魔法科高校の劣等生~4の名を持つエレメント~   作:ウンニーニョ

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まえがき


今回オリジナル。


どうぞ。


四葉

模擬戦があった日の夜

 

達也と深雪は九重八雲が住職を勤める寺にきていた

 

「師匠、この間お願いした件ですが…」

 

「闇藤朔夜、だったね。しかし、調べられたことは何もないんだ」

 

八雲はそう言って細い目をさらに細める

達也は朔夜について調べてもらっていた。 初日に深雪よりもすごい魔法技能だと聞いたときから気にかけていたのである

 

「なにもない…ですか? 師匠がですか?」

 

「そうだね。僕の情報網を使っても不思議なほどに何も出なかった。ここからは踏み込むなと警告されているように何も…

苗字の闇の字からエレメントの家系とも取れるがエレメントは現存するのは火、水、雷、風、土、光。

闇の家系は一世代目で途絶えている」

 

「そうですか…師匠にも調べられないとなると…」

 

達也は朔夜に対しての警戒レベルを上げた

 

「そうだね。 警戒していたほうがいいね。」

 

八雲も同意見のようだ

2人のやり取りに、深雪は朔夜がそんなに警戒すべき人物なのかと目をパチクリさせていた

 

☆★☆★

 

翌日、達也と深雪は四葉家に呼ばれていた

今は四葉家当主、真夜と向かい合っている

 

「深雪さん、達也君。入学おめでとう。」

 

「ありがとうございます。それで、今日呼ばれたのはどのような用件でしょうか?」

 

達也は挨拶もそこそこに本題をたずねる

真夜は妖艶な笑みを浮かべると、話し出す

 

「今日、ここに呼んだのはある人物の紹介と、達也君への命令のためね。」

 

「命令ですか?」

 

「ええ。その前に紹介したほうがいいわね。入りなさい」

 

真夜が呼ぶと部屋の襖が開く。 そこには達也と深雪、2人が知る人物が立っていた

その人物は真夜の横まで来ると隣に正座し、2人にニコリと微笑みかける

達也はと深雪は固まった。どうなっているのかわからなかった

 

「知っているわよね。闇藤朔夜。」

 

「…はい。同級生ですし、ここ最近は一緒にすごしていました」

 

達也が答えると真夜はニコリと笑う

 

「そして、九重八雲に頼んで調べてもらった」

 

真夜の言葉に達也はポーカーフェイスを保つが、深雪は不安で顔を曇らせる

 

「いいのよ。深雪さんを守るためだもの。次期当主候補の深雪さんの護衛。それがガーディアンである貴方の使命。

だけどそのせいで警戒して朔夜に危害を加えられたらどうしようもないもの。

達也君、深雪さん、この子は私の実の子であり、深雪さんと同じ次期当主候補の1人よ」

 

真夜のこの言葉に驚愕のあまり達也のポーカーフェイスも崩れ、目を見開いた

真夜は12の時に誘拐され、その時に生殖機能をなくしているからだ

 

「2人が驚くのもわかるわ。確かに私は子を生せない体よ。だけど誘拐されたあの時、私の卵子は誘拐されたグループに採取されていたの。四葉のサンプルとして…

私が助けられたときにグループは全員殺されたけど、その時に四葉の研究者の1人がそれを手に入れていたらしいのよ

それを隠して、四葉に内緒で実験をしていた研究者がいたのよ。それを制裁したときに完成していたのがこの子。それから、この子が5歳のときから私の子として私が育てているわ。実際、血が繋がっているのだし…」

 

真夜の話は2人にとって衝撃だった。深雪にいたっては口が開いてしまっている

真夜は続ける。

 

「2人にとっては従兄妹なのだし、仲良くしてあげてね。…それで達也君への命令なのだけど、四葉のガーディアンとして、朔夜のことも守って頂戴ね」

 

「しかし、自分は深雪の…」

 

「もちろん深雪さんの護衛は続けて頂戴ね。 それと同時に朔夜のガーディアンも引き受けてちょうだい。四葉同士で争うのも馬鹿らしいでしょう?」

 

達也は深雪の護衛のことを言おうとするが真夜に先に言われてしまう

 

「そういうことでしたら」

 

達也は、その命令を受けることで、深雪への攻撃の心配が減るのならと引き受ける

 

「ありがとう、達也君。朔夜は十分強いのだけれど、母親としては心配でしょう?よろしく頼むわね。

…あら? もうこんな時間。私はこれから用事があるのよ。失礼させてもらうわ」

 

真夜はそういうと出て行ってしまった

真夜が出て行くと、達也が、深雪が、苦笑しながら朔夜に話しかける

 

「朔夜、そういうことなら早く言ってくれればいいじゃないか」

 

「ほんとうです。でも私達が従兄妹だったなんて驚きですね」

 

「すまない。言っていいものかわからなくて。改めて、よろしく」

 

3人は笑いながら握手をした

 

 




あとがき



私、気づいてしまいました。

…朔夜、セリフが少ない。


……次回からがんばろ。

ではまた次回
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