また評価してくださった方が増えましたのでここでお礼の言葉を述べさせていただきます
☆10の評価をしてくださった
ティモリア様
☆9の評価をしてくださった
イマジンタロス様 ゼロact様 アンテが好きなAU民様
☆4の評価をしてくださった
でんでん虫カルゴ様
ありがとうございます!今後とも「世界は貴方の思い通り」を楽しみにお待ちいただければなと思っております。
あの日の事は未だに覚えているのだわ。ポーセルメックスの研究所を見学し終えた時、私はセイラープーのヘアピンを無くしてしまい、泣きじゃくっていてパパは笑顔でこう話した。
『お前のお気に入りのヘアピンを、なくしたままにはできないだろう。
ちょうどパパもな、研究所の先生たちに難しいことを聞きたかったんだ。
アリスはおじいちゃんと先に帰ってくれ、パパはヘアピンを見つけたらすぐに帰る。』
『ありがとうパパ!約束なのだわ!セイラープーが見つからなかったら、帰ってきちゃ駄目なのだわ!』
『はっはっは…仰せのとおりに、お姫様。
この騎士ライオネルが、きっとあなたの失われた宝を取り戻してみせましょう。』
パパはそう約束して私は先に御祖父様と一緒に帰ったのだわ。
家でどれだけ待っていてもパパは帰ってこなかった。
もしかしてパパの身に何かあったのではと思うと私は泣きそうになったのだわ。アーノルドは私を心配するように肩に手を置くと
「お嬢様…あれは」
「ふぇ?」
家の庭に誰か此方に歩いてきているのが見えた。ひとりは狐のような人でもうひとりはパパだった。
安堵したけどそれよりもパパは傷だらけで。いてもたってもいられず私とアーノルドは外へ出ていき、
「パパぁッ!!」
「ッ!…アリス!」
私はパパが重傷だったのにも関わらず、抱きついてしまった。
「パパぁ…心配したのだわ…ッ!」
「アリス…すまない。お前の探していたヘアピンは見つける事は出来なかった…!」
「謝らないでパパ…!私はパパが無事だっただけで良かったのだわ…!」
「すまない…!心配をかけたな…ッ!」
私もパパも泣きながら抱きしめていた。そんな中、アーノルドはパパに彼の事を質問した。
「旦那様…こちらの方は?」
「あぁ…紹介が遅れたな。彼は仮面ライダーギーツ。私を助けてくれてここまで運んでくれたんだ」
「なんと…!あの旧都陥落で活躍したとされる英雄ですか…」
その時、私もびっくりしたのだわ。ギーツの事はニュースでしか聞かなかったけどこんなにも美しいシンメトリーな姿をしているだなんて……
──大丈夫そうだし、そろそろ行くよ
「ま、待って欲しいのだわ…!」
帰る前にどうしてもお礼だけは言わねばと彼を止めた。
「ありがとうなのだわ!パパを助けてくれて…!タイムフィールド家の者として感謝を言わせて欲しいのだわ!」
「私からも感謝を申し上げます!ライオネル様の命を救って頂きありがとうございます!」
「改めて私からも礼を言わせてください!ありがとうございます!貴方のお陰で無事に家に帰ってこれました!」
頭を下げると彼はこう言った。
──幸せになれよ
右手を狐のフィンガーポーズを見せながら去っていった。彼の姿がとても魅力的で何よりあんな素晴らしいシンメトリーは未だに忘れられないのだわ
◆
晩餐会が終わり夜に寝静まった頃、私は怖いものを見てしまったのだわ。
「きゃぁぁぁぁぁぁああーーーッ!?お、オバケ!オバケが出たのだわッ!」
私はホテルから出て即座に適当観へ向かった時、余りにも怖すぎて目を瞑りながら走っていると私は誰かとぶつかった。
「きゃあッ!?」
──おっと…大丈夫?
地面に腰をつけてしまった私に手を差し伸べてくれたのは1人の男性、見た目は20代っぽい人だったのだわ
「ご、ごめんなさい…そのお怪我は」
──俺は大丈夫。それより君の方が大丈夫?さっき何かから逃げてきたけど、
「そそそ、そうなのだわ!さっき窓の外に光る物体が見えて…!あれはきっとオバケに違いないのだわ!」
──大丈夫。1回深呼吸しよう。はい吸ってー吐いて…
彼は私を落ち着かせるように深呼吸させてもらうと
「ふぅ~ありがとうなのだわ。だいぶ、落ち着いたのだわ、それで私、今から適当観に向かおうとしてて」
──適当観?あぁ、そうなんだ。だったら俺が案内しようか?
