ラマニアンホロウにて
「そう……けれど儀式に支障はないわ。例え彼を失っても既に物質はホロウに移されているし、人員も撤退した、計画通りに進めなさい」
「はっ」
讃頌会の幹部であるサラは儀式のひとつを完全に阻止されてしまったという連絡を受けた。
「ギーツ…!!また邪魔を…!」
何とか冷静さを保とうとする彼女だが、少し怒りを露わにしていた。
元々ヤヌス区で起きた事件で彼女も関わりがあった。
しかしそれら全ての陰謀もギーツに何度も阻まれてしまった事で正気を保てずにいなかった。
「まぁいいわ。儀式の準備はもうすぐ終わる。始まれば如何にギーツと言えど儀式は止めることが出来ない」
彼女含む讃頌会はギーツが神だと認めていない。「始まりの主」こそ本物の神だと崇めている。
そんな時…
「さ、サラ様!ご報告です!」
部下の1人が息切れをしながらやってきた。
「なにかあったの?」
「そ、それが…A区にて儀式を行う場にてギーツが現れ、襲撃を受けました!」
予想より早すぎる。
「くっ」と歯を軋ませながらサラは
「どこまでも邪魔を…!すぐに各地区へ状況報告し、物資を移動させなさい!」
「はっ!」
こうも計画を狂わせるなんて冗談じゃないと無意識に爪をかじろうとした時、また別の信者がやってきた。
「ほ、報告!」
「今度はなにかしら…?」
「儀式を行う各地区から連絡が入りました!ギーツの襲撃を受けているとの事!!」
「は?」
何を言っているのか分からなかった…先程、ギーツの襲撃を受けていると報告したのに今度は各地区?
「何言ってるの?先程、ギーツがA地区を襲撃したと報告を受けたわ…!」
「そ、それが……!」
また別の信者が複数の無線機を持ってきて、通信が入る
『こ、こちら!B地区!ギーツの砲撃を受けていますッ!!お、応援を……ぎゃああああぁぁーーッ!!』
『こちらC地区!ギーツが隕石を落としてきました!だ、誰か…助け、うわぁぁぁあーー!!』
『D地区です!ギーツがミアズマのタンクを次々と破壊しています!あ、あれはまるで…破壊の神、う、うわぁぁぁあーーーッ!?』
『い、E地区です!あ、赤いギーツが襲撃し、物質が破壊されました!儀式は不可…ぎゃああああああああ ーーーッ!!』
各自、儀式を行なう場所から断末魔が聞こえたサラは正気を保てなくなり始めた。
「ギーツは1人の筈…!一体何が起きているというのッッ!?」
◆
讃頌会のメンバーであるロアを作業員達に任せた貴方は彼の思考を読み取りこれから起こる出来事を阻止するべくある行動に出た。
ビルドレイズバックルをギーツバスターQB9のスロットに装填し、バックルを操作しトリガーを引くと
振るうと貴方が1人から5人に増えた。
4コマ忍法刀の能力により分身した各々はそれぞれ違うバックルをセットする。
──変身ッ!
ギーツIX以外の貴方の分身はそれぞれ違ったフォームへ変身した。
創世の力も備わっている為、性能も上がっている。
──さぁ、ここからが…ハイライトだ!
