっている。そして、徐々に顔が茹でだこのように赤くなった。
「ご、ごめん...僕ちょっと....」
「すみません松原さん...お邪魔してます...」
「おじゃまされてますぅ。というかあんたらガンダムで喧嘩しすぎ!ザクなんてどうでもいいでしょ!」
《b》「「どうでもよくねぇよ!!!!!!!!!」《」/b》
台パンしながらハモる二人。喧嘩するほど仲が良いと言うし、結構相性いいのでは?
「よくないわ松原さん!私はジョニー・ライデン専用ザクとシンマツナガ専用ザク、ザク強行偵察型とザク・デザートタイプ、ザクキャノンにザクフリッパー、マインレイヤー、マリンタイプ、トレーナーをこの世界でこよなく愛しているのよ!」
「黙れジオニズム女!ねぇうさぎちゃん!シュトゥッツァーもエピデンドルムもアイリスもヴァナルガンドもザクIII強行偵察型もジオンマーズ仕様もチェスター艦隊所属仕様もいいよね!ね!」
「黙れアースノイド女!エピデンドルムもアイリスもヴァナルガンドも全部ハイザックじゃないの!ハイザックはザクと数えないわよタコスケ!」
「ハイ
眼から稲妻が出そうな程睨み合う2人。
「まぁまぁ、二人とも仲良くしてよ!」
私は通学バッグを床に下ろし、へろへろとへたり込む。それを見て二人は、少し慌てる様子を見せた。
というか何処で知り合ったんだろう。なんで
「ねぇ、なんで私の家にいるの?というか接点あったの?まいちゃんと」
するとまいちゃんが口を開き、
「私が図書館に行ったらガンダム関連の作品が全部貸し出しされてて、誰がこんなにと司書に聞いたら『転校生が持っていったよ』だって言ってさ、探し出したらこいつに行き着いた。」
少し不服そうに話す。
その話が終わると、おしとやかな口調で松永さんが喋りだした。
「それでね、帰りにこの子と会って、ガンダムの話で意気投合したの。それでどの作品が好きなのって聞いたら『
少し申し訳なさそうに喋る。
するとまいちゃんが口を開け、
「それでね!こいつ口にしたのよそれを!じゃああんたは?って聞いたら
ほぼ同じ様なことを述べる。
「それで喧嘩したってわけか。」
こいつらマジで仲良くしないな....。
(そうだ。これで仲良くなれるかもしれない。)
私は、急いでスマホを開き、
そしてすぐさま購入を済まし、画面を2人に見せる。
「仲良くなる計画その1。明後日、
2人とも驚いているようだが、それ以前に嬉しさがにじみ出ている。
購入したのは『HGUC 1/144 ゾゴック(ジャブロー攻略戦仕様)』と『HGUC 1/144 ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]』。
総額、約一万円....!!!
次回は2つ組みます。
前編後編でわかれるので願い致す。