「心配ないのだわ、場所は既に知っているから貴方が手間をかける必要は」
──適当観には友達がいるから、俺から話をすれば君の悩みも解決するかもしれないし
「そ、それは本当かしら?な、なら是非お願いするのだわ!」
──OK、じゃあ適当観まで一緒に行こうか
私は彼の後ろについて行こうとするが、彼の名を知らなかったので自己紹介した。
「紹介が遅れて申し訳ないのだわ。私はアリス・タイムフィールド、ご存知の通りタイムフィールド家の者よ」
──俺は神永 英寿、よろしくね。タイムフィールドさん
これが英寿との出会いだった。
彼は適当観まで一緒に行ってくれて事情を話してくれた。初対面の人なのにここまで親切にしてくれてとても嬉しかったのだわ。
勿論、それだけじゃなく、調査後の時も彼が助けてくれた。
◆
私は柚葉と真斗、プロキシであるリンと一緒に調査へ行き帰還後、私宛の荷物の確認がしたいとポーセルメックスの人が倉庫までご案内してくれるとの事でその人について行ったのだわ。
それが罠だったの分かってたけど…
「荷物の保管場所までは、あとどれほどなのかしら?」
「遠くてすみません。
もうすぐそこですから
かなり大きな荷物でしたので、私共も気が気ではなく――輸送中に、万一のことでもあれば、と…」
アドリブで騙されたフリをして後は柚葉達がやってくれる筈だったけどそれより早く
──はい、そこまで
「なっ!?何処から…ぐえっ!」
「えっ…英寿!?」
なんと英寿が助けに来てくれたのだわ。
コンシェルジュを殴り飛ばすと背中に座って彼の動きを封じた。
そして後からやってきた柚葉達もびっくりしていたのだわ。
「あ、あれ?英寿君!?」
「英寿!?どうしてここに!?」
──タイムフィールドさんが危なそうだったからついてきちゃった。
私達の作戦がパァになってしまったけど、結果はオーライ。
だけど…彼がポーセルメックスの人を殴った姿を見て私はある違和感を覚えてしまった。
その違和感がなんなのか分からなかったけど、ミアズマ・フィーンドとの戦いでそれがはっきり分かったの
◆
彼が仮面ライダーギーツ。
父を助けてくれた命の恩人、目の前で変身した時は驚いたけど私はまた会えたのが嬉しくてつい、泣いてしまった。
私と柚葉は嬉しくて抱きつきながら改めてお礼を言うと彼は
──俺の方こそありがとう。2人が元気に生きててくれて嬉しいよ
笑顔でそう返してくれた。父を助けた時から魅力を感じてしまったのがきっかけかもしれない、正体を知る前は親切にしてくれた彼の事も好きになりそうだったけど同一人物でとても良かったのだわ。
けど、まさか柚葉も英寿の事が好きだったなんて
◆
私は柚葉と英寿の3人で買い物している途中に真斗にまた稽古をつけてほしいと英寿に頼み、こうして彼との模擬戦を見ているのだわ。
楽しく模擬戦を眺めている中、私は隣にいる柚葉にお礼を言った。
「柚葉、改めてお礼を言わせて欲しいのだわ。貴方が英寿に父を助けるよう頼んでくれたお陰で今でも父は元気にリハビリを頑張っているのだわ」
「お礼を言うのはこっちの方だよ。アリスのパパが私を研究所から連れ出してくれなかったらこうして皆とも出会うことはなかった。もし、お父さんに会えそうなら会わせてくれる?」
「是非、その時は歓迎するのだわ!パパも柚葉に会いたがっていたのだわ!」
「そっかァ…それじゃあ何か差し入れ用意しておかなきゃね」
「いい、言っておくけどイタズラは出来ればやめて欲しいのだわ…」
「しないよ~♪流石に命の恩人だもん」
悪魔のような微笑みをしている……絶対に何かしようと企んでいるのだわ
「だけどアリス、私負けないよ」
「え?」
柚葉は立ち上がると
「いくらアリスと言えど英寿君だけは渡さない…」
「ッ!それは此方も同じなのだわ!恋敵の貴方だけには絶対負けないのだわ!」
私も立ち上がり、英寿だけは渡さないと宣言する。最近、父にも「英寿君とは上手くやってるか、パパはいつでも婿入り大歓迎だ」といじられているけど
「「英寿/君を手に入れるのは…私よ!/私なのだわ!」」
タイムフィールド家の者として未来の旦那様…英寿を手に入れる為にも私と柚葉は密かな激戦を繰り広げていた。
次回から第三章に入ります!
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