仕事疲れで少ししか書けませんでした(泣)
『それで全部か?』
「あ、あぁ…!」
『なるほど、あのオブスキュラはサクリファイスと呼ばれる実験体が入っていたのか』
「けど、中身はすっからかんよ」
「じ、自分でも驚いたさ!ギーツがサクリファイスを元の人間に戻すなんて……信じられなかった」
讃頌会の人がここで起きた事を洗いざらい話してくれた。
どうやら私達が来る前に英寿がここへやってきて制圧していたらしくオマケにサクリファイスになった人達を戻してたみたい
『しかし、我々がここへ来た意味も無くなったな。ギーツに先を越されてはここにいる意味もない』
「戻って報告しま……ん?」
「どうしたの?トリガー」
トリガー何かを察知し、持っていたスナイパーライフルを構えサイトを覗くと
「あれは…狐?」
─コーン!
突如現れた白い小さな狐が此方に走ってきて私に飛びかかってくる。
「へ?わぁっ!?」
─コンッ!
「か、可愛いであります~♪」
『おいオルペウス!不用意に近づ…って話を聞けぇーー!!』
「ボクも触りた~い!」
オルペウスとシードは私が抱っこする狐を撫で始めると何かに気づいた。
「ん?プロキシ君…この子の首輪に何か付いてるよ」
「え?…あ、本当だ。USBメモリ?もしかしてこれを私達に?」
首輪にはUSBメモリがぶら下がっており、それを取ると白い狐は私から飛び上がるように離れると
─コンッ!
『き、消えた!?』
鳴いてその場から瞬く間に消えた。一体何だったんだろうと思いながらメモリの裏を見てみると付箋が貼ってありそこには
――神様からのプレゼント――
と書かれていた。
『神様からのプレゼント─という事はギーツか』
『フン、本当に何を考えているか分からん奴だ』
「何がともあれ収穫はあったであります!」
英寿からの情報提供に感謝をして私達は拠点に戻っていった。
◆◆◆◆◆
ラマニアンホロウの中、
プロキシの手が届かなかった暗がりの奥で…
「一体どういう事ッ!?」
讃頌会の幹部であるサラは叫んだ。
「司教様は予定より早く儀式の準備を進めていたというのにギーツ…!!」
「そ、それが我々にも分かりません……奴は前触れも無く突然現れ襲撃に遭いました」
防衛軍の動きを察知し、司教が行う儀式の護衛に向かっていた礼賛者達はギーツの手によって壊滅した。
彼女は何もかも思い通りに行かない事に対し怒りを露わにしているが、冷静さを取り戻し
「でも当然、犠牲は避けられない。勝つ事が目的じゃない…時間を稼ぐ事よ。例え護衛が多くやられても司教様が儀式さえ完遂なさればその時点で私達の勝ちも同然よ
──始まりの主が、汝を再創せん。」
「始まりの主よ…我に再創を!」
どれだけ犠牲を払おうと、儀式が成功すれば自分達の勝ちである事を笑みを浮かべていた。
全ては狐につまれている事に気付かず