5人のギーツはそれぞれ儀式の準備が行なう場所へと各々散開していった。
◆
B地区にて
「ぎ、ギーツだ…!奴が来たぞ!」
「どういう事だ!?こちらの情報が漏れていると言うのか!?」
レイジングフォームに変身した貴方は剣型の拡張武装「レイジングソード」で礼賛者達を斬り倒してい来ながら物質を全て破壊していく。
「くっ!…これ以上邪魔をさせるなっ!」
讃頌会の連中は次々に増援を呼ぶが、レイジングソードの「リアクトメーター」が一定に達し、「コマンドキャノンバックル」が解放されると
「コマンドキャノンバックル」をレイジングフォームにデュアルオンされ、全身に銀色のゴツいアーマーが新たに装備され、「コマンドフォーム・キャノンモード」へと移行した。
「速やかに物質を移動させろ!」
「全ての地区がバレたら終わりだ!」
礼賛者達を下がらせ、火を帯びる先導者達が貴方の前に立ち塞がった。
先導者達は手に持つ棍棒のような杖で襲いかかってきたが、貴方は両肩の大砲「トロンキャノン」で砲撃した。
「ぐおぉ!?」
「うぐっ!?」
トロンキャノンから放つ複数の砲弾が先導者に命中し、怯ませると隙をついて貴方はレイジングソードで斬りかかっていく。
「ぐっ!?」
「ゴッ!?」
距離を取り、トロンキャノンからホーミング弾を放ち、怯ませてレイジングソードの刀身を先導者に擦りつけ切りかかる
「くっ!…おのれギーツゥ!!」
先導者の1人が貴方に向かって走ってきて棍棒杖を振り回し、レイジングソードでガードすると両肩のトロンキャノンが至近距離砲撃し、先導者が吹っ飛ばされる
「ぐわぁぁッ!?」
貴方はトロンキャノンによる砲撃を続け、先導者達をダメージを与えていき、キャノンバックルのボタンを押してエネルギーをチャージし、その間に対象をロックオンした後、レバー操作すると
「「ぐわああああぁぁぁーーーーっ!?」」
トロンキャノンの砲口に水色のエネルギーを集中させ、発射時には腰からウインガンカーが伸縮してアンカーとなり、発射の際の反動を軽減し強烈な砲撃が先導者達を巻き込み撃破した。
「やられた…!?」
「に、逃げろぉ!!」
砲撃を終えた貴方はすぐにバックル操作し「リボルブオン」を行ない「コマンドフォーム・ジェットモード」へ変形する。
宙を飛んだ貴方は風を切るような速度で逃げていく信者達とミアズマが積まれている物資をレイジングソードで斬り倒していく。
「お、おい!誰か応援を…ぎゃああああ!?」
「何故情報が漏れて…ッ!?」
「くそぉ!…ギーツめ…うわぁぁぁあ!?」
その光景はまさに空襲攻撃と言っても過言ではなく、貴方はリボルブオンを繰り返し、儀式を行なう場所が火の海とかした。
──打ち上げと行くか
空中に浮きながらリボルブオンし、「キャノンモード」へ移行する
── 城ってのは外側からも崩せる。武器次第でな。
トロンキャノンの砲口に水色のエネルギーを集中し、強烈なレーザーを放って地上にいる全ての敵を焼き払った。
「砲撃を受けています…!?だ、誰か応援を…うわぁぁぁあーーーッ!?」
「ああぁぁぁ…!主よご加護を!」
「こ、これは…悪い夢なんだ……ははは」
儀式に必要な物質は全て破壊され信仰者達は「考えるのをやめた」ような表情で砲撃の雨に浴び断末魔をあげていった。
讃頌会が行おうとしていたB地区はギーツの砲撃によって壊滅。
勿論、他の地区でも同じような事が起こっていた。
C地区にて──
「な、なんだあれは!?」
「ギーツの姿が変わって…!?」
ブーストマークⅡに変身した貴方はリボルブオンし、ビーストモードへ変形すると信者達をなぎ倒していった。
「くっ、何としてもここで食い止めろ!」
先導者と礼賛者が阻止しようとするが、ビーストモードの貴方を止める事は出来ず、ミアズマが貯蔵されているタンクを破壊していく。
「ダメだ!止まらない!」
「こうなれば、あれを出せ!」
ここの地区を纏めているリーダー格が指示を出すとコンテナの中からカブトムシのようなエーテリアス「ミアズマラヴェンジャー・アヴァルス」が出てきた。
