世界は貴方の思い通り   作:ゲーム最高

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ギーツの主人公感が仮面ライダーカブトの天道総司と似てるんですよね


救いを求める声

暫く瞬光の頭を撫で続けていた貴方は漸く彼女が許しを得られることが出来た。

 

「昨日は英寿(えいじゅ)が買ってきてくれた金木犀ケーキを食べた。……あってる?」

 

──うん、大丈夫そうだね

 

「良かったぁ~ちゃんと覚えられてて」

 

貴方は瞬光と一緒に記憶力テストを行なっていた。何故こんな事をするのかと言うとちゃんとした理由があった。

彼女が青溟剣に選ばれたからである。

 

青溟剣は雲嶽山から伝わる秘宝でエーテリアスを易易と退ける程の絶大な力を発揮するものの代償として使用者の五感と記憶、最終的には命までも奪う諸刃の剣。

 

デメリットが大きすぎるが故、危険と判断され封印したものの、青溟剣は瞬光を剣主として認めてしまい再封印も敵わない状態になってしまった。

 

現在は雲嶽山の双璧と呼ばれる2人が作り出した特殊な剣棺に封じる事でただの剣として制御し、彼女を衛非地区から離れた山場へ修行するようにと争いや実践任務から遠ざけるようにし、万が一抜いてしまった場合の為、貴方が定期的に記憶テストを行うようにしているのだ。

 

──身体はどこも痛まない?

 

「うん!全然へっちゃらよ!英寿(えいじゅ)との模擬戦で青溟剣がどんどん馴染んできてるの!……ただ」

 

──ただ?

 

「模擬戦で英寿(えいじゅ)に勝てないのが悔しいのよぉぉぉぉ!!!!」

 

瞬光は貴方との模擬戦を始めて以来、一回も勝ててない事に対し、凄く悔しがりながら貴方の肩をポカポカと叩いていた。

 

「もうー!英寿(えいじゅ)が強すぎて全然私なんか話にならないじゃない!」

 

──そんな事ないと思うよ。最初、瞬光だって青溟剣を解放するのは躊躇ってたじゃないか

 

「そ、そうだけど……」

 

──自分の意志で青溟剣を解放しただけでも大きな進展だ。そしてその状態で自分と戦えてる。とても凄い事だと思うよ

 

「え?……えへへそうかな?」

 

先程は悔しがっていたのにも関わらず貴方の励ましで彼女は自信が取り戻しつつあり、貴方が安堵していると……

 

 

──痛い

 

 

──苦しい

 

 

──誰か…助けて

 

 

突如、何処からか助けを求める声が聞こえた。

 

英寿(えいじゅ)?どうしたの?」

 

瞬光には声が聞こえておらず、貴方にしか聞こえてなかった。その声は何回もリピートするように何処から発しているのか周囲を見渡す。

声はある一定の場所から聞こえてくる事が分かりその方角へ目を向けると

 

 

──ラマニアンホロウ

 

 

ブラックホールを思わせる巨大なドームに包まれた異空間

救難信号はあそこから聞こえた。

 

すぐさま行かなければと貴方は瞬光に

 

──ちょっと、人助けに行ってくる。瞬光はここで待ってて

 

「一人で?だったら、私も!」

 

 

『駄目よ…貴方じゃまだ足手まとい』

 

自分も一緒にと決めた瞬光だが、突如彼女の姿に変化が起き栗色の髪がいつの間にか光り輝く純白の色に変わっていた。

 

『また会ったわね、英寿(えいじゅ)

 

 

 

──君は白い瞬光。

 

貴方はこの姿を認知していた。この白い瞬光は彼女のもうひとつの人格、青溟剣に選ばれてからこの人格が芽生えるようになったらしい。

 

『この子の事は私に任せて貴方は行きなさい。やるべき事があるんでしょう?』

 

──ありがとう。すぐに戻ってくるからと伝えておいてくれる?

 

『えぇ、伝えておくわ』

 

SET

ブゥウウンッ!!ブゥンッ!

 

そう言うと貴方は懐からバイクのハンドルレバーのアイテム「ブーストレイズバックル」を取り出し、デザイアドライバーにセットしハンドルを捻る。

 

BOOST

BOOSTRIKER

 

ハンドルを捻るとバイクのような乗り物「BOOSTRIKER」が現れ貴方はそれに跨りラマニアンホロウまで走って行った。

 

 

 

 

 

 

 

一方で彼を見送った後、白瞬光は瞬光に話しかける。

 

貴方()も分かってる筈よ。今の自分では足手まといだって事を』

 

「わ、分かってる!でも英寿(えいじゅ)に何かあったら不安で」

 

『問題ないわ。知ってるでしょう?彼が何者か』

 

「も、勿論」

 

『あら?言うのが恥ずかしいみたいね。なら代わりに改めて説明してあげる

 

 

彼は仮面ライダーギーツ。

 

 

 

嘗て旧都陥落で多くの命を助けた救いの神様




まさかまさかの白瞬光が最速登場

次回もお楽しみに!
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