世界は貴方の思い通り   作:ゲーム最高

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休日出勤と選挙もあってか全然投稿できませんでした。

お気に入り登録が増えていてとてもうれしいです。
また評価してくださった方が増えましたのでお礼の言葉を述べさせていただきます
☆10の評価してくださった
士剣は最高(当社比)様

ありがとうございます。今後とも「世界は貴方の思い通り」を楽しみにしていただければと思っております。


狐を敬愛する兵士達

鬼火隊長、オルペウス、11号とリンが先に進むと他のオボルス小隊のメンバーと合流することができた。

 

「あっ、お~い!」

 

キックボードに乗った薄着で小柄な体格をしたミント色の髪の毛が特徴的な女性がこちらに手を振りながらやってくる。

 

「えっと…シードだよね。この間、ポーセルメックスの事件で一回会ったと思うんだけど」

 

「そうだよ~。こうして話すのは初めてだよね~」

 

フランクな態度でリンに話すシード。すると彼女の後ろに巨大なロボットが歩いてきた。

 

 

『初めましてプロキシ君。俺はビッグ・シードだ』

 

「び、ビッグ・シード?」

 

名前がさっきの子と被っているのではと思うリンであったが、

 

『紛らわしくて申し訳ない。本来この子はフローラと呼ぶんだが、コードネームの方が気に入っているようだ』

 

「い、いや大丈夫だよ…名前が同じであってもちゃんと区別は付くから」

 

『ありがとう』

 

「えへへ~実は前から君のこと気になってたんだよね。ビッグ・シードも会いたがってたし」

 

「そ、そうなの?」

 

『11号とトリガーから話は聞いている。君はとても信頼できるプロキシだと。鬼火隊長は少し頑固だが、俺やフローラ、他の皆は君を信頼している。安心してくれ俺達がいる限り安全は保証する』

 

「あ、ありがとう…」

 

 

『一言余計だ!デカブツ!

 

 

……それとここに来るまで気になっていたんだが、

 

 

 

さっきから何故、至る所に讃頌会の奴らが縛られているんだ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はパエトーンと合流する前

 

 

「鬼火隊長、ここもよ。至る所に讃頌会の奴らがロープで縛られて生きる気力を失っている様子だわ」

 

「敵はいると言ってもエーテリアスのみでありますね」

 

『どうなっている…?我々より誰かが先に襲撃したのか?』

 

 

作戦開始直後、讃頌会がいるであろう拠点に辿り着くとあちこちで礼賛者や先導者達が拘束されている光景だった。

 

 

 

「襲撃したのなら、多少の荒らされた形跡がある筈だけど…」

 

「全然、目立った所はないであります!」

 

『ともかく、敵がこの有り様なら此方としてはありがたい。一刻も早く合流するぞ』

 

 

 

 

 

 

 

リンside

 

 

 

『やはり、そちらもそうだったか』

 

「ビッグ・シード?そちらもと言うと貴方達の方も?」

 

「うん、敵はエーテリアスだけって感じ~」

 

 

 

話に戻るとどうやら、私達が来る前にここに誰かが来ていたみたい……大体検討はつくけど

 

 

 

「皆さん!」

 

 

私達が話していると向こうから黒いバイザーの狙撃手トリガーがやってきた。

 

 

「トリガー、何か進展はあったの?」

 

「えぇ、喪失している讃頌会の方が独り言で呟いていたのですが……

 

 

ここでギーツの襲撃を受けたそうです」

 

 

『なっ』

 

「え?」

 

『何だと…?』

 

 

私以外の小隊の皆は驚いている

 

あぁ~~、やっぱり絶対そうだと思った。こんな芸当できるの英寿しかいないもん

 

 

 

 

 

 

リンside

 

──防衛軍の人と作戦を組むことになったんだって?

 

 

私は出発前に英寿と会話をしていた。

 

 

「うん、とは言っても私は戦闘向きじゃないし情報収集を担当するから」

 

──情報収集も立派な戦術のひとつだよ。

 

「よく言うよ~、私達より先に情報入手して戦況を自分の思い通りにしてきたのはどこの神様?」

 

──ぐうの音も出ません。

 

 

そんな楽しい会話をして、今回の作戦、讃頌会殲滅を目的としている事を話すと

 

 

「讃頌会の奴らに尋問しても変な事しか言わないから話にならないんだよね」

 

 

そう、彼奴らは訳の分からないこと事を言ってどれだけ痛めつけても話そうとしない。これが中々難しい

 

