魔法科高校の劣等生~4の名を持つエレメント~ 作:ウンニーニョ
プロローグ
某県、四葉第7研究所…
「おい、本当にこんな勝手な研究してよかったのか? 真夜様にばれたら消されるぞ」
「くくく、そんなことはどうでもいい。この俺の手で最高の生物兵器さえ生み出せさえすれば」
そう言って男は助手らしき男の手を振りほどく
「実験体はどうなっている?」
男は奥にいる女性にたずねる
「Iロット1~14全滅、Aロット13のみ成功、ほかは全滅ですね」
「そうか、ハハハ。ついに成功だ」
男は歓喜の声をあげる
「あら、私に知られてはいけないことってなにかしら?」
そう発せられた女性の声に研究所内の全員が黙る
「まぁ調べはついているのだけど、私と深夜の卵細胞を使って実験なんて許した覚えはないわよ?
それに、私のはもう作られない貴重なものなのだから
でもまぁ許してあげる
成功して私の血を継ぐ子ができたわけだし、苦しまずに殺してあげるわ
…葉山。」
そう言って女性、四葉真夜は右手を上げる
黒い影が動くと研究所の職員の命が消えた
マヤは培養カプセルの中の5歳くらいの少年を愛おしそうに見つめガラスをなでる
「真夜様、研究所の資料によりますと四葉の血を使い、エレメントの実験をしていたみたいです」
「そう、詳しいことは後で聞くわ」
葉山と呼ばれた老人の言葉に真夜はそう返すと、何も言わずに葉山は研究所を出る
この日、四葉真夜の血を継いだ子供が誕生した
Aロッド13番、コードD+ALLE
M<A>YAの遺伝子を使った<13>番目の実験体。闇のエレメントの精子を使い、遺伝子操作により光、火、水、風、雷、土のエレメントの因子の移植
その少年は15まで世間には隠され真夜の元で育てられる
真夜により付けられた名前は朔夜。四葉を隠す苗字は闇藤《闇藤朔夜》
この時から11年、朔夜は国立魔法大学付属第一高等学校、通称《一高》に入学する。
☆★☆
畳に一人の少年が正座で座っている
少年に向かい合うのは妖艶な女性、四葉真夜
「今日から一高に通うのね。 母さん心配だわ」
「大丈夫さ。確かに学校に通うのは初めてだけど、友達も作るし、もっと強くなるよ」
「そうね。がんばりなさい。あとは…そうね、あなたとは従兄妹に当たる兄妹、司波達也と深雪。彼らも入学するわ。2人とも仲良くしなさいね。」
「わかった。あぁっヤバイ遅刻だ。」
そう言って少年、朔夜は慌てて家を出る。
「あらあら。でもまだ時間はあるはずだけど? ねぇ葉山?」
「はい。一時間もございます。」
真夜の言葉に廊下に控えていた。葉山が返事を返した。
☆★☆★
猛ダッシュで学校へ向かった朔夜は校門前で息を切らし、周りを見る。しかし、あきらかに人が少ない。
「あ、あれ?」
そして、校舎の時計を見て気づく。
「み、見間違えたー。」
こうして朔夜の学園生活が始まった
少なめですがいかがでしたでしょうか?
次回も見てね。