魔法科高校の劣等生~4の名を持つエレメント~   作:ウンニーニョ

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まえがき

さて大晦日ということでまず一話。

どうぞ。


勧誘

昼休み

 

今朝、生徒会室での昼食の約束をした朔夜、達也、深雪の3人は生徒会室の前にいた

代表して深雪がインターホンを押す

すると、中から生徒会室のセキュリティが解除され、ロックが外れる

 

「いらっしゃい。遠慮しないで入って。」

 

ドアを開けると正面奥の机からそう声がかけられた

真由美が笑顔で手招きしている

3人は深雪を中心に中に入る。深雪は宮中晩餐会にでも招待されたかのように礼儀作法のお手本のような挨拶をする

隠してはいるが3人は十師族の四葉の血縁者、礼儀作法は仕込まれている

達也と朔夜は気にしてはいないがその様子に真由美は口角をヒクリとさせ、同席していた役員2人は雰囲気に呑まれてしまった

役員ではないが同席している風紀委員長は平静を保っているが、ポーカーフェイスだろう。目が呑まれている

 

「どうぞ掛けて。お話は昼食をとりながらしましょう。」

 

気を持ち直した真由美がそういい、3人は自分たちのために用意された席に着く

 

「お肉とお魚と精進、どれがいいですか?」

 

2年生の小柄な生徒会役員が3人にメニューを聞き、自配機を操作すると席に戻る

話し始めたのは真由美だった

一応、もう一度生徒会役員の紹介を行う

 

会計の市原鈴音、真由美いわくリンちゃん。

 

先ほど自配機を操作していた生徒、書記の中条あずさ、真由美いわくあーちゃん。

 

ここにはいないが副会長、はんぞーくん、真由美は本名をスルーした。

 

そして風紀委員長の渡辺摩利。

 

あだ名で呼ばれた2名は真由美に抗議していたが真由美は聞く耳をもたなかった

紹介が終わったところで自配機のブザーが鳴る

全員に料理が配られる。摩利は手作りのお弁当を持参していた

 

「そろそろ、本題に入りましょうか。」

 

真由美の言葉で本題に入る

内容は深雪の勧誘。はじめに生徒会に与えられている権限、風紀委員の任命権などの説明

続いて毎年、新入生総代を務めた人を生徒会に勧誘し、生徒会長の後継を育成するというシステムの説明

この勧誘中、深雪は自分の代わりに達也を押すが、二科生の生徒会入りは規則で禁止されている。その事実を聞いて深雪は書記として生徒会いりするのだった

話は変わり風紀委員

摩利が今年の生徒会推薦枠が開いている、風紀委員には一科、二科の縛りはないと言い出した。

 

それを聞いて真由美が「名案ね!」と達也を指名した

昨日のいざこざで摩利は達也に目をつけていたのだろう、達也は拒もうとするも、深雪も加わり女子3人に押し切られてしまう

そんな話の中、自分がここにいる必要があるのかと思っていた朔夜に声がかかる

 

「朔夜君、今度はあなたにお話があります。」

 

気を抜いていた朔夜は突然真由美に声を掛けられ「ふぇ」と声を出してしまう

 

「朔夜君、貴方には生徒会の役員にはなってもらえないけれど、私の補佐をしてもらいたいの」

 

その言葉に生徒会室にいた全員が固まる。摩利は口に運ぼうとした卵焼きを落としてしまった

真由美は入学テストの真相を知っているため、このままにしておくのはもったいないと補佐にしようと考えたのだ

それに、昨日の一件、普通はできない魔法式を読み取ることのできる目、彼がいれば今までやむをえなく攻撃し、怪我をさせてしまっていた人を減らせるとも考えたのだ

しかしここにいる面々は達也以外、入学テストのことも朔夜の実力も知らない

 

「真由美、いきなりだがどうして彼を補佐にしようと思ったんだ?」

 

摩利が真由美にたずねた。しかしそこでちょうどチャイムが鳴り、この話は放課後ということになった

朔夜は自分が七草の補佐についていいものか、そんなことを思いながら午後の授業へ向かうのだった

 




あとがき

明日、元旦にもう一話上げます。

やっと戦う…かも
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