魔法科高校の劣等生~4の名を持つエレメント~ 作:ウンニーニョ
遅くなってしまいました。
すみません。
前の話で評価をしていただいたみたいでバーが黄色くなっていたのでテンションがあがってしまいました。
皆さんこれからもよろしくおねがいします。
では、どうぞ
「そう。そんなことが・・・」
達也と深雪はブランシュの一件が終わった後、朔夜と共に四葉邸にきていた
先ほどの一件、炎藤夏深について報告するためである
彼女は朔夜を標的とし、朔夜、達也、深雪の前に現れたがこれはもう四葉の問題だ
当主である真夜に報告しておいたほうがいいだろうということになったのだ
「あの研究者が生き残っていたとして、その子が生まれるのに時間が必要でしょう。治療にも、機材の調達にも」
真夜が朔夜達の話を元にまとめていく
「それだけ強い恨みを持ったのもそのせいかしらね」
「そのせいとは?」
達也が真夜の言葉に質問する。
「予想でしかないのだけれど、その子はあなた達と同じくらいの年齢だったのでしょう?
あの出来事のすぐ後に生まれても朔夜の5つ下。実際それ以上の時間がかかっているでしょうね」
真夜が言ったことは達也達も思っていたことだ。投薬などの方法により体を成長させたのだろうと
「投薬などを使って成長させたのでしょうけどそれだけではただのでかい赤ん坊。だからあの機材をつかったんでしょうね。」
「あの機材?」
今度は朔夜が質問する。真夜が言った機材とは何なのかと
「四葉の昔の研究の中に《学習装置》というものがあるのよ」
朔夜はチラッと達也の方を見る。達也も学習装置について知らないのだろう。聞き入っている
「その実験内容は普通の魔法師に有能な魔法師の記憶を移植すれば有能な魔法師を量産できるのではないかという研究・・・
学習装置はその記憶を移植するための機材。まぁ失敗に終わったのだけれど」
朔夜と達也がうなずく。深雪だけがなぜかと首をかしげる
それを見て真夜はクスリと笑い話し始める
「深雪さんはわかっていないようね。たしかに記憶の移植には成功したの。だけど所詮は普通の魔法師、使えない魔法を使えると洗脳されただけのようなもの。全員が魔法を使えなくなった
使えると思っていた魔法に裏切られた。魔法を失う典型的な理由ね。仮想型デバイスができる何年も前のことだし、そのことに気づかなかったのね。
・・・話を戻しましょうか。
その子を投薬などで成長させた後は学習装置をつかって朔夜を、四葉を恨むように記憶を植えつけたのでしょうね。」
その後は今後について話したが、特にこちらからできる事は何もない
真夜は黒羽家などを動かし探りを入れると言っていたがこれまで四葉の情報網にかからなかった相手だ、難しいだろう
結局、仕掛けてくるのを待つしかないのだろう
☆★☆★
朔夜達が退室した後、部屋の外に待機していた葉山が真夜に声をかける
「申し訳ありません。私があの時______」
「いいのよ葉山さん」
葉山の言葉を真夜がさえぎる。命令のときのように呼び捨てではなく、普段のように呼んで。
「あの時私も死んだと思っていたのだし。
それより、あの事を急がないとね」
真夜はこれからのことについて思いを巡らせた。
☆★☆★
「んんん~~~~」
真由美は今、自宅のベッドにダイブすると、枕に顔を押し付けもだえていた。
「はぁ・・・・・・」
仰向けに寝返ると物思いにふける
(今日は生徒会長としてみんなを誘導しなくちゃいけなかったのに頭に浮かんでくるのは・・・)
浮かんできたのは自分の前で盾となり銃弾を受け止める朔夜君、自分の手を引き走る朔夜君
あの後、ブランシュを沈静化させた後、朔夜君は達也君や十文字君と一緒にブランシュの本拠地に乗り込んで行った
自分も行くと言ったのに生徒会長だから今学園を離れるのはまずいと学園に残った
しかし、生徒を誘導しながらも頭では朔夜君は大丈夫なのかと考えてしまう
すると当然生徒の誘導はおろそかになってしまう・・・
(摩利とハンゾー君がいたから何とかなったものの・・・・・・)
「…好き、なのかな?」
不意に口から出た言葉、それが頭を駆け巡る
「んんん~~~~」
顔を真っ赤にしながらうつ伏せになりまた枕に顔を押し付ける
(でも、無事に帰って来てくれてよかった。)
ブランシュの本拠地から帰ってきたときはホッとした
(でも、少し元気がなかったような・・・
明日は元気だといいな)
そんなことを考えながら、真由美は眠りに落ちていった
あとがき
今回で入学編が終わりです。
次回からの九校戦編もよろしくお願いします。
コメント、評価お待ちしています。