世界は貴方の思い通り   作:ゲーム最高

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今回は別視点です


狐が通った跡

――リンSIDE

 

 

 

 

私達はラマニアンホロウへの足を走らせていた。

 

それはロア先生を探すためである。

最初はポーセルメックスの労災の件で賠償に協議する為に色々と協力してくれたが、突然と姿を消してしまった。

 

「解脳水」と呼ばれるものでTOPS製侵食緩和剤を使うことで侵食症状を抑えることができると言われていた。

しかし、使用者の話によると飲む度に「変な夢を見る」「昔の思い出が蘇る」など副次効果があると同時にミアズマと同じ性質を持つことが判明した。

 

私は「まさかロア先生が私達を騙していた」などと疑念がよぎりつづも急いで治療エリアへ向かうとそこに目にしたものは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「馬鹿な……こんな筈では……」

 

 

「ロア先生…!アンタ俺達を裏切ったのかよ!」

 

「酷い!信じてたのに!」

 

縄で縛られている俯いているロア先生。そして彼に対し暴言を吐き、暴力を振るおうとする人々。その中に作業員のパロの姿もあった。

 

 

「パロ!!」

 

「き、君達は!?良かった!…聞いてくれ俺達はロア先生に騙されてたんだ!

 

やっぱり……当たって欲しくない予想が当たっちゃったよ。

 

「で、では本当だったんですか!?ロア先生が私達を騙していた事は!」

 

福福先輩がそう聞くと

 

「そうなんだ!あの解脳水にはミアズマが含まれてる事が分かって、俺達を助ける所か生贄にしようとしてたんだ!」

 

「許さねぇ…!良くも俺達を騙してくれたなッ!」

「おいやめろって!」

 

ロープで縛られているにも関わらず、容赦なく殴ろうとする人もいれば必死に止める者もいる。

 

すると師匠はふぅと安堵しつつ

 

 

「何がともあれ、皆が無事で良かった。

しかし、どうして解脳水にミアズマが含まれてる事が分かったんだ?」

 

「俺達を助けてくれた人が教えてくれたんだ!」

 

「助けてくれた人?」

 

 

「ギーツだ!ギーツが俺達を助けてくれたんだ!」

 

 

「え?」

 

「ッ!?ギーツが……」

 

私と師匠は驚いた。どうして彼がここに?

 

「おいおい、ギーツって言えば旧都陥落で多くの命を救ったってされる英雄の事か!」

 

「そうさ!俺達はエーテリアスになってしまって最初はもう駄目かと思ったんだ」

 

「ええッ!?エーテリアスになっちゃったんですかぁ!?」

 

「あぁ。意識を失った瞬間、突然鐘の音が聞こえたんだ。するといつの間にか意識が戻って何もかもが治ったんだ!」

 

鐘の音と言うのは一体なんだろう?ギーツが来たことと何か関係があるのかな?

 

 

「で、お師さんこいつをどうする?治安局に引き渡すか?」

 

「そうだな。だが、少し聞きたい事がある。」

 

師匠は縄で縛られているロア先生に何か聞こうとしたが、作業員の一人が貴重な情報を教えてくれた

 

 

「儀玄先生!さっきギーツが教えてくれたんですが、ロア先生は讃頌会の人間で俺達を治療しようとしたのも「始まりの主」への供物にするためらしいです!」

 

「ッ!?」

 

「なんだと!?」

 

「ロア先生が讃頌会の人間!?」

 

私は恐ろしい事実を知ってしまった。

何とロア先生がポーセルメックスと市民の対立を煽って、救いという名の「解脳水」を振る舞っていたということだ。

 

しかしギーツ介入のお陰で何とか事態は防げたと一時的に安心する。

 

「感謝する。お陰で讃頌会の目的が何なのか分かりつつある」

 

「いえいえ!適当観の方々に何度もお世話になりましたからこのくらい当然です!

 

実は…今まで話した事も儀玄先生に伝えるようギーツに頼まれたんです」

 

「彼が?」

 

「はい、彼は去り際に"雲嶽山の人が来たらこの事を伝えて欲しい"と」

 

「なるほどな。

よし、そうと分かればこの事を街にいる人達にも伝えよう」

 

 

 

師匠がそう言うと私達を撤退を開始する。ロープで拘束されたロア先生は藩さんに連れていかれ福福先輩が作業員のに人達を誘導する。

 

私も皆に続くよう歩くと師匠に呼び止められる。

 

「リン、少し皆と距離を置いて話してもいいか?」

 

皆との距離を置いて歩きながら私は師匠と会話する。

 

「どうしたの師匠?」

 

「お前さんさっき、ギーツの名前を聞いて反応しただろ?」

 

「あ、あれ?バレてた?」

 

「声がダダ漏れだ。彼の事を知ってるのか?」

 

「うん……私達がこっちに来る前にヤヌス区で色々な事件があってその度に助けて貰った事があるの」

 

「そうか…」

 

「でも、最初の出会いは旧都陥落。

ヘーリオス研究所から逃げてきた私達兄妹を彼が見つけて助けてくれたの。以来私達にとって彼は命の恩人でいつかお礼が言いたいなって思ってたんだけど……」

 

 

 

 

忘れる事はできない。あの日の事を

 

 

 

――助けを呼ぶ声が聞こえたから化けて出てきてやったぞ

 

 

 

神々しい狐の神様が私達に手を差し伸べてくれた時の事を

 

 

 

「そうか……実は私も以前彼に救われた事があった」

 

「えっ!?師匠も!」

 

「あぁ、だがその話はまた後でにしよう。

今は戻って皆や姉様に報告だ」

 

「そうだね!」

 

私達は急いで街へと戻っていった




シーズン2の一章やりましたが、余りにも鬱展開過ぎてヤバかったです。
次回はリン達が来るまでの間何が起きたのかの話になります。

ギーツの各フォームで好きな形態はどれか?

  • コマンドフォーム
  • ブーストマークⅡ
  • レーザーブースト
  • ブーストマークⅢ
  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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