魔法科高校の劣等生~4の名を持つエレメント~   作:ウンニーニョ

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生徒会長

朝、朔夜はキャビネットを降り、欠伸をしながら学校へむけて歩いていた

 

「朔夜君、おはよう」

 

突然そう言って生徒会長、七草真由美が後ろからいきなり朔夜と腕を組んできた

朔夜はさっきまでの眠気も吹っ飛び、真由美を見たままフリーズしてしまう

 

「おはよう、朔夜君。」

 

真由美はもう一度朔夜に微笑みながら挨拶をする

 

「お、おはようございます。生徒会長。

 あ、あの…顔が、近いんですけど…」

 

「真由美でいいわよ。朔夜君。」

 

「いや、生徒会長、顔が…」

 

「真由美」

 

「ま、真由美さん」

 

「よろしい。じゃぁ行きましょう」

 

真由美はそういうと腕は組んだまま、朔夜を引っ張り歩き始める。

 

(おいおい、昨日少しもめた所じゃなかったか?)

 

そんなことを考えつつ、しかし真由美に何もいえないまま、引かれるまま歩いている

周りには登校中の一高生がおり、みんなこちらを見て驚いている

朔夜がため息をついた時、もうひとつ回りの目を集めるようなことを真由美は起こした

 

「達也くーん。深雪さーん」

 

真由美は前のほうに歩いている一行にたいして声をかけた

その一行、達也、美由紀、エリカ、レオ、美月はこちらを振り向くと驚き、何か話している

その間も、真由美は朔夜と組んでいないほうの手で達也達に手を振りながら達也と深雪の名を呼び、近づいていく

 

「達也君おはよう。深雪さんも、おはようございます。

 みなさんも、おはようございます。」

 

真由美は達也には少し砕けた感じで(ぞんざいに)、深雪やほかの面々にはきっちりとと挨拶した

 

「おはようございます。会長」

 

達也に続き、深雪達も挨拶する

エリカやレオ達が引き気味なのはしかたないだろう

 

「お二人はそういう関係だったのですか?」

 

達也が真由美に向けて質問する

 

「いいえ、さっきそこであったのよ。私は基本一人で登校するから。」

 

達也、いや、他の面々も思っただろう。 そこであっただけで腕を組んで登校などするだろうか?

 

「深雪さんと少しお話したいこともあるし、ご一緒してもよろしいかしら?」

 

こうして真由美、朔夜、達也、深雪、エリカ、レオ、美月という奇妙なメンバーでの登校が始まった

話の内容はというとお昼のお誘いだった

生徒会のことで深雪とゆっくり話したいのでお昼ごはんでも一緒に食べましょうとのことだ

昨日の昼食時、揉めたことから深雪は生徒会室で達也とゆっくり食べられるということに深雪は目を輝かせ、達也がそれに答え、お昼を一緒することになった

エリカ達は丁重に断っていたが、朔夜は腕を組みながら朔夜君は来てくれますか? と見上げてくる真由美にため息をつきながら了承した

真由美は「よかった。朔夜君にも話したいことがあったのよ。」と笑顔で答えた時、ちょうど校門前まで来たので朔夜と組んでいた腕を解き、「それじゃぁ、お昼にね」と笑顔で去っていった

 

 

1年の教室まで向かう途中、朔夜はエリカにからかわれた

 

「よかったわね。生徒会長と腕が組めて。」

「勘弁してくれ。」

 

朔夜は疲れたように返す

 

「確かにあんなに綺麗な方となんて緊張しますよね。」

 

「そんなことより周りからの目線が…」

 

美月の言葉ももっともだが、朔夜はそれよりも周りの目が気になったようだ

そんな話を話しながら教室へと入る。

それから午前中の授業問題なく進み、朔夜、達也、深雪の3人は生徒会室へと向かった

 

☆★☆★

 

真由美は分かれた後、朔夜達から見えなくなるまでスキップで進むと駆け足で生徒会室へと向かう

ドアを閉めると生徒会室には真由美一人

真由美は顔を真っ赤に染め、両手で覆いながらしゃがみこむ。

 

(はずかし~~~~~。 でも、これも勧誘のためよ)

 

ガバッと立ち上がると拳を握る

 

「でも闇藤君と向かい合うと胸がドキドキするのよね…

 …ガンバレ、あたし。」

 

真由美は一人でそうつぶやいた

 

 

 

 

 

 

 




あとがき

真由美がむずかしい

ではまた次回。



では次回
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