「グオオオォォォーーッ!!」
アヴァルスはボールの様な身体を活かし、ボーリングのように転がり突進してきたが、
ビーストモードの貴方は尻尾の「バーミリオンエグゾーストテール」でタイミングを見て攻撃を繰り出すとアヴァルスに命中し、
「グガアァァァーーーッ!?」
「バーミリオンエグゾーストテール」から噴出される強烈な炎に包み込まれ、消滅した。
「アヴァルスがやられたぁ!?」
「も、もう無理だ…うわぁぁぁあ!!」
貴方の襲撃によって讃頌会が運んでいた物質は全て破壊され儀式ができなくなってしまった。
信者達は尻尾を巻いて逃げていくが、リボルブオンした貴方はブーストマークⅡバックルのブーストスロットルマークⅡを1回捻ると
手部拡張装備のバーミリオンパンチャーを象った拳状のエネルギー弾を4つ展開した後、バーミリオンパンチャーのマフラー部から超高密度エネルギーを炎の如く噴き出しながら炎を纏い、超加速してパンチを逃げていく信者達に叩き込んだ。
「「「ぎゃあああああああああーーーッ!?」」」
貴方から放つブーストストライクによりC地区にいた信者達は全滅し制圧されてしまった。
D地区では──
「ぎゃあぁぁぁぁーーーッッッ!?」
「そ、そんな…先導者達がたった一撃で」
レーザーブーストに変身した貴方はベクトル操作能力により、地面から複数の巨大な岩を浮かせ周りにいる全ての信者達に向けて放った。
「い、岩が飛んでくるぞぉぉーーー!?」
「ま、まるで隕石だ……うわぁぁぁあーー!?」
岩石の砲弾に巻き込まれた信者達だが、
「「「グウオォォォォーーーッ!!!」」」
C地区にも現れたアヴァルスが今度は三体、貴方の前に立ちはだかる。
ブーストマークⅡレイズバックルのブーストスロットルマークⅡを2回以上捻り、貴方は再度捻る
「「「グオォォォ…!?」」」
凄まじい速さで駆け巡り、アヴァルス三体同時にダメージを与えていき、灼熱のパンチを打ち込むとアヴァルス達は爆散していった。
「そ、そんな…アヴァルスまで…!」
「も、もう駄目だ…!お終いだ…!」
「あ、…悪夢だ……」
信者達は勝てない事を悟り、逃げても無駄だと思い知られてしまい、地面に膝を着き戦意喪失してしまった。
しかしそれでもまだ立ち向かう者も多くそれに対して貴方はレーザーレイズライザーの「クロスオルタネーター」を1回操作し、インプットリガーを引く
空中に飛ぶと4人の分身が形成されると共に連続で飛び蹴りを放った。
「「「うわぁぁぁあーーーッ!?」」」
貴方が立ち向かう者には容赦ない一撃「レーザーブーストビクトリー」を繰り出し、信者達は全滅していった。
E地区は──
最早、語る必要はなくなっていく状況だった。ブーストマークⅢに変身した貴方は既に制圧が完了していた
何せ貴方が変身した形態は今までのスペックとは桁違いの性能を誇るフォームであり、本来なら暴走してしまうデメリットではあるが、貴方は神様である為、暴走する事なく自分の意思で操ることができるのだ
「「アァァァアアァァーーーッ!?」
制圧はしたものの、「ミアズミック・ドッペルゲンガー・深淵の断罪者」「ミアズミック・ドッペルゲンガー・ジェーン」というミアズマの力を持った電離体エーテリアスが貴方に襲いかかったが、周囲の空間を破壊する力を操り、とあるエージェントを模倣したドッペルゲンガー2体を瞬時に消滅させてしまった。
◆
各地区が襲撃を受け、全滅したと報告を受けたサラは
「……………」プルプル
「あ、あの…サラ様…?」
「ギイイィィィィーーーツツーーー!!!」
流石に我慢できなかったか、今まで溜まっていた怒りが爆発し、彼女の断末魔だけがホロウで響いた。
なお、襲撃はあっても儀式は成功したが、結局は雲嶽山とプロキシ兄妹の活躍によって阻まれてしまい、儀玄と儀降の圧倒的なコンビネーションでメヴォラク司祭を難なく撃破したのである。
今作のボス
ミアズマの司祭(弱体化)
ギーツの妨害によって始まりの主の恩恵が余り得られなかった。よって雲嶽山の姉妹のコンビネーションに負ける