 

──コツ、教えるよ

 

「え?」

 

──礼賛者や先導者達の口を割らせる方法

 

 

それを聞いた時は驚いた。一体どんな方法があるのかと聞いてみると

 

 

──哀れんであげるんだ

 

「えっ?」

 

──讃頌会にいるメンバーは人生のどん底に落ちた人ばかりだ。だから、宗教に入ってまで辛い人生を送ったんだねとかそんな感じの事言えば勝手に喋ってくれるよ

 

「ほ、本当に?」

 

──やってみればわかる

 

 

 

英寿と話した事を思い出して目の前の状況に戻った。

 

 

 

 

 

『さっさと言え!ギーツ…彼はどこにいる!?』*1

 

「お、鬼火隊長…!落ち着くであります!」

 

「そうよ隊長」

 

 

 

『ねぇねぇ~ギーツはどこに行ったか、教えてくれるかな?』*2

 

『フローラ、浮遊ビットを向けるな』

 

「一旦、落ち着きましょうシード」

 

 

オボルス小隊の皆…主に鬼火隊長とシードがギーツがここに来たって話を聞くと凄い食らいついてる。もしかしてこの人達もギーツと関係があるのかな?

 

 

「奴のせいだ…奴のせいで全ては無茶苦茶になった」

 

「最後の牲祭が始まろうとした時、ギーツが現れた…あの悪魔がいなければこんな事には」

 

 

 

 

『ほう…悪魔だと…?』

 

「へぇ〜?」

 

あ、あれ?なんかまずい雰囲気になってない?鬼火隊長は銃口から高出力レーザーがチャージされ、シードは浮遊ビットの砲口とチャクラムが展開されてるんだけど……

 

 

『貴様ら外道に彼の…

 

ギーツの何がわかると言うんだァァーーー!!*3

 

目標排除~!!*4

 

 

やばい!尋問する所か殺しにかかってる…あっ

 

 

鬼火姉さん…!!!

 

フローラッ!!!

 

 

レーザーが発射される寸前にオルペウスと11号が鬼火隊長を必死に抑え、チャクラムはビッグ・シードが止め、浮遊ビットはトリガーの射撃で止められてしまう。

 

 

何故止める!?オルペウス…ッ!

 

止めないでよッ!ビッグ・シード!!

 

 

あんなに温厚だったシードの表情は豹変した。でも、英寿の悪口を言われたから気持ちは分かる

 

 

「鬼火隊長、シード、今はそんな事している場合では無いわ。彼等に何があったのか状況を聞き拠点へ戻って報告するべきよ」

 

「11号さんの言う通りです。隊長やシードがギーツを敬愛しているのは分かりますが、今情報収集が優先です」

 

 

11号とトリガーが2人を説得している。隊長である鬼火は冷静さを取り戻したがシードは

 

 

何で止めるの!?

だってギーツはボクとビッグ・シードを助けてくれた命の恩人なんだよ!!恩人を悪魔呼ばわりするなんて……流石に許せないな

 

『フローラありがとう。だが、今は感情的になっている場合じゃない。俺達の任務はなんだ…?』

 

「……わかった」

 

 

ビッグ・シードに説得されたシードは漸く武器を下ろし、鬼火隊長は

 

 

『さて、洗いざらい話してもらおうか?讃頌会』

 

「奴さえ…奴さえいなければ…ッ!」

 

「全く、聞いてないであります」

 

『ちっ、ビッグ・シード。こうなったr「私が尋問してみるよ」…何だと?』

 

「クリムゾン・アイズ・ハーミット…貴方尋問ができるの?」

 

「任せて」

 

 

今の彼等には何を言っても聞く耳を持たない。だから、私は英寿に教わった事を信じて尋問を開始する。

 

 

「あんた達って可哀想ね」

 

「何だと…?」

 

「プロキシさん…?」

 

「だって、こんな訳の分からない宗教に入る程、人生追い詰められたって事でしょ?例えば、事業に失敗したりとか借金作ったとか、上司の理不尽な命令に従わr「わ、わかった!…言う!言うから!これ以上俺の過去を明かさないでくれ!」…嘘でしょ」

 

 

『ほほう?やるな』

 

「す、凄いであります!パエトーン殿!」

 

「プロキシ君凄い~!」

 

 

 

本当に話してくれたよ。ありがとう英寿!

*1
本音はギーツに会いたい

*2
ギーツににお礼を言いたい

*3
助けてもらった恩人への侮辱は許さない

*4
以下同文




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